JPH04166368A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH04166368A
JPH04166368A JP29092590A JP29092590A JPH04166368A JP H04166368 A JPH04166368 A JP H04166368A JP 29092590 A JP29092590 A JP 29092590A JP 29092590 A JP29092590 A JP 29092590A JP H04166368 A JPH04166368 A JP H04166368A
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JP
Japan
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recording
sheet
recording sheet
conveyance
roller
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Pending
Application number
JP29092590A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Hayashi
敏行 林
Shigeji Kurita
茂治 栗田
Masahiro Funakoshi
雅浩 船越
Toshiyuki Takano
敏行 高野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は搬送する記録シートのカールを矯正すると共に
、記録終了後に逆送した記録シートのたるみを除去する
ことを可能とした記録装置に関する。
〈従来の技術〉 従来よりファクシミリ、プリンタ等の記録装置の記録系
には、一般にロール状に巻き付けた長尺状の記録シート
が用いられ、ライン型の記録ヘラドによリーライン毎に
記録を行うように構成されている。
例えば、第7図に示すファクシミリ装置にあっては、ロ
ール状に巻き付けられたシートロール50aより引き出
された記録シート50を、記録へノド51と圧接したプ
ラテンローラ52で搬送し、記録情報に応じて前記記録
へノド51により画像を記録する。
そして画像を記録した記録シート50をカンタ−53で
カットして排出する一方、装置内のシート50はその先
端が記録へノド51とプラテンローラ52との圧接部ま
で戻すように構成している。これは次の記録に際してシ
ート先端に余白部分をなくすためである。
〈発明が解決しようとしている課題〉 しかしながら、前記の如くカット後の記録シート50は
プラテンローラ52により記録位置まで戻されるため、
第7図の一点鎖線に示すようにプラテンローラ52より
シート搬送方向上流側で記録シート50はたるんだ状態
となる。従って次に記録を開始する場合に、前記たるみ
分についてはバンクテンションが加わらないことになる
。その結果、プラテンローラ52の搬送負荷が減り、駆
動源のモーターの駆動が不安定になって記録シート50
の搬送むらを生ずるおそれがあった。
また前記記録シート50にたるみが生ずると、記録シー
ト50とプラテンローラ52との巻き付き角が小さくな
り、上記プラテンローラ52の記録シート50の搬送力
が低下するおそれがあった。
更には前記言己録シート50はロール状に巻き付けられ
ているためにカールがついており、搬送に際してジャム
(紙詰まり)を生し易く、また排出された記録シート5
0も取り扱い難いものであった。
本発明の目的は上記従来技術の課題を解決し、記録開始
位置に戻された記録ソートのたるみを除去して記録シー
トの搬送むらを防止し、且つ記録シート50のカールを
矯正可能であり、更に非記録時に於いて記録ソートに特
異なくせが付かないようにすることが可能な記録装置を
捷供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 前記課題を解決するための本発明に係る代表的な手段は
、記録シートを搬送して記録を行うための記録手段と、
前記記録手段よりも記録シートの記録搬送方向上流側に
位置し、前記記録搬送方向へ搬送される記録シートにテ
ンションを付与すると共に、記録シートのたるみを除去
するための搬送手段とを有し、記録時に前記搬送手段を
通過する前記記録シートがカール方向と逆方向に屈曲す
るよう構成すると共に、記録待機時に記録シートの前記
屈曲状態を解除するよう構成したことを特徴としてなる
く作用〉 上記手段によれば、記録に際して搬送される記録ノート
は搬送手段を通過するときにカール方向と逆方向へ屈曲
してカールが矯正される。更にこのとき搬送手段によっ
て記録シートに所謂ハノクテンンヨンが付与されること
