JPH04163278A - 電動式動力舵取装置 - Google Patents
電動式動力舵取装置Info
- Publication number
- JPH04163278A JPH04163278A JP2287222A JP28722290A JPH04163278A JP H04163278 A JPH04163278 A JP H04163278A JP 2287222 A JP2287222 A JP 2287222A JP 28722290 A JP28722290 A JP 28722290A JP H04163278 A JPH04163278 A JP H04163278A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- shaft
- steering
- large gear
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 19
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/04—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
- B62D5/0409—Electric motor acting on the steering column
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D6/00—Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
- B62D6/08—Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to driver input torque
- B62D6/10—Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to driver input torque characterised by means for sensing or determining torque
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/021—Shaft support structures, e.g. partition walls, bearing eyes, casing walls or covers with bearings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電動モータを操舵補助力発生手段として用いて
なる電動式動力舵取装置に関し、特に電動モータの回転
駆動力をステアリングシャフトに伝達する回転動力伝達
系を構成する歯車機構でのギヤ同士の噛合い時において
バックラッシュによって生じる歯打ち音等の発生を防止
するようにした電動式動力舵取装置の改良に関する。
なる電動式動力舵取装置に関し、特に電動モータの回転
駆動力をステアリングシャフトに伝達する回転動力伝達
系を構成する歯車機構でのギヤ同士の噛合い時において
バックラッシュによって生じる歯打ち音等の発生を防止
するようにした電動式動力舵取装置の改良に関する。
電動モータを操舵補助力発生手段として用いる電動式の
動力舵取装置が、従来からたとえば特開昭61−263
62号公報等を始めとして種々提案されている。そして
、この種の電動式の装置は、従来−船釣な油圧式のもの
に比べて構成が簡素化され、装置全体の小型、軽量かつ
コンパクト化などが図れ、しかも運転者の舵取り操作や
車輌の各種走行条件等に応じて適切かつ確実な操舵補助
力を操舵輪間に伝達制御でき、また操舵必要時において
のみ駆動するだけでよいため省エネルギ化も図れる等の
利点を奏するものであった。
動力舵取装置が、従来からたとえば特開昭61−263
62号公報等を始めとして種々提案されている。そして
、この種の電動式の装置は、従来−船釣な油圧式のもの
に比べて構成が簡素化され、装置全体の小型、軽量かつ
コンパクト化などが図れ、しかも運転者の舵取り操作や
車輌の各種走行条件等に応じて適切かつ確実な操舵補助
力を操舵輪間に伝達制御でき、また操舵必要時において
のみ駆動するだけでよいため省エネルギ化も図れる等の
利点を奏するものであった。
ところで、上述したように電動モータを操舵補助力発生
手段として採用するにあたって、モータのステアリング
系に対する連結構造やモータの動作制御を始めとする応
答性などの動作性能の面で種々の問題があり、各部に対
してまだまだ改良の余地が残されている。
手段として採用するにあたって、モータのステアリング
系に対する連結構造やモータの動作制御を始めとする応
答性などの動作性能の面で種々の問題があり、各部に対
してまだまだ改良の余地が残されている。
たとえば上述した電動式動力舵取装置を構成するうえで
問題とされることの一つに、電動モータのモータ軸上の
ピニオン(小ギヤ)と噛合するステアリングシャフト側
の被駆動側の大ギヤとの間に生じるバックラッシュがあ
る。すなわち、このような回転動力伝達用の歯車機構に
おいて、その回転伝達を適切かつ確実に行うためには、
ギヤ間にバックラッシュが当然必要となるが、この場合
においてバックラッシュが必要以上に大きいと、これら
ギヤ間での噛合い部にがた付きが生じ、これにより左、
右回転方向に操舵したときに歯打ち音、がた付き音が生
じたり、噛合いによるトルク変動も生じ易く、回転伝達
時に応答不良を生じたりするといった問題を招いてしま
うものであった。これは、このようなモータ側のピニオ
ンと被駆動側の大ギヤとの間のバックラッシュは、歯車
機構各部の寸法誤差やその動きを保証するために必要と
なる間隙等によっても大きくなってしまうことから容易
に理解されよう。また、一方において、ステアリングシ
ャフトにおいて入力側の軸に対し舵取ハンドル側のハン
ドル軸がユニバーサルジヨイント等で所定の傾きをもっ
て連結されており、操舵時等において生じる軸の曲がり
や振れ等によって、上述した入力側の軸、さらにはこれ
にトーションバーを介して連結されている出力側の軸が
揺動動作し、上述したバックラッシュが必要以上に大き
くなるという問題もあり、上述したがた付きは避けられ
ないものであった。
問題とされることの一つに、電動モータのモータ軸上の
ピニオン(小ギヤ)と噛合するステアリングシャフト側
