JPH03224870A - 車両の操舵装置 - Google Patents
車両の操舵装置Info
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- JPH03224870A JPH03224870A JP2020102A JP2010290A JPH03224870A JP H03224870 A JPH03224870 A JP H03224870A JP 2020102 A JP2020102 A JP 2020102A JP 2010290 A JP2010290 A JP 2010290A JP H03224870 A JPH03224870 A JP H03224870A
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- JP
- Japan
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- gear
- backlash
- shaft
- bevel
- rear wheel
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Links
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- 230000006835 compression Effects 0.000 abstract description 9
- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract description 9
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 6
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、操舵時のアシスト力を前輪だけでなく、後輪
側にも付与するようにした車両の操舵装置に係り、特に
、後輪側にアシスト力を伝達する一対のギヤ間のバック
ラッシュを調整する構成を改良したものに関する。
側にも付与するようにした車両の操舵装置に係り、特に
、後輪側にアシスト力を伝達する一対のギヤ間のバック
ラッシュを調整する構成を改良したものに関する。
(従来の技術)
第4図を参照して従来例を説明する。第4図は車両の操
舵装置の一部を示す図であり、モータ101の回転軸に
は減速機103が連結されており、この減速機103の
出力軸105には、アシストピニオンギヤ102が固着
されている。このアシストピニオンギヤ102は、ハウ
ジング109に収容配置されている。ハウジング109
内には、ラックシャフト104が配置されていて、この
ラックシャフト104に形成されたラックギヤ106に
上記アシストピニオンギヤ102が噛合している。ラッ
クシャフト104には図示しない前輪が連結している。
舵装置の一部を示す図であり、モータ101の回転軸に
は減速機103が連結されており、この減速機103の
出力軸105には、アシストピニオンギヤ102が固着
されている。このアシストピニオンギヤ102は、ハウ
ジング109に収容配置されている。ハウジング109
内には、ラックシャフト104が配置されていて、この
ラックシャフト104に形成されたラックギヤ106に
上記アシストピニオンギヤ102が噛合している。ラッ
クシャフト104には図示しない前輪が連結している。
そして、アシストピニオンギヤ102を介して、ラツク
キャ106に回転が伝達され、それによって、ラックシ
ャフト104が移動し、前輪が転舵される。
キャ106に回転が伝達され、それによって、ラックシ
ャフト104が移動し、前輪が転舵される。
上記アシストピニオンギヤ102の先端には、ベベルピ
ニオンギヤ107が連結・固定されている。このベベル
ピニオンギヤ107は、ハウジング109内に収容され
ている。
ニオンギヤ107が連結・固定されている。このベベル
ピニオンギヤ107は、ハウジング109内に収容され
ている。
上記出力軸105は、ベアリング110を介して、上記
ハウジング]09に軸支され、アシストピニオンギヤ1
02の先端は、ベアリング1]]を介して、上記ハウジ
ング109に軸支されている。
ハウジング]09に軸支され、アシストピニオンギヤ1
02の先端は、ベアリング1]]を介して、上記ハウジ
ング109に軸支されている。
又、ラックシャフト104のラックギヤ106とアシス
トピニオンギヤ102との噛合部におけるバックラッシ
