JPH0328685Y2 - - Google Patents

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JPH0328685Y2
JPH0328685Y2 JP1985019552U JP1955285U JPH0328685Y2 JP H0328685 Y2 JPH0328685 Y2 JP H0328685Y2 JP 1985019552 U JP1985019552 U JP 1985019552U JP 1955285 U JP1955285 U JP 1955285U JP H0328685 Y2 JPH0328685 Y2 JP H0328685Y2
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【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はヒンジに係り、主として家具本体に扉
体を開閉自在に取付ける際に用いるものに関す
る。
(従来の技術) 従来、この種のヒンジとしては、たとえば、実
公昭59−10297号公報に記載されているように、
家具本体の開口部に取付ける板状の取付金具を備
えた本体フレームと、上記家具本体の開口部を開
閉する扉体に取付ける回動体とを2本の可動アー
ムにより回動自在に連結し、上記本体フレームに
対して回動体を近接回動した場合には、この回動
体内に上記2本の可動アームが収容されるととも
に、この回動体が上記本体フレームに直交するよ
うにした構造のものが知られている。
そして、家具本体の開口部の所定位置に本体フ
レームの取付金具を当接し、この取付金具を上記
家具本体にねじにて固着する一方、回動体を扉体
の端縁部の取付凹部内に止着し、扉体を家具本体
に対して拡角に開閉するようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記実公昭59−10297号公報に示された構造で
は、本体フレームの取付金具は、家具本体の開口
部に対する位置決め構造がないため、ヒンジの取
付時には家具本体の開口部に対する本体フレーム
の取付金具の位置合せに多くの手数と労力を要
し、かつ、家具本体の開口部と扉体との間隙を一
定の関係位置に設定するのに多くの手数を要し、
その相互の関係位置を誤つて止着した場合には扉
体の開閉が不円滑となつたり、不能になつたりす
るなどの不都合な事態が生じるという問題があ
る。
そこで、本考案は上記点に鑑みなされたもの
で、家具本体のような固定部材と、ヒンジの本体
フレーム側との位置合せを簡便に行なうことがで
きるようにして、その相互間の現場での取付作業
を容易にして高能率化を図り、かつまた、開閉部
材の開閉が常に円滑に行なわれるような状態でそ
の相互間を連結できるようにしたことを目的とす
るものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案のヒンジは、本体フレーム1に固定部材
Bに取付ける取付金具25を取着するとともに、
この本体フレーム1の一端部に可動アーム16,
17を介して、上記固定部材Bに対して開閉する
開閉部材Aに取付ける回動体8を回動自在に枢着
したヒンジにおいて、上記取付金具25は、上記
固定部材Bに取付ける取付面部38の少なくとも
上記回動体8側に複数の挿通孔26を上下方向貫
通して穿設し、上記取付面部38に位置決めプレ
ート40を取着するとともに、この位置決めプレ
ート40の上記回動体8に対する側端部に上記固
定部材Bの端面部Cに係止する係止部47を有す
る係止突片46を一体に形成したものである。
(作用) 本考案のヒンジは、まず、ヒンジの一方側の回
動体8を開閉部材Aの所定位置に止着する。つい
で、この回動体8を有する開閉部材Aを固定部材
Bの取付位置に配置するとともに、ヒンジの本体
フレーム1に止着した取付金具25を固定部材B
の取付部にそつて押し込むと、この取付金具25
に止着した位置決めプレート40の係止突片46
における係止部47が上記取付部の端面部Cに係
合係止されてその相互が簡単に位置合せされる。
そして取付金具25を固定部材Bに止着する。し
たがつて、固定部材Bにヒンジを介して開閉部材
Aが簡単に開閉自在に取付けられる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添附図面を参照して
説明する。
図において、1は断面略コ字形状に形成された
横長の本体フレームで、この本体フレーム1の一
端部において、その相対する側板2の上下に前後
に位置をずらして支軸3,4が横架されていると
もに、この本体フレーム1の中間部にはねじ5が
上下方向進退自在に取付けられ、さらにこの本体
フレーム1の他端部には係止縁6を有する案内凹
部7が形成されている。
また8は回動体で、この回動体8は収容凹部9
を有するとともに、この収容凹部9の開口縁の両
側部に通孔10を有する取付片11が外方に張り
出して一体に形成されている。また上記収容凹部
9の一側部に取付凹部12が連通形成され、この
取付凹部12の相対する側板13の上下に前後に
