JPS61113576A - 自動二輪車のサイドカバ−取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野）　　　′ こ：の発明は自動二輪車のサイドカバー取付構造、詳し
くはサイドカバーで車体に設けられた工具箱を覆う自動
二輪車のサイドカバー取付構造に関するものである。ニ
ー （従来の技術）　　　　　　　・［ 周知のように、自動二輪車には工具箱が取り付けられ、
ドライバー等の工具を収納して、車両を修理する際等に
使用するよう叫なっている。この工具箱は内燃機関の近
傍等外部から見えない場所に取り付けられるが、内燃機
関の近傍等に取付スペースが確保できない場合には、後
輪の近傍において車体に取り付けられる場合がある。こ
の場合には工具箱が外部から容易に目に付くから、体裁
上或いは工具の盗難を防止するために、後輪の上方側部
に取り付けられるサイドカバーで覆っている。

（発明が解決しようとする問題点） このように工具箱はサイドカバーでその側部が覆われて
いるが、工具箱の蓋は工具の出し入れがサイドカバーを
外さないで行なうことができるように車体の後方に向け
て設け、工具箱の蓋をサイドカバーと車体との間から開
閉することが、できるようにしている、ところが、工具
の盗難のおそれがあるため、蓋にロック装置を設けるこ
とが考えられるが、工具箱はその蓋が後方で車輪の回転
方向に対向して位置しているので、ロック装置に泥が付
着して作動不良になる等のおそれがある。

この発明はかかる点に鑑みなされたもので、後輪近傍に
取り付けられる工具箱からの工具の盗難を防止するとと
もに、後輪の回転により飛散する泥水等の付着が防止さ
れる自動二輪車のサイドカバー取付構造を提供すること
を目的としている。

（問題点を解決するための手段） この発明は前記の問題点を解決するため、後輪の近傍で
車体に工具箱が設けられるとともに、車体に取り付けら
れたサイドカバーで前記工具箱を覆う自動二輪車におい
て、前記サイドカバーに衝立板が設けられ、この衝立板
で前記工具箱の蓋の開閉を規制するようになすとともに
、前記サイドカバーをロック装置により車体に脱着可能
に取り付けたことを特徴としている。

（作用） ｔ　　　　　　　この発明では、サイドカバーで後輪近
傍において車体に設けられた工具箱が覆われ、さらに工
具箱の蓋はサイドカバーに設ζすられた衝立板でその開
閉が規制されているため、工具の盗難防止となる。また
、後輪の回転により飛散する泥水等は衝立板にかかり、
工具箱に付着することがないため、泥水の侵入が防止さ
れるとともに、工具箱の保護が図られる。

（実施例） 以下、この発明の一実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。

第１図はこの発明を適用した自動二輪車の側面図、第２
図は自動二輪車の要部平面図、第３図は要部の拡大側面
図、第４図は第３図のｆｆ−ｍＶ断面図、第５ｍは第３
ｖ４のｖ−ｖ断面図、第６図は第３図のＶｌ−０ｖｉ断
面図、第７図は第３図の■−■断面図であ・る。

図において柚号ｌは車体フレームで、この車体フレーム
ｌを構成するヘッドパイプ２には、前輪３を懸架したフ
ロントフォーク４が旋回可能に支持されている。ヘッド
バイブ２には左右一対のダウアチ、−ブ５と２７９Ｌ／
−９６が接続、わ、さ　　　　１らにこのタンクレール
６にはシートレール７が車体の後方へ延出するように接
続されている。ダウンチューブ５の後端部とシートレー
ル７間にはバックステー８が接続され、シートレール７
の後方まで延びている。

また、前記左右一対のダウンチューブ５には内燃機関９
が両側から吊られるように搭載され、この内燃機関９に
は後輪１０を懸架したリアアーム１１が設けられ１図示
しない緩衝装置によって車体フレーム１に支持されてい
る。内燃機関９の上方には燃料タンク１２が左右一対の
タンクレール６からシートレール７の前側部を覆うよう
にして取り付けられている。燃料タンク１２の後方には
ライダーが跨がる鞍乗型のシート１３がシートレール７
に着脱可能に取り付けられている。　　′シー）１３の
下方の車体両側はサイドカバー１４が取り付けられ、左
側に位置するサイドカバー１４はバックステー８に固定
した工具箱１５を覆っている。

即ち、工具箱１５はケース本体１５ａと蓋１５ｂとから
なり、バックステー８に溶接したブラケット１６にポル
ト１７で取り付けられ、後輪１０の上方に位置してその
蓋１５ｂは車体後方に向いている。この工具箱１５には
ドライバー等の工具が収納され、車両を修理するとき等
に蓋１５ｂを開閉して取り出される。

