JPH04135959A - タンデム型マスタシリンダ - Google Patents
タンデム型マスタシリンダInfo
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- JPH04135959A JPH04135959A JP2259382A JP25938290A JPH04135959A JP H04135959 A JPH04135959 A JP H04135959A JP 2259382 A JP2259382 A JP 2259382A JP 25938290 A JP25938290 A JP 25938290A JP H04135959 A JPH04135959 A JP H04135959A
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- JP
- Japan
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- piston
- cylinder
- master cylinder
- pressure chamber
- pistons
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- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/18—Sealings between relatively-moving surfaces with stuffing-boxes for elastic or plastic packings
- F16J15/182—Sealings between relatively-moving surfaces with stuffing-boxes for elastic or plastic packings with lubricating, cooling or draining means
- F16J15/183—Sealings between relatively-moving surfaces with stuffing-boxes for elastic or plastic packings with lubricating, cooling or draining means using a lantern ring
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/16—Master control, e.g. master cylinders
- B60T11/20—Tandem, side-by-side, or other multiple master cylinder units
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/16—Master control, e.g. master cylinders
- B60T11/236—Piston sealing arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
a、 産業上の利用分野
本発明は、タンデム型マスタシリンダに関するものであ
る。
る。
b、 従来の技術
マスタシリンダには、ピストンにカップパツキンを装着
し、該カップパツキンをシリンダ部に摺動させて、シリ
ンダハウジングのオイル通路を通過させ、もってオイル
リザーバと圧力室との連通を断つ所謂ピストンタイプと
、カップパツキンをシリンダハウジングのシリンダ部に
装着し、ピストンヲカッフハッキンに摺動させてピスト
ンのオイル通路を通過させ、もってオイルリザーバと圧
力室との連通を断つ所謂プランジャタイプとがある。
し、該カップパツキンをシリンダ部に摺動させて、シリ
ンダハウジングのオイル通路を通過させ、もってオイル
リザーバと圧力室との連通を断つ所謂ピストンタイプと
、カップパツキンをシリンダハウジングのシリンダ部に
装着し、ピストンヲカッフハッキンに摺動させてピスト
ンのオイル通路を通過させ、もってオイルリザーバと圧
力室との連通を断つ所謂プランジャタイプとがある。
第3図は、このうちのプランジャタイプのタンデム型マ
スタシリンダを示している。
