JPH04136385A - 自動車のドアロック構造 - Google Patents

自動車のドアロック構造

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Publication number
JPH04136385A
JPH04136385A JP2258169A JP25816990A JPH04136385A JP H04136385 A JPH04136385 A JP H04136385A JP 2258169 A JP2258169 A JP 2258169A JP 25816990 A JP25816990 A JP 25816990A JP H04136385 A JPH04136385 A JP H04136385A
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JP
Japan
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door
lock
unlocked
state
inner handle
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Application number
JP2258169A
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English (en)
Inventor
Toshiki Ikeda
俊樹 池田
Chika Kawamoto
川本 親
Yuichi Akiyama
裕一 秋山
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Priority to KR1019910016733A priority patent/KR920006603A/ko
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B47/00Operating or controlling locks or other fastening devices by electric or magnetic means
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/10Handles
    • E05B85/12Inner door handles
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/46Locking several wings simultaneously
    • E05B77/48Locking several wings simultaneously by electrical means
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/54Automatic securing or unlocking of bolts triggered by certain vehicle parameters, e.g. exceeding a speed threshold

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ドアを施錠して閉止状態に保持するドアロッ
ク機構を備えた自動車のドアロック構造に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、例えば実公昭58−25090号公報に示される
ように、ロックノブによる手動操作またはオートロック
アクチュエータ(電気式アクチュエータ)の駆動力によ
ってドアロック機構を作動させ、ドアを施錠もしくは解
錠するように構成された自動車のドアロック構造におい
て、運転席用のドアに設けられたドアキーを車外から操
作することにより、運転席用以外のドア、つまり助手席
用のドアおよび後部席用のドアのオートロックアクチュ
エータを作動させて全てのドアを同時に解除もしくは施
錠するとともに、インストルメントパネルに設けられた
室内スイッチを操作することによっても上記運転席用以
外のドアに設けられたオートロックアクチュエータを作
動させるようにしたものが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように車内からの操作に応じ、オートロックアク
チュエータを作動させてドアロック機構を操作する室内
スイッチをインストルメントパネルに設けた場合には、
