JP4552303B2 - 自動取引装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金融機関に設置してある自動取引装置に関するもので、特に目の見えないあるいは弱視等の視覚障害者対応の自動取引装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の視覚障害者対応の自動取引装置(以下、ATMとする。)には、イヤホンジャックが実装されており、イヤホンジャックに備えられたイヤホンの挿抜状態を検出する手段により、イヤホンが接続されたこと(以下、イヤホンINとする。また、イヤホンを抜去している状態をイヤホンOUTとする。)を検出すると、顧客が視覚障害者であると判断し、イヤホンから音声を出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、音声制御部や、主制御部からイヤホンまでの情報伝達経路が故障している場合、イヤホンから音声が出力されず、視覚障害者が取引を行うことができないという問題があった。
そこで、本発明では、故障等によりイヤホンから音声が出力されなかった場合でも、視覚障害者に取引を実行させることが可能な装置を実現することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そのため、本発明は、取引操作案内の音声を出力するイヤホンを接続するイヤホン接続手段と、タイマーを備えた視覚障害者対応の自動取引装置において、視覚障害者がイヤホンをイヤホン接続手段に接続すると、イヤホンに音声を出力するように制御部から指令が出されると共に、タイマーにより時間をカウントし、一定時間経過しても操作が開始されない場合、当該取引終了以後の視覚障害者の取引を中止することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に図1を用いて実施の形態の構成について説明する。
図1は、実施の形態を示すブロック図である。
図1において、1は入力部であり、取引に必要な情報を入力するためのキーボードやタッチパネルである。
【0006】
2は、表示部であり、操作を誘導するための文言やイラストなどを表示する。
3は、上位インターフェースであり、ATMと図示しないセンタとの間で取引データ等の通信を行うインターフェースである。
4は、紙幣入出金機であり、入金された紙幣の鑑別、計数、収納や、指定された金額の紙幣を払い出す。
【0007】
5は、通帳記帳機であり、通帳に取引金額、残高等の取引内容を印字する。
6は、カードリーダプリンタユニットであり、カードが保持しているデータやカード表面のエンボスのイメージを読み取ると共に、取引明細票を印字するカードリーダプリンタである。
7は、ジャーナルプリンタユニットであり、取引記録をジャーナル用紙に印字を行うものである。
【0008】
8は、音声制御部であり、操作誘導等の取引に必要な情報をスピーカまたはイヤホンから出力させるための音声を発生させるものである。
11は、イヤホンであり、目の見えないあるいは弱視等の視覚障害者に操作方法や取引金額等の情報を音声で流すものである。
12は、スピーカであり、視覚障害者や晴眼者に操作方法や取引金額等の情報を音声で流すものである。
【0009】
13は、主制御部であり、上記各構成部の動作を制御する。
さらに、主制御部13にはタイマーtが設けられていて、視覚障害者がイヤホンを接続してから操作を開始するまでの時間や、ATMに設置されている図示しない顧客検知センサにより顧客がいると判断されてから取引を開始するまでの時間をカウントする。
【0010】
14は、磁気ディスク装置であり、主制御部13で制御を行うためのプログラムや取引データ、または稼動データ等を記憶する。
以上説明した構成による実施の形態の作用について、図2を用いて以下に説明する。
図2は、実施の形態を示すフローチャートである。
【0011】
図2において、視覚障害者がイヤホン11を接続すると(S101)、それを主制御部13が検知し、イヤホン11へ音声を出力するように音声制御部8に指令を出す(S102)。
そして、主制御部13に内蔵されているタイマーtが時間をカウントし始める(S103)。
【0012】
その後、主制御部13の指令により音声制御部8が視覚障害者モードで取引を開始するためのキー(以下、視覚障害者モード取引開始キーとする。)を押下して下さいという放送を流し、視覚障害者がこのキーを押下すると、視覚障害者モードでの取引が開始される(S104)。
なお、視覚障害者が視覚障害者モード取引開始キーを押下してからイヤホン11を接続した場合も、上述した動作と同様に主制御部13の指令により、イヤホン11に音声が出力され、タイマーtが時間をカウントし始める。
【0013】
そして、イヤホン11から操作方法等を説明する音声放送が流され、視覚障害者が操作を開始したか否かを主制御部13が検知する(S105)。
視覚障害者が操作を開始している場合は、そのままイヤホン11に音声を出力して、取引を実行させる(S106)。
