JPH04166365A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH04166365A
JPH04166365A JP29092290A JP29092290A JPH04166365A JP H04166365 A JPH04166365 A JP H04166365A JP 29092290 A JP29092290 A JP 29092290A JP 29092290 A JP29092290 A JP 29092290A JP H04166365 A JPH04166365 A JP H04166365A
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JP
Japan
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recording
sheet
recording sheet
roller
conveyance
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Application number
JP29092290A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Hayashi
敏行 林
Toshiyuki Takano
敏行 高野
Masahiro Funakoshi
雅浩 船越
Shigeji Kurita
茂治 栗田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はロール状に巻き付けられた記録シートのたるみ
を除去する記録装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来よりファクシミリ、プリンタ等の記録装置の記録系
には、一般にロール状に巻き付けた長尺状の記録シート
が用いられ、ライン型の記録ヘッドにより一行毎に記録
を行うように構成されている。
例えば、第11図に示すファクシミリ装置にあっては、
ロール状に巻き付けられたシートロール50aより引き
出された記録シート50を、記録へラド51と圧接した
プラテンローラ52で搬送し、記録情報に応して前記記
録へノド51により画像を記録する。
そして画像記録後の記録シート50は、カッター53に
より、■頁分の画像毎に切断されて装置外に排出される
上記切断後の記録シー)50は、前記プラテンローラ5
2を逆転駆動して先端部を記録ヘッド51とプラテンロ
ーラ52との圧接部まで戻すように構成されていた。
〈発明が解決しようとしている課題〉 しかしながら、前記構成にあっては、記録シート50は
、切断後プラテンローラ52により記録位置まで戻され
るため、プラテンローラ52よりシート搬送方向上流側
で記録:/−ト50はたるんだ状態となる。従って次に
記録を開始する場合に、上記たるみ分についてはパノク
テンノヨンが加わっていないため、プラテンローラ52
の搬送負荷が減り、駆動源のモーター(図示せず)の駆
動が不安定となり記録ノート50の搬送むらを生ずるお
それがあった。
また前記記録シート50にたるみが生ずると、記録シー
ト50とプラテンローラ52との巻き付き角が小さくな
り、上記プラテンローラ52の記録シート50の搬送力
が低下するおそれがあった。
本発明の目的は上記従来技術の課題を解決し、記録開始
位置に戻された記録シートのたるみを除去して記録シー
トの搬送むらを防止した記録装置を提供することにある
〈課題を解決するための手段〉 上記従来技術の課題を解決し、以下に述べる実施例に適
用される手段は、記録情報に応して記録シートに像を記
録する記録手段と、前記記録手段と対向して設けられた
回動可能なプラテンと、前記記録手段よりノート搬送方
向上流側に記録シートを搬送するための搬送手段とを有
し、前記搬送手段は、搬送回転体とこれに押圧・押圧解
除可能な従動回転体を用いて、記録位置に戻される記録
シートのシート搬送方向上流側のたるみを除去すること
を特徴とする。
〈作用〉 上記手段によれば、記録シートの先端をプラテンにより
記録位置まで戻す場合に、従動回転体を搬送回転体に押
圧すると共に、搬送回転体を駆動して記録シートをシー
ト搬送方向上流側に搬送する。
これによって、記録シートの先端が記録位置に戻された
場合、記録位置と搬送手段との間に形成されるたるみを
、前記搬送回転体を駆動させて上流側に移動させて除去
する。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本発明を適用した記録装置の一実
施例について説明する。尚、本実施例は記録装置として
ファクシミリ装置について説明するものとする。
第1図はファクシミリ装置の概略構成を示す断面説明図
、第2図は装置全体の制御手段を示すブロック図、第3
図は記録シートの搬送手段を示す斜視説明図、第4図は
記録手段の制御系を示すブロック図、第5図は記録動作