スタシリンダを示している。
このマスタシリンダ1では、シリンダハウジング2が、
ボディ本体3とキャップ4とによって構成されている。
ボディ本体3とキャップ4とによって構成されている。
ボディ本体3は、一端に開口3aを有しており、該開口
3aの内方の周面には雌ねじ3bが形成されている。一
方、キャップ4の一端外周面には、雄ネジ4aが形成さ
れており、このキャップ4は、その雄ネジ4aをボディ
本体3の雌ネジ3bに螺合させることによって、ボディ
本体3に装着される。
3aの内方の周面には雌ねじ3bが形成されている。一
方、キャップ4の一端外周面には、雄ネジ4aが形成さ
れており、このキャップ4は、その雄ネジ4aをボディ
本体3の雌ネジ3bに螺合させることによって、ボディ
本体3に装着される。
このシリンダハウジング2のボディ本体3内には、ピス
トンガイド5およびパツキン6.7が配設されており、
そのピストンガイド5には、セカンダリピストン8が挿
通されている。そして、これらピストン8、ピストンガ
イド5およびパツキン6.7はシリンダハウジング2内
に2つの圧力室9,10を画成している。
トンガイド5およびパツキン6.7が配設されており、
そのピストンガイド5には、セカンダリピストン8が挿
通されている。そして、これらピストン8、ピストンガ
イド5およびパツキン6.7はシリンダハウジング2内
に2つの圧力室9,10を画成している。
また、このシリンダハウジング2のキャップ4内には、
ピストンガイド11およびパツキン12.13が配設さ
れ、さらに該キャップ4とボディ本体3とに亘ってスリ
ーブ14が配設されている。そして、ピストンガイド1
1およびスリーブ14には、プライマリピストン15が
挿通されている。
ピストンガイド11およびパツキン12.13が配設さ
れ、さらに該キャップ4とボディ本体3とに亘ってスリ
ーブ14が配設されている。そして、ピストンガイド1
1およびスリーブ14には、プライマリピストン15が
挿通されている。
なお、第3図において、符号16.17はリターンスプ
リングを示しており、これらのスプリング16゜17は
ピストン8.15を右方に付勢している。
リングを示しており、これらのスプリング16゜17は
ピストン8.15を右方に付勢している。
このマスタシリンダ1では、非作動状態において、圧力
室9がピストン8に穿設した通路8a、ピストンガイド
5に穿設した通路5a、シリンダハウジング2に穿設し
た通路2aを介してオイルリザーバ18に連通され、ま
た圧力室10がピストン15に穿設した通路15a 、
ピストンガイド11に穿設した通路11a1キヤツプ4
とスリーブ14との間に形成した通路19、シリンダハ
ウジング2に穿設した通路2bを介してオイルリザーバ
18に連通されている。
室9がピストン8に穿設した通路8a、ピストンガイド
5に穿設した通路5a、シリンダハウジング2に穿設し
た通路2aを介してオイルリザーバ18に連通され、ま
た圧力室10がピストン15に穿設した通路15a 、
ピストンガイド11に穿設した通路11a1キヤツプ4
とスリーブ14との間に形成した通路19、シリンダハ
ウジング2に穿設した通路2bを介してオイルリザーバ
18に連通されている。
このようなマスタシリンダ1では、第3図において、プ
ライマリピストン15が左行されると、圧力室10とオ
イルリザーバ18との連通が断たれ、その後圧力室10
内の圧力が高められ、それによってセカンダリピストン
8も左動され、圧力室9とオイルリザーバ18との連通
が断たれ、続いて圧力室9内の圧力が高められる。した
がって、圧力室10゜9内のオイルは、ポート10a、
9aを介して図示しない各ホイールシリンダへ圧送され
る。
ライマリピストン15が左行されると、圧力室10とオ
イルリザーバ18との連通が断たれ、その後圧力室10
内の圧力が高められ、それによってセカンダリピストン
8も左動され、圧力室9とオイルリザーバ18との連通
が断たれ、続いて圧力室9内の圧力が高められる。した
がって、圧力室10゜9内のオイルは、ポート10a、
9aを介して図示しない各ホイールシリンダへ圧送され
る。
C1発明が解決しようとする課題
ところで、上記マスタシリンダ1では、ピストンガイド
5およびパツキン6.7をボディ本体3の開口3aから
内部へ装填させ、その後キャップ4と共にスリーブ14
