JPH04106702U - 歯車摩耗寸法測定器 - Google Patents

歯車摩耗寸法測定器

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JPH04106702U
JPH04106702U JP1580091U JP1580091U JPH04106702U JP H04106702 U JPH04106702 U JP H04106702U JP 1580091 U JP1580091 U JP 1580091U JP 1580091 U JP1580091 U JP 1580091U JP H04106702 U JPH04106702 U JP H04106702U
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JP
Japan
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vernier
tooth
scale plate
gear
scale
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Pending
Application number
JP1580091U
Other languages
English (en)
Inventor
西村徳男
Original Assignee
広島ガス株式会社
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Filing date
Publication date
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯車のピッチ円周上のかみ始め側、かみ終り
側それぞれの歯面摩耗寸法の測定に適する。 【構成】 歯型治具５にバーニヤ付き直尺４を、直尺保
持具７を介して固定し、摺動部であるバーニヤ目盛板保
持具３の下面にジョウ６を設ける。バーニヤ付き直尺４
は、本尺１、バーニヤ目盛板２、バーニヤ目盛板保持具
３より構成される。ジョウ６を本尺１に添って平行移動
させ、ジョウ６の先端が歯面に接した所で本尺１及びバ
ーニヤ目盛板２に刻印された目盛より摩耗寸法を測る。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００２】
【産業上の利用分野】
本考案は、歯車のピッチ円周上のかみ始め側、かみ終り側それぞれの歯面の摩 耗寸法の測定に適した測定器に関するものである。
【０００３】
【従来の技術】
従来、歯車のピッチ円周上のかみ始め側、かみ終り側それぞれの歯面の摩耗寸 法が必要な場合には、図５、図６、図７に示す歯型治具５と隙間ゲージ１３を用 いてまず、設計歯型を切り抜いた歯型治具５の中心線を歯先面に刻印した点に、 また歯型の角部が歯末に近い未摩耗部に合うようにセットし、歯型治具５と歯車 ピッチ円周上のかみ始め側、かみ終り側それぞれの歯面との隙間に、隙間ゲージ １３を挿入し、目盛を読みとり歯面摩耗寸法を測定していた。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術で述べた歯型治具５と隙間ゲージ１３による方法で測定す ると、測定者ならびに隙間ゲージ１３の差込み角度、深さの違いにより測定値が ばらつくという問題、また、歯型治具５および隙間ゲージ１３のセッティングの ポイントが多く、測定時間が長時間におよぶという問題があった。
【０００５】 そこで、本考案は上記の問題点を解決することを目的としたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における測定器は、従来の歯型治具５にバ ーニヤ付き直尺４を直尺保持具７を介して固定し、摺動部であるバーニヤ目盛板 保持具３の下面にジョウ６を設け、一体で本尺上を平行に移動可能なものとした 。
【０００７】
【実施例】 図１、図２、図３に示すように測定時には、この測定器本体を歯型治具５の中 心線が歯先面中心の刻印に合うように、固定用磁石８で固定する。
【０００８】 次に、ジョウ６を平行移動させ、ジョウ先端が摩耗歯面に接触したところで、 本尺１およびバーニヤ目盛板２の目盛より、摩耗寸法を読みとることができる。
【０００９】 反対側の歯面に関しても、歯型治具５はその位置にセットしたままで、ジョウ ６を反対方向に平行移動させ、同様に摩耗歯面に接触したところで摩耗寸法を読 む。これで一つの歯に対する測定は終了となる。
【００１０】 叉、図４に示すように、バーニヤ付き直尺４のかわりに、電極１０、デジタル 式直読器１１より構成されるデジタル式リニアゲージ１２を設け操作性の向上を 図ってもよい。
【００１１】 この様に、この測定器によれば、一つの歯の測定は、測定器本体を歯上に一度 セットし、ジョウ６を移動させるだけで、歯車のピッチのかみ始め側、かみ終り 側それぞれの歯面摩耗寸法を容易に測定することが可能となり、隙間ゲージ１３ を使用した場合の、測定者ならびに隙間ゲージ１３の差込み角度および深さの違 いによる誤差が解消される。
【００１２】
【考案の効果】
本考案である、歯車摩耗寸法測定器を使用することにより、測定者の違いによ る測定値のばらつきが減少し、測定時間も短縮された。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案であるバーニヤ付き直尺を用いた歯車摩
耗寸法測定器平面図
【図２】本考案であるバーニヤ付き直尺を用いた歯車摩
耗寸法測定器正面図
【図３】本考案であるバーニヤ付き直尺を用いた歯車摩
耗寸法測定器側面図
【図４】本考案であるデジタル式リニアゲージを用いた
歯車摩耗寸法測定器平面図
【図５】従来の歯車摩耗寸法測定器平面図
【図６】従来の歯車摩耗寸法測定器正面図
【図７】従来の歯車摩耗寸法測定器側面図
【符号の説明】
１ 本尺 ２ バーニヤ目盛板 ３ バーニヤ目盛板保持具 ４ バーニヤ付き直尺 ５ 歯型治具 ６ ジョウ ７ 直尺保持具 ８ 固定用磁石 ９ 磁石保持具 １０ 電極 １１ デジタル式直読器 １２ デジタル式リニアゲージ １３ 隙間ゲージ実用新案登録出願人広島ガス株式会社

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】 【０００１】
  1. 【請求項１】 歯車のピッチ円周上のかみ始め側、かみ
    終り側それぞれの歯面の摩耗寸法の測定に用いる測定器
    において、長さまたは、寸法測定用の目盛が刻印された
    本尺１、バーニヤ目盛板２、バーニヤ目盛板保持具３、
    本尺１、バーニヤ目盛板２、バーニヤ目盛板保持具３よ
    り構成されるバーニヤ付き直尺４、歯車の設計歯型を切
    り抜いた歯型治具５、バーニヤ目盛板の保持具の下部に
    固定され、歯車のピッチ円周上に添えられるジョウ６、
    バーニヤ付き直尺４を歯型治具に固定する直尺保持具
    ７、測定器を歯に固定する固定用磁石８、およびそれを
    歯型治具５に固定する磁石保持具９より構成される歯車
    摩耗寸法測定器。
  2. 【請求項２】 バーニヤ付き直尺４のかわりに、電気抵
    抗可変のための電極１０、電気的信号を感知し数値化す
    るデジタル式直読器１１、電極１０、デジタル式直読器
    １１より構成されるデジタル式リニアゲージ１２を設け
    た請求項１記載の歯車摩耗寸法測定器。
JP1580091U 1991-02-25 1991-02-25 歯車摩耗寸法測定器 Pending JPH04106702U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609065A (ja) * 1983-06-28 1985-01-18 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd シ−ル鉛蓄電池
JPS61113576A (ja) * 1984-11-06 1986-05-31 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車のサイドカバ−取付構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609065A (ja) * 1983-06-28 1985-01-18 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd シ−ル鉛蓄電池
JPS61113576A (ja) * 1984-11-06 1986-05-31 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車のサイドカバ−取付構造

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