の被駆動側の大ギヤとの間に生じるバックラッシュがあ
る。すなわち、このような回転動力伝達用の歯車機構に
おいて、その回転伝達を適切かつ確実に行うためには、
ギヤ間にバックラッシュが当然必要となるが、この場合
においてバックラッシュが必要以上に大きいと、これら
ギヤ間での噛合い部にがた付きが生じ、これにより左、
右回転方向に操舵したときに歯打ち音、がた付き音が生
じたり、噛合いによるトルク変動も生じ易く、回転伝達
時に応答不良を生じたりするといった問題を招いてしま
うものであった。これは、このようなモータ側のピニオ
ンと被駆動側の大ギヤとの間のバックラッシュは、歯車
機構各部の寸法誤差やその動きを保証するために必要と
なる間隙等によっても大きくなってしまうことから容易
に理解されよう。また、一方において、ステアリングシ
ャフトにおいて入力側の軸に対し舵取ハンドル側のハン
ドル軸がユニバーサルジヨイント等で所定の傾きをもっ
て連結されており、操舵時等において生じる軸の曲がり
や振れ等によって、上述した入力側の軸、さらにはこれ
にトーションバーを介して連結されている出力側の軸が
揺動動作し、上述したバックラッシュが必要以上に大き
くなるという問題もあり、上述したがた付きは避けられ
ないものであった。
そして、このようなバックラッシュが増大し、がた付き
が大きくなると、その分だけモータが正転、逆転駆動さ
れて回転伝達を行う際にあたってモータに空転状態が生
じ、車輌走行時に悪路走行、縁石乗り上げ等を生じた場
合に、操舵輪が接地面側から作用力で転舵され、いわゆ
るキックパックと言われる衝撃回転力が操舵輪側から逆
入力として加わり、ギヤ部同士が衝突することによって
歯打ち音等が生じる等の問題をも招いてしまうものであ
った。
が大きくなると、その分だけモータが正転、逆転駆動さ
れて回転伝達を行う際にあたってモータに空転状態が生
じ、車輌走行時に悪路走行、縁石乗り上げ等を生じた場
合に、操舵輪が接地面側から作用力で転舵され、いわゆ
るキックパックと言われる衝撃回転力が操舵輪側から逆
入力として加わり、ギヤ部同士が衝突することによって
歯打ち音等が生じる等の問題をも招いてしまうものであ
った。
勿論、上述したバックラッシュを零とすれば、がた付き
をなくし、歯打ち音等をなくすことは可能となるが、こ
れには厳密な加工精度が必要となるばかりでなく、これ
らギヤ部同士の噛合いによる回転伝達を行うことはでき
なくなるもので、現実的には不可能であった。
をなくし、歯打ち音等をなくすことは可能となるが、こ
れには厳密な加工精度が必要となるばかりでなく、これ
らギヤ部同士の噛合いによる回転伝達を行うことはでき
なくなるもので、現実的には不可能であった。
このため、本出願人は、実開平2−100876号公報
などにより、−側面側にギヤ部を有するハイポイドギヤ
等による大ギヤを、ステアリングシャフト上で軸線方向
に摺動可能な状態で軸支し、かつこの大ギヤを、小ギヤ
としてのとニオンとの噛合い方向に付勢するコイルばね
、板ばねあるいは波ワツシヤ等の付勢手段を設け、−上
述したピニオンに対しての大ギヤの噛合い部におけるバ
ックラッシュを、非操舵時においてほとんど零とするよ
うに調整し得るようにした構成を、先に提案している。
などにより、−側面側にギヤ部を有するハイポイドギヤ
等による大ギヤを、ステアリングシャフト上で軸線方向
に摺動可能な状態で軸支し、かつこの大ギヤを、小ギヤ
としてのとニオンとの噛合い方向に付勢するコイルばね
、板ばねあるいは波ワツシヤ等の付勢手段を設け、−上
述したピニオンに対しての大ギヤの噛合い部におけるバ
ックラッシュを、非操舵時においてほとんど零とするよ
うに調整し得るようにした構成を、先に提案している。
しかしなから、このような従来構造では、大ギヤ全体を
シャフト上でピニオン側に付勢しているだけの構成であ
り、この大ギヤとその側面のギヤ部の一部に噛合うよう
にピニオンを配置させてなる軸違い歯車であるハイポイ
ドギヤにあっては、大ギヤがシャフト回りでピニオンと
の噛合い部分と非噛合い部分での軸線方向への作用力の
相違によって片寄りを生じ、大ギヤのシャフトへの軸支
部分に加工精度等によって生じる隙間内でいわゆる倒れ
現象を生じる虞れがあった。そして、このような倒れ現
象が生じると、大ギヤの軸支部分とシャフトとの間でこ
じりゃ引っ掛かり現象を生しることを避けられず、大ギ
ヤのがた付き、これによる歯打ち音の発生、さらにトル
ク変動、あるいは大ギヤとピニオンとのギヤ部の噛み込
み等といった問題を招いてしまうもので、これらの問題
点を解決し得る何らかの対策を講じることが望まれてい
る。
シャフト上でピニオン側に付勢しているだけの構成であ
り、この大ギヤとその側面のギヤ部の一部に噛合うよう
にピニオンを配置させてなる軸違い歯車であるハイポイ
ドギヤにあっては、大ギヤがシャフト回りでピニオンと
の噛合い部分と非噛合い部分での軸線方向への作用力の
相違によって片寄りを生じ、大ギヤのシャフトへの軸支
部分に加工精度等によって生じる隙間内でいわゆる倒れ
現象を生じる虞れがあった。そして、このような倒れ現
象が生じると、大ギヤの軸支部分とシャフトとの間でこ
じりゃ引っ掛かり現象を生しることを避けられず、大ギ
ヤのがた付き、これによる歯打ち音の発生、さらにトル
ク変動、あるいは大ギヤとピニオンとのギヤ部の噛み込
み等といった問題を招いてしまうもので、これらの問題
点を解決し得る何らかの対策を講じることが望まれてい
る。
このような要請に応えるために本発明に係る電動式動力
舵取装置は、ギヤ部を一側面側に有しステアリングシャ
フト上に軸支されている被駆動側の大ギヤと、この大ギ
ヤのギヤ部の一部に側方から噛合い電動モータからの回
転駆動力を伝達する小ギヤからなる軸違い歯車による回
転動力伝達用の歯車機構を備えてなり、前記大ギヤをス
テアリングシャフl〜上に回転方向においてのみ連結し
た状態で軸支させるとともに、この大ギヤにおける前記
小ギヤのギヤ部への噛合い部分に対応する他側面側に、
この大ギヤの一部を軸線方向に押圧して小ギヤに対して
噛合わせる付勢手段を付設したものである。
舵取装置は、ギヤ部を一側面側に有しステアリングシャ
フト上に軸支されている被駆動側の大ギヤと、この大ギ
ヤのギヤ部の一部に側方から噛合い電動モータからの回
転駆動力を伝達する小ギヤからなる軸違い歯車による回
転動力伝達用の歯車機構を備えてなり、前記大ギヤをス
テアリングシャフl〜上に回転方向においてのみ連結し
た状態で軸支させるとともに、この大ギヤにおける前記
