JPH0349969A - 熱転写記録装置及び方法 - Google Patents

熱転写記録装置及び方法

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JPH0349969A
JPH0349969A JP1184411A JP18441189A JPH0349969A JP H0349969 A JPH0349969 A JP H0349969A JP 1184411 A JP1184411 A JP 1184411A JP 18441189 A JP18441189 A JP 18441189A JP H0349969 A JPH0349969 A JP H0349969A
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JP
Japan
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ink sheet
ink
recording
thermal transfer
roll
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JP1184411A
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English (en)
Inventor
Takashi Awai
孝 粟井
Minoru Yokoyama
実 横山
Yasushi Ishida
靖 石田
Akihiro Asada
昭宏 朝田
Masakatsu Yamada
昌克 山田
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Makoto Kobayashi
誠 小林
Satoshi Wada
聡 和田
Takeshi Ono
健 小野
Tomoyuki Takeda
智之 武田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はインクシートの有するインクを記録媒体に転写
して、前記記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置
及び方法に関するものである。
[従来の技術] 一般に、熱転写プリンタは熱溶融性(或は熱昇華性等)
インクをベースフィルムに塗布したインクシートを使用
し、サーマルヘッドによりそのインクシートを画像信号
に対応して選択的に加熱し、溶融(或は昇華等)したイ
ンクを記録紙に転写して画像記録を行っている。一般に
このインクシートは、インクシートを捲回している供給
ロールより引出されたインクシートを巻取りロールによ
り巻取って搬送されている。このようなインクシートを
容易に熱転写記録装置の本体に装着できるように、イン
クシート供給ロールとインクシート巻取りロールとを一
体的に有するインクシート・カートリッジがある。
[発明が解決しようとする課題] このような構成のカートリッジでは、カートリッジの輸
送や取り扱いなどのために、インクシートが供給ロール
と巻取りロールとの間でたるんでしまうことがある。こ
のインクシートのたるみが生じたカートリッジを装置本
体に装着し、そのまま記録動作を実行した場合は、巻取
りロールを回転してインクシートを巻取ってもインクシ
ートが搬送されず、転写不良により記録画像の品位が低
下する虞れがある。このため従来は、カートリッジの装
着後、操作者が手動により巻取りロールを回転させてイ
ンクシートを巻取って、そのたるみを取るようにしてい
た。
しかし、このような操作は面倒であり、特にインクシー
トのたるみを取り忘れてカートリッジを取付けたままに
すると、前述したような記録画像の品位の低下に加えて
、インクシートにしわや折れなどが生じる虞れがある。
また、カートリッジにこのような巻取りロールを回転さ
せるためのレバーなどを設ける必要があるため、カート
リッジの部品点数が増大し、カートリッジのコストアッ
プになるという問題があった。
また特に、インクシートの搬送長を記録紙の搬送長の1
 / nにして記録するマルチプリントの場合は、記録
動作の開始時にインクシートに所定値以上の張力を与え
ておかないと、記録動作の開始時にインクシートと記録
紙とが貼り付いてしまい画像記録を正常に実行できない
などの虞れがある。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたものであって、イ
ンクシート・カートリッジの装着時、自動的にインクシ
ートを所定量巻取って、インクシートのたるみを除去す
るようにした熱転写記録装置及び方法を提供することを
目的とする。
また本発明は、カートリッジを装着する記録装置のカバ
ーの開閉を検知し、その開閉に応じてインクシートを所
定量巻取ることにより、インクシートのたるみを取り除
(ようにした熱転写記録装置及び方法を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の熱転写記録装置は以
下の様な構成からなる。即ち、インクシートの有するイ
ンクを記録媒体に転写して、前記記録媒体に画像の記録
を行う熱転写記録装置であって、前記インクシートを着
脱可能に装填するための装填部と、巻取りロールを回転
駆動して前記インクシートを搬送するためのインクシー
ト駆動手段と、前記記録媒体を搬送するための記録媒体
搬送手段と、前記装填部に装填されたインクシートに作
用して前記記録媒体に画像の記録を行うための記録手段
と、前記インクシートが前記装填部に装着されているこ
