JPH0674904U - 溝の測定装置 - Google Patents

溝の測定装置

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Publication number
JPH0674904U
JPH0674904U JP8276292U JP8276292U JPH0674904U JP H0674904 U JPH0674904 U JP H0674904U JP 8276292 U JP8276292 U JP 8276292U JP 8276292 U JP8276292 U JP 8276292U JP H0674904 U JPH0674904 U JP H0674904U
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JP
Japan
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probe
groove
measured
measurement
gauge pin
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Pending
Application number
JP8276292U
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English (en)
Inventor
敏 板橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
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Publication date
Application filed by Kawasaki Jukogyo KK filed Critical Kawasaki Jukogyo KK
Priority to JP8276292U priority Critical patent/JPH0674904U/ja
Publication of JPH0674904U publication Critical patent/JPH0674904U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タービン・ディスクのセレーション部などの
被測定溝に対する測定の汎用性を確保できるものであり
ながら、ゲージピンを不要にして測定時間を短縮でき、
しかも測定精度の向上が図れるようにする。 【構成】 被測定溝用ゲージピンと同形状のプルーブ片
4をプルーブ本体2の先端側に着脱可能に装着してい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、たとえばガスタービン・ディスクのセレーション部などの溝の径 や幅、平面度、同芯度などの寸法を三次元的に測定する場合に用いられる溝の測 定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来一般のこの種の測定装置では、図3に示すように、タービン・ディスクの セレーション部Sなどの被測定溝Sa(Sb)に嵌着されるゲージピン31とは 別体のプルーブ片32をプルーブ本体33の先端側に固定してなる測定用プルー ブ34が使用されていた。すなわち、上記セレーション部Sなどの被測定溝Sa (Sb)に指定されたゲージピン31を嵌着した上、測定用プルーブ34のプル ーブ片32を上記ゲージピン31に当接させ、その座標位置を三次元測定器(図 示せず)で求めることにより、溝幅などの測定を行なっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記したような構成の従来の測定装置は、測定の都度、測定用プルーブ34と は別に用意されたゲージピン31を被測定溝Sa(Sb)に嵌着しなければなら ず、これに多大な手間を要し、測定時間が長くかかるという問題があった。また 、上記ゲージピン31を被測定溝Sa(Sb)に嵌着する際の位置ずれなどによ って、大きな測定誤差を招き、測定精度も悪いものであった。
【0004】 この考案は上記のような従来の問題点を解消するためになされたもので、被測 定溝に対する汎用性を確保しながら、測定作業時間を短縮でき、しかも測定精度 の向上を図ることができる溝の測定装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る溝の測定装置は、被測定溝用ゲージピンと同じ形状のプルーブ 片をプルーブ本体の先端側に離脱可能に装着したものである。
【0006】
【作用】
この考案によれば、被測定溝用ゲージピンと同一形状のプルーブ片がプルーブ 本体に離脱可能に装着されているので、被測定溝に概略合ったプルーブ片を選択 することによって被測定溝に対する汎用性を確保できながら、プルーブ片を被測 定溝に直接当接させて測定できるので、ゲージピンを被測定溝に嵌着する手間が 省け、短時間での測定が可能となり、さらに、ゲージピンの位置ずれなどの影響 がなくなり、測定精度を高めることができる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面にもとづいて説明する。 図1はこの考案に係る溝の測定装置における測定用プルーブを示す一部破断正 面図である。
【0008】 図1において、測定用プルーブ1は、主にプルーブ本体2と、プルーブ片取付 部材3と、プルーブ片4,4とからなる。プルーブ本体2の先端に形成された取 付孔5にプルーブ取付部材3の基部3aを挿入し、この基部3aをねじ6で止め てあり、これにより、上記プルーブ片4、4を上記プルーブ本体2の先端に対し て上記プルーブ取付部材3を介して着脱可能に構成している。上記各プルーブ片 4は、たとえば超硬球からなり、被測定溝用ゲージピン(図示せず)と同一形状 に設定されており、プルーブ片取付部材3の先端に横設されたピン7の両端にそ れぞれ固定されている。
【0009】 上記構成の溝の測定装置による測定手順を、図2のガスタービン・ディスクの セレーション部Sを測定する場合を例にして説明する。
【0010】 まず、測定用プルーブ1のプルーブ片4をセレーション部Sの一方の被測定溝 Saに当接し、三次元測定装置(図示せず)により座標位置を求める。さらに、 上記プルーブ片4を同様にセレーション部Sの他方の被測定溝Sbに当接し、三 次元測定装置により座標位置を求める。これら座標位置から、たとえば被測定溝 Sa,Sb間の幅などが測定される。
【0011】 このようにプルーブ片4,4をプルーブ本体2に対して離脱可能に装着して、 被測定溝Sa,Sbに合ったプルーブ片4の選択によって被測定溝Sa,Sbに 対する汎用性が確保されることは勿論のこと、上記プルーブ片4を直接、被測定 溝Sa,Sbに当接させて測定できるので、ゲージピンを被測定溝Sa,Sbに 嵌着する面倒な作業は不要となり、測定時間の短縮化を図ることができる。しか も、上記ゲージピンの位置ずれなどに起因する測定誤差がなく、測定精度が高め られる。
【0012】 なお、測定用プルーブ1により測定される対象は、上記セレーション部Sの被 測定溝Sa,Sbに限られるものではない。
【0013】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、プルーブ本体に対してプルーブ片を着脱可 能に構成したことにより、被測定溝に対する汎用性を確保できながら、ゲージピ ンを不要にして測定作業時間の短縮化を図れるとともに、測定精度を高めること ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による溝の測定装置におけ
る測定用プルーブを示す一部破断正面図である。
【図2】同上実施例における測定装置の測定用プルーブ
の一使用例を示す平面断面図である。
【図3】従来の溝の測定装置における測定用プルーブの
一使用例を示す平面断面図である。
【符号の説明】
2 プルーブ本体 4 プルーブ片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定用ゲージピンと同形状のプルーブ
    片をプルーブ本体の先端側に離脱可能に装着したことを
    特徴とする溝の測定装置。
JP8276292U 1992-11-04 1992-11-04 溝の測定装置 Pending JPH0674904U (ja)

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JPH0674904U true JPH0674904U (ja) 1994-10-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006002772A (ja) * 2004-06-16 2006-01-05 General Electric Co <Ge> ダブテールの縁部破断部輪郭を検査するための方法及び装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS598493A (ja) * 1982-07-07 1984-01-17 Hitachi Ltd 信号書き込み回路
JPS63108215A (ja) * 1986-10-11 1988-05-13 カール・ツアイス−スチフツング 座標測定機を用いて歯を測定する方法

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