になり、的確な搬送及び記録が行われる。
また記録後に記録シートを逆送する場合には搬送手段に
よって搬送力が付与され、記録手段と搬送手段間で記録
シートがたるむことがなくなるものである。
更に記録待機時には前記記録シートの屈曲を解除するこ
とにより、記録待機時間が長く続いても記録シートに逆
カール等の特異なくせをっけないものである。
〈実施例〉 次に前記手段をファクシミリ装置の記録系に適用した本
発明の一実施例を説明する。
第1図はファクシミリ装置の概略構成を示す断面説明図
、第2図は記録シートの搬送手段を示す斜視説明図であ
り、第3図は搬送手段の構成説明図である。
先ず本発明を適用したファクシミリ装置の概略構成につ
いて、第1図を参照して説明する。
このファクシミリ装置は原稿読取部A、記録部B、及び
制御部Cから構成されている。
先ず原稿読取部Aについて説明すると、ファクシミリ装
置の上面カバーを兼用した積載部材である原稿トレイ1
a上に積載した原稿1は、原稿挿入口2より挿入される
と、予備搬送ローラ3aとこれに圧接する予備搬送押圧
片3bにより順次給送され、次いで分離ローラ4aとこ
れに圧接する分離押圧片4bとにより一枚ずつ分離され
た後、後述の原稿搬送用モータにより駆動される搬送ロ
ーラ対5a、5bと排出ローラ対6a、6bにより下流
側に搬送されるように構成されている。
画像読取位置に搬送された原稿lは、光源7より光を照
射され、その反射光がミラー8及びレンズ9を介してC
CD等の光電変換素子10に結像されて電気信号に変換
され、その直像情報を他機の記録部に送信するように構
成されている。
そして、画像読取後の原稿1は、前記排出口−ラ対6a
、6bにより搬送されて、原稿排出口付近に配置された
排出トレイ11に排出される。
尚、原稿読取部Aの上面カバ一部分には送信開始等のフ
ァンクションキーやテンキー等を有する操作部12が配
設され、この操作部12から入力された状態が表示部1
3に表示されるように構成されている。上記操作部12
にはインクシー目7の種類等を指示するスイッチ12a
が設けられており、スイッチ12aがオンの場合には、
マルチプリントのインクシート17が、オフの場合には
通常のインクシート17が装着されたことを指示する。
次に記録部Bについて説明すると、長尺状の普通紙或い
はプラスチンクシート等からなる記録シート14が内芯
14aにロール状に巻き付けられ、このロールシー1−
14bが落とし込み式のロールホルダー15に収納され
ている。
また熱転写性(熱溶融性、熱昇華性等)インクをヘース
フィルムに塗布したインクシート17がインクシート供
給ロール16a及びインクシート巻取ロール16bに巻
き付けられ、両ロール16a、16bが装置本体内の装
填部16cに着脱可能に装填されている。そして前記イ
ンクシート巻取ロール16bは後述するインクシート搬
送用モーターと連結し、該モーターの駆動によってイン
クシート17が供給ロール16aから第1図の矢印a方
向へ引き出されると共に、巻取ロール16bに巻き取ら
れる如く構成されている。
また前記供給ロール16aの近傍にはインクシート17
の残量検出や搬送速度を検出するためのセンサー18が
配設され、供給ロール16aと記録ヘッド21との間に
はインクシートの有無を検出するインクシートセンサー
19が配設されている。尚、第1図中20はインクシー
ト17をガイドするガイドローラである。
次に記録部Bの構成について説明すると、記録情報に応
じて個々通電発熱する発熱素子を一列に配列した記録へ
ラド21と、回動可能に取り付けられたプラテンローラ
22と対向して設けられている。
そして前記記録ヘッド21は裏面側よりスプリング21
eにより付勢され、前記プラテンローラ22の表面に圧
接している。
従って、上記プラテンローラ22を回転させて記録シー
ト14を第1図の矢印す方向に搬送すると共に、これに
同期させて画像信号に応した記録ヘラド21の発熱素子
を発熱させることにより画像記録を行うように構成され
ている。
前記記録ヘッド21より記録シート14の記録搬送方向
上流側には、前記記録シート14を記録搬送方向に対し
て逆送するための搬送手段を構成する搬送ローラ23a
及び該ローラ23aに対して圧接、離隔可能なピンチロ
ーラ23bが配置されている。
ここで前記搬送手段の構成について具体的に説明する。
この搬送手段は搬送ローラ23aとピンチローラ23b
とが圧接するように構成されている。
前記搬送ローラ23aは原稿トレイ1a側に取り付けら
れ、第2図に示すように搬送ローラ駆動モーター37の
駆動力が伝達ギヤ37aから滑りクラッチ38を介して
伝達される如く構成されている。そして前記滑りクラッ
チ38には一方向クラッチ39が連結している。
前記一方向クラッチ39は第2図に示すように滑りクラ
ッチ38のギヤと噛合し、矢印C方向へ回転するときに