とを検出するための検出手段と、前記検出手段によって
前記インクシートの前記装填部に対する装填が検出され
ると、前記インクシート駆動手段により前記インクシー
トを所定量搬送するように制御する制御手段とを有する
また他の発明の熱転写記録方法は以下の様な工程からな
る。即ち、 インクシートの有するインクを記録媒体に転写して、前
記記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録方法であって
、インクシートが装置本体に装填されたことを検出した
ら一旦自動的にインクシートを所定量搬送してインクシ
ートの弛みを除去し、その後前記インクシートに記録手
段を作用して前記インクシートの有するインクを記録媒
体に転写して、前記記録媒体に画像の記録を行う。
[イ乍用] 以上の構成において、装填部にはインクシートを捲回し
た供給用ロールとその供給用ロールより引出されたイン
クシートを巻取る巻取りロールとが設けられている。こ
のインクシートが装填部に装着されていることを検出す
る検出手段により、その装填部への装着が検出されると
、インクシート駆動手段により巻取りロールを回転させ
て、インクシートを所定量搬送するように動作する。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。
[ファクシミリ装置の説明(第1図〜第4図)]第1図
〜第4図は本発明の一実施例を用いた熱転写プリンタを
ファクシミリ装置に適用した例を示す図で、第1図はフ
ァクシミリ装置の側断面図、第2図はファクシミリ装置
の概略構成を示すブロック図を示している。
まず、第2図をもとに概略構成を説明する。
図において、100は原稿を光電的に読取ってデジタル
画像信号として、自機(コピーモードの場合)あるいは
他機(ファクシミリモードの場合)の制御部Lotに出
力する読取部で、原稿搬送用モータやCCDイメージセ
ンサなどを備えている。101は装置全体を制御する制
御部で、その構成を説明する。110は画像データの各
ラインのイメージデータを格納するラインメモリで、原
稿の送信あるいはコピーのときは読取部100よりの1
ライン分のイメージデータが格納され、画像データの受
信のときは復号された受信画像データの1ラインデータ
が格納される。そして、格納されたデータが記録部10
2に出力されることによって、画像形成が行われる。1
11は送信する画像情報をMH符号化などにより符号化
するとともに、受信した符号化画像データを復号してイ
メージデータに変換する符号化/復号化部である。また
、112は送信する或いは受信された符号化画像データ
を格納するバッファメモリである。これら制御部101
の各部及び装置全体は、例えばマイクロプロセッサなど
のCPU113により制御されている。制御部101に
はこのCPU113の他に、CPU113の制御プログ
ラムや各種データを記憶しているROM114、CPU
113のワークエリアとして各種データを一時保存する
RAM115などを備えている。
102はサーマルラインヘッドを備え、熱転写記録法に
より記録紙に画像の記録を行う記録部である。この構成
は第1図を参照して詳しく後述する。103は送信開始
などの各種機能指示キーや電話番号の入カキ−などを含
む操作部で、103aはオペレータにより操作され、使
用するインクシート14の種類を指示するスイッチで、
スイッチ103aがオンのときはマルチプリント用のイ
ンクシートが、オフのときは通常のインクシート(ワン
タイムインクシート)が装着されていることを示す。1
04は通常、操作部103に設けられている各種機能や
装置の状態などを表示する表示部である。105は装置
全体に電力を供給するだめの電源部である。また、10
6は送受信信号の変調及び復調を行うモデム(変復調器
)、107は回線との間で通信制御を行う網制御部(N
CU)、108は電話用のダイアルキーなどを備えた電
話器である。
次に、第1図を参照して装置全体の構成を詳しく説明す
る。なお、第2図と共通な部分は同一図番で示している
図において、10は普通紙である記録紙11をコア10
aにロール状に捲回したロール紙である。このロール紙
10は、後述する記録紙搬送用モータ24により回転駆
動されるプラテンローラ12の矢印方向への回転により
、記録紙11をサーマルヘッド13部に供給できるよう
に、回転自在に装置内に収納されている。なお、10b
はロール紙装填部であって、ロール紙IOを着脱可能に
装填している。さらに、12はプラテンローラであって
、記録紙11を矢印す方向に搬送するとともに、サーマ
ルヘッド13の発熱体132との間で、インクシート1
4や記録紙11を押圧するものである。サーマルヘッド
13の発熱により画像記録の行われた記録紙11は、プ
ラテンローラ12のさらなる回転によって排出ローラ1
6a、16b方向に搬送され、1頁分の画像記録が終了
するとカッタ15a、15bの噛合によって頁単位に切
断される。
17はインクシート14を捲回しているインクシート供
給ロール、18はインクシート巻取りロールであって、
後述するインクシート搬送用モータにより駆動され、イ
ンクシート14を矢印a方向に巻取るものである。なお
、このインクシート供給ロール17及びインクシート巻
取りロール18は、インクシートカートリッジ71に収
納されており、このインクシートカートリッジ71は装
置本体内のインクシート装填部70に着脱可能に装填さ
れている。このカートリッジ71はカバー107を上に
上げて開けることにより脱着することができる。72は
カートリッジセンサで、このセンサ72によりカートリ
