JPH04137180U - ドアストライカの取付け位置決め治具 - Google Patents

ドアストライカの取付け位置決め治具

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JPH04137180U
JPH04137180U JP1991053128U JP5312891U JPH04137180U JP H04137180 U JPH04137180 U JP H04137180U JP 1991053128 U JP1991053128 U JP 1991053128U JP 5312891 U JP5312891 U JP 5312891U JP H04137180 U JPH04137180 U JP H04137180U
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JP
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positioning
striker
positioning jig
door
plate
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Application number
JP1991053128U
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English (en)
Inventor
則文 福士
宗雄 山本
武 吉野
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボディパネルに形成する基準穴の位置を変更
することなくストライカの取り付け位置を微小変化させ
る。 【構成】 位置決め治具40は矩形状プレート41の中
央に前記ループ23が貫通する開口42を形成し、また
プレート41の四隅部にビス挿通穴43を形成し、ま
た、プレート41に形成した開口42の左右端には前記
ループ23を左右から保持して位置決め治具40に対し
てストライカ20を位置決めするブロック46,46を
取り付け、更に、プレート41には後方に向って突出す
る位置決めピン50を植設している。この位置決めピン
50は開口42を挟んで上下に2本設けられ、その形状
は上下方向を長軸とした楕円形状となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はボディパネルの内側等にドアストライカを取付ける際に用いる位置決 め治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のドア側にロック装置を設け、ドアパネル側にロック部材と係合するル ープを有するストライカを取付けた構造のものが特開昭61−183588号と して知られている。このドア構造は図6に示すように、ボディパネル100をド アストライカ101とベースプレート102で狭持するようにして取付け、ドア ストライカ101に設けたモータ103の軸104にカム105を固着し、カム 105に係合するカムフォロワ106にループ107を取付けている。
【0003】 そして、ドア108を閉めてドア側のフック109がループ107に係合した 後、モータ103の駆動によりループ107を図の想像線の位置まで引き込み、 これにつれてドア108をウエザストリップ110の弾力に抗して内側に引き込 み、ロック状態でボディパネル100の外側面とドア108の外側面とが面一と なるようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述したドアロック装置は所謂アクティブドアストライカと称されるもので、 ハーフロック位置(図の実線位置)までドアを閉じると、これをセンサが検知し てその後はモータの駆動により自動的にロック位置(面一になる位置)までドア を引き込むものである。
【0005】 しかしながら、上記のドアロック装置にあっては、フック109に形成した係 合溝109aとループ107との間に多少の隙間があり、またカム105とカム フォロワ106との間等にも多少の隙間がある。このため、アクティブドアスト ライカ用のドアストライカを通常のドアストライカと同じ位置に固着すると、上 記の隙間だけガタが生じるため、その分だけロック状態でもウエザストリップ1 10の弾力によってドア108が外側に突出し、見栄えが悪くロックしているの に外からはハーフロックのような感じを受けてしまうことになる。
【0006】 これを解消するには、アクチブストライカを取り付けるボディに形成する取り 付け穴(基準穴)を通常のストライカの場合よりもずらせばよいが、このように するには別のプレス機やパンチングマシンを必要とし、作業効率が悪化し、コス トアップを招く。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく本考案に係る位置決め治具には、位置決め治具に対して ドアストライカの位置を固定する位置決め部と、ボディパネルに形成した基準穴 に対して位置決め治具を固定する位置決めピンとを設け、特に位置決めピンは前 記基準穴の中心に対してピンの中心をずらせて位置決めする偏心ピンとした。
【0008】
【作用】
ボディパネルに形成した基準穴に対して位置決め治具が位置決めされ、この位 置決め治具にドアストライカが位置決めされるため、結局ドアストライカはボデ ィパネルに位置決めされる。そして位置決めピンによって位置決め治具は基準穴 の中心に対してずれて位置決めされているため、その分だけドアストライカもず れて位置決めされる。
【0009】
【実施例】
以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。ここで図1は本考案に 係る位置決め治具とストライカとボディパネルと関係を示す斜視図、図2は同位 置決め治具の斜視図、図3は図2のA方向から見た斜視図、図4はストライカを 位置決め固定した状態の平断面図、図5は位置決めピンの端面図である。
【0010】 図中10はボディパネル、20はアクティブ式のストライカ、30はベースプ レート、40は本考案に係る位置決め治具である。
【0011】 ボディパネル10にはストライカ20のループが臨む開口11、この開口11 の上下位置に位置決め用の基準穴12及びこの基準穴12の左右にビス挿通穴1 3をそれぞれ形成している。