小ギヤのギヤ部への噛合い部分に対応する他側面側に、
この大ギヤの一部を軸線方向に押圧して小ギヤに対して
噛合わせる付勢手段を付設したものである。
本発明によれば、ステアリングシャフト上に回転方向に
おいてのみ連結して軸支される大ギヤの一側面側のギヤ
部において電動モータ側の小ギヤに対しての噛合い部分
のみを、付勢手段により常時適切な噛合い状態が得られ
るように直接軸線方向に押圧して付勢し、これにより両
ギヤのギヤ部間でのバックラッシュを、非操舵時には実
質的に零となるようにし、左、右方向への操舵時におい
てがた付きによる歯打ち音等を防止することが可能で、
しかもこれら左、右いずれの方向への操舵時にあっては
、大ギヤが、付勢手段の弾性支持力にて小ギヤから若干
逃げてこれら両ギヤの噛合い部において、上述した歯打
ち音等が問題とならず、所要の噛合い動作が可能となる
程度のバックラッシュを確保することも可能で、所要の
回転伝達を適切に行える。
おいてのみ連結して軸支される大ギヤの一側面側のギヤ
部において電動モータ側の小ギヤに対しての噛合い部分
のみを、付勢手段により常時適切な噛合い状態が得られ
るように直接軸線方向に押圧して付勢し、これにより両
ギヤのギヤ部間でのバックラッシュを、非操舵時には実
質的に零となるようにし、左、右方向への操舵時におい
てがた付きによる歯打ち音等を防止することが可能で、
しかもこれら左、右いずれの方向への操舵時にあっては
、大ギヤが、付勢手段の弾性支持力にて小ギヤから若干
逃げてこれら両ギヤの噛合い部において、上述した歯打
ち音等が問題とならず、所要の噛合い動作が可能となる
程度のバックラッシュを確保することも可能で、所要の
回転伝達を適切に行える。
第1図および第2図は本発明に係る電動式動力舵取装置
の一実施例を示し、これらの図において、まず、全体を
符号1で示す電動式動力舵取装置の概略構成を第1図お
よび第2図面の簡単な説明すると、2は図示せぬ舵取ハ
ンドル側に連結される入力軸としてのスタブ軸、3は図
示せぬ操舵輪側に連結されるピニオン3aを有する出力
軸としてのピニオン軸、4はこれら両軸2,3を所定角
度範囲内で相対的に回転変位可能に連設するトーション
バーで、これらによってステアリングシャツ1へが構成
されている。このステアリングシャフトを構成する軸2
.3等は、ピニオン3aと噛合するラック歯5aを有す
るラック5と共に、ステアリングギヤボディ6.7内に
貫通して配設され、舵取操作に伴なって回転駆動される
。
の一実施例を示し、これらの図において、まず、全体を
符号1で示す電動式動力舵取装置の概略構成を第1図お
よび第2図面の簡単な説明すると、2は図示せぬ舵取ハ
ンドル側に連結される入力軸としてのスタブ軸、3は図
示せぬ操舵輪側に連結されるピニオン3aを有する出力
軸としてのピニオン軸、4はこれら両軸2,3を所定角
度範囲内で相対的に回転変位可能に連設するトーション
バーで、これらによってステアリングシャツ1へが構成
されている。このステアリングシャフトを構成する軸2
.3等は、ピニオン3aと噛合するラック歯5aを有す
るラック5と共に、ステアリングギヤボディ6.7内に
貫通して配設され、舵取操作に伴なって回転駆動される
。
なお、8a、8b、8c ; 9a、9bはボディ6.
7内で軸3,2を回転自在に支持するボールベアリング
、ニードルベアリング、ブツシュ等による軸受である。
7内で軸3,2を回転自在に支持するボールベアリング
、ニードルベアリング、ブツシュ等による軸受である。
また、ラック5は、図示せぬピットマンアーム、タイロ
ッド等と共に操舵輪間を連結する舵取リンク機構を構成
する。
ッド等と共に操舵輪間を連結する舵取リンク機構を構成
する。
また、ステアリングシャフト機構部において、本実施例
では、舵取ハンドル側のスタブ軸2にトーションバー4
を介して連結された操舵輪側のピニオン軸3上に、入力
軸2側の側面が歯面(ギヤ部)10aとされた被伝達用
ギヤとなる大ギヤ10を軸支するとともに、この大ギヤ
10を介してピニオン軸3側に操舵補助力を与える電動
モータ11およびそのモータ軸11 aから回転伝達を
受けるギヤ軸12を、前記ピニオン軸3に略直交して同
軸上に配置させ、そのギヤ軸12先端に、大ギヤ10と
共に操舵補助力伝達用の歯車機構13となる減速歯車機
構を構成する伝達用ギヤである小ギヤ(ピニオン)12
aを、前記大ギヤ10の歯面10aの一部に側方から噛
み合わせて設け、モータ11からの操舵補助力をピニオ
ン軸3側に伝達可能に構成している。このような構成に
よれば、ステアリングシャフト(2,3,4>等を有す
るギヤボディ6.7、ピニオン軸3にハイポイドギヤ、
傘歯車等による減速歯車機構を介して直接的に連結され
る電動モータ11などを効率よく連結でき、装置全体の
小型、軽量かつコンパクト化が可能となる。特に、本実
施例のようなハイポイドギヤによれば、軸の食違い分だ
け軸線方向での小型化が可能となる。
では、舵取ハンドル側のスタブ軸2にトーションバー4
を介して連結された操舵輪側のピニオン軸3上に、入力
軸2側の側面が歯面(ギヤ部)10aとされた被伝達用
ギヤとなる大ギヤ10を軸支するとともに、この大ギヤ
10を介してピニオン軸3側に操舵補助力を与える電動
モータ11およびそのモータ軸11 aから回転伝達を
受けるギヤ軸12を、前記ピニオン軸3に略直交して同
軸上に配置させ、そのギヤ軸12先端に、大ギヤ10と
共に操舵補助力伝達用の歯車機構13となる減速歯車機
構を構成する伝達用ギヤである小ギヤ(ピニオン)12
aを、前記大ギヤ10の歯面10aの一部に側方から噛
み合わせて設け、モータ11からの操舵補助力をピニオ
ン軸3側に伝達可能に構成している。このような構成に
よれば、ステアリングシャフト(2,3,4>等を有す
るギヤボディ6.7、ピニオン軸3にハイポイドギヤ、
傘歯車等による減速歯車機構を介して直接的に連結され
る電動モータ11などを効率よく連結でき、装置全体の
小型、軽量かつコンパクト化が可能となる。特に、本実
施例のようなハイポイドギヤによれば、軸の食違い分だ
け軸線方向での小型化が可能となる。
一方、前記スタブ軸2とピニオン軸3とのトーションバ
ー4のねじりによる相対的な回転変位を検出しモータ1
1を駆動するための検出機構14は、非接触型のトルク
センサとしてピニオン軸3側に設けられるポール素子1
5およびこれに対向してスタブ軸2側に設けられるマグ
ネット16=10− と、前記ホール素子15が付設されかつその検出回路と