本体に固定された軸39aに対してロック状態となり、
逆方向へ(矢印d方向)回転するときはフリー状態とな
るものである。
即ち、搬送ローラ23aが記録ソート14を記録搬送方
向に対して逆送する方向に回転する場合にはフリー状態
となる。従って、この場合は搬送ローラ駆動モーター3
7の駆動力が滑りクラッチ38を介して搬送ローラ23
aに伝達される。
これに対して記録シー目4が記録搬送方向に搬送され、
搬送ローラ23aが連れ回りする場合には一方向クラッ
チ39がロック状態となる。従って、このとき前記滑り
クラッチ38の滑り抵抗によって搬送される記録シート
14にバンクテンションが付与されるようになる。
また前記搬送ローラ23aはピンチローラ23bは、第
1図に示すように両ローラ23a、23b間を通過する
記録シート14がシートロール14bによるカール方向
と逆方向へ屈曲するように配設されている。
これによりシートロール14bに巻き付けられてカール
していた記録シート14は前記搬送ロール23a及びピ
ンチローラ23bを通過する際に前記カールが矯正され
るものである。
次に従動回転体となるピンチローラ23bの取り付は構
成について説明すると、ピンチローラ23bは第3図に
示すようにブラケット23cに軸受23dを介して回動
自在に取り付けられ、このブラケット23cはプラテン
ローラ22を支持している側板にシャフト23eを介し
て回動自在に取り付けられている。そしてブラケット2
3cは一方向りランチ(例えばスプリングクラッチ)2
3fを介してギヤ23gと連結し、このギヤ23gはギ
ヤ23hと噛合してブラケットモーター23iと連結し
ている。
前記一方向クラッチ23fはギヤ23gが第3図の矢印
e方向へ回転するときにロック状態となり、逆方向(矢
印f方向)へ回転するときはフリー状態となる。また前
記ブラケット23cには引張スプリング23jが係止し
ており、前記ブラケット23cを第1図の矢印g方向へ
引張している。
従って、搬送ローラ23aとピンチローラ23bとが圧
接した状態から、前記ブラケットモーターを所定量正転
駆動してギヤ23gを第3図の矢印e方向へ回転させる
と、一方向クラッチ23fがロック状態となってブラケ
ソB3cが矢印り方向へ回転する。これによりピンチロ
ーラ23bが搬送ローラ23aから離隔する(第1図の
一点鎖線の状態)。
このときブラケットモーター23iのホールディングト
ルクを引張スプリング23jの引張力よりも大きく設定
することにより、前記ピンチローラ23bは搬送ローラ
23aから離隔した状態に保持される。
また前記離隔した状態からブラケットモーターを逆転駆
動すると、ブラケット23cは引張スプリング23jの
引張により、矢印i方向へ回転し、ピンチローラ23b
が搬送ローラ23aに圧接する。尚、前記ブラケッ)2
3cが矢印i方向へ回転したときにピンチローラ23b
が搬送ローラ23aに当接する位置よりも約2閣程度行
き過ぎた位置にブラケット23cのストッパー23kが
設けられている。
次に記録シート14の搬送及びインクシート17の搬送
構成について説明すると、第2図に示すようにプラテン
ローラ22には伝達ギヤ22a及び35aを介して記録
シー)II送用モーター35が連結しており、巻取ロー
ル16bには該ロール16bと係合する軸に取り付けら
れた巻取ギヤ16b、及びモーターギヤ36aを介して
インクシート搬送用モーター36が連結している。
従って、前記モーター35.36を駆動してプラテンロ
ーラ22及び巻取ロール16bをそれぞれ第2図の矢印
方向へ回転させることにより、インクシート17を矢印
a方向へ、記録シート14を矢印す方向へ搬送すること
が出来る。
尚、前記記録ヘッド21と搬送ローラ23aとの間には
、記録シート14の有無を検出するための記録シートセ
ンサ24が配設されている。また第1図に於いて25a
、25bは記録後の記録シート14を切断するための切
断手段であるカッターであり、26a。
26bは切断後の記録シート14を装置外に排出するた
めの排出ローラ対である。更に前記記録シート14若し
くはインクソート17を交換する際には、原稿トレイ1
aを支点1bを中心に回転させて、記録系Bの上面を開
放することによって行うことができる如く構成されてい
る。
次に前記各部材を駆動制御する制御部について第4図に
示すブロンク図を参照して説明する。
第4図に於いてCは上記ファクンミリ装置の制御部を示
しており、装置全体に電力を供給する電源部27.以下
に述べる制御部品を装備した制御基板28.モデム基板
ユニント29.電話器30aを接続するNCU基板ユニ
ント30等が配置されている。
制御部Cは、記録装置全体の制御を行うCPU31aと
、各種プログラムや各種データ等を格納したROM31
bと、上記CP U31 aのワークエリアとして使用
