JPH0281268A - 現金自動取引装置の操作誘導方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、タッチパネルタイプのディスプレイを有する
現金自動取引装置の操作誘導方式に関し、特にタッチパ
ネルタイプのディスプレイによる自動取引に不慣れな利
用者に適切な誘導を行う現金自動取引装置の操作誘導方
式に関する。

〔従来技術〕

近年、銀行や証券会社等では、窓口業務の効率化やサー
ビス向上のため、現金自動取引装置が導入されて広く普
及している。またこれに伴い、多様な利用者に対応して
円滑に取引を行うため、画面表示や音声ガイダンスによ
る操作誘導が種々提案されている。

例えば、第２図に示す銀行の現金自動取引装置では、利
用者はディスプレイ１２の表示と音声出力部１４からの
操作案内に従ってディスプレイ１２上のタッチパネルキ
ーを選択、押下することにより取引を行う。

また、このような装置によって振込を行う場合の手順は
第３図に示される。

すなわち、ディスプレイ１２画面には取引の種別を選択
するための取引キーとガイダンスが表示されており（３
０１）、利用者は振込を示す取引キ−を押下する（３０
２）。

さらに、ガイダンスに従って個有のカードを挿入し、暗
証番号を入力して本人であることを確認Ｌ（３０３，３
０４）、振込先を入力する（３０５）。

その後、画面には振込金額の入力案内が表示され（３０
６）、この時点でタイマがセットされて（３０７）、一
定時間内に入力が完了すると（３０８，３０９）、さら
に残高がチエツクされる（３１０）。

次に、振込先の照会の後（３１２）、それまでに入力し
た振込内容を利用者が確認するためのガイダンス画面が
表示される（３１３）。

この時点でタイマがセットされ（３１４）、一定時間以
内に入力が完了すると（３１５，３１６）、その入力に
従って（３１７）、次の処理が行われる。

また、一定時間以内に入力が完了しながった場合には、
利用者にカードを変動して（３１８）、再びガイダンス
表示をやり直す（３１９）。

このように、取引種別の選択後の操作誘導については、
入力操作誤り発生時の回復（取消）方法や、誤入力をタ
イマ監視（タイムアウト発生検知）により取り消して、
ガイダンス表示をやり直す方法が採用され、利用者が入
力操作を誤まった場合でも適切な操作を行うように誘導
している。

なお、この種の装置として関連するものには、例えば特
開昭５８−２０８８７０号が挙げられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術では、現金自動取引装置の操作開始後の誤
操作や操作不慣れによる操作タイムアウト等に対する解
決方法が提案されている。

しかし、現金自動取引装置の開始操作が不明な場合やタ
ッチパネルを用いた自動取引に慣れていない場合の操作
開始時のガイダンスについては配慮されていなかった。

本発明の目的は、このような問題点を改善し、利用者が
現金自動取引装置の操作に慣れていない場合等、タッチ
パネルタイプの現金自動取引装置の操作開始方法を案内
して、取引を円滑に行うことができる現金自動取引装置
の操作誘導方式を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明の現金自動取引装置の
操作誘導方式は、タッチパネルタイプのディスプレイを
有する現金自動取引装置の操作誘導方式において、利用
者が現金自動取引装置の前面に位置することを検知する
手段（顧客センサ）と、その利用者による入力操作が一
定時間行われなかったことを検知する手段（制御部）と
を備え、取引開始時、利用者が現金自動取引装置の前面
に立ったことを検知した後、タッチパネルによる入力操
作が一定時間行われなかった場合、音声およびブザーを
含む案内により取引開始の入力操作を誘導することに特
徴がある。

〔作用〕

本発明においては、利用者が現金自動取引装置の前に立
つと制御部に内蔵されたタイマをセットし、操作開始タ
イムアウトを検出すると、音声ガイダンスを出力する。

これにより、タッチパネルの取り扱いに不慣れな利用者
でも円滑に取引を行うことができる。

なお、タイマによる操作開始タイムアウトの検出のみで
は、利用者が現金自動取引装置の前から離れている場合
、音声ガイダンスを無駄に出力してしまうため、利用者
が現金自動取引装置の前がら離れたことを顧客センサで
検知した場合には、タイマをクリアして音声ガイダンス
の出力を停止する。これにより、不要な出力によって誤
動作することはない。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