限られたスペース内の適正位置に上記室内スイッチを配
設しなければならず、その設計が困難であるという問題
がある。また、自動車が目的位置に到達した時点で全て
のドアを開放して降車する際に、インストルメントパネ
ルに設置された上記室内スイッチを操作した後、ドアに
設けられたインナハンドルを開操作する必要があり、上
記室内スイッチと、インナハンドルとが離れた位置にあ
るために、操作が煩雑であるという問題がある。特に、
運転席用のドアを個別に解錠するロックノブを運転者が
誤って操作し、上記降車時に運転席用のドアのみを解錠
して他のドアを解錠するのを忘れた場合には、再度車室
内に戻り上記室内スイッチを操作しなければならないと
いう問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもの
であり、限られた設置スペースに配設された操作部を有
効に利用してドアの施錠もしくは解錠を容易かつ適正に
行うことができる自動車のドアロック構造を提供するこ
とを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1に係る発明は、ドアを閉止状態に保持するドア
ロック機構と、車室内側からドアを開放操作するインナ
ハンドルと、上記ドアロック機構を手動操作により施錠
状態もしくは解錠状態に移行させる0ツクノブと、上記
ドアロック機構を自動的に駆動して施錠状態もしくは解
錠状態に移行させるオートロックアクチュエータとを備
えた自動車のドアロック構造において、ロックノブを施
錠位置にセットした状態で上記インナハンドルを開操作
することにより上記ロックノブを解錠位置に移行させる
ワンタッチドアオープン機構と、運転席用のドアの解錠
がロックノブの操作によって行われたか、ワンタッチド
アオープン機構の作動に応じて行われたかを判定する判
定手段と、この判定手段において運転席用のドアの解錠
がロックノブの操作によって行われたことが確認された
場合に、運転席用以外のドアのオートロックアクチュエ
ータを施錠状態から解錠状態に移行させる制卸信号を出
力する11御手段とを設けたものである。
請求項2に係る発明は、ドアを閉止状態に保持するドア
ロック機構と、車室内側からドアを開放操作するインナ
ハンドルと、上記ドアロック機構を手動操作により施錠
状態もしくは解錠状態に移行させるロックノブと、上記
ドアロック機構を自動的に駆動して施錠状態もしくは解
錠状態に移行させるオートロックアクチュエータとを備
えた自動車のドアロック構造において、ロックノブを施
錠位置にセットした状態で上記インナハンドルを開操作
することにより上記ロックノブを解錠位置に移行させる
ワンタッチドアオープン機構と、運転席用のドアの解錠
がロックノブの操作によって行われたか、ワンタッチド
アロック機構の作動に応じて行われたかを判定する判定
手段と、この判定手段において運転席用のドアの解錠が
ワンタッチドアオープン機構の作動によって行われたこ
とが確認された場合に、運転席用以外のドアのオートロ
ックアクチュエータを施錠状態から解錠状態に移行させ
る制御信号を出力するものである。
請求項3に係る発明は、インナハンドルの操作状態を検
出する第1検出手段と、ロックノブの操作位置を検出す
る第2検出手段とを錫え、判別手段において、上記第2
検出手段の検出信号に応じてロックノブが施錠位置から
解錠位置に移行したことが検出された時点で、上記第2
検出手段の検出信号に応じてインナハンドルが開操作さ
れたか否かを判定し、この判定によってインナハンドル
が開操作されたことが確認された場合に、ワンタッチド
アオープン機構の作動に応じて運転席用のドアの解錠が
行われたと判定し、上記インナハンドル閉位置に保持さ
れていることが確認された場合に、ロックノブの操作に
よって上記解錠が行われたと判定するように構成したも
のである。
〔作 用〕
上記請求項1記載の発明によれば、運転席用のドアのド
アロック機構が施錠状態から解錠状態に移行した場合に
、この解錠がロックノブの操作に応じて行われたか、イ
ンナハンドルの操作によるワンタッチドアオープン機構
の作動に応じて行われたかが判定手段において判定され
、この判定手段によりロックノブの操作に応じて上記解
錠が行われたことが確認された場合に、他のドアも解錠
される。これに対してワンタッチドアオープン機構の作
動に応じて上記解錠が行われたことが確認された場合に
は、他のドアが施錠状態に維持されることになる。
上記請求項2記載の発明によれば、運転席用のドアのド
アロック機構が施錠状態から解錠状態に移行した場合に