されると共に、記録枚数等の各種データの一時保存を行
うRA M31 c等を有する。
また32は画像データの各ラインのイメージを格納する
ラインメモリであって、原稿の送信若しくはコピーの場
合は原稿読取部Aからの1ライン分のイメージデータが
格納され、画像データの受信の場合は復号された1ライ
ン分のデータが格納される、そして上記ラインメモリ3
2に格納された各種データは、記録部Bに出力されるこ
とによって、画像記録が行われる。
また33は送信する画像情報をMH符号化等により符号
化したり、受信した符号化画像データを復号化してイメ
ージデータに変換する符号化/復号化部である。34は
送受信された符号化画像データを格納するバッファメモ
リである。
次に第5図を参照して、前記記録部Bと制御部Cとの電
気系接続について説明する。
配録ヘッド21としては、本実施例ではライン型のサー
マルヘッドを用いており、この記録ヘッド21は前記制
御部Cより1ライン分のシリアル記録データ40を入力
するためのシフトレジスタ21a、ラッチ信号41によ
り上記シフトレジスタ21aのデータをラッチするラッ
チ回路21b、1ライン分の発熱抵抗体からなる発熱素
子21cを装備している。
上記発熱素子21cは21c1〜21c、に示すように
m個のブロックに分割されて駆動されるものである。
また上記記録ヘッド21には、温度を検出するための温
度センサ21dを装備しており、この温度センサ21d
の出力信号42は、制御部C内でA/D変換されて前記
CP U31 aに入力される。これによって、前記C
PU3Laは記録ヘッド21の温度を検出して、その温
度に応じてストローブ信号43のパルス幅を変更したり
、或いは記録へラド21の駆動電圧等を変更して、イン
クシート17の特性に応じて記録ヘッド21への印加エ
ネルギーを変更している。
上記インクシー)17の種If(特性)は、前述したス
イッチ12aにより選択されているが、インクシート1
7に印刷されたマーク等を検出してその種類や特性を判
別することも可能である。またインクシート17を収納
するカートリッジに付されたマークや切欠或いは突起等
を判別することも可能である。
44は前記制御部Cより記録へラド21の駆動信号を入
力し、上記記録へラド21を各ブロック単位で駆動する
ストローブ信号43を出力する記録ヘッド駆動回路であ
る。この記録ヘッド駆動回路44は、前記制御部Cの指
示により、記録へラド21の発熱素子21cに電流を供
給するための電源線45に出力する電流の制御時間を変
更することによって、記録ヘッド21の印加エネルギー
を変更することができる。
また46.47.48.49は前記駆動手段である記録
シート搬送用モーター35.インクシート搬送用モータ
ー36.搬送ローラ駆動モータ37.ブラケットモータ
ー23iを夫々回転駆動するモータ駆動回路である。尚
、前記各モータ35.36.37.23 iとしては、
ステッピングモータを使用しているが、これに限定され
るものではなくDCモーター等であってもよい。
次に本実施例に示すファクシミリ装置を使用した1ペ一
ジ分の記録動作手順を第6図に示すフローチャートを参
照して説明する。尚、以下の処理は、制御部CのROM
31 bに記憶されているプログラムにしたがって行わ
れる。そして初期位置に於いてはピンチローラ23bが
第3図の一点鎖線に示すように搬送ローラ23aから離
隔しているものとする。
先ずステップS1において、ブラケットモーター231
をAステップ数正転駆動し、ブラケット23Cを第3図
の矢印i方向へ回転させ、ピンチローラ23bを搬送ロ
ーラ23aに圧接させる。この人ステップ数は後述する
ようにブラケットモーター231を逆転駆動してピンチ
ローラ23bを搬送ローラ23aから離隔する場合のス
テップ数Bよりも大きく設定している(A>B)、前記
ピンチローラ23bが搬送ローラ23aと圧接した後は
ブラケットモーター23iを正転駆動しても一方向クラ
ッチ23fがフリー状1!i(ゆるみ勝手)となってブ
ラケット23cは回転しない、これによりピンチローラ
23bは搬送ローラ23aに確実に圧接し、且つその圧
接力は引張スプリング23hによって一定となる。
次にステップS2へ移行し、記録シートセンサ24によ
り記録シート14にたるみがあるか否かを検知する。即
ち、第7図に示すようにたるみがある場合にはセンサ2
4から記録シート14が離れるためにセンサ24はオフ
となり、たるみがなくなって記録シート14がセンサ2
4に近接すると該センサ24はオンとなる。従って、前
記センサ24がオフの場合はステップS3に移fテして
搬送ローラ駆動モータ37により搬送ローラ23aを駆
動させて、記録ソート14を第1図の矢印j方向に搬送
する。この時前記一方向クラッチ39は第2図の矢印d
方向に回転するためフリー状態となる。そして上記記録