してのセンサ信号処理回路を有するプリント配線基板1
7等によって構成され、その検出信号は、基板17に一
体的に設けた出力信号取出し用スリップリングとこれに
摺接するブラシ(摺動子)を有し信号収出部となるブラ
シホルダ18からリード線18aによって引出されかつ
その先端コネクタ部が接続されるジヨイント部1.9a
を有するコネクタ部材19によりボディ6外部に引出さ
れるように構成されている。なお、このコネクタ部材1
9は、ボディ6に穿設される開口部6aをシール材で水
密構造をもって閉塞した状態で着脱自在にねし止めされ
るように構成され、その内部には前記ジヨイント部19
aに電気的に接続されるとともに外部に導出されるリー
ド線19bが付設されている。なお、1述したホール素
子15とマグネット16とによるトルクセンサ等を含む
検出機構14は、たとえば特開平]、−115771号
公報等に示されるものと略同等の構成を有するもので、
その詳細な説明は省略する。
ー4のねじりによる相対的な回転変位を検出しモータ1
1を駆動するための検出機構14は、非接触型のトルク
センサとしてピニオン軸3側に設けられるポール素子1
5およびこれに対向してスタブ軸2側に設けられるマグ
ネット16=10− と、前記ホール素子15が付設されかつその検出回路と
してのセンサ信号処理回路を有するプリント配線基板1
7等によって構成され、その検出信号は、基板17に一
体的に設けた出力信号取出し用スリップリングとこれに
摺接するブラシ(摺動子)を有し信号収出部となるブラ
シホルダ18からリード線18aによって引出されかつ
その先端コネクタ部が接続されるジヨイント部1.9a
を有するコネクタ部材19によりボディ6外部に引出さ
れるように構成されている。なお、このコネクタ部材1
9は、ボディ6に穿設される開口部6aをシール材で水
密構造をもって閉塞した状態で着脱自在にねし止めされ
るように構成され、その内部には前記ジヨイント部19
aに電気的に接続されるとともに外部に導出されるリー
ド線19bが付設されている。なお、1述したホール素
子15とマグネット16とによるトルクセンサ等を含む
検出機構14は、たとえば特開平]、−115771号
公報等に示されるものと略同等の構成を有するもので、
その詳細な説明は省略する。
さらに、20は舵取操作に応じて操舵補助力を操舵輪側
に与える操舵系での出力側部材であるピニオン軸3先端
側での回転変位にて操舵角度、その角速度を検出する操
舵角速度センサである。
に与える操舵系での出力側部材であるピニオン軸3先端
側での回転変位にて操舵角度、その角速度を検出する操
舵角速度センサである。
また、本実施例では、操舵輪側のステアリングシャフト
であるピニオン軸3(出力軸系)に操舵補助力を伝達す
る電動モータ1,1からの小ギヤ12aおよび大ギヤ1
0による歯車機構13の途中に介在されモータ軸11
a側ととニオン軸3側への伝達用の小ギヤ12aを有す
るギヤ軸12(!IIとの間での回転伝達を選択的に連
結、遮断する電磁クラッチ30を備えてなり、この電磁
クラッチ30のフィールドコア31を含む固定側部材で
あるクラッチハウジング32を、モータ11の本体部L
lb側に固定するとともに、モータ軸11a側にフィー
ルドコア31によって磁化されるクラッチロータ33を
設け、このクラッチロータ33に選択的に吸着されるア
ーマチュア34を、ギヤ軸12側に設けられるフランジ
状部材35に板ばね36によりクラッチロータ33に接
するように付勢した状態で軸線方向に摺動動作可能に設
けている。ここで、図中37はアーマチュア34と7リ
ング状部材35とのスプライン結合部、38はこれら両
部材を回転しない状態で軸線方向には移動可能に連結す
るガイドピンである。また、前記ギヤ軸12をボールベ
アリング39.40を介して回動可能に軸支するステア
リングボディ6側の段付き軸受孔41に、モータ本体部
11b側のクラッチハウジング32の筒状部32aが嵌
合され、インロー結合により連結固定されている。
であるピニオン軸3(出力軸系)に操舵補助力を伝達す
る電動モータ1,1からの小ギヤ12aおよび大ギヤ1
0による歯車機構13の途中に介在されモータ軸11
a側ととニオン軸3側への伝達用の小ギヤ12aを有す
るギヤ軸12(!IIとの間での回転伝達を選択的に連
結、遮断する電磁クラッチ30を備えてなり、この電磁
クラッチ30のフィールドコア31を含む固定側部材で
あるクラッチハウジング32を、モータ11の本体部L
lb側に固定するとともに、モータ軸11a側にフィー
ルドコア31によって磁化されるクラッチロータ33を
設け、このクラッチロータ33に選択的に吸着されるア
ーマチュア34を、ギヤ軸12側に設けられるフランジ
状部材35に板ばね36によりクラッチロータ33に接
するように付勢した状態で軸線方向に摺動動作可能に設
けている。ここで、図中37はアーマチュア34と7リ
ング状部材35とのスプライン結合部、38はこれら両
部材を回転しない状態で軸線方向には移動可能に連結す
るガイドピンである。また、前記ギヤ軸12をボールベ
アリング39.40を介して回動可能に軸支するステア
リングボディ6側の段付き軸受孔41に、モータ本体部
11b側のクラッチハウジング32の筒状部32aが嵌
合され、インロー結合により連結固定されている。
なお、図中]、 1 cはモータ軸11aをクラッチハ
ウジング32側に軸支するボールベアリング。
ウジング32側に軸支するボールベアリング。
42はギヤ軸1−2を軸支するボールベアリング3つを
段付き軸受孔41内に係止保持させるためのリング状板
材で、ねし42aによりステアリングボディ6側に固定
されている。さらに、43はインロー結合によりステア
リングボディ6側に連設されるクラッチハウジング32
の止めねじで、また44は面記段付き軸受孔41の大径
部による段部とこれに嵌合して保持されるボールベアリ
ング3つとの間に介装される小ギヤ12aの大ギヤ10
の歯部10aへの歯当り調整を行なうためのジム、12
bはギヤ軸12のクラッチ側端面に凹設され装置組立時
において適宜の治具でギヤ軸12を回動調整することに
より小ギヤ12aと大ギヤ10側とのバックラッシュ調
整を行なうための調整用ねじ穴である。ここで、上述し
た構成において、電磁クラッチ30やモータ11はそれ
ぞれ周知の構造を有し、さらに周知の動作を行なうもの
であり、その詳細な説明は省略する。
段付き軸受孔41内に係止保持させるためのリング状板