を示すフローチャート、第6図は記録シートの搬送動作
を示すフローチャートである。
先ず本発明を適用したファクシミリ装置の概略構成につ
いて、第1図を参照して説明する。
このファクシミリ装置は原稿読取部A、記録部B、及び
制御部Cから構成されている。
先ず原稿読取部Aについて説明すると、ファクシミリ装
置の上面カバーを兼用した積載部材である原稿トレイ1
a上に積載した原稿1は、原稿挿入口2より挿入される
と、予備搬送ローラ3aとこれに圧接する予備搬送押圧
片3bにより順次給送され、次いで分離ローラ4aとこ
れに圧接する分離押圧片4bとにより一枚ずつ分離され
た後、後述の原稿搬送用モータにより駆動される搬送ロ
ーラ対5a、5bと排出ローラ対6a、6bにより下流
側に搬送されるように構成されている。
画像読取位置に搬送された原稿1は、光源7より光を照
射され、その反射光をミラー8及びレンズ9を介してC
CD等の光電変換素子10に結像させて電気信号に変換
され、その画像情報を他機の記録部に送信するように構
成されている。
そして、画像読取後の原稿1は、前記排出ローラ対6a
、6bにより搬送されて、原稿排出口付近に配置された
排出トレイ11に排出される。
尚、12は送信開始等のファンクシボンキーやテンキー
等を有する操作部、13は上記操作部12により入力さ
れた状態を表示する表示部である。上記操作部12には
インクシート17の種類を指示するスインチ12aが設
けられており、スインチ12aがONの場合には、マル
チプリントのインクシート17が、OFFの場合には通
常のインクシート17が装着されたことを指示する。
次に記録部Bについて説明すると、14は長尺状の普通
紙を用いた記録シートであって、これを内芯14aにロ
ール状に巻き付けたシートロール14bが、落とし込み
式のロールホルダー15に収納されている。
16aはインクシート17を巻き付けたインクシート供
給ロール、16bは上記インクシート17を巻き取るた
めのインクシート巻取ロールである。このインクシート
巻取ロール16bは後述のインクシート搬送用モータに
より駆動され、インクシート17を矢印a方向に巻き取
るものである。上記インクシー)供給ロール16a、イ
ンクシート巻取ロール16bは、装置本体内の装填部1
6cに着脱可能に装填されている。
また18は上記インクシート17の残量検出や搬送速度
を検出するためのセンサであり、19はインクシートの
有無を検出するためのインクシートセンサである。20
は上記インクシート17をガイドするだめのガイドロー
ラである。
次に21は記録情報に応して前記記録シート14に像を
記録する記録手段である記録ヘッドである。
上記記録ヘッド21には記録情報に応して個々通電発熱
する発熱素子が一列に配列されている。22は上記記録
ヘッド21に対向して設けられた回動可能なプラテンロ
ーラである。前記記録ヘッド21は裏面側よりスプリン
グ21eにより付勢されて、前記プラテンローラ22の
表面に圧接している。
従って、上記プラテンローラ22を回転させて記録シー
ト14を矢印す方向に搬送すると共に、これに同期させ
て画像信号に応した記録ヘッド21の発熱素子を発熱さ
せることにより画像記録を行うように構成されている。
前記記録ヘッド21よりシート搬送方向上流側(以下単
に「上流側jと言う)には、前記記録シート14を上流
側に搬送するための搬送回転体である搬送ローラ23a
、及び従動回転体であるピンチローラ23bが配置され
ている。上記ピンチローラ23bは、前記原稿トレイ1
a側に図示しない軸受を介して回転可能に取り付けられ
ており、回転軸の両端を図示しないバネ材により支持さ
れている。
このバネ材は本実施例では後述のソレノイドとカム(図
示せず)の組み合わせにより、上記ピンチローラ23b
に対する押圧力を加えたり或いは解除したりするように
構成されている。また上記記録ヘッド21と搬送ローラ
23aとの間には、記録シート14の有無を検出するた
めの記録シートセンサ24が配設されている。
また25a、25bは記録後の記録シート14を切断す
るためのカッターであり、26a、26bは切断後の記
録シート14を装置外に排出するための排出ローラ対で
ある。
尚、前記記録シート14若しくはインクシート17を交
換する際には、原稿トレイ1aを支点1bを中心に回転
させて、記録系Bの上面を開放することによって行うこ
とができる。
前記シートロール14bより引き出された記録シート1
4、及びシート供給ロール16aより繰り出されたイン
クシート17は、記録位置において記録ヘッド21によ
りプラテンローラ22に押圧され、このとき画像信号に
応じた記録ヘッド21の発熱素子を発熱させることによ
り画像を記録する。
そして、記録済みの記録シー目4は、力・7ター25a
、25bに導かれ、頁単位に画像後端からカントされて
排出ローラ対26a、26bにより装置外に排出される
Cは上記ファクシミリ装置の制御部を示しており、装置
全体に電力を供給する電源部27.以下に述べる制御部
品を装備した制御基板28.モデム基板ユニット29.