シート14のたるみが除去されて張った状態になるとセ
ンサ24がオンし、ステップS4へ移行する。そしてス
テップ34〜ステツプS6において1頁分の記録動作を
行う。
即ち、ステップS4では記録シート搬送モーター35及
びインクシート搬送モーター36をそれぞれ駆動して記
録シート14を第1図の矢印す方向へ、またインクシー
ト17を矢印a方向へ搬送する。そしてステップS4に
おいて記録へラド21を選択的に発熱させ、ライン記録
を行う。
ここで本実施例に於けるインクシート17は複数回のイ
ンク転写が可能であり、このインクシート17と記録シ
ーH4とを逆方向へ搬送しながら記録を行う、所謂マル
チプリントの例を示している。
この場合は前記記録シート14の搬送速度に対してイン
クシート17の搬送速度を遅く設定することが出来、イ
ンクシート17の消費量を少なくすることが出来る。
また前記記録開始に際し、記録シート14は前述の如く
してたるみが除去されているために、記録シート14の
プラテンローラ22に対する巻き付き角は充分確保され
ており、上記プラテンローラ22を駆動させることによ
り充分な搬送力が得られる。
そして記録シート14がプラテンローラ22で記録搬送
方向へ搬送されるときは搬送ローラ23a及びピンチロ
ーラ23bが連れ回りし、このとき一方向クラッチ39
がロックするために滑りクラッチ38の抵抗によるパッ
クテンシゴンが付与される。これによって記録シート■
4を搬送するプラテンローラ22への負荷が軽くなり過
ぎることなく、モーター駆動が適正に行われて高精度な
シート搬送が行われ、正確な画像記録が行われる。
前記の如くして1ページ記録が終了すると、ステップS
6からステップS7へ移行してインクシー目7の搬送を
停止すると共に、ステップS8゜S9へ移行して画像後
端がカッター位置に到るまで搬送し、カッター25a、
25bを駆動して記録シート14を画像後端からカット
する。
次にステップ310〜S12へ移行し、記録シート搬送
モーター35.搬送ローラモーター37を逆転駆動して
装置内の記録シート先端が記録位置へ戻るまで逆送する
。そしてステップ513で次頁記録があるか否かを判別
し、ある場合にはステップS4へ戻り、ない場合にはス
テップ514へ移行してブラケットモーター23iをB
ステンプ数分逆転駆動する。
前記ブラケットモーター23iを逆転駆動したときは第
3図に示す一方向クラッチ23fがロック状態となり、
ブラケット23cを矢印り方向へ回転させてピンチロー
ラ23bを搬送ローラ23aから離隔する。これにより
記録シート14は記録時に於ける屈曲状態が解除され、
記録待機状態が長く続いても記録シート14に逆カール
等の特異なくせがつくのを防止し得る。
尚、前記ステップS2.S3に於いて搬送ローラ23a
を駆動して記録シート14のたるみを除去するときの逆
送搬送量は、ステップ310. Sllに於いてプラテ
ンローラ22を駆動して記録シート14を逆送する場合
の搬送量よりも若干大きくなるように設定してあり、且
つ記録シート14の搬送力は搬送ローラ23aの搬送力
の方がプラテンローラ22よりも小さくなるように設定
している。
前記の如くして記録シート14のカールを矯正すると共
に、高精度なシート搬送を行うことにより、高画質の記
録を行うものである。更に記録待機時間が長くても記録
シート14に逆カールがつくことを防止するものである
尚、前述した実施例では記録シート14が記録搬送方向
へ搬送される際に、滑りクラッチ3Bの摩擦力によって
搬送ローラ23aの連れ回りに回転抵抗を生ずるように
したが、前記滑りクラッチ38の代わりに搬送ローラ駆
動モーター37のホールディングトルク、或いはデイテ
ン))ルクを利用するようにしても良い。このようにす
ると、一方向クラッチ39が不要となるために、部品点
数を減少してコストダウンを図ることが出来る。
また記録方式も前述した実施例では記録シート14とイ
ンクシート17とを逆方向へ搬送して記録を行うマルチ
プリントを例示したが、所謂ワンタイムインクシートを
用い、両シート14.17を同一方向へ搬送して記録を
行う構成であっても当然可能である。
更に記録方式は前記熱転写記録方式に限定する必要はな
く、感熱シートを用いる感熱記録方式等、他の記録方式
を用いることも可能である。
更に前記搬送手段もローラ状のものに限定する必要はな
く、回転ベルト等の他の形式を用いるものであっても良
い。
〈発明の効果〉 本発明は前述の如く、記録手段の上流側において記録シ
ートのたるみを除去するための搬送手段を設け、且つこ
の搬送手段によって記録シートのカールを矯正するよう
にしたために、記録開始に際して記録シートのたるみを
除去すると共に適正なハックテンションを付与すること
により、搬送負荷を一定させて安定したシート搬送を行
