JPH02100876A - 研削用プレート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は研削用プレート、特に使用に際し長時量目づま
りのない研削用プレートに関する。

従来の技術及び発明が解決しようとする課題研削加工は
、古くから金属加工業界に゛おいて広く利用されている
。

研削ｈａ工は、切れ刃を被削材に切り込ませ、剪断力で
材料を除去する加工法である。したがって、切れ刃が材
料に貫入することが大切であり、砥粒は常に砥石の表面
に露出していることが必要である。

しかしながら、研削加工が進行する間に、切削された材
料が被削材の表面に積り、やがては砥石の砥粒間に挟ま
って砥粒と被削材との接触を妨害し、早期目づまりの原
因となる。

切削された材料によるこのような妨害が生じると、研削
速度が著しく低下するばかりでなく、研削表面が荒れて
その品位が低下する。

従来の砥石は、砥粒を有する−様な平面からなっている
ために、研削屑によって直接砥粒と被削材との接触が妨
害され、目づまりを生じ易いという欠点をもっている。

従って、ドレッシングを頻繁に行なわなければならず、
手間がかかるばかりか、ドレッシングを行う度毎に研削
表面が異なったものになるという問題点があった。

従って、本発明は、長時間連続的に使用した場合にも、
研削屑による砥粒と被削材との接触の妨害及び目づまり
を起し難い研削用プレートを提供することを目的とする
ものである。

課題を解決するための手段 前記目的を達成するための本発明は、支持体の片面に砥
粒層を有する研削用プレートにおいて、複数の通し穴及
び／又は凹型の穴が設けられていることを特徴とするプ
レートである。

本発明の研削用プレートには複数の通し穴及び／又は凹
型の穴が設けられている。従って、被削材を研削するこ
とによって生じた研削屑は研削表面に無秩序に飛散され
るのではなく、研削されると直ちにこれら穴に捕獲され
ることになり、砥粒と被削材との接触の妨害及び目づま
りの原因とならなくなる。

これらの穴の形状は特に限定的ではなく、研削表面に無
秩序に飛散した研削屑を集め、−時的に捕獲しくｑるも
のであればよい。例えば、円形、楕円形、半円形、三ケ
月形、扇形、三角形、四角形、及び多角形等のいずれの
形状であってもよいが、賦形及び配列の容易性を考慮す
れば円形であることが好ましい。

また、これらの穴の配列についても特に制限的ではなく
、必ずしも特定の規則に従ったものである必要はない。

しかし、研削屑が各人に約均等に捕獲されるような配列
であることが望ましい。

従って、これらの穴は研削プレート全体に均一に分布し
ていることが望ましい。このために好ましい配列として
は、例えば相互に直角に交わる二つの方向に、一定の間
隔を置いた配列及び相互に隣接するすべての円の中心間
距離が等しくなるような配列（第１ａ図及び第１ｂ図参
照）等を挙げることができる。

これらの穴の大きさ、穴が凹型のものである場合の深さ
及び穴の配列密度は、使用の目的に応じて任意に変化さ
せることができる。穴が円形である場合を例にとれば、
−船釣には直径的１〜４Ｍの穴が中心間距離２．５〜７
ＩｎＩ！１で均一に配列されるのが好ましい。

本発明の研削プレートの砥粒層は、公知の方法、例えば
電着、レジンボンド、メタルボンド等によって設けるこ
とができ、使用の目的に応じて適宜選択し得る。また砥
粒としてはアルミナ、シリコンカーバイド、ダイヤモン
ド、立方晶窒化ホウ素（ＣＢＮ）等を用いることができ
る。研削能力を高めるためにはダイヤモンド又は、ＣＢ
Ｎを用いることが好ましい。

本発明の研削プレートは一般に、研削機の台金に接着す
ることによって使用に供される（第２ａ図及び第２ｂ図
参照）。従って、研削プレートの砥粒層が設けられてい
ない片面に予じめ接着剤を塗布し、その表面を該接着剤
とはほとんど接着しない表面を有する紙等によって保護
して保存しておくことが好ましい。

発明の効果 本発明の研削用プレートは研削屑捕獲用の穴を有するた
めに、長時間連続使用しても目づまりを起さない。従っ
て、従来の砥石と比較してドレッシングの回数は極めて
少くてよく、ばらつきのない高い研削表面品位が１ｑら
れる。

ざらに、本発明の研削用プレートの製造に際しては、砥
粒を有する面積が実質的により小さいため材料費が軽減
され、経済的である。また、重量が軽くなり取扱いに便
利である。

【図面の簡単な説明】

第１ａ図及び第１ｂ図は本発明の研削用プレートを表わ
す図である。 第２ａ図及び第２ｂ図は本発明の研削用プレートの使用
態様を表わす図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、支持体の片面に砥粒層を有する研削用プレートにお
   いて、複数の通し穴及び／又は凹型の穴が設けられてい
   ることを特徴とするプレート。 ２、前記穴が規則的に配列されている請求項第１項のプ
   レート。 ３、前記穴が円形、半円形、三ケ月形、扇形、三角形、
   四角形、及び多角形から選ばれた少くとも１つの形状で
   ある請求項第１項又は第２項のプレート。 ４、前記穴が相互に直角に交わる二つの方向に、一定の
   間隔を置いて配列されている請求項第１項乃至第３項の
   いずれか１項のプレート。 ５、前記穴が円形であり、かつ相互に隣接するすべての
   円の中心間距離が等しくなるように配列されている請求
   項第１項のプレート。 ６、前記円の直径が１〜４ｍｍであり、前記円の中心間
   距離が２．５〜７ｍｍである請求項第５項のプレート。 ７、前記砥粒層が１〜１００ｍｍの厚さを有する請求項
   第１項乃至第６項のいずれか１項のプレート。 ８、前記砥粒がダイヤモンド又は立方晶窒化ホウ素であ
   る請求項第１項乃至第７項のいずれか１項のプレート。 ９、請求項第１項乃至第７項のいずれか１項のプレート
   が台金上に設けられていることを特徴とする砥石。