材で、ねし42aによりステアリングボディ6側に固定
されている。さらに、43はインロー結合によりステア
リングボディ6側に連設されるクラッチハウジング32
の止めねじで、また44は面記段付き軸受孔41の大径
部による段部とこれに嵌合して保持されるボールベアリ
ング3つとの間に介装される小ギヤ12aの大ギヤ10
の歯部10aへの歯当り調整を行なうためのジム、12
bはギヤ軸12のクラッチ側端面に凹設され装置組立時
において適宜の治具でギヤ軸12を回動調整することに
より小ギヤ12aと大ギヤ10側とのバックラッシュ調
整を行なうための調整用ねじ穴である。ここで、上述し
た構成において、電磁クラッチ30やモータ11はそれ
ぞれ周知の構造を有し、さらに周知の動作を行なうもの
であり、その詳細な説明は省略する。
さて、本発明によれば、上述した構成による電動式動力
舵取装置1において、ギヤ部10aを一側面側に有しス
テアリングシャフト(ピニオン軸3)上に軸線方向に移
動可能で回転方向においてのみ連結して軸支される被駆
動側の大ギヤ10と、この大ギヤ10のギヤ部10aの
一部に側方から噛合い電動モータ11−からの回転駆動
力を伝達する小ギヤ12からなるハイポイドギヤ等の軸
違い歯車による回転動力伝達用の歯車機構1−3を備え
てなり、前記大ギヤ10における小ギヤ12のギヤ部1
2aへの噛合い部分に対応する他側面側に、この大ギヤ
1−0の一部を小ギヤ]2に対して常時噛み合わせるよ
うに局部的に軸線方向に押圧する弾性支持用の付勢手段
60を付設するようにしたところに特徴を有している。
舵取装置1において、ギヤ部10aを一側面側に有しス
テアリングシャフト(ピニオン軸3)上に軸線方向に移
動可能で回転方向においてのみ連結して軸支される被駆
動側の大ギヤ10と、この大ギヤ10のギヤ部10aの
一部に側方から噛合い電動モータ11−からの回転駆動
力を伝達する小ギヤ12からなるハイポイドギヤ等の軸
違い歯車による回転動力伝達用の歯車機構1−3を備え
てなり、前記大ギヤ10における小ギヤ12のギヤ部1
2aへの噛合い部分に対応する他側面側に、この大ギヤ
1−0の一部を小ギヤ]2に対して常時噛み合わせるよ
うに局部的に軸線方向に押圧する弾性支持用の付勢手段
60を付設するようにしたところに特徴を有している。
ここで、本実施例では、上述した大ギヤ10と小ギヤ1
2との噛合い部分に、直接押圧付勢力を与える付勢手段
60として、ボディ6の一部に穿設したねし孔6]に螺
合して設けられるプラグホルダ62内に、ボール63を
受は部材64にて保持した状態で軸線方向に移動可能に
支持させ、これをばね65にて常時大ギヤ10の小ギヤ
12への噛合い部分を背面側から押圧して小ギヤ12と
の噛合い部分にバックラッシュがほとんど零となるよう
に付勢し得る構成を採用している。なお、図中66はば
ね65を保持しホルダ62の外方端側に螺合して設けち
れる調整用部材、66aはその調整用角穴、67はこの
調整用部材66をホルダ62に固定するためのダブルナ
ツトである。ここで、上述した角穴66aはこれに限定
されず、調整用部材66の頭部を六角ナツト状に形成し
、これにより調整可能としてもよい。
2との噛合い部分に、直接押圧付勢力を与える付勢手段
60として、ボディ6の一部に穿設したねし孔6]に螺
合して設けられるプラグホルダ62内に、ボール63を
受は部材64にて保持した状態で軸線方向に移動可能に
支持させ、これをばね65にて常時大ギヤ10の小ギヤ
12への噛合い部分を背面側から押圧して小ギヤ12と
の噛合い部分にバックラッシュがほとんど零となるよう
に付勢し得る構成を採用している。なお、図中66はば
ね65を保持しホルダ62の外方端側に螺合して設けち
れる調整用部材、66aはその調整用角穴、67はこの
調整用部材66をホルダ62に固定するためのダブルナ
ツトである。ここで、上述した角穴66aはこれに限定
されず、調整用部材66の頭部を六角ナツト状に形成し
、これにより調整可能としてもよい。
このような構成によれば、大ギヤ10の一側面側にギヤ
部1−Oaにおいて、電動モータ11側の小ギヤ1−2
に対しての噛合い部分のみを、付勢手段60により常時
適切な噛合い状態が得られるように直接押圧して付勢し
、これにより両ギヤ1−0.12のギヤ部lQa、12
a間でのバックラッシュを、非操舵時には実質的に零と
なるようにし、左、右方向への操舵時においてがた付き
による歯打ち音等を防止することが可能で、しがちこれ
ら左、右いずれの方向への操舵時にあっては、大ギヤ1
0が、付勢手段60の弾性支持力にて小ギヤ12から若
干逃げてこれら両ギヤ10゜12の噛合い部において、
上述した歯打ち音等が問題とならず、所要の噛合い動作
が可能となる程度のバックラッシュを確保することも可
能で、従来のような倒れ現象等を招くことなく、所要の
回転伝達を適切に行えるものである。特に、本発明によ
れば、上述した大ギヤ10を、ピニオン軸3上に回転方
向においてのみ連結して軸支し、キー結合などで軸線方
向に移動可能であって、しがちこの大ギヤlOの軸支部
分とピニオン軸3との間に該大ギヤ10がいわゆるすり
こぎ運動するような隙間をもたせて設けることにより、
上述した作用効果を得ることが可能となるものである。
部1−Oaにおいて、電動モータ11側の小ギヤ1−2
に対しての噛合い部分のみを、付勢手段60により常時
適切な噛合い状態が得られるように直接押圧して付勢し
、これにより両ギヤ1−0.12のギヤ部lQa、12
a間でのバックラッシュを、非操舵時には実質的に零と
なるようにし、左、右方向への操舵時においてがた付き
による歯打ち音等を防止することが可能で、しがちこれ
ら左、右いずれの方向への操舵時にあっては、大ギヤ1
0が、付勢手段60の弾性支持力にて小ギヤ12から若
干逃げてこれら両ギヤ10゜12の噛合い部において、
上述した歯打ち音等が問題とならず、所要の噛合い動作
が可能となる程度のバックラッシュを確保することも可
能で、従来のような倒れ現象等を招くことなく、所要の
回転伝達を適切に行えるものである。特に、本発明によ
れば、上述した大ギヤ10を、ピニオン軸3上に回転方
向においてのみ連結して軸支し、キー結合などで軸線方
向に移動可能であって、しがちこの大ギヤlOの軸支部
分とピニオン軸3との間に該大ギヤ10がいわゆるすり
こぎ運動するような隙間をもたせて設けることにより、
上述した作用効果を得ることが可能となるものである。
ここで、上述した付勢手段6oによる付勢力としては、
