JPH10318235A - 被固定物の保持構造 - Google Patents

被固定物の保持構造

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JPH10318235A
JPH10318235A JP12451697A JP12451697A JPH10318235A JP H10318235 A JPH10318235 A JP H10318235A JP 12451697 A JP12451697 A JP 12451697A JP 12451697 A JP12451697 A JP 12451697A JP H10318235 A JPH10318235 A JP H10318235A
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JP
Japan
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fixed
guide groove
holding
nut member
arbitrary position
Prior art date
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Pending
Application number
JP12451697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Terabayashi
英明 寺林
Shinji Matsuda
真次 松田
Manabu Nishizawa
学 西沢
Kouyuu Kumazawa
広裕 熊沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOSHINO SHOJI KK
Original Assignee
HOSHINO SHOJI KK
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Publication date
Application filed by HOSHINO SHOJI KK filed Critical HOSHINO SHOJI KK
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Publication of JPH10318235A publication Critical patent/JPH10318235A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定構造物に固定された被固定物の他に、新
たに被固定物を増設する際の作業を容易に行うことがで
きるようにする。 【解決手段】 固定枠部材1の任意の位置に移動調節可
能に装着したナット部材2を介して、被固定物を保持す
るもので、前記固定枠部材1にナット部材2を任意の位
置に移動して係合保持するための案内溝3を備え、ナッ
ト部材2を、案内溝3の任意の位置から案内溝3内に装
入可能に構成する一方、前記案内溝3に装入されたナッ
ト部材2をずれないように仮に保持するためのスポンジ
4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定構造物に被固
定物を所望の位置に移動調節して保持可能とする一方、
新たに被固定物を保持させる際も容易に行うことができ
る、被固定物の保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、長物状の固定構造物に、所望の位
置に被固定物を固定保持する際、固定構造物に案内溝を
設けて、この案内溝に端部側から移動子を差し入れて、
移動子を所望の位置に持っていって、この移動子に被固
定物を取り付けて移動子を固定し、保持するようにした
構造のものがある。かかる構造によれば、被固定物を、
複数個それぞれ所望の位置に位置決めして固定すること
が可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、後から
被固定物を追加固定するには、一度既に固定した被固定
物を外し、前記固定構造物の案内溝の端部側から、新た
に移動子を差し入れて順次、所望の位置にもたらして固
定し、被固定物を保持するという手間を要し、作業が煩
雑となる。本発明はこのような不都合を改善するために
提案されたものであって、固定構造物に被固定物を所望
の位置に移動調節して保持可能とする一方、新たに被固
定物を保持させる際も容易に行うことができる、被固定
物の保持構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、固定構造物の任意の位置に移動調節
可能に装着した移動子を介して、被固定物を保持する構
造とし、前記固定構造物に移動子を任意の位置にもたら
すための案内溝を設け、前記移動子を案内溝の任意の位
置から案内溝に装入可能に構成する一方、案内溝側に前
記移動子を仮に保持するための弾性付勢手段を備えた。
前述の構成において、固定構造物における案内溝に移動
子の位置決め手段を設けることができる。また本発明
は、固定枠部材の任意の位置に移動調節可能に装着した
ナット部材を介して、被固定物を保持する構造とし、前
記固定枠部材にナット部材を任意の位置に移動して係合
保持するための案内溝を備え、前記ナット部材を、案内
溝の任意の位置から案内溝内に装入可能に構成し、前記
案内溝に装入されたナット部材をずれないように保持す
るための弾性付勢手段を備えた。さらに前述の構成にお
いて、固定枠部材における案内溝にナット部材の位置決
め手段を設けることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる被固定物の
保持構造について、添付の図面に基づいて、以下説明す
る。図1に本発明にかかる被固定物の保持構造を説明す
るための固定枠部材1を示す。この被固定物の保持構造
は、固定枠部材1の任意の位置に移動調節可能に装着し
たナット部材2を介して、被固定物(図示省略)を保持
するようにしたもので、前記固定枠部材1にナット部材
2を任意の位置に移動して係合保持するための案内溝3
を備え、前記ナット部材2を、案内溝3の任意の位置か
ら案内溝3内に装入可能に構成する一方、前記案内溝3
に装入されたナット部材2をずれないように保持するた
めの弾性付勢手段であるスポンジ4を備えている。な
お、前記固定枠部材1における案内溝3にナット部材2
を所定の位置に保持するための指示手段(目盛りなど)
や、スポンジ4表面にナット部材2の位置決めに供する
指示シート等を設けることもできる。
【0006】前記固定枠部材1は、例えばアルミニウム
製の押し出し成形加工によって形成され、一端面が平坦
面を有する幅広な基部5と、この基部5に一体的に突設
した前記案内溝3を形成する保持部6とを備えている。
この保持部6における案内溝3は、開口面における幅寸
法に比較して底部側の幅寸法を大とした溝形状を有して
いる。すなわち、図2に示すように底部側から開口面内
側近傍まで同寸法幅w1を有し、開口面間を中心に向か
って両側から張り出すように幅w2(w2<w1)として
いる。また、前記案内溝3の開口面の内壁近傍の幅は、
w1に比較して若干狭めのw1′となるようにテーパ加工
が施されている。