、この解錠がロックノブの操作に応じて行われたか、イ
ンナハンドルの操作によるワンタッチドアオープン機構
の作動に応じて行われたかが判定手段において判定され
、この判定手段により上記ワンタッチドアオープン機構
の作動に応じて解錠が行われたことが確認された場合に
は、他のドアも解錠される。これに対してロックノブの
操作に応じて上記解錠が行われたことが確認された場合
には、他のドアが施錠状態に維持されることになる。
上記請求項3記載の発明によれば、Wi2検出手段の検
出信号に応じてロックノブが施錠位置から解錠位置に移
行したことが確認された時点で、第1検出手段の検出信
号に応じてインナハンドルの開操作されたか否かが判定
手段において判定され、この判定結果によって他のドア
を解錠すべきか否かが決定されることになる。
〔実施例〕
第1図は、本発明に係る自動車のドアロック構造の実施
例を示している。このドアロック構造は、運転席用のド
ア1を閉止状態に保持するドアロック機構2と、このド
アロック機構2のドアラッチ(図示せず)を操作して上
記ドア1をII至内側から開放操作するインナハンドル
3と、−上記ドアロック機構2を手動操作により施錠状
態もしくは解錠状態に移行させるロックノブ4と、図外
の制御部から出力される制御信号に応じ、例えば車速が
20km/h以上になった時点で、上記ドアロッり機構
2を自動的に駆動して解錠状態から施錠状態に移行させ
るオートロックアクチュエータ5と、上記インナハンド
ル3の操作状態を検出する第1検出手段6と、後述する
ように上記オートロックアクチュエータ5の作動状態に
応じて上記ロックノブ4の操作位置を検出する第2検出
手段7とを備えている。
上記インナハンドル3は、第2図および第3図に示すよ
うに、取付はブラケット8に保持された支持軸98を支
点にして揺動自在に支持されるとともに、通常の状態で
は、取付はブラケット8の係止部10に取付けられた引
張りばね11の付勢力により、第3図に示すように水平
状態となる閉止位置に保持されている。そして上記イン
ナハンドル3は、矢印Aに示すように、上記引張りばね
11の付勢力に抗して第3図の時計方向に揺動操作され
ることによって開位置に移行し、その揺動変位により生
じた駆動力をインナロッド9を介して上記ドアロック機
構2のドアラッチに伝達するとともに、上記開位置に変
位したことがリミットスイッチからなる第1検出手段6
によって検出されるようになっている。
また、上記ロックノブ4は、インナハンドル3を支持す
る支持軸9aと同軸上に揺動自在に支持されるとともに
、連結部材12を介してセーフティロッド13の前端部
に連結されている。そして、上記ロックノブ4は、第3
図に示す施錠位置から矢印已に示すように、図の反時計
方向の揺動操作されることによって解錠位置に移行し、
上記セーフティロッド13を矢印C方向にスライド駆動
するように構成されている。このセーフティロッド13
の駆動力は、第1図に示すように、中間レバー14およ
び第1連結ロツド15を介して上記ドアロック機構2に
伝達され、このドアロック機構2のドアラッチを駆動し
てドア1を施錠もしくは解錠するようになっている。
また、上記オートロックアクチュエータ5は、上記中間
レバー14に連結された第2連結ロツド16をスライド
駆動する駆動モータを内部に有し、その駆動力によって
上記ロック機構2を自動的に駆動するものである。そし
て上記オートロックアクチュエータ5は、インナロッド
13、中間レバー14および第20ンド16を介して伝
達される上記ロックノブ4の駆動力に応じて作動し、こ
のオートロックアクチュエータ5の作動状態が第2検出
手段7で検出されることにより、上記ロックノブ4が施
錠位置にあるか、解錠位置にあるかが検出されるように
なっている。
上記ドアロック機構2の設置部には、このドアロック機
構2によりドア1を施錠した状態においてインナハンド
ル3を開操作した場合に、インナロッド9を介して伝達
されるインナハンドル3の駆動力に応じ、ドアロック機
構2を作動させてドア1を施錠状態から解錠状態に移行
させるとともに、上記第1連結ロツド15、中間レバー
14およびセーフティロッド13を介してロックノブ4
を施錠位置から解錠位置に変位させるワンタッチドアオ
ープン機構17が設けられている。このワンタッチドア
オープン機構17は、従来周知のため、その具体的構造
の説明を省略するが、上記インナハンドル3の開操作を
ドアロック機構2に伝達するインナロッド9の駆動力に
応じ、ドアラッチの係止状態を解除するとともに、この
