JPS5910575Y2 - パネル用機器 - Google Patents

パネル用機器

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Publication number
JPS5910575Y2
JPS5910575Y2 JP1978148272U JP14827278U JPS5910575Y2 JP S5910575 Y2 JPS5910575 Y2 JP S5910575Y2 JP 1978148272 U JP1978148272 U JP 1978148272U JP 14827278 U JP14827278 U JP 14827278U JP S5910575 Y2 JPS5910575 Y2 JP S5910575Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
panel
slider
mounting hole
plate
swing plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978148272U
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English (en)
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JPS5565516U (ja
Inventor
俊 佐々木
Original Assignee
株式会社山武
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社山武 filed Critical 株式会社山武
Priority to JP1978148272U priority Critical patent/JPS5910575Y2/ja
Publication of JPS5565516U publication Critical patent/JPS5565516U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、パネルに前面から簡単かつ確実に取付けられ
るようにしたパネル用機器に関するものである。
一般にパネル用機器の取付手段としては、パネルの裏側
からパネルに機器をねじ等によって取付け固定する方法
とか、パネル前側からパネルに機器を取付ける方法とか
種々知られている。
しかし前者の方法では着脱に際しパネルの裏側で操作し
なければならず、操作に煩わしさが伴ない、一方後者に
あっては、少なくとも機器の上、下2箇所を別々に締付
けなければならないために煩わしさが残り迅速性を欠く
という欠点がある。
またそのために機器本体に特別の加工とスペースを必要
とするためコスト的に高くなり、さらに機器の高さ寸法
が大きくなってしまうという欠点があった。
一方、この他に板ばねを機器本体の側面に取付けておき
、この板ばねをパネルの孔壁面に圧接係合させることに
よって、機器をパネルに取付けるという取付手段もある
しかしこれは小型、軽量物にしか適用できず、大型、重
量物となると堅固な取付けは無理であるという不具合が
あった。
本考案はこのような欠点を解消すべくなされたもので、
パネルに穿設した取付用孔の一辺の長さよりも長い揺動
板を機器本体に摺動かつ揺動自在に設け、これを前方か
らの操作によって進退させるという、きわめて簡単な構
戊により、簡単かつ確実な取付けを可能にし、さらに特
別のスペースを必要としないパネル用機器を提供するも
のである。
以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を説明する
第1図は本考案に係るパネル用機器の一実施例を示す一
部斜視図、第2図a, l)はパネルに取付ける前の
パネル用機器の側面図と、II − II断面図、第3
図a, l)はパネルに取付けた後のパネル用機器の
側面図と、この側面図を矢印a方向から見た正面図であ
る。
これらの図において、符号1で示すものはパネルで、こ
のパネルには後述するパネル用機器2の機器本体21が
遊嵌される大きさに穿設された取付用孔1aを有する。
パネル用機器として本実施例においてはパネル用計器で
示し、このパネル用計器2は、前記取付用孔1aに挿通
自在に形或された計器本体21と、この計器本体21の
前端部に設けられかつ前記取付用孔1aより高さおよび
幅寸法が大きく形威された表面部材22とから構威され
ている。
また、前記計器本体21の側板の前方下端部には対向す
る一対の長孔21aが設けられており、この長孔2l
a内には軸によって形或された摺動子3の両端部附近が
摺動自在に支持されている。
さらに、この摺動子3の前記側板より外方に突出した突
出部3aには、計器本体21を跨ぐように正面形状が門
型形状に形戊された揺動板4の下方寄りの中間部が回動
自在に軸支されている。