電話器30aを接続するNCU基板ユニント30等が配
置されている。
ここで上記制御部Cの構成を第2図に示すブロック図を
参照して説明する。
制御部Cは、記録装置全体の制御を行うCPU31aと
、第5図に示すフローチャートに示す制御内容及び各種
データ等を格納したROM31bと、上記CPU31a
のワークエリアとして使用されると共に、記録枚数等の
各種データの一時保存を行うRAM31C等を有する。
また32は画像データの各ラインのイメージを格納する
ラインメモリであって、原稿の送信若しくはコピーの場
合は原稿読取部Aからの1ライン分のイメージデータが
格納され、画像データの受信の場合は復号された1ライ
ン分のデータが格納される。そして上記ラインメモリ3
2に格納された各種データは、記録部Bに出力されるこ
とによって、画像記録が行われる。
また33は送信する画像情報をMH符号化等により符号
化したり、受信した符号化画像データを復号化してイメ
ージデータに変換する符号化/復号化部である。34は
送受信された符号化画像データを格納するパンツアメモ
リである。
次に第3図を参照して前記記録シート14及びインクシ
ート16の搬送機構について詳細に説明する。
第3図において、35はプラテンローラ22を回転駆動
するための記録シート搬送用モータである。
また36はインクシート17を矢印a方向に搬送するた
めのインクシート搬送用モータである。上記記録シート
搬送用モータ35は、モータギヤ35aを介してプラテ
ンローラ22の回転軸に取り付けられたプラテンギヤ2
2aに噛合している。またインクシート搬送用モータ3
6は、モータギヤ36aを介してインクシート巻取ロー
ル16bに同軸に取り付けられた巻取ギヤ16b1に噛
合している。
また37は前記搬送ローラ23aを回転駆動して記録シ
ー)14を矢印C方向に搬送するための搬送ローラ駆動
モータである。この搬送ローラ駆動モータ37はモータ
ギヤ37aを介して搬送ローラ23aと同軸に取り付け
られた滑りクラッチ38に噛合している。上記滑りクラ
ッチ38は、搬送ローラ23aに対して回転負荷を与え
るものであり、矢印d方向に回転すると装置本体に対し
て固定された軸39aに対してロック状態となるワンウ
ェイクラッチ39と噛合している。
従って、搬送ローラ23aは上記ワンウェイクラッチ3
9により、搬送ローラ駆動モータ37からの駆動力が時
計回り方向には駆動力が伝達され、反時計回り方向には
トルクリミンタの負荷が伝達される。よって、上記搬送
ローラ23aは、プラテンローラ22による記録シート
14の矢印す方向への搬送には寄塔廿ず、矢印C方向へ
の搬送にのみ寄与するように構成されている。
次に第4図を参照して、前記記録部Bと制御部Cとの電
気系接続について説明する。
記録ヘッド21としては、本実施例ではライン型のサー
マルヘッドが用いられており、この記録へラド21は前
記制御部Cより1ライン分のシリアル記録データ40を
入力するためのシフトレジスタ21a、ランチ信号41
により上記シフトレジスタ21aのデータをラッチする
ランチ回路21b、1ライン分の発熱抵抗体からなる発
熱素子21cを装備している。上記発熱素子21cは2
1c1〜21c1に示すようにm個のブロックに分割さ
れて駆動されるものである。また上記記録ヘッド21に
は、温度を検出するための温度センサ21dを装備して
おり、この温度センサ21dの出力信号42は、制御部
C内でA/D変換されて前記CPU31aに入力される
。これによって、前記CPU31aは記録ヘッド21の
温度を検出して、その温度に応じてストローブ信号43
のパルス幅を変更したり、或いは記録ヘッド21の駆動
電圧等を変更して、インクシート17の特性に応して記
録ヘッド21への印加エネルギーを変更している。
上記インクシート17の種類(特性)は、前述したスイ
ッチ12aにより選択されているが、インクシート】7
