JPS5825282Y2 - ノギス - Google Patents

ノギス

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Publication number
JPS5825282Y2
JPS5825282Y2 JP1975086183U JP8618375U JPS5825282Y2 JP S5825282 Y2 JPS5825282 Y2 JP S5825282Y2 JP 1975086183 U JP1975086183 U JP 1975086183U JP 8618375 U JP8618375 U JP 8618375U JP S5825282 Y2 JPS5825282 Y2 JP S5825282Y2
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JP
Japan
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scale
main scale
slide
main
jaw
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Expired
Application number
JP1975086183U
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English (en)
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JPS523451U (ja
Inventor
宏司 安藤
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
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Publication of JPS523451U publication Critical patent/JPS523451U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は孔同志の間隔、および孔と端面間の間隔を測定
するためのノギスに関する。
従来のノギスは主尺の顎部が孔の直径を直接計測し得て
も、主尺及びスライド尺の顎部、喉部の形状が中心線に
対して左右対称でないため、孔同志のピッチ間隔又は孔
と端面間の間隔を直接計測することはできず、それらの
値を求めるにはノギスにより得られた計測値に多少の計
算を施さねばならなかった。
本考案の目的は上記公知のノギスの欠点に鑑み、孔同志
の間隔、又は孔と端面間の間隔を直接計測することので
きるノギスを提供することにある。
以下添付図面を参照して本考案に係るノギスの構造を説
明する。
第1図において、符号10はノギスの主尺であって、そ
の面上には主目盛Sが刻印されている。
この主尺10の一端両側には喉部12および顎部14が
成形されている。
目盛Sの方向に沿う喉部12および顎部14の形状は等
辺12’、12“および14′、14″から成る二等辺
三角形板状をなしている。
符号16はこのノギスのスライド尺であって、その表面
には副目盛S′が刻印されている。
スライド尺16の一端上側には喉部18が成形され、そ
の下側には顎部20が成形されている。
このスライド尺喉部18の形状は上記した主尺喉部12
と同一であって、等辺18′、18“から成る二等辺三
角形をなす。
尚、喉部12と18とは厳密には直線上になく、相互に
接近して位置するときは側面同志で接触し重なるように
なっている。
スライド尺顎部20の測定端面22は主目盛Sの方向に
直角をなしており、かつこの端面22には第1図すに示
す様に前記した主尺顎部14の右半部を収容するための
凹部24が穿設されている。
二等辺三角形状をなすスライド尺喉部18の中線とスラ
イド尺顎部20の端面22は、主目盛Sの方向に直角な
直線FLF′を構成する。
又凹部16aの部分に主尺10が挿入される。
ここで主尺10の顎部14と喉部12の中心線F−Fと
、スライド尺16の測定端面22と喉部18の中心を結
ぶ線F′−F′が重なった時に主尺10の目盛Sの原点
とスライド尺16の目盛S′の原点が一致する。
以上説明した本考案に係るノギスは次のように使用され
る。
まず、本考案のノギスにより第1図、第2図に示す如き
測定物26の端面21と孔28間の間隔tを測定するに
は、主尺顎部14をその両辺14’、14“が孔28に
当接するまで挿入し、一方スライド尺顎部20の端面2
2を被測定物26の端面27に当てがう。
tの値を目盛s 、 s’から直接読取ることができる
のは言うまでもない。
本考案のノギスにより、第3,4図で示す如き測定物3
0上の同一直径の孔31と32との間の間隔t′を直接
計測するには、主尺喉部12およびスライド尺嘴部18
夫々を、その両辺12′。
12″および18’、18”が孔31および32に完全
に当接するように挿入する。
このとき、目盛s 、s’から孔31と32間の間隔t
′を直読できる。
第2図(第4図)に示すように孔28(31゜32)に
当接する嘴14(12,18)の両辺14.14 (
12,12,18,1B )は第4図aの如く丸みを
付されている。
又は同図すの如くナイフェツジ状としても良い。
したがって両辺14’、 14”(12’、 12“、
18’、18“)は孔と点接触となり、より正確に測定
が行なえ。
又これら孔への喉部の挿入を容易に行うことができる。
また、喉部12と18は接近時は相互に側面同志で重な
り合うようになっており、かつスライド尺顎部20の端
面22には主尺顎部14の一部を収容すべき凹部24が
穿設されているから測定すべき間隔を又はt′が零に近
くなっても、測定が可能である。
以上説明の如く本考案のノギスによれば孔同志の間隔、
および孔と端面間の間隔を直読できるようになる。
以上、主尺及びスライド尺の顎部と喉部の形状を2等辺
三角形の例をもって説明したが、円錐の半裁形、正三角
形等、要するに中心線に対して左右対称な形状であれば
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るノギスの構造およびこのノギスに
より孔と端面間の間隔を計測する場合を示し、第2図は
第1図の■−■線に沿う拡大断面図を示し、第3図は本
考案のノギスにより孔の間隔を計測する場合を示し、第
4図は第3図のm−■線に沿う拡大断面図で、aは喉部
の両辺に丸みを付した場合、bはナイフェツジ状とした
場合を夫々示す。 10・・・・・・主尺、12・・・・・・主尺喉部、1
4・・・・・・主尺顎部、16・・・・・・スライド尺
、18・・・・・・スライド尺喉部、20・・・・・・
スライド尺顎部、24・・・・・・スライド尺顎部内の
凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主尺目盛を具える主尺のブ端の該主尺方向と直角な直線
    F−F上に該直線をそれぞれの中心線として該主尺から
    互いに異なる方向へ突出する左右対称な二等辺三角形板
    状の主尺喉部ならびに主尺顎部を形成し、副目盛を具え
    該主尺に沿い移動可能なスライド尺の一端の該スライド
    尺の移動方向と直角な直線F′、F′上に、該直線を中
    心線として該スライド尺から前記主尺の嘴部方向に突出
    するとともに該主尺の喉部と重なり合う関係の左右対称
    な二等辺三角形板状のスライド尺喉部ならびに前記主尺
    顎部方向に突出して上記主尺顎部を収容する凹部を穿設
    せる上記直線F′、F′と端面が一致する平坦測定端面
    を形成し、上記主尺目盛とスライド尺の副目盛の原点に
    おいて前記それぞれの直線が一致するように構成したノ
    ギス。
JP1975086183U 1975-06-24 1975-06-24 ノギス Expired JPS5825282Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975086183U JPS5825282Y2 (ja) 1975-06-24 1975-06-24 ノギス

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975086183U JPS5825282Y2 (ja) 1975-06-24 1975-06-24 ノギス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS523451U JPS523451U (ja) 1977-01-11
JPS5825282Y2 true JPS5825282Y2 (ja) 1983-05-31

Family

ID=28568580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975086183U Expired JPS5825282Y2 (ja) 1975-06-24 1975-06-24 ノギス

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JP (1) JPS5825282Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5029490U (ja) * 1973-07-09 1975-04-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5029490U (ja) * 1973-07-09 1975-04-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS523451U (ja) 1977-01-11

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