前記サイドカバー１４は例えば合成樹脂で成形され、そ
の外周には車体側に屈曲したリブ１４ａを有し、後輪ｌ
Ｇの上方の略中央から内燃機Ｈ９の後方までを覆う大き
さに形成されている。そして、サイドカバー１４には前
記工具箱１５の蓋１５ｂの開閉を規制する衝立板１８が
車体側に立設されている。この衝立板１８は取付状態で
工具箱１５の蓋１５ｂの略全体を覆う大きさに形成され
、また衝立板１８は合成樹脂で成形されたサイドカバー
１４の剛性を上げるため、薄肉化が可能となり軽量化さ
れる。サイドカバー１４の前側上端部には前側取付部１
９が、後側上端部には後備取付部２０が設けられ、略中
央部下端部にはロック装置２１が設けられている。前側
取付１ｉ１１１９は係合溝１９ａを有しており、この係
合溝１９．ａを支持ビン２２に支持・されたグロメット
２３に係合して取り付（すられている、支持ピン２２は
シートレール７にブラケット２４を介して固定されてい
る。また、後備取付部２０はサイドカバー１４のリプ１
４ａに内側に向かってピン状に立設しており、この後側
取付部２０はバックステー８に溶接したブラケット２５
に支持されているグロメット２６に挿通される。さらに
、ロー２り装置２１はキー２７によりサイドカバー１４
を、バックステー８に溶接したブラケット２８に固定す
るようになっている。

次に、この実施例の作用について説明する。

サイドかバー１４の取り付は状態において、工具箱１５
の側部はサイドカバー１４で覆われ、その蓋１５ｂは衝
立板１Ｂにより覆われているため、蓋１５ｂを開けるこ
とができず工具の盗難防止が図られる。また、後輪１０
め回転により、泥水等が前方へ飛散するが、工具箱１５
の蓋１５ｂ冬　　　　は衝立板１Ｂによって覆われてい
るから泥水等が付着することがなく、工具箱１５が保護
されるとともに内部に泥水が侵入することがない。

車両を修理する場合等には、キー２７をロック装置２１
に差し込み、操作してサイドカバー１４とバックステー
８との固定を解く、そして、サイドカバー１４の前側を
下方に引き、前側取付部１９をシートレール７に支持さ
れているグロメット２３から外す、ついで、サイドカバ
ー１４を後方へ引くと、後備取付部２０がバックステー
８にブラケット２５を介して設けられているグロメット
２６から外れる。従って、サイドカバー１４は簡単に車
体から取り外すことができ、これにより工具箱１５の蓋
１５ｂを開けて工具を取り出せる。

サイドカバー１４の車体への取り付けは、この逆の手順
によって行なわれる。

（発明の効果） この発明は前記のように、後輪の上方側部を覆うサイド
カバーに衝立板が設けられ、この衝立板で車体に取り付
けられた工具箱の蓋の開閉を規制御 するようになすとともに、前記サイドカバーはロック装
置により車体に脱着可能に取り付けたから、後輪近傍に
取り付けられる工具箱の蓋の開閉が規制され工具の盗難
防止が図られるとともに、後輪の回転によって飛散する
泥水等が付着しないから、工具箱が保護され、また内部
に泥水が侵入′　する等のおそれはない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を適用した自動二輪車の側面図、第２
図は要部の平面図、第３図は要部の拡大側面図、第４図
は第３図のｆｆ−Ｉｆ断面図、第５図は第３図のｖ−■
断面図、第６図は第３図の■−■断面図、第７図は第３
図の■−■断面図である。 ｌ・−＊　体フレーム　　　５・・・タウンチューブ６
・・・タンクレール　　　７・・・シートレール８・・
・バックステー　　　１０・・・後輪１４・・・サイド
カバー　　１５・・・工具箱１５ｂ・・・蓋　　　　　
　１８・・・衝立板１９−・・前側取付部　　　２０−
・・後側取付部２１・・・ロック装置 特　許　出　願　人　　　ヤマハ発動機株式会社Ｆ１１
１ 第５図 １！ 第６図　　　第７４

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 後輪の近傍で車体に工具箱が設けられるとともに、車体
   に取り付けられたサイドカバーで前記工具箱を覆う自動
   二輪車において、前記サイドカバーに衝立板が設けられ
   、この衝立板で前記工具箱の蓋の開閉を規制するように
   なすとともに、前記サイドカバーをロック装置により車
   体に脱着可能に取り付けた自動二輪車のサイドカバー取
   付構造。