.ピストンガイド11およびパツキン12.13を配装
させることによって、スリーブ14を介してピストンガ
イド5.11をそれぞれ位置決めしている。
5およびパツキン6.7をボディ本体3の開口3aから
内部へ装填させ、その後キャップ4と共にスリーブ14
.ピストンガイド11およびパツキン12.13を配装
させることによって、スリーブ14を介してピストンガ
イド5.11をそれぞれ位置決めしている。
また、上記マスタシリンダ1では、軽量化コストダウン
等を図るために、スリーブ14を合成樹脂によりて形成
している。
等を図るために、スリーブ14を合成樹脂によりて形成
している。
しかし、合成樹脂は金属に較べ剛性が小さく、圧力室1
0の内圧が高い場合には、スリーブ14が膨張してしま
う、このことは、fホイールシリンダへ圧送するオイル
の量に、スリーブ14の膨脹分を見込まなくてはならず
、所謂ボリュームロスを生じる。特に、アンチロックブ
レーキシステム(ABS)等の採用に伴って、上記ボリ
ュームロスは制御を煩雑にすることになる。
0の内圧が高い場合には、スリーブ14が膨張してしま
う、このことは、fホイールシリンダへ圧送するオイル
の量に、スリーブ14の膨脹分を見込まなくてはならず
、所謂ボリュームロスを生じる。特に、アンチロックブ
レーキシステム(ABS)等の採用に伴って、上記ボリ
ュームロスは制御を煩雑にすることになる。
そこで、本発明の目的は、ピストンガイドの位置決め手
段を改良してスリーブを不要にし、もってボリュームロ
スを無くし、かつ軽量化を図ったタンデム型マスタシリ
ンダを提供することにある。
段を改良してスリーブを不要にし、もってボリュームロ
スを無くし、かつ軽量化を図ったタンデム型マスタシリ
ンダを提供することにある。
d、 課題を解決するための手段
本発明のタンデム型マスタシリンダでは、2個のピスト
ンガイドをシリンダハウジングのシリンダ部に設置し、
それらのピストンガイドにカップパツキンをそれぞれ添
設するとともに、上記ピストンガイドおよびカップパツ
キンにプライマリピストンとセカンダリピストンとを挿
通させ、非作動状態で、オイルリザーバを上記各ピスト
ンガイドの通孔および上記各ピストンの通孔を介してプ
ライマリ圧力室およびセカンダリ圧力室に連通させるタ
ンデム型マスタシリンダにおいて、上記シリンダ部の中
間部を上記両ピストンの外径とほぼ同径に形成して、上
記両ピストンを摺接させるとともに、上記シリンダ部の
両端部を外部に開口し、かつ該両端部を上記中間部より
大径に形成し、上記シリンダ部の両端部に上記ピストン
ガイドをそれぞれ収容させ、さらに該ピストンガイドを
上記両端部の関口から挿嵌させたプラグによって、上記
シリンダ部の両端部と中間部との境界に形成される段部
にそれぞれ位置決めさせしいる。
ンガイドをシリンダハウジングのシリンダ部に設置し、
それらのピストンガイドにカップパツキンをそれぞれ添
設するとともに、上記ピストンガイドおよびカップパツ
キンにプライマリピストンとセカンダリピストンとを挿
通させ、非作動状態で、オイルリザーバを上記各ピスト
ンガイドの通孔および上記各ピストンの通孔を介してプ
ライマリ圧力室およびセカンダリ圧力室に連通させるタ
ンデム型マスタシリンダにおいて、上記シリンダ部の中
間部を上記両ピストンの外径とほぼ同径に形成して、上
記両ピストンを摺接させるとともに、上記シリンダ部の
両端部を外部に開口し、かつ該両端部を上記中間部より
大径に形成し、上記シリンダ部の両端部に上記ピストン
ガイドをそれぞれ収容させ、さらに該ピストンガイドを
上記両端部の関口から挿嵌させたプラグによって、上記
シリンダ部の両端部と中間部との境界に形成される段部
にそれぞれ位置決めさせしいる。
e、 作用
本発明のタンデム型マスタシリンダでは、プライマリ側
のピストンガイドは、シリンダハウジングの一方の開口
から装填され、そして該開口を閉塞するためのプラグに
よってシリンダハウジング内に位置決めされ、またセカ
ンダリ側のピストンガイドは、シリンダハウジングの他
方の開口から2填され、そして該開口を閉塞するための
他のプラグによってシリンダハウジング内に位置決めさ
れる。
のピストンガイドは、シリンダハウジングの一方の開口
から装填され、そして該開口を閉塞するためのプラグに
よってシリンダハウジング内に位置決めされ、またセカ
