JPH0336766Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0336766Y2 JPH0336766Y2 JP14132785U JP14132785U JPH0336766Y2 JP H0336766 Y2 JPH0336766 Y2 JP H0336766Y2 JP 14132785 U JP14132785 U JP 14132785U JP 14132785 U JP14132785 U JP 14132785U JP H0336766 Y2 JPH0336766 Y2 JP H0336766Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- mounting
- holding member
- sides
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Valve Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はガス栓を壁に取り付け設置するための
設置装置に関するものである。
設置装置に関するものである。
(従来の技術及びその問題点)
ガス栓の従来の設置方法としては、例えば第4
図aに示すように、ガス栓を支持するケーシング
aの一方の側面を立枠bにビスcで取り付けた
り、第4図bに示すように前記ケーシングaの後
面を裏板dにビスcで取り付ける方法がある。し
かしながらこれらの方法では、前記立枠bや裏板
d等を必要とするので取付位置が制約され、施工
も容易でないことに加えて、前記ケーシングの側
面または後面だけで取り付けるので取り付け強度
が弱く、取り付けたガス栓の開閉やゴム管の着脱
等の操作に際してぐらぐらし易いという問題点が
ある。
図aに示すように、ガス栓を支持するケーシング
aの一方の側面を立枠bにビスcで取り付けた
り、第4図bに示すように前記ケーシングaの後
面を裏板dにビスcで取り付ける方法がある。し
かしながらこれらの方法では、前記立枠bや裏板
d等を必要とするので取付位置が制約され、施工
も容易でないことに加えて、前記ケーシングの側
面または後面だけで取り付けるので取り付け強度
が弱く、取り付けたガス栓の開閉やゴム管の着脱
等の操作に際してぐらぐらし易いという問題点が
ある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は以上の従来の問題点を解決することを
目的とするもので、ガス栓ケーシングの壁に対し
ての取り付けを多様な方法で行なえるようにする
ことにより、ガス栓を各種条件に応じて適切に、
しかも容易に、そして強固に設置を行なえるよう
にしたものである。以下実施例に基づき説明す
る。
目的とするもので、ガス栓ケーシングの壁に対し
ての取り付けを多様な方法で行なえるようにする
ことにより、ガス栓を各種条件に応じて適切に、
しかも容易に、そして強固に設置を行なえるよう
にしたものである。以下実施例に基づき説明す
る。
符号1はガス栓のケーシングで、このケーシン
グ1は少なくとも前面2側を開口している。かか
るケーシング1の両側面3に、裏側挾持部材4を
前後方向に移動自在に支持する装着溝5を形成す
る。裏側挾持部材4は、前面側外方に挾持用突出
部6を形成すると共に後面側内方に調節ねじ7用
の突出部8を形成した構成である。突出部8には
調節ねじ7のねじ穴9を形成すると共に、該調節
ねじ7の先端がケーシング1の後面10に当接す
る構成とする。符号11は裏側挾持部材4の両側
に設け、前記装着溝5に係合する案内部である。
かかる案内部11及び装着溝5の構成は適宜であ
る。更にケーシング1は前記装着溝5の上下両側
に取付ビス12用の前後方向の長穴13を形成す
ると共に、前面側に表枠14取付用のねじ穴15
を形成し、前記裏側挾持部材4と表枠14を挾持
用部材として構成自在とする。尚、実施例を示す
図中、符号16はガス栓で、ケーシング1に対し
ての取り付け方法は適宜である。
グ1は少なくとも前面2側を開口している。かか
るケーシング1の両側面3に、裏側挾持部材4を
前後方向に移動自在に支持する装着溝5を形成す
る。裏側挾持部材4は、前面側外方に挾持用突出
部6を形成すると共に後面側内方に調節ねじ7用
の突出部8を形成した構成である。突出部8には
調節ねじ7のねじ穴9を形成すると共に、該調節
ねじ7の先端がケーシング1の後面10に当接す
る構成とする。符号11は裏側挾持部材4の両側
に設け、前記装着溝5に係合する案内部である。
かかる案内部11及び装着溝5の構成は適宜であ
る。更にケーシング1は前記装着溝5の上下両側
に取付ビス12用の前後方向の長穴13を形成す
ると共に、前面側に表枠14取付用のねじ穴15
を形成し、前記裏側挾持部材4と表枠14を挾持
用部材として構成自在とする。尚、実施例を示す
図中、符号16はガス栓で、ケーシング1に対し
ての取り付け方法は適宜である。
(作用)
以上の構成に於いて、ガス栓16の所望の取付
個所に対応する壁板17の設置孔18の内側に、
前記ケーシング1の側面3に対応して立枠等の木