位置をずらして支軸14,15が横架されてい
る。
また16,17は一対の可動アームで、この一
対の可動アーム16,17は細巾板状体を折曲し
て形成されている。そして上記の一方の可動アー
ム16の一端部に折曲形成された軸受部18は上
記本体フレーム1の後方上部の支軸4に回動自在
に枢着されているとともに、この一方の可動アー
ム16の他端部に形成された軸受部19は上記回
動体8の後方下部の支軸15に回動自在に枢着さ
れている。また上記他方の可動アーム17の一端
部に折曲形成された軸受部20は上記本体フレー
ム1の前方下部の支軸3に回動自在に枢着されて
いるとともに、この他方の可動アーム17の他端
部に折曲形成された軸受部21は上記回動体8の
前方上部の支軸14に回動自在に枢着されてい
る。
また上記本体フレーム1のねじ5の近傍におい
て、その相対する側板2に取付軸22が横架さ
れ、この取付軸22に板ばねなどからなる附勢部
材23の中間部が止着され、この附勢部材23の
一端部が上記後方上部の支軸4に向つて延在され
て、本体フレーム1の裏面部に係止され、この附
勢部材23の他端部に上記他方の可動アーム17
の一端部に巻回形成した軸受部20より切り起し
て折曲形成した受圧部24が圧接されている。
また25は略矩形状に形成された取付金具で、
この取付金具25の四隅に挿通孔26が上下方向
に貫通して穿設されているとともに、この一側部
における挿通孔26の略中間部に小径の挿通孔2
7が上下方向に貫通して穿設されている。また上
記取付金具25の中間部の挿通孔27の近傍と他
側部の挿通孔26の略中間部間にかけて上記本体
フレーム1の相対する側板2の間に嵌合される横
長の膨出部28が形成されている。またこの膨出
部28の一端側にすなわち上記中間部の挿通孔2
7に臨ませて上記本体フレーム1のねじ5の軸部
29が挿脱する係止凹部30が形成され、この係
止凹部30の開口部に上記軸部29の下端部に形
成した係止凹部30の巾より大径のフランジ31
が挿脱する案内口32が開口形成されている。ま
た上記膨出部28の他端部上に上記本体フレーム
1の案内凹部7における開口縁に形成した係止縁
6の裏面が係合する係合突部33が形成され、こ
の係合突部33の中心部に穿設したねじ孔34に
上記係止縁6の上面部に係止される大径の頭部3
5を有するとともに、上記案内凹部7内に進退自
在に挿通される大きさのボルト36が進退自在に
螺合されている。さらに上記取付金具25の取付
面部としての裏面部において、その周縁部にわず
かの高さの突縁37が形成され、この突縁37に
てこれに囲まれた取付面部としての取付凹部38
が形成され、上記一側部における相対する挿通孔
26より外端部における上記突縁37に上記取付
凹部38と同一平面をなす取付凹部39が形成さ
れている。
さらに40は位置決めプレートで、この位置決
めプレート40は、上記取付金具25の裏面部に
おける取付凹部38内に嵌着される形状で形成さ
れ、その一側部に上記取付金具25の両側の挿通
孔26に連通する連通孔41が形成され、この両
側の連通孔41の開口縁に上記挿通孔26の開口
縁に形成された係合凹部42内に係合する環状の
係合突縁43が形成されている。またこの係合突
縁43を有する連通孔41の間に上記取付金具2
5の中間部の小径の挿通孔27に連通するこれよ
り小径の連通孔44が形成され、この連通孔44
の開口縁に上記挿通孔27内に挿通する加締め止
め用の係合突縁45が形成されている。さらに上
記両側の連通孔41の外側部に略L字形状の係止
突片46が延在して形成され、この両側の係止突
片46の先端部に係止部としての突片47が上記
係合突縁43,45と反対側に折曲形成されてい
る。
つぎにヒンジを用いて固定部材に開閉部材を取
着する一例を説明する。
まず取付金具25の裏面部に形成された取付凹
部38内に位置決めプレート40を嵌合する。す
なわち取付金具25の両側の挿通孔26の係合凹
部42内に位置決めプレート40の両側の連通孔
41における係合突縁43が嵌合されるととも
に、取付金具25の中間部の小径の挿通孔27内
に位置決めプレート40の連通孔44における係
合突縁45が嵌挿され、また取付金具25の突縁
37における取付凹部39内に位置決めプレート
40の両側の係止突片46の基部が嵌合される。
そして、位置決めプレート40の小径の連通孔4
4における係合突縁45を取付金具5の小径の挿
通孔27に対して加締め止めする。したがつて、
位置決めプレート40は取付金具25内に一体的
に止着され、かつこの取付金具25の突縁37よ
り外方に突出しない状態で止着され、この位置決
めプレート40の両側の係止突片46は取付金具
25の外方に突出されるとともに、この先端部の
突片47が取付金具25の裏面方向に突出され
る。
また上記位置決めプレート40を備えた取付金
具25の表面部に対して本体フレーム1を摺動し
て係合する。この際、本体フレーム1のねじ5の
軸部29が取付金具25の案内口32から係止凹
部30内に挿入されるとともに、取付金具25の
ボルト36は本体フレーム1の案内凹部7内に挿
入される。そして、ねじ5の締結によりその軸部