ッジ71が本体の装填部73に取外し可能に装着されて
いるかどうかを検知することができる。また、23はカ
バー107の開閉センサで、このセンサ23によりカバ
ー107が開閉されたことを検知できる。
さらに、19はインクシート供給用ロール17に捲回さ
れたインクシート14の残量や、インクシート14の搬
送速度を検出するためのセンサである。また、20はイ
ンクシート14の有無を検出するためのインクシートセ
ンサ、21はスプリングで、記録紙11やインクシート
14を介して、前記プラテンローラ12に対して前記サ
ーマルヘッド13をに押圧するものである。また、22
は記録紙の有無を検出するための記録紙センサである。
次に、読取部100の構成を説明する。
図において、30は原稿32を照射する光源で、光源3
0から照射され原稿32で反射された光は、光学系(ミ
ラー50,51、レンズ52)を通してCODセンサ3
1に入力されて電気信号に変換される。原稿32は図示
しない原稿搬送用モータにより駆動される搬送用ローラ
53,54.55.56により、原稿32の読取り速度
に対応して搬送される。なお、57は原稿積載台であっ
て、この積載台57に積載された複数枚の原稿32は、
搬送ローラ54と押圧分離片58との協動によって1枚
ずつに分離され、読取部100へ搬送される。
41は制御部101の主要部を構成する制御基板で、こ
の制御基板41より各部に各種制御信号が出力される。
また、106は通信処理を行うモデム基板ユニット、1
07は電話回線との中継機能を有するNCU基板ユニッ
トである。
さらに、第3図はインクシート14と記録紙11の搬送
機構の詳細を示す図である。
図において、24はプラテンローラ12を回転駆動し、
記録紙11を矢印a方向とは反対の矢印す方向に搬送す
るための記録紙搬送用モータである。また、25はイン
クシート14を矢印a方向に搬送するインクシート搬送
用モータである。さらに、26.27は記録紙搬送用モ
ータ24の回転をプラテンローラ12に伝達する伝達ギ
ア、73.74はインクシート用モータ25の回転を巻
取りロール18に伝達する伝達ギアである。また、28
は滑りクラッチで、インクシート供給ロール17の回転
軸に設けられたギア29と噛合してインクシート供給ロ
ール17の負荷となり、インクシート14に張力を与え
ている。
このように記録紙11とインクシート14の搬送方向を
互いに逆にすることによ、す、記録紙11の長手方向に
順次画像が記録される方向(矢印a方向、記録紙11の
搬送方向と逆の方向)とインクシート14の搬送方向と
が一致する。ここで。
記録紙11の搬送速度Vpを、Vp=−n’V+(V+
はインクシート14の搬送速度で、−は記録紙11の搬
送方向とインクシート14の搬送方向が異なることを示
している)とすると、サーマルヘッド13に対する記録
紙11とインクシ一ト14との相対速度vPlは、 Vp+=Vp −V+ = (1+ 1/n)VPで表
され、この相対速度Vp+はVp以上となり、この速度
でマルチプリントが行われる。
第4図は実施例のファクシミリ装置における制御部10
1と記録部102との電気系接続を示す図で、他の図面
と共通する部分は同一図番で示している。
サーマルヘッド13はラインヘッドである。そしてこの
サーマルヘッド13は、制御部101よりの1ライン分
のシリアル記録データ43を入力するためのシフトレジ
スタ130、ラッチ信号44によりシフトレジスタ13
0のデータをラッチするラッチ回路131.1ライン分
の複数個の発熱抵抗体からなる発熱素子132を備えて
いる。
ここで発熱抵抗体132は132−1〜132−mで示
されたm個のブロックに分割して駆動されている。また
、133はサーマルヘッド13に取付けられている、サ
ーマルヘッド13の温度を検出するための温度センサで
ある。この温度センサ133の出力信号42は、制御部
101内でA/D変換されてCPU113に入力される
。これによりCPU113はサーマルヘッド13の温度
を検知し、その温度に対応してストローブ信号47のパ
ルス幅を変更したり、あるいはサーマルヘッド13の駆
動電圧などを変更して、インクシート14の特性(種類
)に応じてサーマルヘッド13への印加エネルギーを変
更している。このインクシート14の種類(特性)は、
前述したスイッチ103aを操作者が押下することによ
り指示される。なお、このインクシート14の種類や特
性などは、インクシート14に印刷されたマークなどを
自動的に検出して判別するようにしてもよく、またイン
クシート14のカートリッジに付されたマークや切り欠
きなどを自動的に検出し゛C判別するようにしても良い
46は制御部101よりサーマルヘッド13の駆動信号
を入力し、サーマルヘッド13を各ブロック単位で駆動
するストローブ信号47を出力する駆動回路である。な
お、この駆動回路46は制御部101の指示により、サ
ーマルヘッド13の発熱素子132に電流を供給する電
源線45に出力する電圧を変更してサーマルヘッド13
の印加エネルギーを変更することができる。48.49
はそれぞれ対応する記録紙搬送用モータ24、インクシ
ート搬送用モータ25を回転駆動するモータ駆動回路で
、制御部101の指示により対応するモータの駆動電流
を変更して回転駆動することができる。なお、記録紙搬
送用モータ24やインクシート搬送用モータ25は、こ
の実施例ではステッピングモータであるが、これに限定
されるものでなく、例えばDCモータなどであっても良
い。
以上の構成による動作を説明すると、モデム106より
画像信号を入力すると、制御部101はこの画像信号を
復号してラインメモリ110に格納し、記録部102に