第４図は、本発明の一実施例における現金自動取引装置
の概観を示す斜視図である。

第１図において、１は現金自動取引装置本体、２は利用
者へのガイダンスを画面表示し、画面上のタッチパネル
から情報を入力するタッチ入力部兼ガイダンス表示部、
３は利用者が現金自動取引装置の前面に位置することを
検知する顧客センサ、４は音声ガイダンスを出力する音
声ガイダンス部である。

第５図は、本発明の一実施例における現金自動取引装置
の機能構成図である。

第５図において、２はタッチ入力部兼ガイダンス表示部
、３は顧客センサ、４は音声ガイダンス部、２０は装置
全体を制御する制御部、２１は制御部２０からセンタ（
中実装置）への伝送を制御する伝送制御部、２４は取引
の際に発行される伝票および利用者のカードを人出する
伝票カード部、２５は通帳を人出する通帳部、２６は現
金を人出する紙幣部、２９は操作誘導に用いる音声ガイ
ダンスを収録したフレキシブルディスク（Ｆ　Ｄ）を有
するＦＤ部、３０は電源部である。

この制御部２０は、タイマを内蔵し、顧客センサ３が利
用者の存在を検知すると、そのタイマをオンして一定時
間以内に入力操作が行われるか否かをチエツクする。さ
らに利用者が存在し、かつ一定時間以内に入力操作が行
われない場合には、音声ガイダンス部４を制御して、入
力開始時のタッチパネルの操作方法を案内する音声ガイ
ダンスを出力させる。

第１図は、本発明の一実施例における現金自動取引装置
の操作誘導方式を示すフローチャートである。

本実施例では、利用者が現金自動取引装置の前に立つと
、タッチ入力部兼ガイダンス表示部２の取引キーが押さ
れたか否かをチエツクする（１０１）。

その結果、取引キーが押されていれば、取引操作を開始
する（１０８）。

また、取引キーが押されていなければ、顧客センサ３が
オンであることを確認して（１０２）、制御部２０に内
蔵されたタイマをセットする（１０３）。

その後、顧客センサ３がオンのままであり、かつ一定時
間経過しても、タッチ入力部兼ガイダンス表示部２の取
引キーが押下されず、タイムアウトとなった場合には（
１０４，１０５）　、制御部２０は音声ガイダンス部４
によりＦＤ部２９に収録された音声ガイダンス（例えば
「画面に表示されている内容を直接押してお取引をお選
び下さい」というガイダンス）を出力させる（１０７）
。

また、タイムアウト前に取引キーが押された場合には（
１０６）、そのまま取引操作を続けさせる（１０８）。

このように、操作に慣れていない利用者や操作方法がわ
からない利用者に対して、タッチ入力部兼ガイダンス表
示部２のディスプレイに表示されたキーを押下して取引
を開始するためのガイダンスを伝達することにより、操
作性を向上することが可能である。。

〔発明の効果〕

本発明によれば、現金自動取引装置の操作に慣れていな
い利用者や操作方法がわからない利用者に対しては、取
引開始の操作方法をガイダンスすることにより、操作性
を向上して円滑に取引を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における現金自動取引装置の
操作誘導方式を示すフローチャート、第２図は従来の現
金自動取引装置の概観を示す斜視図、第３図は従来の現
金自動取引装置における振込取引を示すフローチャート
、第４図は本発明の一実施例における現金自動取引装置
の概観を示す斜視図、第５図は本発明の一実施例におけ
る現金自動取引装置の機能構成図である。 １：現金自動取引装置本体、２：タッチ入力部兼ガイダ
ンス表示部、３：顧客センサ、４：音声ガイダンス部、
１２：ディスプレイ、１４：音声出力部、２０：制御部
、２１：伝送制御部、２４：伝票カード部、２５：通帳
部、２６：紙幣部、２９：ＦＤ部、３０：電源部。 特許出願人　株式会社　日立製作所 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、タッチパネルタイプのディスプレイを有する現金自
   動取引装置の操作誘導方式において、利用者が該現金自
   動取引装置の前面に位置することを検知する手段と、該
   利用者による入力操作が一定時間行われなかったことを
   検知する手段とを備え、取引開始時、利用者が該現金自
   動取引装置の前面に立ったことを検知した後、タッチパ
   ネル入力操作が一定時間行われなかった場合、音声およ
   びブザーを含む案内により取引開始の入力操作を誘導す
   ることを特徴とする現金自動取引装置の操作誘導方式。