大ギヤ10の噛合い部分のみを小ギヤ12に対し直接軸
線方向に押圧して付勢することで、両ギヤ部]、Oa、
12a間でのバックラッシュを実質的に零とするが、あ
るいは歯打ち音が微少で外部に聞こえない範囲で接して
いる程度の大きさであって、操舵時等では大ギヤ1oを
逃がして所要の噛合い状態を得られるような弾性支持力
を有するように設定するとよい。また、大ギヤ10のピ
ニオン軸3への軸支部は、回転方向にのみ連結されてお
ればよく、該ギヤ10の軸線方向および径方向への多少
の動きを許容し得る程度のものでよい。
大ギヤ10の噛合い部分のみを小ギヤ12に対し直接軸
線方向に押圧して付勢することで、両ギヤ部]、Oa、
12a間でのバックラッシュを実質的に零とするが、あ
るいは歯打ち音が微少で外部に聞こえない範囲で接して
いる程度の大きさであって、操舵時等では大ギヤ1oを
逃がして所要の噛合い状態を得られるような弾性支持力
を有するように設定するとよい。また、大ギヤ10のピ
ニオン軸3への軸支部は、回転方向にのみ連結されてお
ればよく、該ギヤ10の軸線方向および径方向への多少
の動きを許容し得る程度のものでよい。
なお、本発明は、上述した実施例構造に限定さ〜17−
れず、各部の形状、構造等を必要に応じて適宜変形、変
更することは自由で、種々の変形例が考えられよう。た
とえば、上述した実施例では、モータ11からの操舵補
助力伝達用の歯車機構13として□、ハイポイドギヤを
用いた場合を例示したが、本発明はこれに限定されず、
平歯車を始め、はすば歯車、遊星歯車、傘歯車等による
軸違い歯車からなる歯車機構13であってもよいもので
、種々の変形例が考えられる。
更することは自由で、種々の変形例が考えられよう。た
とえば、上述した実施例では、モータ11からの操舵補
助力伝達用の歯車機構13として□、ハイポイドギヤを
用いた場合を例示したが、本発明はこれに限定されず、
平歯車を始め、はすば歯車、遊星歯車、傘歯車等による
軸違い歯車からなる歯車機構13であってもよいもので
、種々の変形例が考えられる。
また、上述した実施例では、大ギヤ10をステアリング
シャフトとしてのピニオン軸3上に軸線方向に摺動可能
に軸支する手段として、キー結合を用いた場合を示して
いるが、大ギヤ10を回転方向において連結しかつ軸線
方向に移動可能な状態で支持し得る構成であればよく、
スプライン結合等を始め、従来から周知の構成を採用し
得るものである。
シャフトとしてのピニオン軸3上に軸線方向に摺動可能
に軸支する手段として、キー結合を用いた場合を示して
いるが、大ギヤ10を回転方向において連結しかつ軸線
方向に移動可能な状態で支持し得る構成であればよく、
スプライン結合等を始め、従来から周知の構成を採用し
得るものである。
以上説明したように本発明に係る電動式動力舵取装置に
よれば、ギヤ部を一側面側に有しステアリングシャツ1
〜上に回転方向においてのみ連結して軸支される被駆動
側の大ギヤと、この大ギヤのギヤ部の一部に側方から噛
合い電動モータからの回転駆動力を伝達する小ギヤから
なる軸違い歯車による回転動力伝達用の歯車機構を有し
、前記大ギヤにおける小ギヤのギヤ部への噛合い部分に
対応する他側面側に、この大ギヤの一部を軸線方向に押
圧し小ギヤに対して噛合わせる付勢手段を付設するよう
にしたので、簡単かつ安価な構成にもかかわらず、大ギ
ヤの−R面側にギヤ部において、電動モータ側の小ギヤ
に対しての噛合い部分のみを、付勢手段により常時適切
な噛合い状態が得られるように直接押圧して付勢し、こ
れにより両ギヤのギヤ部間でのバックラッシュを、非操
舵時には実質的に零となるようにし、左、右方向への操
舵時の咽合いやキックパック時において従来生じていた
がた付きによる歯打ち音等を防止することが可能で、し
かもこれら左、右いずれの方向への操舵時にあっては、
大ギヤが、付勢手段の弾性支持力にて小ギヤから若干逃
げてこれら両ギヤの噛合い部において、上述した歯打ち
音等が問題とならず、所要の噛合い動作が可能となる程
度のバックラッシュを確保することも可能で、従来のよ
うな倒れ現象を招く虞れもなく、所要の回転伝達を、応
答不良等を招くことなく、適切かつ確実に行えるという
種々優れた効果がある。
よれば、ギヤ部を一側面側に有しステアリングシャツ1
〜上に回転方向においてのみ連結して軸支される被駆動
側の大ギヤと、この大ギヤのギヤ部の一部に側方から噛
合い電動モータからの回転駆動力を伝達する小ギヤから
なる軸違い歯車による回転動力伝達用の歯車機構を有し
、前記大ギヤにおける小ギヤのギヤ部への噛合い部分に
対応する他側面側に、この大ギヤの一部を軸線方向に押
圧し小ギヤに対して噛合わせる付勢手段を付設するよう
にしたので、簡単かつ安価な構成にもかかわらず、大ギ
ヤの−R面側にギヤ部において、電動モータ側の小ギヤ
に対しての噛合い部分のみを、付勢手段により常時適切
な噛合い状態が得られるように直接押圧して付勢し、こ
れにより両ギヤのギヤ部間でのバックラッシュを、非操
舵時には実質的に零となるようにし、左、右方向への操
舵時の咽合いやキックパック時において従来生じていた
がた付きによる歯打ち音等を防止することが可能で、し
かもこれら左、右いずれの方向への操舵時にあっては、
大ギヤが、付勢手段の弾性支持力にて小ギヤから若干逃
げてこれら両ギヤの噛合い部において、上述した歯打ち
音等が問題とならず、所要の噛合い動作が可能となる程
度のバックラッシュを確保することも可能で、従来のよ
うな倒れ現象を招く虞れもなく、所要の回転伝達を、応
答不良等を招くことなく、適切かつ確実に行えるという
種々優れた効果がある。
第1図は本発明に係る電動式動力舵取装置の一実施例を
示す要部を拡大した概略側断面図、第2図は装置全体の
概略構成を説明するための概略断面図である。 1・・・・電動式動力舵取装置、2・・・・スタブ軸(
入力軸)、3・・・・ピニオン軸(出力軸)、4・・・
・トーションバー、5・・・・ラック、6,7・・・・
ステアリングギヤボデ化1o・・・・大ギヤく被伝達側
歯車)、10a・・・・ギヤ部、11・・・・電動モー
タ、lla・・・・モータ軸、12・・・・ギヤ軸、1
2a・・・・小ギヤ(伝達歯車としてのピニオン)、1
3・・・・操舵補助力伝達用の歯車機構、6o・・・・
弾性支持用の付勢手段、63・・・・ボール、64・・
・・受は部材、65・・・・ばね、66・・・・調整用
部材。 特許出願人 自動車機器株式会社
示す要部を拡大した概略側断面図、第2図は装置全体の