画像記録開始の指示を与える。記録データは制御部10
1よりシリアルでサーマルヘッド13のシフトレジスタ
130に転送され、ラッチ信号44によりラッチ回路1
31に格納される。次に、制御部101はモータ駆動回
路49によりインクシート搬送用モータ25に相励磁信
号を出力し、モータ駆動回路48により記録紙搬送用モ
ータ24に相励磁信号を出力して、インクシート14を
矢印a方向に、記録紙11を矢印す方向に搬送する。こ
ののち、駆動回路46を駆動してストローブ信号47を
出力し、サーマルヘッド13の発熱素子132をブロッ
ク単位に通電して発熱駆動することにより、1ラインの
記録処理を行う。
なお、ここで第3図における伝達ギア26.27による
記録紙搬送用モータ24の減速比ipと、ギア73.7
4によるインクシート搬送用モータ25の減速比11の
値を適当に設定することにより、サーマルヘッド13に
対する記録紙11の搬送速度■2とインクシート14の
搬送速度v1の関係が、 V p = n V +   (n > 1 )   
・・・(1)になるように設定できる。このとき、記録
長さLだけ記録されたときは、記録紙11は長さしだけ
矢印す方向に搬送されるが、インクシート14は矢印a
方向に1 / nだけしか搬送されない。
[インクシートカートリッジの説明] 第5図は実施例のファクシミリ装置のカバー107を開
放した状態を示す図で、前述の図面と共通する部分は同
一番号で示し、それらの説明を省略する。
図のように、カバー107を開放するときは、■インク
シートカートリッジ71の交換。
■記録紙ロール10の装填。
■記録紙11のジャム処理。
などが考えられる。■及び■の場合、カバー開放検知セ
ンサ23によりカバー107が開放されたことを検出し
、カートリッジ有無センサ72によりカートリッジ71
の装着が検出されると、インクシート搬送用モータ25
を所定量回転駆動して、インクシート14を巻取りロー
ル18に巻取る。このとき、インクシートセンサ19に
よりインクシート14の搬送速度を検出するまで巻取り
ロール18を回転駆動することにより、インクシート1
4のたるみを完全に除去することができる。
また■の場合、上述したようにカバー開放検知センサ2
3によりカバー107が開放されたことを検知し、カー
トリッジ有無センサ72によりカートリッジ71の装着
が検出されるので、インクシート14を搬送する。搬送
停止後にインクシートカートリッジ71を交換すると、
再びインクシート14を搬送し、たるみを除去すること
ができる。
(以下余白) 次に、第6図から第9図のフローチャートを参照して、
カートリッジ71を収納している記録部のカバー107
が開閉されたときのインクシート14のたるみ除去の方
法について説明する。なお、これらの処理を実行する制
御プログラムは制御部101のROM114に記憶され
ている。
第6図の処理はマルチプリント記録方式において、カー
トリッジ71の交換後あるいは記録紙11の交換などの
後に、カバー107が閉じられることにより開始され、
ステップS1でカートリッジセンサ72によりカートリ
ッジ71があるかどうかを調べる。カートリッジ71が
あるときはステップS2に進み、インクシート搬送用モ
ータ25の回転を開始して、インクシート巻取りロール
18を回転駆動する。そして、ステップS3でインクシ
ート供給ロール17が回転したかどうかを、インクシー
トセンサ19よりの信号をもとに調べる。供給ロール1
7が回転しなければステップS2に戻り、前述したイン
クシート搬送用モータ25の回転駆動を行うが、インク
シート供給ロール17の回転を検知するとステップS4
に進み、インクシート搬送用モータ25の回転駆動を停
止する。
これにより、インクシート巻取りロール18を必要最小
限だけ回転駆動する(インクシートを最小限度搬送する
)ことにより、カートリッジ71におけるインクシート
14のたるみが完全に除去され、インクシート14には
必要な張力が与えられる。
第7図は記録紙11の交換あるいはカートリッジ71の
交換などのためにカバー107が開放されることにより
開始される。まずステップSllでカートリッジ71が
存在しているかをセンサ72よりの信号をもとに調べる
。カートリッジ71があればステップS12に進み、イ
ンクシート搬送用モータ25の回転を開始する。ステッ
プS13ではカートリッジ71があるかどうかを調べ、
カートリッジ71がなくなるとステップS14に進み、
インクシート搬送用モータ25の回転を停止する。
ステップS13でカートリッジ71が存在していればス
テップS15に進み、インクシート巻取用ロール18の
回転によりインクシート14が弓つ張られて、インクシ
ート供給用ロール17が回転したかをみる。供給ロール
17が回転しなければステップS13に戻り前述の動作
を繰返すが、インクシート供給ロール17が回転すると
ステップS16に進み、インクシート搬送用モータ25
の回転を停止する。ステップS17でカートリッジ71
が存在しているかを調べ、存在していればステップS1
8に進み、カバー1107が閉じられるのを待って処理
を終了する。
これにより、カバー107が開放されてカートリッジ7
1が交換されたときは、インクシート巻取りロール18
が回転駆動され、インクシート供給ロール17が回転し
てインクシート14のたるみがな(なったことが認識さ
れるまで巻取られるため、インクシート14のたるみが
完全に除去される。
第8図のフローチャートは第7図のフローチャートの変
形例を示したものである。第7図のフローチャートでは
、インクシート巻取りロール18の回転を開始した後、