ュは、プレッシャパッド機構108により調整される。
トピニオンギヤ102との噛合部におけるバックラッシ
ュは、プレッシャパッド機構108により調整される。
このプレッシャパッド機構108は、ラックシャフト1
04に当接された押圧部材112と、この押圧部材11
2に圧縮コイルスプリング114を介して配置されたね
じ込み部材116と、ロックナツト118とから構成さ
れている。
04に当接された押圧部材112と、この押圧部材11
2に圧縮コイルスプリング114を介して配置されたね
じ込み部材116と、ロックナツト118とから構成さ
れている。
そして、上記ねじ込み部材のねじ込み量により圧縮コイ
ルスプリング114のスプリング力を適宜調整すること
により、バックラッシュの調整を行う。
ルスプリング114のスプリング力を適宜調整すること
により、バックラッシュの調整を行う。
一方、上記ハウジング109には、伝達手段としての後
輪ステアリングシャフト113が貫通配置されている。
輪ステアリングシャフト113が貫通配置されている。
この後輪ステアリングシャフト113は、軸方向三箇所
において、ベアリング115.117を介して、ハウジ
ング109に軸支されている。
において、ベアリング115.117を介して、ハウジ
ング109に軸支されている。
上記後輪ステアリングシャフト113には、ベベルギヤ
119が固着されていて、このベベルギヤ119は、既
に述べたベベルピニオンギヤ107に噛合している。
119が固着されていて、このベベルギヤ119は、既
に述べたベベルピニオンギヤ107に噛合している。
上記構成において、操舵時には、図示しないトルクセン
サにより検出された初期操舵トルクに基づいて、モータ
101より前輪側に所定のアシスト力が付与される。
サにより検出された初期操舵トルクに基づいて、モータ
101より前輪側に所定のアシスト力が付与される。
それと同時に、減速機103、ベベルピニオンギヤ10
7、ベベルギヤ119、後輪ステアリングシャフト11
3を介して、図示しない後輪転舵手段にもアシスト力が
付与される。
7、ベベルギヤ119、後輪ステアリングシャフト11
3を介して、図示しない後輪転舵手段にもアシスト力が
付与される。
次に、上記ベベルピニオンギヤ107と、ベベルギヤ1
19との噛合部におけるバックラッシュを調整する機構
を説明する。ハウジング109の後輪ステアリングシャ
フト113の貫通部には、外側環状部材121と、内側
環状部材123とがねじ込まれており、既に述べたベア
リング117は、これら両環状部材121.123によ
ってその位置を固定されている。
19との噛合部におけるバックラッシュを調整する機構
を説明する。ハウジング109の後輪ステアリングシャ
フト113の貫通部には、外側環状部材121と、内側
環状部材123とがねじ込まれており、既に述べたベア
リング117は、これら両環状部材121.123によ
ってその位置を固定されている。
又、上記内側環状部材123のさらに内側であって、後
輪ステアリングシャフト113の外周には、環状部材1
25がねじ込まれている。
輪ステアリングシャフト113の外周には、環状部材1
25がねじ込まれている。
尚、図中符号127はロックナツトである。
このように構成した車両の操舵装置では、前輪と後輪と
の操舵の同期性を一定に保つため、ベベルピニオンギヤ
107とベベルギヤ119との噛合部におけるバックラ
ッシュを略Oに保つ必要がある。
の操舵の同期性を一定に保つため、ベベルピニオンギヤ
107とベベルギヤ119との噛合部におけるバックラ
ッシュを略Oに保つ必要がある。
このベベルピニオンギヤ107とベベルギヤ11つとの
噛合部におけるバックラッシュを調整する場合には、上
記外側環状部材121、内側環状部材123、環状部材
125のねし込み量を適宜調整することにより行う。
噛合部におけるバックラッシュを調整する場合には、上
記外側環状部材121、内側環状部材123、環状部材
125のねし込み量を適宜調整することにより行う。
〈発明が解決しようとする課題)
上記従来の構成によると次のような問題があった。
ベベルピニオンギヤ107と、ベベルギヤ119との噛
合部におけるバックラッシュを、外側環状部材121、
内側環状部材123、環状部材125のねじ込み量を適
宜調整することにより設定した後に、バックラッシュが
変動することがある例えば、両ギヤ107.119が摩
耗したり、あるいは外力が作用したような場合には、両
ギヤ107.119の軸間距離が一定であるので、バッ
クラッシュが変動してしまうことになる。