【0012】 ストライカ20はケース21の背面側にモータ22を取り付け、ケース21内 にはモータ22によって回転せしめられるカム及びこのカムと係合するカムフォ ロワを組み込み、ケース21の前面にはカムフォロワと一体的に左右に動くルー プ23を突出せしめ、更にケース21の前面にはビスが螺合するネジ穴24及び 前記基準穴12に対して位置決めされる位置決め穴25を形成し、更にこれら穴 24,25と干渉しないようにケース21の前面にシール26を貼着している。
【0013】 ベースプレート30には前記ループ23が貫通する開口31、ビスが貫通する ビス挿通穴32及び前記基準穴12に対して位置決めされる位置決め穴33を形 成している。
【0014】 位置決め治具40は矩形状プレート41の中央に前記ループ23が貫通する開 口42を形成し、またプレート41の四隅部にビス挿通穴43を形成し、プレー ト41の背面側には前記ベースプレート30と同一形状の凹部44を形成し、こ の凹部44内にベースプレート30を吸着するためのマグネットシート45を嵌 め込んでいる。尚、マグネットシート45にもループ23が貫通する開口45a 、ビスが貫通するビス挿通穴45bを形成している。
【0015】 また、プレート41に形成した開口42の左右端には前記ループ23を左右か ら保持して位置決め治具40に対してストライカ20を位置決めするブロック4 6,46を取り付け、またプレート41から前方に向ってコ字状の支柱47を伸 し、この支柱47にスプリング48にて上方に回動するように付勢されたフック 49を取り付けている。
【0016】 更に、プレート41には後方に向って突出する位置決めピン50を植設してい る。この位置決めピン50は開口42を挟んで上下に2本設けられ、その形状は 図5にも示すように上下方向を長軸とした楕円形状をなし、長軸の寸法L1は前 記基準穴12の直径とほぼ等しく、短軸の寸法L2は前記基準穴12の直径の2 /3程度にしている。
【0017】 以上においてストライカ20をボディパネル10に取り付けるには、先ず、ベ ースプレート30を位置決め治具40の凹部44内にマグネットシート45を介 して吸着保持し、この位置決め治具40の位置決めピン50をボディパネル10 の基準穴12に挿入する。このとき位置決めピン50は楕円形状をしているため 、基準穴12との間には左右方向に隙間が生じる。そこで、図4に示すように位 置決め治具40を車体の内方へ押し付け、当該隙間が外側になるようにする。
【0018】 一方、上記と並行してボディパネル10の内側からストライカ20を当てがう とともに、ストライカ20の位置決め穴25に位置決めピン50を差し込んでス トライカ20を位置決め治具40に対して位置決めする。このときストライカ2 0を車体の内方へ押し付け、位置決め穴25と位置決めピン50との間に形成さ れる隙間が内側になるようにする。このようにすることで、ストライカ20は車 体幅方向において任意寸法tだけ内方に寄った位置に取り付けられる。
【0019】 尚、実施例にあってはドアストライカのループが移動するアクティブストライ カについて示したが、本考案に係る治具は一般的なドアストライカの取り付けに 際しても利用することができる。
【0020】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案によれば、ボディパネルに形成した基準穴に対し て位置決め治具を固定する位置決めピンを偏心ピンとしたので、例えばアクティ ブストライカのように通常のストライカよりも僅かな量だけずらせてボディに固 定しなければならない場合でも、ボディパネルに形成する基準穴の位置を変更す る必要がなくなる。その結果、ボディの製造ラインに全く影響を及ぼすことがな いので、別のプレス機やパンチングマシンを用意しなくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る位置決め治具とストライカとボデ
ィパネルと関係を示す斜視図
【図2】同位置決め治具の斜視図
【図3】図2のA方向から見た斜視図
【図4】ストライカを位置決め固定した状態の平断面図
【図5】位置決めピンの端面図
【図6】一般的なドアストライカ部の断面図
【符号の説明】
10…ボディパネル、12…基準穴、20…ストライ
カ、23…ループ、25,33…位置決め穴、30…ベ
ースプレート、40位置決め治具、41…プレート、4
6…位置決めブロック、50…位置決めピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディパネルに対してドアストライカを
    取付ける際に用いる位置決め治具において、この位置決
    め治具は位置決め治具に対してドアストライカの位置を
    固定する位置決め部と、ボディパネルに形成した基準穴
    に対して位置決め治具を固定する位置決めピンとを備
    え、この位置決めピンは前記基準穴の中心に対してピン
    の中心をずらせて位置決めする偏心ピンとしたことを特
    徴とするドアストライカの取付け位置決め治具。
JP1991053128U 1991-06-13 1991-06-13 ドアストライカの取付け位置決め治具 Pending JPH04137180U (ja)

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JP1991053128U JPH04137180U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 ドアストライカの取付け位置決め治具

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ID=31929110

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612669B2 (ja) * 1976-11-30 1981-03-24
JPS5879661A (ja) * 1981-10-23 1983-05-13 ル−カス・インダストリ−ズ・パブリツク・リミテツド・カンパニ− 燃料噴射ポンプ装置
JPS5990534A (ja) * 1983-10-11 1984-05-25 松下電器産業株式会社 調理器
JPS61183588A (ja) * 1985-02-07 1986-08-16 本田技研工業株式会社 自動車用ドアロツク装置に於けるストライカ構造
JPH01223276A (ja) * 1988-02-29 1989-09-06 Mazda Motor Corp ドアストライカの取付構造及びその取付方法

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