インクシート供給用ロール17が回転するまでインクシ
ート巻取りロール18を回転駆動していたが、第8図の
フローチャートでは、インクシートセンサ19によりイ
ンクシート供給ロール17のインクシートロール径を調
べ、その径に対応してインクシート巻取りロール18を
所定量回転駆動することにより、効率良くインクシート
14のたるみを除去している。
前述の実施例では、ファクシミリ装置の記録部のカバー
107を開放した状態でインクシート14を搬送する場
合、インクシート14と記録紙11との摩擦力及びイン
ク層での剪断力が無いため、インクシート搬送用モータ
25の負荷は軽くなり、余った駆動力により騒音や振動
が発生し、さらにカバー107が開いているので、騒音
が装置外に出てうるさくなる場合がある。そこで第9図
のフローチャートで示されたように、カバー1O7が開
放されるとステップS31でインクシート搬送用モータ
25の駆動電流を小さくしてインクシート14のたるみ
をな(すように搬送することが考えられる。そして、ス
テップS39でカバー107が閉じられるとインクシー
ト搬送用モータ25の駆動電流をも元に戻して(大きく
して)、処理を終了している。
なお、ステップS32〜ステツプS39は第7図のフロ
ーチャートのステップS11〜ステツプ818までと同
様であるため、特に説明しない。
また、インクシート搬送用モータ25の駆動電流を低下
させるのは、モータ駆動回路49に出力する駆動電圧を
低下させることにより容易に実現できる。
また、第8図のフローチャートのステップS21の前に
第9図のステップS31を挿入し、第8図のステップS
24の後に第9図のステップS40を付加することによ
り、同じようにインクシート搬送用モータ25の騒音を
少なくしてカートリッジ71におけるインクシート14
のたるみを除去することができる。また、第7図〜第9
図のフローチャートでは、カバー107が開放されるこ
とにより処理が開始されるように説明したが、これに限
定されるものでなく、インクシート・カートリッジ71
が交換されたこと(カートリッジセンサ72によりカー
トリッジ71が一旦脱着された後、再び装着されたこと
)を検知して処理を開始するようにしてもよい。
[記録動作の説明 (第10図)] 第10図は本実施例のファクシミリ装置における1頁分
の記録処理を示すフローチャートで、この処理を実行す
る制御プログラムは制御部101のROM114に記憶
されている。
この処理は記録する1ライン分のイメージデータがライ
ンメモリ110に格納されて、記録動作が開始できる状
態になることにより開始される。
まずステップS41で1ライン分の記録データをシリア
ルでシフトレジスタ130に出力する。そして、1ライ
ンの記録データの転送が終了するとステップS42でラ
ッチ信号44を出力して、ラッチ回路131に1ライン
分の記録データを格納する。次にステップS43でイン
クシート搬送用モータ25を駆動し、インクシート14
を(1/n)ライン分、第1図の矢印a方向に搬送する
そして、ステップS44で記録紙搬送用モータ24を駆
動して記録紙11を矢印す方向に1ライン分搬送する。
なお、この1ライン分はサーマルヘッド13により記録
される1ドツトの長さに相当する長さで、例えばファク
シミリ装置の場合では1/15.4mmで、最小記録時
間2.5msで画像記録している。
次にステップS45に進み、サーマルヘッド13の発熱
素子132の1つのブロックに通電する。そして、ステ
ップS46でm個(=4)のブロックの全てに通電され
たかを調べ、発熱素子132の全ブロックに通電されて
いなければステップS45に戻り、次のブロックに通電
する。ステップS46で1ラインの画像記録が終了する
とステップS47に進み、1頁分の画像記録が終了した
かをみる。−頁分の画像記録が終了していないときはス
テップS48に進み、次のラインの記録データをサーマ
ルヘッド13のシフトレジスタ130に転送してステッ
プS42に戻る。
ステップS47で1頁分の画像記録が終了するとステッ
プS49に進み、記録紙11を所定量排紙ローラ16a
、16b方向に送り、画像記録が行われた記録紙の後端
がカッタ15の切断位置まで搬送する。そして、ステッ
プS50でカッタ15a、15bを駆動して噛合し記録
紙11を頁単位に切断する。次にステップS51で排出
ローラ16により切断された記録紙を装置外に排出する
。それとともにステップS52で、プラテンローラ12
を逆転させて、その先端が次の画像記録位置に(るよう
に、記録紙11をサーマルヘッド13とカッタ15の間
隔に相当する距離だけ戻して、1頁の画像記録処理を終
了する。
なお、前述したインクシート14の送りを決定するnの
値は、前述したように、記録紙搬送用モータ24とイン
クシート搬送用モータ25の回転量によるだけではなく
、例えば、プラテンローラ12の駆動系の伝達ギア26
.27および巻取りローラ18の駆動系の伝達ギア73
.74の減速比を変更することによっても変えることが
できる。
[画像記録原理の説明(第11図、第12図)コ第11
図はこの実施例における記録紙11とインクシート14
の搬送方向を逆にして、画像記録を行うときの画像記録
状態を示す図である。
図示したように、プラテンローラ12とサーマルヘッド
13との間には記録紙11とインクシート14が挾持さ
れており、サーマルヘッド13はスプリング21により
所定圧でプラテンローラ12に押圧されている。ここで
、記録紙11はプラテンローラ12の回転により矢印す
方向に速度■2で搬送される。一方、インクシート14
はインクシート搬送用モータ25の回転により矢印a方