【0007】前記ナット部材2は、一面を平坦面とする
一方、他端面を船底形状に形成したもので、前記平坦面
である一面の幅寸法は、開口面の幅w2より大としてい
る。またナット部材2の最大厚さは、船底形状の他端面
の長手方向中心軸に沿う位置にあり、前記開口面の幅w
2より若干小さく設定されている。さらに前記平坦面で
ある一面には、船底形状の他端面を貫通して形成したね
じ穴7が設けられている。このねじ穴7に前記被固定物
をボルト(図示省略)によりねじ止めすることで前記ナ
ット部材2の平坦面を開口面近傍の内壁に圧接して固定
保持するようにしている。
【0008】なお、前記案内溝3に装入されたナット部
材2をずれないように保持するための弾性付勢手段に
は、スポンジ4の他に、ゴム体、または案内溝3底部側
からばね部材等によって突出するように保持された可動
押圧板等が考えられる。
【0009】以上のような被固定物の保持構造におい
て、固定枠部材1に既に位置決め保持された被固定物間
に、新たに被固定物を装着するときは、ナット部材2を
図3に示すように平坦面である一面を保持部6における
案内溝3に対して鉛直下方向に向けて、差し入れるよう
にし、次いで案内溝3内において前記平坦面を開口面側
に向けるように回転させ(図4参照)、平坦面を開口面
近傍の内壁にスポンジ4による付勢下に圧接してずれな
いように所望位置に保持することができる。この場合、
固定枠部材1における案内溝3にナット部材2を所定の
位置に保持するための指示手段や、スポンジ4表面にナ
ット部材2の位置決めに供する指示シート等を設けるよ
うにすると、ナット部材2を所定の位置にもたらすこと
が容易であり、作業能率が一層向上する。そして、前記
ナット部材2のねじ穴7に被固定物(図示省略)をボル
ト(図示省略)によりねじ止めすることで前記ナット部
材2の平坦面を開口面近傍の内壁に圧接して固定保持す
ることができ、被固定物の増設作業が完了する。このよ
うに、被固定物を増設するに際し、従来のように、既設
の被固定物を外して固定構造物である固定枠部材1の端
部から移動子を装着するような手間は不要となり、作業
能率の大幅な向上が可能となり、使い勝手に優れ、省力
化が可能となり、労力の負担を軽減することができると
いう、数々の効果を奏することができる。
【0010】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、固定構
造物に被固定物を任意の位置に移動調節して保持できる
一方、新たに被固定物を保持する際も容易に行うことが
でき、省力化によって作業能率、取り扱い性が格段に向
上し、様々な分野への展開が期待できる。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる被固定物の保持構造を説明する
ための固定枠部材の一例を示す、外観斜視説明図であ
る。
【図2】図1に示す固定枠部材の要部断面説明図であ
る。
【図3】図1に示す固定枠部材に、ナット部材の装着手
順を示す、要部断面説明図である。
【図4】図1に示す固定枠部材に、ナット部材の装着手
順を示す、要部断面説明図である。
【図5】図1に示す固定枠部材に、ナット部材を装着完
了した状態を示す、要部断面説明図である。
【符号の説明】
1 固定枠部材 2 ナット部材 3 案内溝 4 スポンジ 5 基部 6 保持部 7 ねじ穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊沢 広裕 神奈川県川崎市中原区下小田中2−8−20 星野商事株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定構造物の任意の位置に移動調節可
    能に装着した移動子を介して、被固定物を保持する構造
    とし、前記固定構造物に移動子を任意の位置にもたらす
    ための案内溝を設け、前記移動子を案内溝の任意の位置
    から案内溝に装入可能に構成する一方、案内溝側に前記
    移動子を仮に保持するための弾性付勢手段を備えたこと
    を特徴とする被固定物の保持構造。
  2. 【請求項2】 前記固定構造物における案内溝に移動
    子の位置決め手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の被固定物の保持構造。
  3. 【請求項3】 固定枠部材の任意の位置に移動調節可
    能に装着したナット部材を介して、被固定物を保持する
    構造とし、前記固定枠部材にナット部材を任意の位置に
    移動して係合保持するための案内溝を備え、前記ナット
    部材を、案内溝の任意の位置から案内溝内に装入可能に
    構成し、前記案内溝に装入されたナット部材をずれない
    ように保持するための弾性付勢手段を備えたことを特徴
    とする被固定物の保持構造。
  4. 【請求項4】 前記固定枠部材における案内溝にナッ
    ト部材の位置決め手段を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の被固定物の保持構造。
JP12451697A 1997-05-14 1997-05-14 被固定物の保持構造 Pending JPH10318235A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12451697A JPH10318235A (ja) 1997-05-14 1997-05-14 被固定物の保持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12451697A JPH10318235A (ja) 1997-05-14 1997-05-14 被固定物の保持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10318235A true JPH10318235A (ja) 1998-12-02

Family

ID=14887421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12451697A Pending JPH10318235A (ja) 1997-05-14 1997-05-14 被固定物の保持構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH10318235A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011508397A (ja) * 2007-12-27 2011-03-10 ヘルバート ヴァルトマン ゲー.エム.ベー.ハー ウント コンパニー カーゲー 照明器具
JP2020082262A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 株式会社ディスコ 位置付け治具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011508397A (ja) * 2007-12-27 2011-03-10 ヘルバート ヴァルトマン ゲー.エム.ベー.ハー ウント コンパニー カーゲー 照明器具
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