ンダリ側のピストンガイドは、シリンダハウジングの他
方の開口から2填され、そして該開口を閉塞するための
他のプラグによってシリンダハウジング内に位置決めさ
れる。
f、 実施例
第1図は本発明に係るマスタシリンダの要部を示しでい
る。
る。
このマスタシリンダ20のシリンダハウジング21は、
ボディ本体22にシリンダ部23を有している。
ボディ本体22にシリンダ部23を有している。
このシリンダ部23の両端部23a、 23bは、中間
部23cより大径に形成されており、中間部23cは後
述するピストンの外径とほぼ等しい円径含有している。
部23cより大径に形成されており、中間部23cは後
述するピストンの外径とほぼ等しい円径含有している。
両端部23a、 23bの両端は外部に開口されている
。
。
また、このシリンダハウジング21は、プラグ2425
を備えている。そして、これらのプラグ24.25は、
螺子によってシリンダ部23の両端部23a、 231
:+に装着され、シリンダ部23の開口23d、 23
eを閉塞する。
を備えている。そして、これらのプラグ24.25は、
螺子によってシリンダ部23の両端部23a、 231
:+に装着され、シリンダ部23の開口23d、 23
eを閉塞する。
また、シリンダ部23において、端部23a、 23b
と中間部23c とによって形成される各段部23f、
23gと各プラグ24.25との間には、シールアッ
センブU26,27が配設されている。シールアッセン
ブリ26は、ピストンガイド28と、該ガイドを挟込む
ように添設されたパツキン29.30とによって構成さ
れている。そして、このシールアンセンブリ26のピス
トンガイド28は、プラグ24の端面24a によって
シリンダ部23の段部23f に圧接され、そこに位置
決めされている。一方、シールアッセンブリ27は、ピ
ストンガイド31と、該ガイドの一端面に添設されたパ
ツキン32と、ガイド31の他端面側外周に配装された
パツキン33および内周に配装されたパツキン34とに
よって構成されている。そして、このシールアッセンブ
リ27のピストンガイド31は、パツキン32の捩れを
防止するためにサブシリンダ35を介してプラグ25に
よってシリンダ部23の段部23gに圧接され、そこに
位置決めされている。
と中間部23c とによって形成される各段部23f、
23gと各プラグ24.25との間には、シールアッ
センブU26,27が配設されている。シールアッセン
ブリ26は、ピストンガイド28と、該ガイドを挟込む
ように添設されたパツキン29.30とによって構成さ
れている。そして、このシールアンセンブリ26のピス
トンガイド28は、プラグ24の端面24a によって
シリンダ部23の段部23f に圧接され、そこに位置
決めされている。一方、シールアッセンブリ27は、ピ
ストンガイド31と、該ガイドの一端面に添設されたパ
ツキン32と、ガイド31の他端面側外周に配装された
パツキン33および内周に配装されたパツキン34とに
よって構成されている。そして、このシールアッセンブ
リ27のピストンガイド31は、パツキン32の捩れを
防止するためにサブシリンダ35を介してプラグ25に
よってシリンダ部23の段部23gに圧接され、そこに
位置決めされている。
このようにして位置決めされたシールアンセンブリ26
には、プライマリピストン36が挿通されている。そし
て、シリンダ部23とピストン36との間は、このシー
ルアッセンブリ26のパツキン29.30によってシー
ルされる。なお、ピストン36は、プラグ24を貫通し
てシリンダハウジング21の外部まで延設されている。
には、プライマリピストン36が挿通されている。そし
て、シリンダ部23とピストン36との間は、このシー
ルアッセンブリ26のパツキン29.30によってシー
ルされる。なお、ピストン36は、プラグ24を貫通し
てシリンダハウジング21の外部まで延設されている。
また、シールアッセンブリ27には、セカンダリピスト
ン37が挿通されている。
ン37が挿通されている。
そして、シリンダ部23とピストン37との間は、パツ
キン32.33.34によってシールされる。
キン32.33.34によってシールされる。
このように配設されたシールアッセンブリ26゜27お
よびピストン36.37は、シリンダ部23内に2つの
