JPH0416166Y2 - - Google Patents

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JPH0416166Y2
JPH0416166Y2 JP1986088336U JP8833686U JPH0416166Y2 JP H0416166 Y2 JPH0416166 Y2 JP H0416166Y2 JP 1986088336 U JP1986088336 U JP 1986088336U JP 8833686 U JP8833686 U JP 8833686U JP H0416166 Y2 JPH0416166 Y2 JP H0416166Y2
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JP
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gauge
width
measurement
tolerance
shaft
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JP1986088336U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は軸用止め輪が嵌着される軸用の限界ゲ
ージに関する。
(従来の技術) たとえば実開昭50−40257号公報に提案されて
いる限界ゲージである。
このゲージの構成は、通り側と止り側とゲージ
の一端に直列に並べ、通り側と止り側との間に通
り側の幅よりも大幅の凹欠部を介在させているも
ので、測定時にゲージを持ち変える手間をかけず
に測定することができるようにしている。
ところが通り側の両端が開いているために、精
度の面で成型加工が限定され、さらに何等かの外
圧を受けた際に、通り側の公差幅はもとより止り
側の公差幅までが狂つてしまい実質的使いものに
ならなくなる。しかも、通り側と止り側との間に
介在している凹欠部は、ゲージをプレス成型する
際に通り側と止り側の精度を正確にする働きがあ
る反面、測定時に軸に対してゲージを通り側から
止り側まで動かす度に、軸が凹欠部におちること
があつて、ゲージの動きがギクシヤクするなどの
構造状の問題を抱えている。
また、他の従来例に、実開昭53−99166号公報
に提案されているキングピンの磨耗測定用ゲージ
がある。
このゲージの構成は、長方形のゲージ本体にキ
ングピンが嵌挿する透孔を設け、この透孔に間隔
が直線的に変化する測定面を備えた長孔を連通さ
せて形成しているもので、前記のゲージが抱えて
いる成型精度との動きの問題については心配する
必要がないものである。
それでも、測定面が直線的であるために、ピン
を測定するのに目盛をいちいち見て読み取らなけ
れば確認することもできない新たな問題があり、
しかもピンに対してゲージを透孔側から長孔側に
動かす際に、ゲージが両孔の間にある段差に衝突
することがあつても、成型精度を確かなものにし
ている透孔の存在が、両孔の間におけるゲージの
動きをギクシヤクにしている。
(考案が解決しようとする課題) 解決しようとする問題点は、相反する構造上の
問題すなわち成型精度の問題と測定時におけるゲ
ージの動きがスムーズでない問題を一挙に解決す
ると共に目盛りを読むような測定の仕方に頼らず
に簡単に測定できるようにすることである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記の問題を解決するために、溝幅よ
り薄い帯板状本体に、同本体の長手方向に沿い一
方から他方に、軸挿入部と幅が公差の最大値であ
る第一測定部と幅が公差の最大値よりも大幅の凹
欠部と幅が公差の最小値である第二測定部とを連
続長孔状に順に形成すると共に前記軸挿入部にお
ける幅方向の片側の外接線の延長線上に第一およ
び第二両測定部そして凹欠部の片側辺を揃えて、
軸挿入部から第一測定部および凹欠部を経て第二
測定部まで連続した直線上の基準辺部を形成して
なることを特徴とする。
(作用) 軸挿入部と第一測定部と凹欠部と第二測定部と
がそれらの片側の一直線状の基準辺部を基準にし
た連続長孔状になつている。
それにより、軸挿入部に軸を挿入して、溝面に
基準辺部を軽く押付けながら軸挿入部側から第二
測定部側に直線的にスライドさせて測定可能であ
る。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施の一例を詳
細に説明する。
図中Aは限界ゲージであり、この限界ゲージA
は、軸Bの溝B1より薄く形成した帯板状本体1
の先半部に、同本体に長手方向に沿い一方から他
方に、軸挿入部2と第一測定部3と凹欠部5と第
二測定部4とを連続長孔状に順に形成し、第一測
定部3の幅は測定対象の溝径の公差の最大値aに
形成し、凹欠部5の幅は前記公差の最大値aより
も大幅に形成し、第二測定部4の幅は公差の最小
値bに形成している。
そして、軸挿入部2における幅方向の片側の外
接線の延長線上に第一および第二両測定部3,4
さらに凹欠部5の片側辺を揃えて、軸挿入部2か
ら第一測定部3および凹欠部5を経て第二測定部
4まで連続した直線上の基準辺部6を形成してい
る。
限界ゲージAの材質はたとえばステンレスなど
が良い。また、成型手段としてはプレス成型など
が挙げられる。
第3図には本考案の限界ゲージAを各溝径別に
そろえてユニツト化した態様を例示しており、各
限界ゲージAはホルダー7に本体1後端部を軸8
で軸支されていて、各限界ゲージAはホルダー7
の収納部9内に重合状に納められた収納状態から
軸8を支点として揺動して繰出し自在にしてあ
る。
それにより、測定対象に溝径に対応する所要の
限界ゲージAを引き出して測定でき、また、各限
界ゲージがバラバラにならず便利であり、さらに
第一および第二両測定部が収納部9内に保護され
ていて損傷することもない。
(考案の効果) 軸挿入部と第一測定部と凹欠部と第二測定部
とが連続長孔状に形成されているため、第一お
よび第二両測定部の成型精度が高く、高品質の
ゲージである。
測定する溝面に基準辺部を軽く押付けながら
スライドさせることによつて測定することがで
きるため、ゲージの動きが滑らかであり、測定
しやすく且つ溝面およびゲージを傷めるような
こともない。
プレス成型などにより安価に製作でき、目盛
りを読むようなことなく簡単に測定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の溝用限界ゲージの一実施例を
示す平面図。第2図は第1図の−線に沿える
縦断面図。第3図は本考案の限界ゲージをユニツ
ト化した状態の態様を示す斜視図。 図中、Aはゲージ、Bは軸、B1は溝、aは公
差の最大値、bは公差の最小値、1は本体、2は
軸挿入部、3は第一測定部、4は第二測定部、5
は凹欠部、6は基準辺部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸用の止め輪が嵌着される溝用の限界ゲージで
    あつて、溝幅より薄い帯板状本体に、同本体の長
    手方向に沿い一方から他方に、軸挿入部と幅が公
    差の最大値である第一測定部と幅が公差の最大値
    よりも大幅の凹欠部と幅が公差の最小値である第
    二測定部とを連続長孔状に順に形成すると共に前
    記軸挿入部における幅方向の片側の外接線の延長
    線上に第一および第二両測定部そして凹欠部の片
    側辺を揃えて、軸挿入部から第一測定部および凹
    欠部を経て第二測定部まで連続した直線上の基準
    辺部を形成してなることを特徴とする軸の溝用限
    界ゲージ。
JP1986088336U 1986-06-09 1986-06-09 Expired JPH0416166Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986088336U JPH0416166Y2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09

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JP1986088336U JPH0416166Y2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09

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JPS62199604U JPS62199604U (ja) 1987-12-19
JPH0416166Y2 true JPH0416166Y2 (ja) 1992-04-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014148383A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Hitachi Building Systems Co Ltd ローラチェーンの伸び検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040257U (ja) * 1973-08-08 1975-04-24
JPS5399166U (ja) * 1977-01-14 1978-08-11

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JPS62199604U (ja) 1987-12-19

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