に印刷されたマーク等を検出してその種類や特性を判別
することも可能である。またインクシート17を収納す
るカートリッジに付されたマークや切欠或いは突起等を
判別することも可能である。
44は前記制御部Cより記録ヘッド21の駆動信号を入
力し、上記記録ヘッド21を各ブロック単位で駆動する
ストローブ信号43を出力する記録ヘッド駆動回路であ
る。この記録ヘッド駆動回路44は、前記制御部Cの指
示により、記録へラド21の発熱素子21cに電流を供
給するための電源1a45に出力する電流の制御時間を
変更することによって、記録ヘッド21の印加エネルギ
ーを変更することができる。
また46.47.48は前記記録シート搬送用モータ−
35,インクシート搬送用モーター36.搬送ローラ駆
動モータ37を夫々回転駆動するモータ駆動回路である
。上記各モータ35.36.37としては、ステンピン
グモータを使用しているが、これに限定されるものでは
なくDCモーター等であってもよい。
また49は前記ピンチローラ23bを搬送ローラ23a
に押圧・押圧解除させるためのソレノイドである。
次に本実施例に示すファクシミリ装置を使用した1頁分
の記録動作を第5図に示すフローチャートを参照して説
明する。
以下の処理は、制御部CのROM31 bに記憶されて
いるプログラムにしたがって行われる。
この処理は、記録する1ライン分のイメージデータがラ
インメモリ32に格納されて、記録開始待機状態になる
ことにより開始される。
まずステップS1おいて、1ライン分の記録データをシ
リアルでシフトレジスタ21aに出力する。
1ライン分の記録データの転送が終了すると、ステップ
S2に移行してランチ信号41を出力して、ランチ回路
21bに1ライン分の記録データを格納する。
次にステップS3に移行してインクシート搬送用モータ
36によりインクシート巻取ロールを駆動して、インク
シート17を(1/n)ライン分だけ第1図に示す矢印
a方向に搬送する。そして、ステップS4に移行して記
録シー)II送用モータ35によりプラテンローラ22
を駆動して、記録シート14を矢印す方向に1ライン分
搬送する。この1ライン分は記録ヘッド21により記録
される1ドツトの長さに相当する長さである。
次にステップS5に移行して記録ヘッド21の発熱素子
21cの各ブロフクに通電する。そしてステップS6に
移行してブロック数mの全てに通電されたかを判断し、
発熱素子21cの全ブロックに通電されて1ライン分の
記録が終了すると、ステ・ノブS7に移行して1頁分の
記録が終了したかを判断する。1頁分の記録が終了して
いない(No)場合には、ステップS8に移行して次の
記録データ40を記録ヘッド21に転送して、ステップ
S2以降の動作を繰り返す。またステップSマで1頁分
の記録が終了している(YES)場合には、ステップS
9に移行する。
ステップS9においては、記録シート14を排出ローラ
対26a、26bを駆動させて矢印す方向に所定量搬送
する。そしてステップSIOに移行して、カッター25
a、25bにより記録シート14を頁単位で切断する。
次にステップSllに移行して、切断後の記録シート1
4は、記録シート搬送用モータ35によりプラテンロー
ラ22を逆転駆動して、記録ヘッド21と力、7ター2
5a、25bとの間隔に相当する距離だけ戻して1頁分
の記録を終了する。
次に上記記録動作における搬送ローラ23aの制御動作
について、第6図に示すフローチャートを参照して説明
する。尚、本実施例では、予めソレノイド49はON状
態にあり、ピンチローラ23bは搬送ローラ23aに押
圧した状態にあるものとする。
先ずステップS20において、記録シートセンサ24に
より記録シート14にたるみがあるか否かを検知する。
たるみがある(No)場合には、上記記録シートセンサ
24がOFFとなり、ステップ521に移行して搬送ロ
ーラ駆動モータ37により搬送ローラ23aを駆動させ