合部におけるバックラッシュを、外側環状部材121、
内側環状部材123、環状部材125のねじ込み量を適
宜調整することにより設定した後に、バックラッシュが
変動することがある例えば、両ギヤ107.119が摩
耗したり、あるいは外力が作用したような場合には、両
ギヤ107.119の軸間距離が一定であるので、バッ
クラッシュが変動してしまうことになる。
ところが、従来の構成にあっては、外側環状部材121
、内側環状部材123、環状部材125のねじ込み量を
調整しない限り、その変動を補うことはできず、結局変
動したままの状態で放置されることになる。
、内側環状部材123、環状部材125のねじ込み量を
調整しない限り、その変動を補うことはできず、結局変
動したままの状態で放置されることになる。
このため、前輪と後輪との同期性が低下したり、あるい
は、異音が発生したりするといった問題があった。
は、異音が発生したりするといった問題があった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目
的とするところは、ベベルピニオンギヤとベベルギヤと
の噛合部におけるバックラッシュの変動を吸収して、バ
ックラッシュを常にOとすることが可能なバックラッシ
ュ調整機構を備えた車両の操舵装置を提供することにあ
る。
的とするところは、ベベルピニオンギヤとベベルギヤと
の噛合部におけるバックラッシュの変動を吸収して、バ
ックラッシュを常にOとすることが可能なバックラッシ
ュ調整機構を備えた車両の操舵装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するべく本願発明による車両の操舵装置
は、操舵力に応じて出力するモータと、このモータに連
結するアシストピニオンと、このアシストピニオンと噛
合しアシストピニオンの回転方向に応じて移動するとと
もに前輪を転舵するラックと、上記アシストピニオンと
一体に回転する第1ギヤと、この第1ギヤと噛合する第
2ギヤと、この第2ギヤの回転力を後輪転舵手段に伝達
する伝達機構を備えた車両の操舵装置において、上記第
2ギヤを弾性部材による弾性力によって第1ギヤに常に
押し付けて、第1ギヤ及び第2ギヤのバックラッシュを
常にOにするようにしたことを特徴とするものである。
は、操舵力に応じて出力するモータと、このモータに連
結するアシストピニオンと、このアシストピニオンと噛
合しアシストピニオンの回転方向に応じて移動するとと
もに前輪を転舵するラックと、上記アシストピニオンと
一体に回転する第1ギヤと、この第1ギヤと噛合する第
2ギヤと、この第2ギヤの回転力を後輪転舵手段に伝達
する伝達機構を備えた車両の操舵装置において、上記第
2ギヤを弾性部材による弾性力によって第1ギヤに常に
押し付けて、第1ギヤ及び第2ギヤのバックラッシュを
常にOにするようにしたことを特徴とするものである。
(作用)
第2ギヤは第1ギヤに、弾性部材の弾性力によって、常
に押し付けられた状態にあり、よって、第1ギヤ及び第
2ギヤのバックラッシュは、常にOになる。
に押し付けられた状態にあり、よって、第1ギヤ及び第
2ギヤのバックラッシュは、常にOになる。
そして、経年使用により、両ギヤが摩耗したり、あるい
は外力が作用しても、両ギヤのバックラッシュは、常に
Oに保持される。
は外力が作用しても、両ギヤのバックラッシュは、常に
Oに保持される。
(実施例)
以下第1図ないし第3図を参照して本発明の一実施例を
説明する。尚、従来の装置と同一部分についてはその説
明を省略し、本発明の詳細な説明する。第1図は車両の
操舵装置の一部を示す図である。
説明する。尚、従来の装置と同一部分についてはその説
明を省略し、本発明の詳細な説明する。第1図は車両の
操舵装置の一部を示す図である。
モータ1の回転軸には減速機3が連結されており、この
減速機3と接続するアシストピニオン5には、第1ギヤ
としてのベベルピニオンギヤ7が固定されている。この
ベベルピニオンギヤ7は、ハウジング9内に収容されて
いる。
減速機3と接続するアシストピニオン5には、第1ギヤ
としてのベベルピニオンギヤ7が固定されている。この
ベベルピニオンギヤ7は、ハウジング9内に収容されて
いる。
上記出力軸5は、ベアリング11を介して、上記ハウジ
ング9に軸支されている。
ング9に軸支されている。
一方、上記ハウジング9には、後輪ステアリングシャフ
ト13が貫通配置されている。この後輪ステアリングシ
ャフト13は、軸方向三箇所において、ベアリング15
.17を介して、ハウジング9に軸支されている。