ドアラッチと、ピラーに設けられたストライカとの係合
状態を解除し、施錠状態にある上記ドア1をワンタッチ
で開放位置に移行させるものである。
また、上記第1検出手段6および第2検出手段7の検出
信号は、車体のIIlaaglに設けられた判定手段1
8に入力される。そして運転席用のドア1が施錠状態か
ら解錠状態に移行した場合に、判定手段18において、
上記解錠がロックノブ4の操作によって行われたのか、
ワンタッチ機構17の作動によって行われたのかを判定
するようになっている。すなわち、上記ドア1の解錠が
ロックノブ4の操作によって行われた場合には、インナ
ハンド4の操作状態を検出する第1検出手段6からイン
ナハンドル3が開操作されたことを示す検出信号が入力
されることなく、ロックノブ4の操作位置を検出する第
2検出手段7からロックノブ4が施錠位置から解錠位置
に移行したことを示す検比信号が入力される。
これに対してインナハンドル3の開操作に応じて作動す
るワンタッチドアオープン機構17によって上記ドア1
が解錠された場合には、インナハンドル3が開操作され
たことを示す第1検出手段6の検出信号と、ロックノブ
4が施錠位置から解錠位置に移行したことを示す第2検
出手段7の検出信号とが同時に入力される。したがって
上記第2検出手段7の検出信号に応じて運転席用のドア
1が施錠状態から解錠状態に移行したことが確認された
時点で、インナハンドル3が開操作されているか否かを
第1検出手段6の検出信号に応じて確認することによっ
て上記判定が実行される。
そして上記判定手段18において、運転席側のドア1の
解錠がロックノブ4の操作に応じて行われたことが確認
された場合には、上記制御部に設けられた制御手段19
から運転席以外の他のドア、つまり助手席側のドアおよ
び後部ドアに設けられたアクチュエータ20を作動させ
る制御信号が出力され、他のドアも同時に解錠される。
また、上判定手段18において、運転席側のドア1の解
錠がワンタッチドアオープン機構17の作動に応じて行
われたことが確認された場合には、制御手段19から他
のドアのオートロックアクチュエータ20に制御信号が
出力されず、他のドアが施錠状態に保持されるようにな
っている。
上記構成のドアロック構造に設けられた制御部の作用を
、第4図に示すフローチャートに基づいて説明する。ま
ず、ステップS1において、運転席側のドア1が施錠状
態にあるか否かを判定する。
すなわち、上記ドア1のロックノブ4の操作位置を検出
する第2検出スイツチ7の検出信号に応じ、ドアロック
機構2が施錠状態にあるのか、解錠状態にあるのかを判
定する。この判定結果がYESであり、上記ドア1が施
錠状態にあることが確認された場合には、ステップS2
において、上記第2検出手段7の出力信号に応じてロッ
クノブ4が施錠位置から解錠位置に移行したか否か、つ
まりドアロック機構2が施錠状態から解錠状態に移行し
てドア1が解錠されたか否かを判定する。
上記ステップS2でドア1が解錠操作されたことが確認
された場合には、ステップS3において、第1検出手段
6の出力信号に応じてインナハンドル3が開操作されて
いるか否かを判定する。この判定結果がNoであり、イ
ンナハンドル3が開操作されることなく、上記ロックノ
ブ4の操作に応じてドアロック機構2が施錠状態から解
錠状態に移行したことが確認された場合には、ステップ
S4において、他のドアのオートロックアクチュエータ
20を作動させて他のドアを同時に解錠する制御信号を
出力する。なお、上記ステップS2においてNOと判定
され、ドア1が施錠状態に維持されていることが確認さ
れた場合には、制御の必要がないのでそのままリターン
する。
また、上記ステップS3の判定結果がYESであり、上
記ワンタッチドアオープン機構17の作動によって運転
席側のドア1の解錠が行われたことが確認された場合に
は、そのままリターンする。
すなわち、上記インナハンドル3の開操作に応じてワン
タッチドアオープン機構17が作動することにより、ド
アロック機構2が施錠位置から解錠位置に移行したこと
が確認された場合には、他のドアのオートロックアクチ
ュエータ20を作動させることなく制御を終了する。こ
の結果、運転席側のドア1だけが解錠されて閉止状態か
ら開放状態に移行することになる。
また、上記ステップS1でNoと判定され、ドア1が解
錠状態にあることが確認された場合には、ステップS5
において、上記第2検出手段7の出力信号に応じてロッ
クノブ4が操作されたか否か、つまりロックノブ4が解
錠位置から施錠位置に移行したか否かを判定する。この
判定の結果、ロックノブ4が施錠操作されたことが確認