視覚障害者が操作を開始していない場合は、視覚障害者がイヤホン11を挿入してからの経過時間があらかじめ設定した操作制限時間以上か否かを調べ(S107)、視覚障害者がイヤホン11を挿入してからの経過時間が操作制限時間に満たない場合には(S102)へ戻り、そのままイヤホン11へ音声を出力する。
【0014】
視覚障害者がイヤホン11を挿入してからの経過時間が操作制限時間以上になった場合、すなわち視覚障害者が一定時間経過しても操作を開始しない場合、主制御部13は、音声制御部8や、主制御部13と音声制御部8とイヤホン11を結ぶ情報伝達経路等の故障と判断し、イヤホン11への音声出力を中止してスピーカ12に音声を出力する(S108)。
【0015】
視覚障害者が、スピーカから流れる音声放送に従って取引を実行し(S109)取引を終了すると(S110)、音声制御部8や、主制御部13と音声制御部8とイヤホン11を結ぶ情報伝達経路等の故障と判断して、視覚障害者に対して取引を中止する(S111)。
なお、本実施の形態では、視覚障害者がイヤホン11を挿入してから一定時間経過しても操作を開始しなかった場合に、音声出力先をイヤホン11からスピーカ12に変えたが、視覚障害者が取引を終了した後にもかかわらずイヤホンOUTしない場合もスピーカ12に音声出力先を変更する。
【0016】
以上のように、実施の形態によれば、音声の出力先がイヤホン11になっているにもかかわらず視覚障害者が操作を開始せずに一定時間経過した場合、スピーカ12に音声が出力されるため、故障等によりイヤホン11から音声放送が流れなくても、視覚障害者はスピーカ12の音声放送により取引を実行できる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、視覚障害者は、故障等によりイヤホン11から音声放送が流れなくても、スピーカ12の音声放送により取引を実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態を示すブロック図
【図2】実施の形態を示すフローチャート
【符号の説明】
1 入力部
2 表示部
3 上位インターフェース
4 紙幣入出金機
5 通帳記帳機
6 カードリーダプリンタユニット
7 ジャーナルプリンタユニット
8 音声制御部
11 イヤホン
12 スピーカ
13 主制御部
14 磁気ディスク装置
Claims (2)
- 取引操作案内の音声を出力するイヤホンを接続するイヤホン接続手段と、タイマーを備えた視覚障害者対応の自動取引装置において、
視覚障害者がイヤホンをイヤホン接続手段に接続すると、イヤホンに音声を出力するように制御部から指令が出されると共に、タイマーにより時間をカウントし、一定時間経過しても操作が開始されない場合、当該取引終了以後の視覚障害者の取引を中止することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1において、
タイマーにより時間をカウントし始めてから一定時間経過しても操作が開始されない場合、制御部は、音声制御部や、制御部と音声制御部とイヤホンを結ぶ情報伝達経路等の故障と判断して、当該取引終了以後の視覚障害者の取引を中止することを特徴とする自動取引装置。
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JP2000294069A JP4552303B2 (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | 自動取引装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000294069A JP4552303B2 (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | 自動取引装置 |
Publications (2)
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JP2002109610A JP2002109610A (ja) | 2002-04-12 |
JP4552303B2 true JP4552303B2 (ja) | 2010-09-29 |
Family
ID=18776746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000294069A Expired - Fee Related JP4552303B2 (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | 自動取引装置 |
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Families Citing this family (1)
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2000
- 2000-09-27 JP JP2000294069A patent/JP4552303B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
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