て、記録シート14を第1図の矢印C方向に搬送する。
この時前記ワンウェイクラッチ39は第3図の矢印e方
向に回転するためフリーに回転する。
上記記録シート14のたるみが除去されて張った状態(
YES)にあるときは、記録シートセンサ24がONと
なり、ステップS22に移行する。
ステップS22〜ステツプS28においては1頁分の記
録動作が行われる。
ステップS22では、記録シートa送用モータ35のス
テツプ数■=0としてカウントを開始する。
記録シー目4は、たるみが除去されてテンションが付与
された状態から記録が開始されるため、記録シート14
のプラテンローラ22に対する巻き付き角は十分確保さ
れており、上記プラテンローラ22を駆動させることに
より十分な搬送力が得られる。
尚、上記プラテンローラ22は一行記録する度に、モー
タ35のステップ数に対応させて間欠的に回転駆動され
るものである。
次にステップS23に移行して一桁分の印字が終了する
と、ステップS24に移行してモータ35のステップ数
■はn=n、、↓1(n≧0.  If、 =O)に設
定され、次行記録に備えて再び記録シー目4を所定量搬
送する。
次にステップS25において、前記ステップ数■がプラ
テンローラ22からカッター25a、25bまでの距離
に相当するステップ数Aに到達したか否か(■≧A)を
判断する。到達していない場合(NO)には、ステップ
S23に戻って記録・搬送動作を繰り返す。ステップ数
■がステップ数Aに到達した場合(YES)には、ステ
ップ326に移行する。
上記ステップ322〜S25においては、搬送ローラ2
3aはプラテンローラ22による記録ンート14の矢印
す方向への搬送に伴い時計回り方向に連れ回りする。し
かし、ワンウェイクラッチ39は第3図の矢印d方向に
回転しようとするので、ロック状態となり、滑りフラン
チ38の負荷が搬送ローラ23aに加えられて、記録シ
ート14に対してバンクテンションを付与することがで
きる。
従って、切断後記録位置まで戻した記録シート14のプ
ラテンローラ22に対する負荷が適正となり、記録シー
ト14がたるむことによってプラテンローラ22の駆動
が不安定になることを防止することができる。
次にステップ326に移行して、ピンチローラ23bを
付勢するソレノイド49を○FFして、上記ピンチロー
ラ23bの搬送ローラ23aに対する押圧を解除する。
これによって、記録シート14に対するバンクテンショ
ンの付与が解除される。
次にステップS27に移行して一桁分の印字が終了した
後、ステップ328に移行して1頁分の印字が終了した
か否かを判断する。未だ1頁分の印字が終了していない
場合(NO)には、ステップS27に戻って印字を続行
し、1頁分の印字が終了している場合(YES)には、
ステップS29に移行する。
ステップS29では記録シート14を切断位置までプラ
テンローラ22を駆動させて搬送する。次にステップS
30に移行して前記ソレノイド49をONLで、ピンチ
ローラ23bを搬送ローラ23aに押圧することにより
、シートロール14b側の記録シート14を挟持して矢
印C方向に搬送可能な状態にする。
次にステップS31に移行してカンタ−23a、25b
により記録シート14を頁単位で切断する。
次にステップS32に移行して記録シート搬送用モータ
35を逆転駆動すると共に、搬送ローラ駆動モータ37
を駆動して、プラテンローラ22及び搬送ローラ23a
を夫々回転駆動させて、前記切断後の記録シート14を
矢印C方向に搬送し、その先端部を記録位置まで戻す。
この時搬送ローラ23aによる記録ンー[4の搬送量は
、プラテンローラ22の搬送量に比べて大きく設定され
ており、記録シート14は、プラテンローラ22と搬送
ローラ23aと間でたるむことがない。
次にステップ333に移行して記録シート14の先端部
が記録位置に戻ったか否かを判断する。記録シー目4の
先端が記録位置に戻っていなければ(NO)ステ、プS