向に速度vIで搬送される。なお、インクシート14が
停止している状態も取り得る。
いま、サーマルヘッド13の発熱抵抗体132に電源1
05から通電されて加熱されると、インクシート14の
斜線部81で示す部分が加熱される。ここで、14aは
インクシート14のベースフィルム、14bはインクシ
ート14のインク層を示している。発熱抵抗体132に
通電することにより加熱されたインク層81のインクは
溶融し、そのうち82で示す部分が記録紙11に転写さ
れる。この転写されるインク層部分82は81で示すイ
ンク層のほぼ1 / nに相当している。
この転写時において、インク層14bの境界線83で、
インクに対する剪断力を生じさせて82で示すインク1
部分だけを記録紙11に転写する必要がある。しかしな
がら、この剪断力はインク層の温度により異なり、イン
ク層の温度が高いほど剪断力が小さくなる傾向にある。
そこで、インクシート14の加熱時間を短(するとイン
ク層内での剪断力が大きくなることから、インクシート
14と記録紙11との相対速度を大きくすれば、転写す
べきインク層をインクシート14から確実に剥離させる
ことができる。
この実施例によれば、ファクシミリ装置におけるサーマ
ルヘッド13の加熱時間は約0.6msと短いため、イ
ンクシート14の搬送と記録紙11を搬送するタイミン
グを種々変更することにより、インクシート14と記録
紙11との相対速度を上げるようにしている。
第12図は本実施例のマルチプリントに使用するインク
シート14の断面図で、ここでは、4Mで構成されたイ
ンクシートの場合で説明する。
第2層はインクシート14の支持体となるベースフィル
ムである。マルチプリントの場合、同一個所に何回も熱
エネルギーが印加されるため、耐熱性の高い芳香族ポリ
アミドフィルムやコンデンサ紙が有利であるが、従来の
ポリエステルフィルムでも使用に耐える。これらの厚さ
は、媒体という役割からなるべく薄い方が印字品質の点
から有利であるが、強度の関係から3〜8μmが望まし
い。
第3層は記録紙(記録シート)にn回分の転写が可能な
量のインク層である。この成分は、接着剤としてのEV
Aなとの樹脂、着色のためのカーボンブラックやニグロ
シン染料、パインディング材としてのカルナバワックス
、パラフィンワックス等を主成分として、同一個所でn
回の使用に耐えるように配合されている。この塗布量は
4〜8g / m ”が望ましいが、塗布量によって感
度や濃度が異なり任意に選択できる。
第4層は印字をしない部分で記録紙に第3層のインクが
圧力転写されるのを防止するためのトップコーティング
層であり、透明なワックス等で構成される。これにより
、圧力転写されるのは透明な第4層だけとなり、記録シ
ートの地汚れを防ぐことができる。第1層はサーマルヘ
ッド13の熱から第2層のベースフィルムを保護する耐
熱コート層である。これは同一個所に8912分の熱エ
ネルギーを印加する可能性のある(黒情報が連続した場
合)マルチプリントには好適であるが、用いるか用いな
いかは適宜選択できる。また、ポリエステルフィルムの
ように、比較的耐熱性の低いベースフィルムには有効で
ある。
なお、このインクシートとしては、この実施例に限定さ
れるものでなく、例えばベース層及びベース層の片側に
設けられたインクが含有された多孔性インク保持層とか
らなるインクシートでも、ベースフィルム上に微細多孔
質網状構造を有する耐熱性インク層を設け、このインク
層内にインクを含有させたインクシートでも良い。また
、ベースフィルムの材質としては、例λばポリイミド、
ポリエステル、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル、トリアセチルセル口 ス、ナイロンなどから
なるフィルムもしく(:を紙でもよい。
また、耐熱コート贋は必ずしも必要とはしないが、その
材質としては、例えばシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、
メラミン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂または
ニトロセルロースなどであっても良い。
また、記録媒体としては記録紙に限定されるものでなく
、インクの転写が可能な材質であれば、例えば布、プラ
スチックシートなどが挙げられる。また、インクシート
の装着は実施例で示したインクシートカートリッジ方式
に限定されるものでなく、例えば供給ロール及び巻き取
りロールを本体に別々にセットするタイプであってもよ
い。
更に、インクシートに塗布されたインクは熱溶融性イン
クに限定されるものでなく、例えば熱昇華性インク等で
あってもよい。この熱昇華性インクシートの一例として
は、ポリエチレンテレフタート、ポリエチレンナフタレ
ートあるいは芳香族ポリアミドなどで形成された基材上
に、グアナミン系樹脂とフッソ系樹脂で形成したスペー
サ粒子及び染料を含有する色材層を設けたものであって
もよい。
また前述実施例では、インクシートを着脱する度にカバ
ーを開閉する機構を用いているが、本発明はこの構成に
限定されるものでな(、例えばインクシートを差込み式
で装填できる構成等、カバーを開放することなくインク
シートを本体に装填できる構成であっても適用できるこ
とはもちろんである。
また、加熱方式は、前述したサーマルヘッドによる加熱
方式に限定されるものでな(、例えば通電転写方式ある
いはレーザ転写方式などを用いることができる。また、
この実施例ではマルチプリントのインクシートによる画
像記録の場合で説明したがこれに限定されるものでなく