うことが出来、画像品位を高めることが出来るものであ
る。
また記録待機時に前記前記搬送手段による記録シートの
屈曲を解除するようにしたために、記録待機状態が長く
続いたとしても記録シートに逆カール等の特異なくせが
つくことを防止することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はファクシミリ装置の概略構成を示す断面説明図
、第2図は記録シートの搬送手段を示す斜視説明図、第
3図は搬送手段の構成説明図、第4図は装置全体の制御
手段を示すブロック図、第5図は記録手段の制御系を示
すブロック図、第6図は記録搬送動作を示すフローチャ
ート、第7図は従来例の説明図である。 Aは原稿読取部、Bは記録部、Cは制御部、1は原稿、
1aは原稿トレイ、1bは支点、2は原稿挿入口、3a
は予備搬送ローラ、3bは予備搬送押圧片、4aは分離
ローラ、4bは分離押圧片、5a、5bは搬送ローラ対
、6a、6bは排出ローラ対、7は光源、8はミラー、
9はレンズ、10は光電変換素子、11は排出トレイ、
12は操作部、12aはスイッチ、13シま表示部、1
4は記録シート、14aは内芯、14bはシートロール
、15はロールホルダー、16aはインクシート供給ロ
ール、16bはインクシート巻取ロール、16b1は巻
取ギヤ、16cは装填部、17はインクシート、18は
センサ、19はインクシートセンサ、20はテンション
ローラ、21は記録へラド、21aはシフトレジスタ、
21bはラッチ回路、21cは発熱素子、21dは温度
センサ、21eはスプリング、22はプラテンローラ、
23aは搬送ローラ、23bピンチローラ、23cはフ
゛ラケント、23dは軸受、23eはシャフト、23f
は一方向クラッチ、23g、23hはギヤ、234はプ
ラケントモーター、23jは引張スプリング、23には
ストッパー、24は記録シートセンサ、25a、25b
はカッター、26a、26bは排出ローラ対、27はi
i源部、28は制御基板、29はモデム基板ユニット、
30はNCU基板ユニット、30aは電話器、31aは
CPU。 31bはROM、31cはRAM、32はラインメモリ
、33は符号化/復号化部、34はパンツアメモリ、3
5は記録シート搬送用モータ、35a、36a、37a
はモータギヤ、36はインクソート搬送用モータ、37
は搬送ローラ駆動モータ、38は滑りクラッチ、39は
一方向クラッチ、40は記録データ、41はラッチ信号
、42は出力信号、43はストローブ信号、44は記録
ヘッド駆動回路、45は電源線、46.47.48゜4
9はモータ駆動回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 記録シートを搬送して記録を行うための記録手段と、 前記記録手段よりも記録シートの記録搬送方向上流側に
    位置し、前記記録搬送方向へ搬送される記録シートにテ
    ンションを付与すると共に、記録シートのたるみを除去
    するための搬送手段とを有し、 記録時に前記搬送手段を通過する前記記録シートがカー
    ル方向と逆方向に屈曲するよう構成すると共に、記録待
    機時に記録シートの前記屈曲状態を解除するよう構成し
    たことを特徴とした記録装置。
JP29092590A 1990-10-30 1990-10-30 記録装置 Pending JPH04166368A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29092590A JPH04166368A (ja) 1990-10-30 1990-10-30 記録装置

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JP29092590A JPH04166368A (ja) 1990-10-30 1990-10-30 記録装置

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JPH04166368A true JPH04166368A (ja) 1992-06-12

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ID=17762286

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JP29092590A Pending JPH04166368A (ja) 1990-10-30 1990-10-30 記録装置

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JP (1) JPH04166368A (ja)

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