JPH0226021Y2 - - Google Patents

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JPH0226021Y2
JPH0226021Y2 JP1982027314U JP2731482U JPH0226021Y2 JP H0226021 Y2 JPH0226021 Y2 JP H0226021Y2 JP 1982027314 U JP1982027314 U JP 1982027314U JP 2731482 U JP2731482 U JP 2731482U JP H0226021 Y2 JPH0226021 Y2 JP H0226021Y2
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mounting
opening
housing
receiving hole
wall
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JP1982027314U
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JPS58130217U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は乗用車等におけるメーター等の取付け
構造に関するものである。
〔従来技術〕
従来、スピードメーター等のメーターを所定の
取付け場所に取付ける場合に、ネジ等で取付け固
定していたが、メーターが大型化あるいは重量増
大化によつて、取付ネジの使用数も多くなり、取
付けに工数を多く要し、作業時間が多くなるとい
う欠点があり、また、ネジによる取付けの場合、
取付けネジの締付けが不完全であつても外観上見
分けにくいとともに、メーター取付けの際にネジ
の頭を変形させてしまつた場合は、メーター取外
しの場合等においてネジの脱着作業が困難とな
り、ネジ自体を切断しなければならないという欠
点もあつた。
さらに取付け用のネジが金属であるため、被取
付側のインストパネル等の壁が合成樹脂等である
場合に、金属と合成樹脂等との間に熱影響による
伸縮量が異なることからくるネジの締付けゆるみ
の発生が懸念される等という欠点もあつた。
本考案の目的は上述のような従来のメーター等
の取付け構造に関する欠点を解消し、メーター等
の取付けおよび取外しの作業性を改善するもので
簡素な構造による簡易な作業によつて作業時間を
短縮し、さらに取付け作業後メーター等の取付け
状態を観察し易くして取付けの確実化を計り、ま
た熱の影響による取付けのゆるみ等の弊害を無く
することを可能にしたメーター等の取付け構造を
提供することである。
〔課題解決の手段〕
上記目的を達成する本考案のメーター等の取付
け構造は、両側部にそれぞれ板バネ部材と嵌合凸
部とを具えたメーター等を収納した取付け筐体
と、該取付け筐体を取付けるべき被取付け壁とか
らなり、該被取付け壁は前記取付け筐体を受入れ
るための開口とその両側に設けられた追加開口と
該追加開口の側方縁辺部近傍に設けた前記嵌合凸
部の受け孔部材とよりなり、該嵌合凸部が前記受
け孔部材に嵌入し、前記板バネ部材が前記追加開
口の縁辺部によつて形成された係止縁部に弾性係
止するように構成したものであつて、板バネ部材
と被取付け壁との弾性係止ならびに嵌合凸部の受
け孔部材への嵌入によつて金属ネジ等を一切使用
せずに確実にメーター等を取り付けることのでき
る構造となつている。さらに、取付けに際して、
嵌合凸部がまず受け孔部材に嵌入することによ
り、筐体を適切な取付け位置に案内することがで
きるので、取付け作業が極めて容易に行うことが
できる構造となつている。
〔実施例〕
以下、図面に示す本考案の実施例について説明
する。以下の説明に於いて、本考案の取付け構造
の片側についてのみ記述されるが、他方の側も全
く同様な構造になつている。
図面を参照して、1はメーター本体であり、そ
の取付け筐体5の側壁5Aには、板バネ支持部1
A,1Bを一体的に設けた取手1C,1Dが取付
けられると共に、円錐形の嵌合凸部1Fがブラケ
ツト1F′等の取付け部材を介して取付けられてい
る。2は取付け壁を構成するインストパネルであ
り、第1図においてはその断面が斜線で示されて
いる。メーター1(従つて、取付け筐体5)を取
付けるべき開口2Dの側部には板バネ支持部1
A,1Bに支持された板バネ3が通る追加開口2
D′があり(第3図)、その上下縁辺部は、取付け
筐体5の取付けに際して、後に述べる板バネ3の
係止凹部3H,3Iに弾性係止する係止縁部2
A,2Bを形成している。また、その側方向縁辺
部から、第3図に示されるように、外方に延設さ
れて受け孔2Fを有する受け孔部材2Eが具えら
れている。該受け孔2Fには、筐体5のインスト
パネル2への取付けに際して、前記円錐形の嵌合
凸部1Fが受入れられる。
次ぎに、板バネ部材3について説明するに、該
部材は取付け筐体5の取手1C,1Dの板バネ支
持部1A,1B(第1図)にリベツト付けされた
取付端部3M,3Nと、該取付端部とそこから鋭
角を成して外向きに延びた屈曲部3A,3Bとに
よつて作られるV字形の係止凹部3H,3Iと、
該屈曲部から鈍角を成して内向きに延びた傾斜部
3C,3Dと、該傾斜部を結ぶ内側に湾曲した中
央湾曲部3Eとよりなる形状を有している。
さて、上述したメーター等の取付け構造におい
て、被取付け壁2に設けられた開口2Dに対して
第1図の左側(インストパネルの内側)から筐体
5を矢印a方向に挿入していく。この場合、作業
者は筐体の側壁に設けられた取手1C,1Dを支
持することにより筐体5を開口2D内へ押挿可能
である。筐体5が矢印a方向へ挿入されていく
と、まず円錐形の嵌合凸部1Fの先端が被取付け
壁2の開口縁辺部から延設された受け孔部材2E
の受け孔2Fに受け入れられ、この受け孔2Fに
よつて、筐体の以後の押挿が案内され、筐体を容
易に的確な取付け位置にもたらすことが出来る。
次いで、追加開口2D′の縁辺部によつて形成さ
れた係止縁部2A,2B(第3図)が取付け筐体