32に戻って搬送動作を続行し、戻っている場合(YE
S)には、ステ、プS34に移行する。
ステップ334においては、次頁記録があるか否かを判
断し、次頁記録が有る場合(YES)には、ステップS
22に戻って記録動作を続行し、次頁記録がない場合(
No)には記録動作を終了する。
尚、上記実施例において、ソレノイド49をONするタ
イミングは、ステップS31の後であってもよい。
また上記ソレノイド49をONするタイミングが異なる
実施例を第7図のフローチャートに示す。
第7図において、ステップS20〜ステツプ32Bまで
は第6図に示す実施例と同様である。
本実施例では、ステップ329′〜ステツプ332′に
おいて、記録ノート14を記録位置までプラテンローラ
22を駆動させて戻す間は、ソレノイド49がOFF状
態にあり、ピンチローラ23bの搬送口−ラ23aに対
する押圧が解除されているため、ソートロール14b側
の記録シート14はフリーの状態で戻される。
そして、ステップ533′に移行して前記ソレノイド4
9をONして、ピンチローラ23bを搬送ローラ23a
に押圧することにより、シートロール14b側の記録シ
ート14を挟持して矢印C方向に搬送可能な状態にする
次にステップ334′に移行して、次頁記録があるか否
かを判断し、次頁記録が有る場合(YES)には、ステ
ップ320に戻って記録シート14のたるみ除去動作を
続行し、次頁記録がない場合(NO)には記録動作を終
了する。上述のように、ソレノイドをON・OFFする
タイミングを変化させることで、搬送ローラ23aの制
御動作を変更して記録動作を行うことができる。
またステップS3及びステップS4で示したように、イ
ンクシート搬送用モータ36の駆動は記録シート搬送用
モータ35の駆動より先に行うことが望ましい。これは
、インクシート搬送用モータ36が駆動されても、その
モータ36の特性や駆動伝達系の特性により、実際にイ
ンクシート16の搬送が開始されるまでに時間的な遅れ
が生ずるからである。
また、前記記録シート搬送用モータ35の駆動を先に行
っても同様の効果かえられるが、記録シー目4の搬送を
開始してから、記録へラド21の駆動までの時間が大き
くなると、記録されたドツト間に隙間が生ずるおそれが
あるからである。
更に本実施例では、搬送ローラ23aに滑りクラッチ3
8を取り付けて負荷を加えることにより、記録シート1
4に対してバックテンションを付与しているが、前記記
録シート14の戻し分のたるみを吸収するために、搬送
ローラ駆動モータ37のホールディングトルク或いはデ
イテントトルクを利用しても同様の効果が得られる。こ
の場合には、滑りクラッチ38と噛合しているワンウェ
イフランチ39は省略できるので、低コスト化を図るこ
とができる。
〈他の実施例〉 次に前記記録動作における搬送ローラ23aの制御動作
の他の実施例について、第8図及び第9図に示すフロー
チャートを参照して説明する。
前記実施例では、スタート時にソレノイド49がON状
態であったが、本実施例ではソレノイド49がOFF状
態の場合を示す。
まずステップ540おいて、ソレノイド49をONして
、ピンチローラ23bを搬送ローラ23aに押圧するこ
とにより、シートロール14b側の記録シート14を挟
持して矢印C方向に搬送可能な状態にする。
次にステップS41に移行して記録シートセンサ24に
より記録シート14にたるみがあるか否かを検知する。
たるみがある(No)場合には、上記記録シートセンサ
24がOFFとなり、ステップS42に移行して搬送ロ
ーラ駆動モータ37により搬送ローラ23aを駆動させ
て、記録シート14を第1図の矢印C方向に搬送してシ
ートロール14b側のたるみを除去する。この時前記ワ
ンウェイクラッチ39は第3図の矢印e方向に回転する
ためフリーに回転する。
上記記録シート14をたるみが除去されて張った状態(
YES)にあるときは、記録シートセンサ24がONと