、通常のワンタイムインクシートの場合でも同様にでき
る。
さらに前述した実施例では、熱転写プリンタをファクシ
ミリ装置に適用した場合で示したがこれに限定されるも
のでな(、例えば本発明の熱転写記録装置はワードプロ
セッサ、タイプライタあるいは複写装置などにも適用で
きる。
以上説明したようにこの実施例によれば、インクシート
カートリッジが交換されたとき、自動的にそのたるみを
取ることができるため、カートリッジの巻取り用ノブな
どが不要になり、インクシートのたるみを除去するのを
忘れたためによるインクシートのしわや折れなどを防止
できる。なお、カートリッジの巻き取り用ノブは、イン
クシートの装填時、本発明を適用してインクシートのた
るみを除去した後、何らかの原因によってたるみが生じ
る場合も考えられるため、設けていてもよい。
また、この実施例によれば、インクシートを最小限搬送
してたるみをとることができるため、たるみの除去時に
おけるインクシートの無駄を少な(できる効果がある。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、インクシートの装
着時、自動的にインクシートを所定量巻取ってインクシ
ートのたるみを除去できる効果があると同時に、例えば
インクシートカートリッジ等にインクシートのたるみ防
止のための部材が不要になり、装着時に前記たるみ防止
部材を開放する動作、もしくは本体の機構が不要になる
という効果がある。
またさらに本発明によれば、例えばインクシートロール
もしくはインクシートカートリッジ等を装着する記録装
置のカバーの開閉を検知し、その開閉に応じてインクシ
ートを所定量巻取ることにより、インクシートのたるみ
を取除くことができる。
さらに、供給用ロールが回転するまでインクシートを搬
送するように制御する制御手段を設けることで、インク
シートを必要以上に巻取ることを防止できる効果もある
。そして、カバーの開放時、インクシート搬送手段の駆
動電流を低下してインクシートを搬送するようにしたこ
とで、インクシートのたるみを巻取る時に、騒音や振動
を抑えることができる。
また、カバーが閉じられたことを検知すると、インクシ
ート駆動手段により自動的にインクシートを所定量もし
くは供給ロールが回転するまでインクシートを搬送する
ように制御する制御手段を設けることで、インクシート
に必要な張力が与えられ、マルチプリントにおける記録
時にインクシートと記録媒体の貼り付き等を防ぐことで
マルチプリントの記録画像の品位を向上させるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】 第1図は実施例のファクシミリ装置の機構部を示す側断
面図、 第2図は実施例のファクシミリ装置の概略構成を示すブ
ロック図、 第3図はインクシートと記録紙の搬送系の構造を示す図
、 第4図は実施例の制御部と記録部との電気的接続を示す
図、 第5図はカバーを開けた状態でのインクシートカートリ
ッジ取付は状態を示す図、 第6図〜第9図は本実施例のインクシートのたるみを取
る処理を示すフローチャート、第10図は実施例のファ
クシミリ装置における記録処理を示すフローチャート、 第11図は本実施例のマルチプリント時における記録紙
とインクシートの状態を示す図、そして第12図はこの
実施例で使用するマルチプリント用インクシートの断面
図である。 図中、1o・・・ロール状記録紙、11・・・記録紙、
12・・・プラテンローラ、13・・・サーマルヘッド
、14・・・インクシート、15・・・カッタ、16・
・・排出ローラ、17・・・インクシート供給ロール、
18・・・インクシート巻取ロール、19・・・インク
シートセンサ、20・・・インクシート有無センサ、2
1・・・スプリング、22・・・記録紙有無センサ、2
3・・・カバー開閉センサ、24・・・記録紙搬送用モ
ータ、25・・・インクシート搬送用モータ、71・・
・カートリッジ、72・・・カートリッジセンサ、10
0・・・読取部、101・・・制御部、102・・・記
録部、103・・・操作部、104・・・表示部、10
5・・・電源、106・・・モデム、107・・・NC
U、110・・・ラインメモリ、111・・・符号化/
復号化部、112・・・バッファメモリ、113・・・
CPU、114・・・ROM、115・・・RAM、1
32・・・発熱抵抗体(発熱素子)である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インクシートの有するインクを記録媒体に転写し
    て、前記記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置で
    あつて、 前記インクシートを着脱可能に装填するための装填部と
    、 巻取りロールを回転駆動して前記インクシートを搬送す
    るためのインクシート駆動手段と、前記記録媒体を搬送
    するための記録媒体搬送手段と、 前記装填部に装填されたインクシートに作用して前記記
    録媒体に画像の記録を行うための記録手段と、 前記インクシートが前記装填部に装着されていることを
    検出するための検出手段と、 前記検出手段によつて前記インクシートの前記装填部に
    対する装填が検出されると、前記インクシート駆動手段
    により前記インクシートを所定量搬送するように制御す
    る制御手段と、 を有することを特徴とする熱転写記録装置。
  2. (2)インクシートの有するインクを記録媒体に転写し
    て、前記記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置で