ト13が貫通配置されている。この後輪ステアリングシ
ャフト13は、軸方向三箇所において、ベアリング15
.17を介して、ハウジング9に軸支されている。
上記後輪ステアリングシャフト13には、第2ギヤとし
てのベベルギヤ19が固着されていて、このベベルギヤ
19は、既に述べたベベルピニオンギヤ7に噛合してい
る。
てのベベルギヤ19が固着されていて、このベベルギヤ
19は、既に述べたベベルピニオンギヤ7に噛合してい
る。
上記構成において、操舵時には、図示しないトルクセン
サにより検出された初期操舵トルクに基づいて、モータ
1より前輪側に所定のアシスト力が付与される。
サにより検出された初期操舵トルクに基づいて、モータ
1より前輪側に所定のアシスト力が付与される。
それと同時に、減速機3、ベベルピニオンギヤ7、ベベ
ルギヤ19、後輪ステアリングシャフト13を介して、
後輪側にもアシスト力が付与される。
ルギヤ19、後輪ステアリングシャフト13を介して、
後輪側にもアシスト力が付与される。
次に、上記ベベルピニオンギヤ7とベベルギヤ19との
噛合部におけるバックラッシュを調整するバックラッシ
ュアジャスタ21の構成について説明する。
噛合部におけるバックラッシュを調整するバックラッシ
ュアジャスタ21の構成について説明する。
まず、上記ベアリング15が取付けられている部分のハ
ウジング9には、開口部23が形成されており、この開
口部23には、プラグ25がねじ込まれていて、ナツト
27により固定されている。上記プラグ25の先端は、
上記ベアリング15に当接している。
ウジング9には、開口部23が形成されており、この開
口部23には、プラグ25がねじ込まれていて、ナツト
27により固定されている。上記プラグ25の先端は、
上記ベアリング15に当接している。
上記プラグ25には、アジャスタ29がねじ込まれてお
り、ナツト32により固定されている。
り、ナツト32により固定されている。
上記アジャスタ29及びその周辺は、第2図及び第3図
に示すような構成となっている。すなわち、アジャスタ
29内には、弾性部材としての圧縮コイルスプリング3
1を介してサポート33が収容されている。
に示すような構成となっている。すなわち、アジャスタ
29内には、弾性部材としての圧縮コイルスプリング3
1を介してサポート33が収容されている。
上記サポート33には、ピン35が貫通して取付けられ
ていて、このピン35の両端は、アジャスタ29の先端
であって180°の位置に形成され0 た切欠部37.37に係合している。それによって、サ
ポート33の回転を規制している。
ていて、このピン35の両端は、アジャスタ29の先端
であって180°の位置に形成され0 た切欠部37.37に係合している。それによって、サ
ポート33の回転を規制している。
上記サポート33の先端には、円錐状の凹部39が形成
されている。一方、既に述べた後輪ステアリングシャフ
ト13の端面にも円錐状の凹部41が形成されている。
されている。一方、既に述べた後輪ステアリングシャフ
ト13の端面にも円錐状の凹部41が形成されている。
これら両凹部39.41間には、鋼球43が配置されて
いる。
いる。
そして、サポート33は、圧縮コイルスプリング29に
よって、常に後輪ステアリングシャフト13方向に付勢
されており、その付勢力は上記鋼球43を介して、後輪
ステアリングシャフト13に作用している。
よって、常に後輪ステアリングシャフト13方向に付勢
されており、その付勢力は上記鋼球43を介して、後輪
ステアリングシャフト13に作用している。
それによって、後輪ステアリングシャフト13に固着さ
れたベベルギヤ19をベベルピニオンギヤ7に押し付け
て、両ギヤ7.19間のバックラッシュをOとしている
。
れたベベルギヤ19をベベルピニオンギヤ7に押し付け
て、両ギヤ7.19間のバックラッシュをOとしている
。
以上の構成を元にその作用を説明する。
まず、バックラッシュアジャスタ21のセツティングか
ら説明する。最初に、プラグ25をねじ込んでいく。そ
れによって、後輪ステアリングシャフト13を介して、
ベベルギヤ19がベベルピニオンギヤ7に押し付けられ
て当接する。
ら説明する。最初に、プラグ25をねじ込んでいく。そ
れによって、後輪ステアリングシャフト13を介して、
ベベルギヤ19がベベルピニオンギヤ7に押し付けられ
て当接する。
次に、上記プラグ25を若干1戻した状態で、ナツト2
7により固定する。この状態では、圧縮コイルスプリン
グ29のステアリングカによって、ベベルギヤ19とベ
ベルピニオンギヤ7とのバックラッシュは○にセットさ