なり、ステップS43に移行する。
ステップ343〜ステツプS49においては、第6回に
示すフローチャートのステップ522〜ステツプ328
と同様に、1頁分の記録動作が行われる。
上記ステップ343〜ステツプS46までは搬送ローラ
23aとピンチローラ23bにより、記録シート14に
バックテンションが付与された状態で記録が行われる。
そして、ステップS47で前記ソレノイド49をOFF
してピンチローラ23bの搬送ローラ23aに対する押
圧を解除し、ステップ348〜ステツプS49で通常の
記録動作を行う。
次にステップ350〜ステツプS54において、記録シ
ート14の切断、逆搬送動作を行う、この時、前記実施
例と異なりソレノイド49をOFFしているため、記録
シート14の逆搬送時にシートロール14b側にたるみ
が生ずる。従って、ステップ354において、次頁記録
があるか否かを判断する場合、次頁記録が有る場合(Y
ES)には、ステップS40に戻って記録シート14の
たるみ除去動作を続行し、次頁記録がない場合(NO)
には記録動作を終了する。
次に前記第8図に示すフローチャートの他の実施例につ
いて、第9図のフローチャートを参照して説明する。
前記ステップS40〜ステツプS49は第8図と同様で
あるが、本実施例ではステップS50’〜ステツプS5
6′に示す記録シート14の切断・逆搬送動作が異なっ
ている。
即ち、ステップS51′において、記録シー目4の切断
動作に移行する時に前記ソレノイド49をONさせて、
ピンチローラ23bを搬送ローラ23aに押圧させて記
録シート14にバックテンションを付与した状態で切断
・逆搬送動作を行う。従ってステップ555′において
、次頁記録があるか否かを判断する場合、次頁記録が有
る場合(YES)には、既に記録シート14のたるみが
除去されているため、ステップS43に戻って記録動作
を続行し、次頁記録がない場合(NO)にはステップ3
56′に移行して前記ソレノイド49をOFFして記録
動作を終了する。
また前記第8図に示すフローチャートの他の実施例につ
いて、第10図のフローチャートを参照して説明する。
前記ステップ340〜ステツプS49は第8図と同様で
あるが、本実施例ではステップ350′〜ステツプS5
6″に示す記録シート14の切断・逆搬送動作が異なっ
ている。
即ち、ステノブS50′〜ステンプS53′における記
録シート14の切断・逆搬送動作はソレノイド49をO
FFしたまま行うため、記録シー目4の逆搬送時にシー
トロール14b側にたるみが生ずる。
次に、ステップS54″に移行して前記ソレノイド49
をONさせてピンチローラ23bを搬送ローラ23aに
押圧させる。そして、ステップS55#に移行して次頁
記録があるか否かを判断し、次頁記録が有る場合(YE
S)には、ステップS41に戻って記録シート14のた
るみ除去動作を続行し、次頁記録がない場合(No)に
は、ステップS56″に移行して前記ソレノイド49を
OFFして記録動作を終了する。
上記各制御動作によっても、前記実施例と同様の効果を
得ることができる。
尚、前述した実施例では記録シー目4とインクシート1
7とを逆方向へ搬送して記録を行ういわゆるマルチプリ
ントを例示したが、両シート14.17を同一方向へ搬
送して記録を行うワンタイムプリントであっても当然可
能である。
また記録方式は前記熱転写記録方式に限定する必要はな
く、感熱シートを用いる感熱記録方式等信の記録方式を
用いることも可能である。
更に前記搬送手段もローラ状のものに限定する必要はな
く、回転ベルト等の他の形式を用いることも可能である
〈発明の効果〉 本発明は前述の如く、記録シートの先端が記録位置に戻
された場合、記録位置と搬送手段との間に形成されるた
るみを、搬送回転体を駆動させて上流側に移動させて除
去する。
また戻された記録シートのたるみの分が記録されている