圧力室38.39を画成している。圧力室3Bは、シリ
ンダ部23における中間部23cの内周に形成した凹条
23h と段部23g に開口23e 側からドリルに
よって穿設形成した切欠23i を介し、さらにボディ
本体22に穿設した孔22a を介して図示しない一方
のホイールシリンダに連通される。また圧力室39は、
プラグ25に穿設した孔25a、サブシリンダ35の端
部に形成した切欠35a、ボディ本体22に穿設した孔
22bを介して図示しない他方のホイールシリンダに連
通される。
よびピストン36.37は、シリンダ部23内に2つの
圧力室38.39を画成している。圧力室3Bは、シリ
ンダ部23における中間部23cの内周に形成した凹条
23h と段部23g に開口23e 側からドリルに
よって穿設形成した切欠23i を介し、さらにボディ
本体22に穿設した孔22a を介して図示しない一方
のホイールシリンダに連通される。また圧力室39は、
プラグ25に穿設した孔25a、サブシリンダ35の端
部に形成した切欠35a、ボディ本体22に穿設した孔
22bを介して図示しない他方のホイールシリンダに連
通される。
また、このマスタシリンダ25では、ピストン36゜3
7間にリターンスプリング40が介在され、ピストン3
7とプラグ25との間にリターンスプリング41が介在
され、それらのスプリング40.41によってピストン
36.37が第1図に示したように、右方に付勢されて
いる。そして、この状態において、圧力室38は、ピス
トン36に穿設した孔36a、ピストンガイド28に形
成した通路28a、ボディ本体22に穿設した孔22c
を介して図示しないオイルリザーバに連通され、また圧
力室39は、ピストン37に穿設した孔37 a 、ピ
ストンガイド31に形成した通路31a、ボディ本体2
2に穿設した孔22dを介して図示しないオイルリザー
バに連通される。
7間にリターンスプリング40が介在され、ピストン3
7とプラグ25との間にリターンスプリング41が介在
され、それらのスプリング40.41によってピストン
36.37が第1図に示したように、右方に付勢されて
いる。そして、この状態において、圧力室38は、ピス
トン36に穿設した孔36a、ピストンガイド28に形
成した通路28a、ボディ本体22に穿設した孔22c
を介して図示しないオイルリザーバに連通され、また圧
力室39は、ピストン37に穿設した孔37 a 、ピ
ストンガイド31に形成した通路31a、ボディ本体2
2に穿設した孔22dを介して図示しないオイルリザー
バに連通される。
このように構成されたマスタシリンダ20では、プライ
マリピストン36がピストンガイド28とシリンダ部2
3の中間部23cに摺接し、セカンダリピストン37が
ピストンガイド31とシリンダ部23の中間部23cに
摺接している。そして、第1図において、プライマリピ
ストン36が左行されると、ピストン36の孔36aが
パツキン29に達し、圧力室38と図示しないオイルリ
ザーバとの連通が遮断される。その後、ピストン36の
左行によって圧力室38内の圧力が高められる。これと
ほぼ同時に、セカンダリピストン37も左行され、該ピ
ストン37の孔37a がパツキン32に達すると、圧
力室39と図示しないオイルリザーバとの連通も断たれ
る。さらに、セカンダリピストン37が左行されると、
圧力室39内の圧力も高められる。したがって、圧力室
38.39内のオイルはそれぞれ連通されている図示し
ないホイールシリンダへ送給される。なお、このマスタ
シリンダ20では、プラグ24の内径はピストン36の
外径より僅かに大きく形成され、プラグ24内でピスト
ン36の揺動を許容している。また、プラグ24の外端
内周面は、2〜15°の勾配αが付けられており、ピス
トン36が揺動した際に、角部によって傷付けられない
ようにしている。
マリピストン36がピストンガイド28とシリンダ部2
3の中間部23cに摺接し、セカンダリピストン37が
ピストンガイド31とシリンダ部23の中間部23cに
摺接している。そして、第1図において、プライマリピ
ストン36が左行されると、ピストン36の孔36aが
パツキン29に達し、圧力室38と図示しないオイルリ
ザーバとの連通が遮断される。その後、ピストン36の
左行によって圧力室38内の圧力が高められる。これと