された場合には、ステップS6において、他のドアのオ
ートロックアクチュエータ20を作動させて他のドアを
施錠する制御信号を出力する。
上記のように第1.第2検出手段6.7の検出信号に基
づき、運転席用のドア1の解錠がロックノブ4の操作に
よって行われたことが確認された場合に、他のドアのオ
ートロックアクチュエー゛り20を作動させてその施錠
状態を解除するようにしたため、自動車が目的地に到達
し、全ての乗員が降車する場合等に、各ドアのロックノ
ブを施錠位置から解錠位置に揺動操作するという煩雑な
操作を要することなく、全てのドアを同時に開放可能な
状態に移行させることができる。
また、運転者がロックノブ4を操作することなく、イン
ナハンドル3を開操作してワンタッチドアオープン機構
17を作動させることにより、運転席用のドア1の解錠
が行われたことが確認された場合には、他のドアのオー
トロックアクチュエータ20が作動することなく、運転
者側のドア1だけが施錠状態から解錠状態に移行し、こ
れによって自動車の停車後に運転者だけが降車する際に
、他のドアを施錠状態に維持することができる。
そして、自動車が停止して降車する際に、全てのドアを
同時に解錠するか、あるいは運転席用のドア1だけを解
錠するかを、運転席のインナハンドル3およびロックノ
ブ4からなる既存の操作部を利用して選択することがで
きるため、インストルメントパネルの限られた位置に別
体の室内スイッチを付設してなる従来構造のように操作
部の設置スペースを特別に設ける必要がなく、設置スペ
ースの有効利用を図ることができる。また、上記既存の
操作部を利用した運転席用のドア1の開放手順に応じ、
上記選択を実行することができるため、降車時の解錠操
作を簡単かつ適正に行うことができる。
また、全て乗員が降車する上記降車時において、ロック
ノブ4を操作することなく、誤ってインナハンドル3を
操作してワンタッチドアオープン機構17を作動させ、
運転者側のドア1のみを解錠操作した場合には、上記ド
ア1のロックノブ4を施錠位置に戻した後、このロック
ノブ4を解錠位置に操作することにより、他のドアを解
錠することができる。したがって、上記従来構造のよう
に、再度車体内に戻りインストルメントパネルに設けら
れた室内スイッチを操作して他のドアを解錠するという
煩雑な操作を要することなく、簡単に解錠操作をやり直
すことができる。
なお、上記実施例では、判定手段18において、ロック
ノブ4の操作によって運転席用のドア1の解錠が行われ
たことが確認された場合に、制御手段19により他のド
アのオートロックアクチュエータ20を作動させてその
施錠状態を解除し、上記解錠がワンタッチドアオープン
機構17の作動に応じて行われたことが確認された場合
に、上記他のドアのオートロックアクチュエータ20を
非作動状態に保持するように構成した例ついて説明した
が、上記判定手段18における判定結果と、上記制御手
段19による制御動作とを逆にしてもよい。すなわち、
判定手段18において上記ドア1の解錠がロックノブ4
の操作によって行われたことが確認された場合には、他
のドアのオートロックアクチュエータ20を非作動状態
に保持し、ワンタッチドアオープン機構17の作動に応
じて上記解錠が行われた場合に、制御手段19により他
のドアのオートロックアクチュエータ20を作動させて
その施錠状態を解除するように構成してもよい。
また、上記実施例では、ロックノブ4の操作位置を検出
する第2検出手段7の検出信号に応じ、運転席用のドア
1が解錠されたことが判定手段18において確認された
時点で、オートロックアクチュエータ5の作動状態を検
出する第1検出手段6の検出信号に応じ、インナハンド
ル3が開操作されたか否かを判定することにより、上記
解錠がロックノブ4の操作によって行われたか、ワンタ
ッチドアオープン機構17の作動に応じて行われたかを
判定するようにしているが、必ずしも上記ようにして判
定する必要はなく、他の検出手段から出力される検出信
号に応じて上記判定を行うように構成してもよい。例え
ば、ドアロック機構2によるドア1の施錠状態が解除さ
れたことが確認された場合に、運転者がインナハンドル
3を把持しているか、あるいはロックノブ4を一把持し
ているかを検出する検出手段を設けることにより、上記
判定を実行するように構成してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、運転席用のドアが解錠
された場合に、この解錠がロックノブの操作によって行
われたか、ワンタッチドアオープン機構の作動に応じて