概略構成を説明するための概略断面図である。 1・・・・電動式動力舵取装置、2・・・・スタブ軸(
入力軸)、3・・・・ピニオン軸(出力軸)、4・・・
・トーションバー、5・・・・ラック、6,7・・・・
ステアリングギヤボデ化1o・・・・大ギヤく被伝達側
歯車)、10a・・・・ギヤ部、11・・・・電動モー
タ、lla・・・・モータ軸、12・・・・ギヤ軸、1
2a・・・・小ギヤ(伝達歯車としてのピニオン)、1
3・・・・操舵補助力伝達用の歯車機構、6o・・・・
弾性支持用の付勢手段、63・・・・ボール、64・・
・・受は部材、65・・・・ばね、66・・・・調整用
部材。 特許出願人 自動車機器株式会社
Claims (1)
- ギヤ部を一側面に有しステアリングシャフト上に軸支さ
れている被駆動側の大ギヤと、この大ギヤのギヤ部の一
部に側方から噛合い電動モータからの回転駆動力を伝達
する小ギヤからなる軸違い歯車による回転動力伝達用歯
車機構を備えてなり、前記大ギヤをステアリングシャフ
ト上に回転方向においてのみ連結した状態で軸支させる
とともに、この大ギヤにおける前記小ギヤのギヤ部への
噛合い部分に対応する他側面側に、この大ギヤの一部を
軸線方向に押圧して小ギヤに対して噛合わせる付勢手段
を付設したことを特徴とする電動式動力舵取装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28722290A JP2819484B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 電動式動力舵取装置 |
US07/781,045 US5213173A (en) | 1990-10-26 | 1991-10-18 | Electric power steering apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28722290A JP2819484B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 電動式動力舵取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04163278A true JPH04163278A (ja) | 1992-06-08 |
JP2819484B2 JP2819484B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=17714627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28722290A Expired - Lifetime JP2819484B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 電動式動力舵取装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5213173A (ja) |
JP (1) | JP2819484B2 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR0137782B1 (ko) * | 1993-12-07 | 1998-06-01 | 쭈보이 우주히꼬 | 동력타취장치 |
DE69416968T2 (de) * | 1993-12-27 | 1999-09-30 | Nsk Ltd | Servolenkung |
JP3301303B2 (ja) * | 1995-10-13 | 2002-07-15 | トヨタ自動車株式会社 | 電動機 |
JP3543041B2 (ja) * | 1996-01-30 | 2004-07-14 | 光洋精工株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
US6164407A (en) * | 1998-12-04 | 2000-12-26 | Trw Inc. | Electric power steering apparatus |
US6408235B1 (en) * | 1999-09-17 | 2002-06-18 | Delphi Technologies, Inc. | End-of-travel impact management system |
JP3891747B2 (ja) * | 1999-12-07 | 2007-03-14 | 株式会社ジェイテクト | 電動式舵取装置 |
JP2001301630A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-10-31 | Showa Corp | 電動パワーステアリング装置 |
JP3653611B2 (ja) * | 2000-05-18 | 2005-06-02 | 光洋精工株式会社 | 電動式舵取装置 |
KR20020062569A (ko) * | 2001-01-22 | 2002-07-26 | 고요 세이코 가부시키가이샤 | 전동 파워 스티어링 장치 |
JP2009132174A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-18 | Mitsubishi Electric Corp | 電動パワーステアリング装置 |
CN102950601A (zh) * | 2011-08-31 | 2013-03-06 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 机器人臂部件 |
JP2016055732A (ja) * | 2014-09-09 | 2016-04-21 | 日立オートモティブシステムズステアリング株式会社 | バックラッシュ調整機構及びこれを用いたパワーステアリング装置 |
US20160200358A1 (en) * | 2015-01-14 | 2016-07-14 | GM Global Technology Operations LLC | Methods and systems for controlling steering systems of vehicles |
CA3017398A1 (en) * | 2017-09-15 | 2019-03-15 | Symtec, Inc. | Steering wheel power assembly |