また、この揺動板4はその幅寸法が前記パネル1の取付
用孔1aの幅寸法より小さく形戒されていると共に、第
2図に示すようにねじ5を締付ける前の状態すなわち摺
動子3が後退し揺動板4が傾斜した状態における高さ寸
法Aが前記パネル1の取付用孔1aの一辺の寸法より小
さくなるように形威されている。
揺動板4の軸承位置より上方位置には孔4aが穿設され
ており、この孔4aと前記計器本体21の側板に設けら
れた引掛け部21 bとにはそれぞれ引張コイルスプリ
ング6の端部が引っ掛けられている。
したがって、揺動板4は常時図において時計方向へ付勢
されていることになる。
また、前記ねじ締付け前の状態において、摺動子3は計
器本体21の側板に設けられた長孔21 aの後端縁に
当接係止しており、この状態において、揺動板4は引張
コイルスプリング6の付勢力により、第2図aに示すご
とく付勢方向に傾斜した状態となっている。
この状態においては、揺動板4の上下端部は計器本体2
1の高さの範囲内に略々収まり、取付用孔1aへの挿抜
が自由にできる状態となる。
また、前記ねじ5は、そのねじ部5aが摺動子3の長手
方向の適宜位置でこれを横切る方向に設けられたねし孔
(図示せず)内に螺合していると共に、頭部5bは前方
から操作できるように計器本体21の前面に露呈してお
り、ねじ5を時計方向に回転操作することによって摺動
子3が揺動板4と共に長孔21 aに沿ってパネル1側
すなわち前方へ移動するように構或されている。
また、長孔21 a、摺動子3、揺動板4は、ねじ5を
時計方向に回転操作して摺動子3と揺動板4とを共にパ
ネル1側に移動させる場合、摺動子3が長孔21 aの
前端縁に当たる前に、揺動板4の前端下部4bがパネル
1の裏面に当たるように構威されている。
なお、前記表面部材22の裏面に設けられたスペーサ8
はねじ締付け時にパネル用計器2が上下動するのを防止
するためのものである。
次に、以上のように構或されたパネル用計器の取付け操
作について説明する。
いま計器本体2を取付用孔1aに挿入した直後の第1図
および第2図a, t)に示す状態において、ねじ5
を時計方向に回転すると、まず摺動子3が長孔21 a
に沿って引張られ、揺動板4の前端下部4bがパネル1
の裏面に当たる。
そして、さらにねじ5を回転させていくと、摺動子3は
さらに前進し揺動板4は前端下部4bを支点として、引
張コイルスプリング6の付勢力に抗して、その付勢方向
と反対方向すなわち反時計方向に徐々に回動していき、
ついに第3図aに示すように揺動板4の屈曲部4Cの上
部4dおよび前端上部4eが前記パネル1の取付用孔1
aの縁部付近裏面に圧接し、表面部材22とこの揺動板
4とでパネル1を上下位置で圧接挾持した状態となり、
よってパネル用計器2はパネル1に強固に取付け固定さ
れる。
また、パネル用計器2をパネル1から取外すときは、ね
じ5を反時計方向に回転させていけば、摺動子3および
揺動板4がパネル1から離間する方向に後退し、揺動板
4は引張コイルスプリング6の付勢力によって第1図お
よび第2図a, l)に示すねじ締付前の状態に復帰
する。
したがって、前述したようにパネル用計器2のパネル1
からの取外しが可能となる。
以上のような操作によってパネル用計器2のパネル1に
対する着脱作業は行なわれる。
なお、揺動板4が自重によって第3図aに示す状態から
、第1図および第2図aに示す状態に自動的に復帰でき
る場合には、引張コイルスプリング6を省略することが
できる。
また、上述した実施例では揺動板4は門型形状に形威さ
れたものを示しているが、幅の狭いいわゆる縦型計器に
あっては計器本体の両側板のうちいずれか一方に設けれ
ば足りる。
さらに、揺動板4を進退させる締上げ部材はねじ5によ
らずとも、第4図に示すような締付けフツク9を用いて
もよい。
すなわち、この締付けフツク9はその基部を、摺動子と
しての軸3に固定されていると共にその先端部には締上
げ部91および係止部92が連続した状態で設けられて
おり、前記先端部を矢印のように上下動させることによ
って軸3およひ同図には示してはいないが揺動板を移動
させることく構或されている。
また、10は前記パネル用計器2の表面部材22の適宜
位置に設けられた突剖で、前記締付けフツク9を下方に
押圧するとその締上げ部91が突部10に沿って降下す
ることによって、軸3および揺動板が徐々に前方へ移動
していき、突部10が係止部92に係合したときに、揺
動板の上下端部がパネル裏面に圧接S−るように構威さ
れている。
また、第5図はさらに他の実施例を示しており、この実
施例においては計器本体21の内部に内器11, 12
が上下方向に収容されていると共に、計器本体21の側
板間には前述した第1実施例に示すような軸3は横架さ
れていない。
この実施例において揺動板4は外側から側板の長孔21
aに挿入された短軸13に回動自在に支持されており
、この短軸13の先端部にはその水平部14aが前記内