行われたかを判定し、この判定結果に応じて他のドアの
オートロックアクチュエータを作動させてその施錠状態
を解除すべきか否かを決定するようにしたため、別体の
室内スイッチ等を設けることなく、降車時に運転席用の
ドアだけを解錠するか、全てのドアを同時に解錠するか
を必要に応じて容易に選択することができるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車のドアロック構造の実施例
を示す説明図、第2図はロック操作部の構成を示す正面
図、第3図は第2図の■−■線断面図、第4図は制御部
の制御動作を示すフローチャートである。 1・・・運転席用のドア、2・・・ドアロック機構、3
・・・インナハンドル、4・・・ロックノブ、6・・・
第1検出手段、7・・・第2検出手段、17・・・ワン
タッチドアオープン機構、18・・・判定手段、19・
・・制御手段、20・・・他のドアのオートロックアク
チュエータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ドアを閉止状態に保持するドアロック機構と、車室
    内側からドアを開放操作するインナハンドルと、上記ド
    アロック機構を手動操作により施錠状態もしくは解錠状
    態に移行させるロックノブと、上記ドアロック機構を自
    動的に駆動して施錠状態もしくは解錠状態に移行させる
    オートロックアクチュエータとを備えた自動車のドアロ
    ック構造において、ロックノブを施錠位置にセットした
    状態で上記インナハンドルを開操作することにより上記
    ロックノブを解錠位置に移行させるワンタッチドアオー
    プン機構と、運転席用のドアの解錠がロックノブの操作
    によって行われたか、ワンタッチドアオープン機構の作
    動に応じて行われたかを判定する判定手段と、この判定
    手段において運転席用のドアの解錠がロックノブの操作
    によって行われたことが確認された場合に、運転席用以
    外のドアのオートロックアクチュエータを施錠状態から
    解錠状態に移行させる制御信号を出力する制御手段とを
    設けたことを特徴とする自動車のドアロック構造。 2、ドアを閉止状態に保持するドアロック機構と、車室
    内側からドアを開放操作するインナハンドルと、上記ド
    アロック機構を手動操作により施錠状態もしくは解錠状
    態に移行させるロックノブと、上記ドアロック機構を自
    動的に駆動して施錠状態もしくは解錠状態に移行させる
    オートロックアクチュエータとを備えた自動車のドアロ
    ック構造において、ロックノブを施錠位置にセットした
    状態で上記インナハンドルを開操作することにより上記
    ロックノブを解錠位置に移行させるワンタッチドアオー
    プン機構と、運転席用のドアの解錠がロックノブの操作
    によつて行われたか、ワンタッチドアロック機構の作動
    に応じて行われたかを判定する判定手段と、この判定手
    段において運転席用のドアの解錠がワンタッチドアオー
    プン機構の作動によって行われたことが確認された場合
    に、運転席用以外のドアのオートロックアクチュエータ
    を施錠状態から解錠状態に移行させる制御信号を出力す
    る制御手段とを設けたことを特徴とする自動車のドアロ
    ック構造。 3、インナハンドルの操作状態を検出する第1検出手段
    と、ロックノブの操作位置を検出する第2検出手段とを
    備え、判別手段において、上記第2検出手段の検出信号
    に応じてロックノブが施錠位置から解錠位置に移行した
    ことが検出された時点で、上記第2検出手段の検出信号
    に応じてインナハンドルが開操作されたか否かを判定し
    、この判定によってインナハンドルが開操作されたこと
    が確認された場合に、ワンタッチドアオープン機構の作
    動に応じて運転席用のドアの解錠が行われたと判定し、
    上記インナハンドル閉位置に保持されていることが確認
    された場合に、ロックノブの操作によつて上記解錠が行
    われたと判定するように構成したことを特徴とする請求
    項1もしくは2記載の自動車のドアロック構造。
JP2258169A 1990-09-26 1990-09-26 自動車のドアロック構造 Pending JPH04136385A (ja)

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