29の大径のフランジ31が係止凹部30の開口
縁の下面に係止されてこれを挾持し、またボルト
36の締結によりその大径の頭部35が案内凹部
7の係止縁6に係止されてこれを挾持する。この
ようにして本体フレーム1に取付金具25が連結
されるとともに、この取付金具25に止着した位
置決めプレート40の両側の係止突片46は回動
体8側に突出される。
つぎに、ヒンジの回動体8を開閉部材として扉
体Aの所定取付位置に埋設するとともに、その両
側の取付片11をその通孔10から挿入したねじ
(図示せず)によつて一体的に止着する。
ついで、扉体Aを固定部材としての家具本体B
の取付位置に配置するとともに、扉体Aに取付け
たヒンジの本体フレーム1に止着した取付金具2
5を家具本体Bの取付部にそつて押し込むと、こ
の取付金具25に止着した位置決めプレート40
の係止突片46における突片47が家具本体Bの
取付部の端面部Cに係合係止され、この位置決め
プレート40によつてその相互の取付位置が簡単
に位置合せされる。
そして取付金具25はその四隅の挿通孔26及
びこの挿通孔26に連通した位置決めプレート4
0の連通孔41から挿入したねじ(図示せず)に
よつて家具本体Bの取付部に一体的に止着する。
また場合によつては取付金具25の中間部の挿通
孔27及びこの挿通孔27に連通して加締め止め
された位置決めプレート40の挿通孔44から家
具本体Bの取付部にねじDを螺入してその相互を
止着する。したがつて家具本体Bの取付部にヒン
ジを介して扉体Aが開閉自在に取付けられる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、取付金具の取付面部に位置決
めプレートを取着するとともに、この位置決めプ
レートに固定部材の端面部に係止する係止部を有
する係止突片を一体に形成したので、固定部材に
取付金具の位置決めプレートを挿入することによ
り、この係止突片の係止部が固定部材の端面部に
確実に係止され固定部材とヒンジの本体フレーム
側との位置合せを簡単に行なうことができるとと
もに、その相互の取付作業を容易に行なうことが
でき、そのため、開閉部材にヒンジの回動体を取
付けておくことにより、固定部材に対して開閉部
材を高能率的に、かつ、家具本体のような固定部
材の開口部と扉のような開閉部材とを一定の設定
関係位置で簡単に取付けることができ、その相互
の関係位置を誤ることがないから開閉部材の開閉
が常に円滑に行なわれるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
ヒンジの平面図、第2図は同上取付状態における
中央断面図、第3図は同上取付金具の平面図、第
4図は同上裏面図、第5図は取付金具に位置決め
プレートを取付けた状態の断面図、第6図は同上
固着部の断面図、第7図は位置決めプレートの斜
視図である。 1……本体フレーム、8……回動体、16,1
7……可動アーム、25……取付金具、26,2
7……挿通孔、38,39……取付面部、40…
…位置決めプレート、41,44……連通孔、4
5……加締め止め用の係合突縁、46……係止突
片、47……係止部、A……開閉部材、B……固
定部材、C……端面部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 固定部材に取付ける取付金具を備えた本体フ
    レームの一端部に可動アームを介して、上記固
    定部材に対して開閉する開閉部材に取付ける回
    動体を回動自在に枢着したヒンジにおいて、 上記取付金具は、上記固定部材に取付ける取
    付面部の少なくとも上記回動体側に複数の挿通
    孔を上下方向貫通して穿設し、上記取付面部に
    位置決めプレートを取着するとともに、この位
    置決めプレートの上記回動体に対する側端部に
    上記固定部材の端面部に係止する係止部を有す
    る係止突片を一体に形成したことを特徴とする
    ヒンジ。 (2) 取付金具の回動体側に位置する取付面部に
    は、位置決めプレート及びこの位置決めプレー
    トの係止突片の基部を嵌着する取付凹部が形成
    されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のヒンジ。 (3) 係止突片を有する位置決めプレートは、取付
    金具の複数の挿通孔に連通する複数の連通孔を
    有し、かつ、この連通孔の1つとこの連通孔に
    連通する挿通孔とを加締めて一体に結合されて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項または第2項記載のヒンジ。 (4) 係止突片は、位置決めプレートの少なくとも
    両側部から突設されその先端部に固定部材の端
    面部に面接触状に係止する係止部が折曲形成さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載のヒ
    ンジ。
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