れる。
7により固定する。この状態では、圧縮コイルスプリン
グ29のステアリングカによって、ベベルギヤ19とベ
ベルピニオンギヤ7とのバックラッシュは○にセットさ
れる。
次に、経年使用により、ベベルピニオンギヤ7、ベベル
ギヤ1つが摩耗したり、あるいは外力が作用したような
場合について説明する。この場合には、両ギヤ7.19
間のバックラッシュが変動する。
ギヤ1つが摩耗したり、あるいは外力が作用したような
場合について説明する。この場合には、両ギヤ7.19
間のバックラッシュが変動する。
しかしながら、本実施例の場合には、圧縮コイルスプリ
ング31により、ホルダ29、サポート33、鋼球41
、後輪ステアリングシャフト13を介して、ベベルギヤ
19をベベルピニオンギヤ7に常に押し付けているので
、上記変動は吸収され、両ギヤ7.19間のバックラッ
シュは常にOに保持される。
ング31により、ホルダ29、サポート33、鋼球41
、後輪ステアリングシャフト13を介して、ベベルギヤ
19をベベルピニオンギヤ7に常に押し付けているので
、上記変動は吸収され、両ギヤ7.19間のバックラッ
シュは常にOに保持される。
以上本実施例によると以下のような効果を奏することが
できる。
できる。
まず、ベベルピニオンギヤ7とベベルギヤ19との噛合
部におけるバックラッシュの変動に起因した前輪と後輪
との操舵の同期性の低下、異音の発生といっな事態を防
止することができる。
部におけるバックラッシュの変動に起因した前輪と後輪
との操舵の同期性の低下、異音の発生といっな事態を防
止することができる。
これは、バックラッシュアジャスタ21によって、後輪
ステアリングシャフト13を介して、ベベルギヤ19を
ベベルピニオンギヤ7に常に押し付けていて、バックラ
ッシュを常に○にしているからである。
ステアリングシャフト13を介して、ベベルギヤ19を
ベベルピニオンギヤ7に常に押し付けていて、バックラ
ッシュを常に○にしているからである。
サポート33は、ピン35及びアジャスタ29とによっ
て、その回転を規制されている。よって、後輪ステアリ
ングシャフト13が回転しても、サポート33は回転せ
ず、したがって、サポート33と圧縮コイルスプリング
31との摺動接触による摩耗を防止することができる。
て、その回転を規制されている。よって、後輪ステアリ
ングシャフト13が回転しても、サポート33は回転せ
ず、したがって、サポート33と圧縮コイルスプリング
31との摺動接触による摩耗を防止することができる。
又、鋼球43を使用していて、この鋼球43とサポート
33、後輪ステアリングシャフト13とは、転がり接触
となるので、その抵抗も小さく、円滑な動作が提供でき
る。
33、後輪ステアリングシャフト13とは、転がり接触
となるので、その抵抗も小さく、円滑な動作が提供でき
る。
3
尚、本発明は前記一実施例に限定されるものではない。
例えば、第1ギヤ、第2ギヤとしては、他の種類のギヤ
であってもよい。
であってもよい。
又、パックラッシャアジャタの構成も図示するものに限
定されず、要は、弾性部材の弾性力によって、第2ギヤ
を第1ギヤに押し付けて、バックラッシュを常にOとす
る構成であればよい。
定されず、要は、弾性部材の弾性力によって、第2ギヤ
を第1ギヤに押し付けて、バックラッシュを常にOとす
る構成であればよい。
さらに、第2ギヤを直接押し付けるようにしてもよい。
(発明の効果)
以上詳述したように本発明による車両の操舵装置による
と、第2ギヤを弾性部材による弾性力によって第1ギヤ
に常に押し付けて、第1ギヤ及び第2ギヤのバックラッ
シュを常にOにするようにしている。
と、第2ギヤを弾性部材による弾性力によって第1ギヤ
に常に押し付けて、第1ギヤ及び第2ギヤのバックラッ
シュを常にOにするようにしている。
したがって、経年使用により、両ギヤが摩耗したりある
いは外力が作用しても、バックラッシュは常にOであり
、バックラッシュの変動に起因した前輪と後輪との操舵
の同期性の低下、異音の発4− 生といった問題を解消することができる。
いは外力が作用しても、バックラッシュは常にOであり
、バックラッシュの変動に起因した前輪と後輪との操舵
の同期性の低下、異音の発4− 生といった問題を解消することができる。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示す図で、第
1図は操舵装置の一部を示す図、第2図はバックラッシ
ュアジャスタの一部を示す図、第3図は第2図の■−■
断面図、第4図は従来の操舵装置の一部を示す図である