枠19が設置されている場合または設置すること
ができる場合には、ケーシング1の内側から、そ
の側面3の長穴13を介して木枠19に取付ビス
12をねじ込むことにより、側面3を木枠19に
固定することができる。このようにしてケーシン
グ1の両側面3,3とも長穴13を介して取付ビ
ス12を以つて木枠19に固定することにより、
ケーシング1を強固に固定することができ、以つ
てガス栓16を強固に設置することができる。
個所に対応する壁板17の設置孔18の内側に、
前記ケーシング1の側面3に対応して立枠等の木
枠19が設置されている場合または設置すること
ができる場合には、ケーシング1の内側から、そ
の側面3の長穴13を介して木枠19に取付ビス
12をねじ込むことにより、側面3を木枠19に
固定することができる。このようにしてケーシン
グ1の両側面3,3とも長穴13を介して取付ビ
ス12を以つて木枠19に固定することにより、
ケーシング1を強固に固定することができ、以つ
てガス栓16を強固に設置することができる。
また、前記木枠19がケーシング1の一方の側
面3にのみ対応して設置されている場合または設
置することができる場合には、一方の側面3側だ
け前述したように取付ビス12を以つて木枠19
に固定する。そして他方の側面3の装着溝5に裏
側挾持部材4を装着して調節ねじ7をねじ穴9に
ねじ込み、その先端がケーシング1の後面10に
当接した状態で更に調節ねじ7を回すことにより
該裏側挾持部材4を前方に向つて移動させること
ができ、こうしてケーシング1に対して所定の相
対位置に至らせることができる。しかる後に取付
ねじ20を表枠14の貫通孔21を介してねじ穴
15にねじ込んでこの表枠14を固定すると、他
方の側面3側に於いて壁板17の設置孔18の端
縁は、裏側挾持部材4と表枠14によつて挾持さ
れた状態となり、従つてケーシング1は他方の側
面3側も固定される。このようにしてケーシング
1の両側面3,3側とも固定され、以つてガス栓
16を強固に設置することができる。
面3にのみ対応して設置されている場合または設
置することができる場合には、一方の側面3側だ
け前述したように取付ビス12を以つて木枠19
に固定する。そして他方の側面3の装着溝5に裏
側挾持部材4を装着して調節ねじ7をねじ穴9に
ねじ込み、その先端がケーシング1の後面10に
当接した状態で更に調節ねじ7を回すことにより
該裏側挾持部材4を前方に向つて移動させること
ができ、こうしてケーシング1に対して所定の相
対位置に至らせることができる。しかる後に取付
ねじ20を表枠14の貫通孔21を介してねじ穴
15にねじ込んでこの表枠14を固定すると、他
方の側面3側に於いて壁板17の設置孔18の端
縁は、裏側挾持部材4と表枠14によつて挾持さ
れた状態となり、従つてケーシング1は他方の側
面3側も固定される。このようにしてケーシング
1の両側面3,3側とも固定され、以つてガス栓
16を強固に設置することができる。
更に前記木枠19がガス栓16の所望の取付個
所に対応して全く設置されていない場合または設
置することができない場合には、両側面3,3側
共、裏側挾持部材4を装着溝5に装着して前述し
たように所望位置にもたらし、しかる後表枠14
を固定することにより、やはりこの場合にもケー
シング1の両側面3,3側共に固定することがで
き、以つてガス栓16を強固に設置することがで
きる。
所に対応して全く設置されていない場合または設
置することができない場合には、両側面3,3側
共、裏側挾持部材4を装着溝5に装着して前述し
たように所望位置にもたらし、しかる後表枠14
を固定することにより、やはりこの場合にもケー
シング1の両側面3,3側共に固定することがで
き、以つてガス栓16を強固に設置することがで
きる。
裏側挾持部材4はケーシング1の前後方向に移
動自在で、表枠14とにより壁板17の設置孔1
8の端縁を挾持するので、異なつた厚さの壁板1
7を挾持することができると共にケーシング1に
対しての相対的な挾持位置も調節自在であり、前
記取付ビス12用の長穴13が前後方向であるこ
とと相俟つて、本考案はケーシング1を壁板17
の設置孔18に、前後方向に適宜調節して所望位
置で固定することができる。
動自在で、表枠14とにより壁板17の設置孔1
8の端縁を挾持するので、異なつた厚さの壁板1
7を挾持することができると共にケーシング1に
対しての相対的な挾持位置も調節自在であり、前
記取付ビス12用の長穴13が前後方向であるこ
とと相俟つて、本考案はケーシング1を壁板17
の設置孔18に、前後方向に適宜調節して所望位
置で固定することができる。
(考案の効果)
本考案は以上の通り、ガス栓のケーシングの両
側面に取付ビス用の長穴と、挾持部材の装着溝を
形成しているので、両側面とも取付ビスで固定し
たり、両側面とも挾持部材で固定し得る他、一方
の側面は取付ビスで固定すると共に他方の側面は
挾持部材で固定することもでき、このようにガス
栓ケーシングの壁に対しての取り付けを多様な方
法で行なうことができるという効果がある。従つ
て本考案はガス栓を壁の構造等の各種条件に応じ
て常時適切にしかも容易に設置することができ、