5の側壁に支持された板バネ3の傾斜部3C,3
Dと係合して筐体5の挿入とともに次第に板バネ
の弾力に抗して傾斜部3C,3Dを第1図の矢印
b方向へ押圧移動させていく。さらに筐体5の挿
入が進み、板バネの屈曲部3A,3Bと傾斜部3
C,3Dとで形成している鈍角の折曲部分を超え
ると、押圧されていた傾斜部3C,3Dはバネの
弾力によつて矢印c方向に動き元に戻る。これに
よつて、板バネ3のV字形の係止凹部3H,3I
が開口2Dに設けられた係止縁部2A,2Bに弾
性係止される。また、円錐形の嵌合凸部1Fは受
け孔2F内に嵌合して、そこにしつかりと係止さ
れ、筐体5(従つて、メーター1)の取付けが完
了する。板バネ3の係止凹部3H,3Iと被取付
け壁2の係止縁部2A,2Bとの係止によつて、
車両運転時のメーターの前後の振動がロツクさ
れ、また、嵌合凸部1Fが被取付け壁2の受け孔
2Fに係止されることにより、メーターの上下お
よび左右方向の振動がロツクされる。
また、取付けたメーター1を開口部2Dから取
外すときには取つ手1C,1Dを持つて図面矢印
aとは逆方向に単に移動させればよく、板バネ3
の動きは前述した取付け時の動きと逆の順番で推
移することになる。
嵌合凸部は、実施例において円錐形として示さ
れたが、先端に向かつて先細りになつた棒状体の
ものであれば、如何なる形状のものも適用可能で
あり、また、必要に応じてフランジ付の棒状体も
適用可能である。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案のメーター等の取付け
構造は、取付けネジの使用を一切必要としないの
で、前述した取付けネジの使用による種々の欠点
を解消するものであり、メーター等が大型化、重
量増大化しても、取付け工数が少なくてすみ、単
にメーター等を押挿するのみで、簡単にしかも確
実に被取付け壁に取付けることができる。また、
嵌合凸部がメーター等の被取付け壁の開口への押
挿に際して、これを所定の取付け位置に案内する
ので取付けがさらに容易になると共に、該嵌合凸
部が取付け壁の受け孔に係止されることにより、
大型で重量の大きいメーターも確実に取り付ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のメーター等の取付け構造の側
面図である。第2図は第1図の−矢視であ
る。第3図はインストパネルの開口を示す斜視図
である。 1……メーター本体、1A,1B……板バネ支
持部、1C,1D……取つ手、1F……嵌合凸
部、2……インストパネル(被取付け壁)、2A,
2B……係止縁部、2D……取付け開口、2
D′……追加開口、2E……受け孔部材、2F…
…受け孔、3……板ばね、3A,3B……屈曲
部、3C,3D……傾斜部、3E……中央湾曲
部、3M,3N……取付端部、3H,3I……係
止凹部、5……取付け筐体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側部にそれぞれ板バネ部材3と嵌合凸部1F
    とを具えたメーター等を収納した取付け筐体5
    と、該取付け筐体5を取付けるべき被取付け壁2
    とからなり、該被取付け壁2は前記取付け筐体5
    を受入れるための開口2Dとその両側に設けられ
    た追加開口2D′と該追加開口2D′の側方縁辺部
    近傍に設けた前記嵌合凸部1Fの受け孔部材2E
    とよりなり、該嵌合凸部1Fが前記受け孔部材2
    Eに嵌入し、前記板バネ部材3が前記追加開口2
    D′の縁辺部によつて形成された係止縁部2A,
    2Bに弾性係止するように構成したメーター等の
    取付け構造。
JP2731482U 1982-02-27 1982-02-27 メ−タ−等の取付け構造 Granted JPS58130217U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2731482U JPS58130217U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 メ−タ−等の取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2731482U JPS58130217U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 メ−タ−等の取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58130217U JPS58130217U (ja) 1983-09-02
JPH0226021Y2 true JPH0226021Y2 (ja) 1990-07-17

Family

ID=30039225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2731482U Granted JPS58130217U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 メ−タ−等の取付け構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4810462B1 (ja) * 1969-04-11 1973-04-03

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4810462U (ja) * 1971-06-17 1973-02-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4810462B1 (ja) * 1969-04-11 1973-04-03

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JPS58130217U (ja) 1983-09-02

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