JP2002109610A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JP2002109610A
JP2002109610A JP2000294069A JP2000294069A JP2002109610A JP 2002109610 A JP2002109610 A JP 2002109610A JP 2000294069 A JP2000294069 A JP 2000294069A JP 2000294069 A JP2000294069 A JP 2000294069A JP 2002109610 A JP2002109610 A JP 2002109610A
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earphone
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voice
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Atsuko Shioyama
敦子 塩山
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 故障等によりイヤホンから音声が出力されな
かった場合でも、視覚障害者に取引を実行させることが
可能な装置を実現することを課題とする。 【解決手段】 取引操作案内の音声を出力するイヤホン
11及びスピーカ12が設置されている視覚障害者対応
の自動取引装置において、主制御部13にタイマーtが
設けられていて、視覚障害者がイヤホン11をイヤホン
ジャックに接続すると、イヤホン11に音声を出力する
ように主制御部13から指令が出されると共に、タイマ
ーtが時間をカウントし始め、一定時間経過しても操作
が開始されない場合は、スピーカ12から音声を出力す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関に設置し
てある自動取引装置に関するもので、特に目の見えない
あるいは弱視等の視覚障害者対応の自動取引装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の視覚障害者対応の自動取引装置
(以下、ATMとする。)には、イヤホンジャックが実
装されており、イヤホンジャックに備えられたイヤホン
の挿抜状態を検出する手段により、イヤホンが接続され
たこと(以下、イヤホンINとする。また、イヤホンを
抜去している状態をイヤホンOUTとする。)を検出す
ると、顧客が視覚障害者であると判断し、イヤホンから
音声を出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、音声制御部
や、主制御部からイヤホンまでの情報伝達経路が故障し
ている場合、イヤホンから音声が出力されず、視覚障害
者が取引を行うことができないという問題があった。そ
こで、本発明では、故障等によりイヤホンから音声が出
力されなかった場合でも、視覚障害者に取引を実行させ
ることが可能な装置を実現することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】取引操作案内の音声を出
力するイヤホン及びスピーカが設置されている視覚障害
者対応の自動取引装置において、制御部にタイマーが設
けられていて、視覚障害者がイヤホンをイヤホンジャッ
クに接続すると、イヤホンに音声を出力するように制御
部から指令が出されると共に、タイマーが時間をカウン
トし始め、一定時間経過しても操作が開始されない場合
は、スピーカから音声を出力することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に図1を用いて実施の形態の
構成について説明する。図1は、実施の形態を示すブロ
ック図である。図1において、1は入力部であり、取引
に必要な情報を入力するためのキーボードやタッチパネ
ルである。
【0006】2は、表示部であり、操作を誘導するため
の文言やイラストなどを表示する。3は、上位インター
フェースであり、ATMと図示しないセンタとの間で取
引データ等の通信を行うインターフェースである。4
は、紙幣入出金機であり、入金された紙幣の鑑別、計
数、収納や、指定された金額の紙幣を払い出す。
【0007】5は、通帳記帳機であり、通帳に取引金
額、残高等の取引内容を印字する。6は、カードリーダ
プリンタユニットであり、カードが保持しているデータ
やカード表面のエンボスのイメージを読み取ると共に、
取引明細票を印字するカードリーダプリンタである。7
は、ジャーナルプリンタユニットであり、取引記録をジ
ャーナル用紙に印字を行うものである。
【0008】8は、音声制御部であり、操作誘導等の取
引に必要な情報をスピーカまたはイヤホンから出力させ
るための音声を発生させるものである。11は、イヤホ
ンであり、目の見えないあるいは弱視等の視覚障害者に
操作方法や取引金額等の情報を音声で流すものである。
12は、スピーカであり、視覚障害者や晴眼者に操作方
法や取引金額等の情報を音声で流すものである。
【0009】13は、主制御部であり、上記各構成部の
動作を制御する。さらに、主制御部13にはタイマーt
が設けられていて、視覚障害者がイヤホンを接続してか
ら操作を開始するまでの時間や、ATMに設置されてい
る図示しない顧客検知センサにより顧客がいると判断さ
れてから取引を開始するまでの時間をカウントする。
【0010】14は、磁気ディスク装置であり、主制御
部13で制御を行うためのプログラムや取引データ、ま
たは稼動データ等を記憶する。以上説明した構成による