かかる設置は常時ケーシングの両側面を固定する
ことによつて行なえるので強固であり、設置後に
於けるガス栓の開閉やゴム管の着脱等の操作に際
してぐらついたりしないという効果がある。特に
本考案はケーシング側の挾持部材は、裏側挾持部
材だけとし、この裏側挾持部材と表枠とにより壁
板の端縁を挾持するようにしたので構造が簡単で
安価に構成し得るという効果がある。
側面に取付ビス用の長穴と、挾持部材の装着溝を
形成しているので、両側面とも取付ビスで固定し
たり、両側面とも挾持部材で固定し得る他、一方
の側面は取付ビスで固定すると共に他方の側面は
挾持部材で固定することもでき、このようにガス
栓ケーシングの壁に対しての取り付けを多様な方
法で行なうことができるという効果がある。従つ
て本考案はガス栓を壁の構造等の各種条件に応じ
て常時適切にしかも容易に設置することができ、
かかる設置は常時ケーシングの両側面を固定する
ことによつて行なえるので強固であり、設置後に
於けるガス栓の開閉やゴム管の着脱等の操作に際
してぐらついたりしないという効果がある。特に
本考案はケーシング側の挾持部材は、裏側挾持部
材だけとし、この裏側挾持部材と表枠とにより壁
板の端縁を挾持するようにしたので構造が簡単で
安価に構成し得るという効果がある。
第1図〜第3図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は説明的斜視図、第2図a,bは裏側
挾持部材に関する部分の夫々説明的正面図、X−
X線断面図、第3図a,bは設置状態の一例を示
す夫々説明的平面側断面図、側面側断面図であ
り、また第4図a,bは従来の設置状態の一例説
明図である。 符号1……ケーシング、2……前面、3……側
面、4……裏側挾持部材、5……装着溝、6……
挾持用突出部、7……調節ねじ、8……突出部、
9……ねじ穴、10……後面、11…案内部、1
2……取付ビス、13……長穴、14……表枠、
15……ねじ穴、16……ガス栓、17……壁
板、18……設置孔、19……木枠、20……取
付ねじ、21……貫通孔。
で、第1図は説明的斜視図、第2図a,bは裏側
挾持部材に関する部分の夫々説明的正面図、X−
X線断面図、第3図a,bは設置状態の一例を示
す夫々説明的平面側断面図、側面側断面図であ
り、また第4図a,bは従来の設置状態の一例説
明図である。 符号1……ケーシング、2……前面、3……側
面、4……裏側挾持部材、5……装着溝、6……
挾持用突出部、7……調節ねじ、8……突出部、
9……ねじ穴、10……後面、11…案内部、1
2……取付ビス、13……長穴、14……表枠、
15……ねじ穴、16……ガス栓、17……壁
板、18……設置孔、19……木枠、20……取
付ねじ、21……貫通孔。
Claims (1)
- 少なくとも前面側を開口したケーシングの両側
面に、前面側外方に挾持用突出部を形成すると共
に後面側内方に調節ねじ用突出部を形成した裏側
挾持部材を前後方向に移動自在に支持する装着溝
を形成し、その上下両側に取付ビス用の前後方向
の長穴を形成すると共に、前面側に表枠取付用の
ねじ穴を形成し、前記裏側挾持部材と表枠を挾持
用部材として構成自在としたことを特徴とするガ
ス栓取着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14132785U JPH0336766Y2 (ja) | 1985-09-14 | 1985-09-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14132785U JPH0336766Y2 (ja) | 1985-09-14 | 1985-09-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6249081U JPS6249081U (ja) | 1987-03-26 |
JPH0336766Y2 true JPH0336766Y2 (ja) | 1991-08-05 |
Family
ID=31049001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14132785U Expired JPH0336766Y2 (ja) | 1985-09-14 | 1985-09-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0336766Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2512652Y2 (ja) * | 1989-06-13 | 1996-10-02 | 京葉瓦斯株式会社 | ガス栓取付装置および固定具 |
-
1985
- 1985-09-14 JP JP14132785U patent/JPH0336766Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6249081U (ja) | 1987-03-26 |
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