    あつて、 前記インクシートを着脱可能に装填するための装填部と
    、 巻取りロールを回転駆動して前記インクシートを搬送す
    るためのインクシート駆動手段と、前記記録媒体を搬送
    するための記録媒体搬送手段と、 前記装填部に装填されたインクシートに作用して前記記
    録媒体に画像の記録を行うための記録手段と、 前記インクシートが前記装着部に装着されていることを
    検出するための検出手段と、 前記検出手段によつて前記インクシートの前記装填部に
    対する装填が検出されると、前記インクシート駆動手段
    により前記インクシートを捲回した供給用ロールが回転
    するまで前記インクシートを搬送するように制御するた
    めの制御手段と、を有することを特徴とする熱転写記録
    装置。
  3. (3)前記装填部は前記インクシートを捲回した供給用
    ロールと前記供給用ロールより引出されたインクシート
    を巻取る巻取りロールとを有するインクシート・カート
    リッジであることを特徴とする請求項第1項あるいは第
    2項に記載の熱転写記録装置。
  4. (4)前記インクシートの装填時に開閉される装置本体
    に設けられたカバー体と、 前記カバー体の開閉を検知するための検知手段と、 前記検知手段によつて前記カバー体が開閉されたことを
    検知すると、前記インクシート搬送手段により所定量前
    記インクシート搬送するように制御する搬送制御手段を
    さらに有することを特徴とする請求項第1項に記載の熱
    転写記録装置。
  5. (5)前記カバー体は前記供給用ロール或は巻き取りロ
    ールを脱着するときに開閉されることを特徴とする請求
    項第4項に記載の熱転写記録装置。
  6. (6)前記インクシートの装填時に開閉される装置本体
    に設けられたカバー体と、 前記カバー体の開閉を検知するための検知手段と、 前記検知手段によつて前記カバー体が開閉されたことを
    検知すると、前記インクシート搬送手段により前記供給
    用ロールが回転するまで前記インクシート搬送するよう
    に制御する搬送制御手段をさらに有することを特徴とす
    る請求項第2項に記載の熱転写記録装置。
  7. (7)前記カバー体は前記供給用ロール或は巻き取りロ
    ールを脱着するときに開閉されることを特徴とする請求
    項第6項に記載の熱転写記録装置。
  8. (8)前記カバー体の開放時、前記インクシート搬送手
    段の駆動電流を低下して前記インクシートを搬送するよ
    うにしたことを特徴とする請求項第1項乃至第7項のい
    ずれかに記載の熱転写記録装置。
  9. (9)インクシートの有するインクを記録媒体に転写し
    て、前記記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録方法で
    あつて、 インクシートが装置本体に装填されたことを検出したら
    一旦自動的にインクシートを所定量搬送してインクシー
    トの弛みを除去し、その後前記インクシートに記録手段
    を作用して前記インクシートの有するインクを記録媒体
    に転写して、前記記録媒体に画像の記録を行うことを特
    徴とする熱転写記録方法。
  10. (10)前記インクシートは前記インクシートを捲回し
    た供給用ロールと前記供給用ロールより引出されたイン
    クシートを巻取る巻取りロールとを有して、装置本体に
    着脱可能に構成されたカートリッジに設けられているこ
    とを特徴とする請求項第9項に記載の熱転写記録方法。
  11. (11)前記インクシートは装置本体に単独で着脱可能
    な供給ロールに捲回されていることを特徴とする請求項
    第9項に記載の熱転写記録方法。
JP1184411A 1989-07-19 1989-07-19 熱転写記録装置及び方法 Pending JPH0349969A (ja)

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DE69030538T DE69030538T2 (de) 1989-07-19 1990-07-19 Mit Wärmeübertragung arbeitendes Aufzeichnungsgerät
US08/483,155 US5786842A (en) 1989-07-19 1995-06-07 Recording apparatus which controls ink sheet slack and method for the same

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001192081A (ja) * 2000-01-10 2001-07-17 Iwata Label Co Ltd 破瓶防止用ラベル
JP2003072861A (ja) * 2001-08-29 2003-03-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd バイオセンサの包装方法
JP2016026922A (ja) * 2014-07-07 2016-02-18 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法、および、記憶媒体

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