ほぼ同時に、セカンダリピストン37も左行され、該ピ
ストン37の孔37a がパツキン32に達すると、圧
力室39と図示しないオイルリザーバとの連通も断たれ
る。さらに、セカンダリピストン37が左行されると、
圧力室39内の圧力も高められる。したがって、圧力室
38.39内のオイルはそれぞれ連通されている図示し
ないホイールシリンダへ送給される。なお、このマスタ
シリンダ20では、プラグ24の内径はピストン36の
外径より僅かに大きく形成され、プラグ24内でピスト
ン36の揺動を許容している。また、プラグ24の外端
内周面は、2〜15°の勾配αが付けられており、ピス
トン36が揺動した際に、角部によって傷付けられない
ようにしている。
g、 発明の効果
上記したように、本発明に係るタンデム型マスタシリン
ダでは、スリーブを必要としないため、ポリニームロス
がなく、かつ軽量化が図れる。
ダでは、スリーブを必要としないため、ポリニームロス
がなく、かつ軽量化が図れる。
第1図は本発明に係るタンデム型マスタシリンダの要部
を示した縦断面図、第2図は第1図における■−■線断
面図、第3図は従来のタンデム型マスタシリンダを示し
た縦断面図である。 20・・・マスタシリンダ、 22・・・ボディ本体、 23・・・シリンダ部、 23c・・・中間部、 23f、 23g・・・段部、 21・・・シリンダハウジング、 22a、 22b、 22c、 22d・・−孔、23
a、 23b−・・端部、 23d、 23e−開口、 23h・・・凹条、 23i・・・切欠、 24.25・・・プラグ、
25a・・・孔、 26、27・・・シールアッセンブリ、28・・・ピス
トンガイド、28a ・・・通路、29、30・・・パ
ツキン、 31・・・ピストンガイド、31a・・・通
路、 32.33.34・・・パツキン、35・
・・サブシリンダ、 35a・・・切欠、36、37・
・・ピストン、 36a、 37a・・・孔、38、3
9・・・圧力室、 40、41・・・リターンスプリング。 特許出願人 自動車機器株式会社 (ほか2名)
を示した縦断面図、第2図は第1図における■−■線断
面図、第3図は従来のタンデム型マスタシリンダを示し
た縦断面図である。 20・・・マスタシリンダ、 22・・・ボディ本体、 23・・・シリンダ部、 23c・・・中間部、 23f、 23g・・・段部、 21・・・シリンダハウジング、 22a、 22b、 22c、 22d・・−孔、23
a、 23b−・・端部、 23d、 23e−開口、 23h・・・凹条、 23i・・・切欠、 24.25・・・プラグ、
25a・・・孔、 26、27・・・シールアッセンブリ、28・・・ピス
トンガイド、28a ・・・通路、29、30・・・パ
ツキン、 31・・・ピストンガイド、31a・・・通
路、 32.33.34・・・パツキン、35・
・・サブシリンダ、 35a・・・切欠、36、37・
・・ピストン、 36a、 37a・・・孔、38、3
9・・・圧力室、 40、41・・・リターンスプリング。 特許出願人 自動車機器株式会社 (ほか2名)
Claims (1)
- 2個のピストンガイドをシリンダハウジングのシリン
ダ部に設置し、それらのピストンガイドにカップパッキ
ンをそれぞれ添設するとともに、上記ピストンガイドお
よびカップパッキンにプライマリピストンとセカンダリ
ピストンとを挿通させ、非作動状態で、オイルリザーバ
を上記各ピストンガイドの通孔および上記各ピストンの
通孔を介してプライマリ圧力室およびセカンダリ圧力室
に連通させるタンデム型マスタシリンダにおいて、上記
シリンダ部の中間部を上記両ピストンの外径とほぼ同径
に形成して、上記両ピストンを摺接させるとともに、上
記シリンダ部の両端部を外部に開口し、かつ該両端部を
上記中間部より大径に形成し、上記シリンダ部の両端部
に上記ピストンガイドをそれぞれ収容させ、さらに該ピ
ストンガイドを上記両端部の開口から挿嵌させたプラグ
によって、上記シリンダ部の両端部と中間部との境界に
形成される段部にそれぞれ位置決めさせたことを特徴と
するタンデム型マスタシリンダ。
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---|---|
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