CN109751411B (zh) * | 2017-11-02 | 2020-12-15 | 广东德昌电机有限公司 | 驻车锁止致动器 |
DE102017220951A1 (de) * | 2017-11-23 | 2019-05-23 | Robert Bosch Gmbh | Übertragungsgetriebe für eine Lenkeinrichtung |
JP6926167B2 (ja) * | 2019-10-11 | 2021-08-25 | ヤマハ発動機株式会社 | 駆動ユニットおよび電動補助自転車 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB264273A (en) * | 1925-11-05 | 1927-01-20 | Wolseley Motors Ltd | Improvements in bevel gearing |
GB558700A (en) * | 1942-09-30 | 1944-01-17 | Dehavilland Aircraft | Improvements in toothed-gear couplings |
US4391157A (en) * | 1980-10-17 | 1983-07-05 | Deere & Company | Bevel gear and pinion drive with biased thrust bearing |
JPS61226362A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-08 | Aisin Seiki Co Ltd | パワ−ステアリング装置の操舵トルク検出器 |
JPS63180563A (ja) * | 1987-01-22 | 1988-07-25 | Honda Motor Co Ltd | 電動パワ−ステアリング装置 |
JPS644574A (en) * | 1987-06-29 | 1989-01-09 | Jidosha Kiki Co | Motor operated power steering device |
JP2573232B2 (ja) * | 1987-07-09 | 1997-01-22 | シャープ株式会社 | 現像装置 |
JPH01120177A (ja) * | 1987-11-02 | 1989-05-12 | Seiko Epson Corp | ビューファインダー |
JP2662790B2 (ja) * | 1988-02-29 | 1997-10-15 | 自動車機器株式会社 | 電動式動力舵取装置 |
JPH02100876A (ja) * | 1988-10-05 | 1990-04-12 | Komine Kogyo Kk | 研削用プレート |
JPH03224870A (ja) * | 1990-01-30 | 1991-10-03 | Kayaba Ind Co Ltd | 車両の操舵装置 |
-
1990
- 1990-10-26 JP JP28722290A patent/JP2819484B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-10-18 US US07/781,045 patent/US5213173A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5213173A (en) | 1993-05-25 |
JP2819484B2 (ja) | 1998-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04163278A (ja) | 電動式動力舵取装置 | |
US6026925A (en) | Electrically driven power assisting device | |
CN111661150A (zh) | 一种路感模拟器 | |
JP2001322554A (ja) | 電動式舵取装置 | |
JP2002021943A (ja) | 電動式舵取装置 | |
US6832661B2 (en) | Delashing mechanism for fixed parallel based gear pairs | |
GB2228461A (en) | Electric power steering apparatus | |
JP2549141Y2 (ja) | 電動式動力舵取装置 | |
JP3815962B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2003063425A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2003220958A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JPH03176270A (ja) | 電動式動力舵取装置およびその組立方法 | |
JP3937386B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JPH05170112A (ja) | 電動式動力舵取装置 | |
JP2006088848A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP3952836B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JPH045168A (ja) | 電動式動力舵取装置 | |
JPH03193557A (ja) | 電動式動力舵取装置 | |
JP3769136B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP3209158B2 (ja) | 電動式パワーステアリング装置 | |
JPH05254450A (ja) | 電動式動力舵取装置 | |
JP2549142Y2 (ja) | 電動式動力舵取装置 | |
JPH0796845A (ja) | 電動式動力舵取装置 | |
JPH03253463A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JPH07232651A (ja) | 電動式パワーステアリング装置 |