。 1・・・モータ、5・・・アシストピニオンギヤ、7・
・・第1ギヤとしてのベベルピニオンギヤ、13・・・
伝達手段としての後輪ステアリングシャフト、19・・
第2ギヤとしてのベベルギヤ、21・・・バックラッシ
ュアジャスタ、31・・・弾性部材としての圧縮コイル
スプリング、102・・・アシストピニオン、104・
・・ラック。
1図は操舵装置の一部を示す図、第2図はバックラッシ
ュアジャスタの一部を示す図、第3図は第2図の■−■
断面図、第4図は従来の操舵装置の一部を示す図である
。 1・・・モータ、5・・・アシストピニオンギヤ、7・
・・第1ギヤとしてのベベルピニオンギヤ、13・・・
伝達手段としての後輪ステアリングシャフト、19・・
第2ギヤとしてのベベルギヤ、21・・・バックラッシ
ュアジャスタ、31・・・弾性部材としての圧縮コイル
スプリング、102・・・アシストピニオン、104・
・・ラック。
Claims (1)
- 操舵力に応じて出力するモータと、このモータに連結
するアシストピニオンと、このアシストピニオンと噛合
しアシストピニオンの回転方向に応じて移動するととも
に前輪を転舵するラックと、上記アシストピニオンと一
体に回転する第1ギヤと、この第1ギヤと噛合する第2
ギヤと、この第2ギヤの回転力を後輪転舵手段に伝達す
る伝達機構を備えた車両の操舵装置において、上記第2
ギヤを弾性部材による弾性力によって第1ギヤに常に押
し付けて、第1ギヤ及び第2ギヤのバックラッシュを常
にOにするようにしたことを特徴とする車両の操舵装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020102A JPH03224870A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 車両の操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020102A JPH03224870A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 車両の操舵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03224870A true JPH03224870A (ja) | 1991-10-03 |
Family
ID=12017753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020102A Pending JPH03224870A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 車両の操舵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03224870A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5213173A (en) * | 1990-10-26 | 1993-05-25 | Jidosha Kiki Co., Ltd. | Electric power steering apparatus |
KR100835225B1 (ko) * | 2003-10-06 | 2008-06-05 | 주식회사 만도 | 백래쉬 조절이 가능한 전동식 파워스티어링 장치 |
JP2020197638A (ja) * | 2019-06-03 | 2020-12-10 | 本田技研工業株式会社 | 車両用運転訓練装置 |
-
1990
- 1990-01-30 JP JP2020102A patent/JPH03224870A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5213173A (en) * | 1990-10-26 | 1993-05-25 | Jidosha Kiki Co., Ltd. | Electric power steering apparatus |
KR100835225B1 (ko) * | 2003-10-06 | 2008-06-05 | 주식회사 만도 | 백래쉬 조절이 가능한 전동식 파워스티어링 장치 |
JP2020197638A (ja) * | 2019-06-03 | 2020-12-10 | 本田技研工業株式会社 | 車両用運転訓練装置 |
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