間、前記搬送回転体により前記記録シートにパンクテン
ションが与えられている。
従って、記録シートがたるむことにより生ずる記録部に
おける搬送負荷の軽減によって、駆動源の駆動が不安定
となることを防止することができる。
また記録時に搬送手段上流側の記録シートのたるみがな
くなった時に、前記搬送手段を構成する従動回転体の搬
送回転体への押圧を解除させることで、プラテンによる
搬送負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はファクシミリ装置の概略構成を示す断面説明図
、第2図は装置全体の制御手段を示すブロフク図、第3
図は記録シートの搬送手段を示す斜視説明図、第4図は
記録手段の制御系を示すブロフク図、第5図は記録動作
を示すフローチャート、第6図は記録シートの搬送動作
を示すフローチャート、第7図乃至第1O図は記録シー
トの搬送動作の他の実施例を示すフローチャート、第1
1図は従来例の説明図である。 Aは原稿読取部、Bば記録部、Cは制御部、1は原稿、
1aは原稿トレイ、1bは支点、2は原稿挿入口、3a
は予備搬送ローラ、3bは予備搬送押圧片、4aは分離
ローラ、4bは分離押圧片、5a、5bは搬送ローラ対
、6a、6bは排出ローラ対、7は光源、8はミラー、
9はレンズ、10は光電変換素子、11は排出トレイ、
12は操作部、12aはスイッチ、13は表示部、14
は記録シート、14aは内芯、14bはシートロール、
15はロールホルダー、16aはインクシート供給ロー
ル、16bはインクシート巻取ロール、16b1は巻取
ギヤ、16cは装填部、17はインクシート、18はセ
ンサ、19はインクシートセンサ、20はガイドローラ
、21は記録ヘッド、21aはシフトレジスタ、21b
はラッチ回路、21cは発熱素子、21dは温度センサ
、21eはスプリング、22はプラテンローラ、23a
は搬送ローラ、23bピンチローラ、24は記録シート
センサ、25a、25bはカッター、26a、26bは
排出ローラ対、27は電源部、28は制御基板、29は
モデム基板ユニット、30はNCU基板ユニット、30
aは電話器、31aはCPU、31bはROM、31c
はRAM、32はラインメモリ、33は符号化/復号化
部、34はバッファメモリ、35は記録シート搬送用モ
ータ、35a、36a、37aはモータギヤ、36はイ
ンクシート搬送用モータ、37は搬送ローラ駆動モータ
、38は滑りクラッチ、39はワンウェイクラッチ、4
0は記録データ、41はラッチ信号、42は出力信号、
43はストローブ信号、44は記録ヘッド駆動回路、4
5は電源線、46.47.48はモータ駆動回路、49
はソレノイドである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録情報に応じて記録シートに像を記録する記録
    手段と、 前記記録手段と対向して設けられた回動可能なプラテン
    と、 前記記録手段よりシート搬送方向上流側に記録シートを
    搬送するための搬送手段とを有し、前記搬送手段は、搬
    送回転体とこれに押圧・押圧解除可能な従動回転体を用
    いて、記録位置に戻される記録シートのシート搬送方向
    上流側のたるみを除去することを特徴とする記録装置。
  2. (2)前記従動回転体の押圧・押圧解除動作をソレノイ
    ドにより行う請求項(1)記載の記録装置。
JP29092290A 1990-10-30 1990-10-30 記録装置 Pending JPH04166365A (ja)

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JP29092290A JPH04166365A (ja) 1990-10-30 1990-10-30 記録装置

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