実施の形態の作用について、図2を用いて以下に説明す
る。図2は、実施の形態を示すフローチャートである。
【0011】図2において、視覚障害者がイヤホン11
を接続すると(S101)、それを主制御部13が検知
し、イヤホン11へ音声を出力するように音声制御部8
に指令を出す(S102)。そして、主制御部13に内
蔵されているタイマーtが時間をカウントし始める(S
103)。
【0012】その後、主制御部13の指令により音声制
御部8が視覚障害者モードで取引を開始するためのキー
(以下、視覚障害者モード取引開始キーとする。)を押
下して下さいという放送を流し、視覚障害者がこのキー
を押下すると、視覚障害者モードでの取引が開始される
(S104)。なお、視覚障害者が視覚障害者モード取
引開始キーを押下してからイヤホン11を接続した場合
も、上述した動作と同様に主制御部13の指令により、
イヤホン11に音声が出力され、タイマーtが時間をカ
ウントし始める。
【0013】そして、イヤホン11から操作方法等を説
明する音声放送が流され、視覚障害者が操作を開始した
か否かを主制御部13が検知する(S105)。視覚障
害者が操作を開始している場合は、そのままイヤホン1
1に音声を出力して、取引を実行させる(S106)。
視覚障害者が操作を開始していない場合は、視覚障害者
がイヤホン11を挿入してからの経過時間があらかじめ
設定した操作制限時間以上か否かを調べ(S107)、
視覚障害者がイヤホン11を挿入してからの経過時間が
操作制限時間に満たない場合には(S102)へ戻り、
そのままイヤホン11へ音声を出力する。
【0014】視覚障害者がイヤホン11を挿入してから
の経過時間が操作制限時間以上になった場合、すなわち
視覚障害者が一定時間経過しても操作を開始しない場
合、主制御部13は、音声制御部8や、主制御部13と
音声制御部8とイヤホン11を結ぶ情報伝達経路等の故
障と判断し、イヤホン11への音声出力を中止してスピ
ーカ12に音声を出力する(S108)。
【0015】視覚障害者が、スピーカから流れる音声放
送に従って取引を実行し(S109)取引を終了すると
(S110)、音声制御部8や、主制御部13と音声制
御部8とイヤホン11を結ぶ情報伝達経路等の故障と判
断して、視覚障害者に対して取引を中止する(S11
1)。なお、本実施の形態では、視覚障害者がイヤホン
11を挿入してから一定時間経過しても操作を開始しな
かった場合に、音声出力先をイヤホン11からスピーカ
12に変えたが、視覚障害者が取引を終了した後にもか
かわらずイヤホンOUTしない場合もスピーカ12に音
声出力先を変更する。
【0016】以上のように、実施の形態によれば、音声
の出力先がイヤホン11になっているにもかかわらず視
覚障害者が操作を開始せずに一定時間経過した場合、ス
ピーカ12に音声が出力されるため、故障等によりイヤ
ホン11から音声放送が流れなくても、視覚障害者はス
ピーカ12の音声放送により取引を実行できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
視覚障害者は、故障等によりイヤホン11から音声放送
が流れなくても、スピーカ12の音声放送により取引を
実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態を示すブロック図
【図2】実施の形態を示すフローチャート
【符号の説明】
1 入力部 2 表示部 3 上位インターフェース 4 紙幣入出金機 5 通帳記帳機 6 カードリーダプリンタユニット 7 ジャーナルプリンタユニット 8 音声制御部 11 イヤホン 12 スピーカ 13 主制御部 14 磁気ディスク装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 19/00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引操作案内の音声を出力するイヤホン
    及びスピーカが設置されている視覚障害者対応の自動取
    引装置において、 制御部にタイマーが設けられていて、視覚障害者がイヤ
    ホンをイヤホンジャックに接続すると、 イヤホンに音声を出力するように制御部から指令が出さ
    れると共に、タイマーが時間をカウントし始め、一定時
    間経過しても操作が開始されない場合は、スピーカから
    音声を出力することを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 タイマーが時間をカウントし始めてから一定時間経過し
    ても操作が開始されない場合、制御部は、音声制御部
    や、制御部と音声制御部とイヤホンを結ぶ情報伝達経路
    等の故障と判断して、当該取引終了以後の視覚障害者の
    取引を中止することを特徴とする自動取引装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7515980B2 (en) 2005-06-01 2009-04-07 Casio Hitachi Mobile Communications Co., Ltd. Sound outputting apparatus and sound outputting method

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6210770A (ja) * 1985-07-09 1987-01-19 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置
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