器11. 12間を通るごとく形威された断面横コ字状
の板片14が固定されている。
またこの板片14の水平部14aの適宜位置にはねじ5
のねじ部5aが螺合する螺合片14 bが一体に設けら
れている。
したがって、ねじ5を回転させると、揺動板4は板片1
4および短軸13を介して長孔21 aに沿って移動す
ることになる。
このような構戒とすれば、ねじ5の取付位置も板片14
の水平部14 aの左右どの位置でもよいから内器11
,12の取付けには何ら支障なく、また計器マスクの不
要のスペースにねじ5の頭部52を露呈させることがで
きるがら特別のスペースを必要としない。
以上説明したように本考案によれば、揺動板4の中間部
を摺動子3で揺動かつ摺動自在に支承し、これを1個の
締上げ部材5で操作するものであるから、機器の着脱操
作が簡単がつ容易となり、また構或部品数も少なく経済
的である。
さらに締上げ部材5が1個で、しかもこれを揺動板4の
中間部いずれの位置にも設けることができるから、設置
位置が比較的自由に選べ機器内のテ゛ットスペースが利
用できるため機器の小型化がはがれるという利点もある
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパネル用機器の一実施例を示す要
部の斜視図、第2図a, l)はパネルに取付ける前
の状態を示すパネル用機器の側面図とIIII断面図、
第3図a, l)はパネルに取付けた後の状態を示す
側面図と正面図、第4図は他の実施例を示す要部の斜視
図、第5図はさらに他の実施例を示す要部の断面図であ
る。 1・・・パネル、1a・・・取付用孔、2・・・パネル
用機器、21・・・機器本体、22・・・表面部材、3
・・・摺動子、4・・・揺動板、5・・・締上げ部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前端部にパネル1に穿設した取付用孔1aより外側に突
    出した表面部材22を有する機器本体2と、この機器本
    体2に前後方向に摺動自在に支承された摺動子3と、こ
    の摺動子3にその中間部が揺動自在に軸承された揺動板
    4と、前方からの操作によって前記摺動子3を進退させ
    る1個の締上げ部材5とを備え、前記揺動板4の長さを
    、前記取付用孔1aの一辺の長さより長く、かつ後退し
    て傾斜した状態では取付用孔1aの一辺の長さより短か
    く形威し、その両端部4C,4dで前記取付用孔1aの
    縁部付近を挾圧するように構成したことを特徴とするパ
    ネル用機器。
JP1978148272U 1978-10-30 1978-10-30 パネル用機器 Expired JPS5910575Y2 (ja)

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JP1978148272U JPS5910575Y2 (ja) 1978-10-30 1978-10-30 パネル用機器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978148272U JPS5910575Y2 (ja) 1978-10-30 1978-10-30 パネル用機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5565516U JPS5565516U (ja) 1980-05-06
JPS5910575Y2 true JPS5910575Y2 (ja) 1984-04-03

Family

ID=29130510

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978148272U Expired JPS5910575Y2 (ja) 1978-10-30 1978-10-30 パネル用機器

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JP (1) JPS5910575Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4818370U (ja) * 1971-07-09 1973-03-01
JPS4915309A (ja) * 1972-05-17 1974-02-09

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4818370U (ja) * 1971-07-09 1973-03-01
JPS4915309A (ja) * 1972-05-17 1974-02-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5565516U (ja) 1980-05-06

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