JPS63307581A - 自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （概要〕 点字プリンタを（ｉｆ＆え、盲人識別情報を記録した取
引カードが挿入されたとき、音声案内および点字キーに
よる操作モードに設定するとともに、点字で取引明細ご
を発行する自動取引装置。

〔産業上の利用分野］ 本発明は取引明細３を点字で印字発行する自動取引装置
に関する。

自動預入支払機等の自動取引装置において、点字で識別
可能な表作キーを設け、？）声による１桑作案内により
盲人に取引を遂行させる装置が゛静及しつつある。

しかし、取引終了後に発行される取引明細書は明視可能
な通常の印字で発行されるため、盲人にとって取引結果
（残高、取引金額）の履歴が後々に分からないという問
題点かあった。

このため、点字で取引明細書を発行する自動取引装置が
求められている。

〔従来の技術］ 第７図自動取引装動操作パネル例を表す図により、自動
預入支払機における従来の盲人対策例を説明する。

自動預入支払機で顧客が例えば支払取引をするとぎ、第
７図に示す取引選択キー３２により案内表示画面より支
払取引を’ＭＷし、続い°ζ取引カードを挿入した後暗
証番号と金額とをデータ入カキ−３３より入力する。

これにより、自動預入支払機はホス＋−ａｔ算機に取引
要求を送出し、取引許可後に指示された現金とともに取
引明細書を印字して放出する。

以上の自動預入支払機において、盲人対策用として盲人
用操作部３０と図示省略した音声案内部とが設けられ、
盲人操作モードキー３１が押下されると盲人操作モード
（第２の操作モード）に設定され、音声による操作案内
とともに、続いて盲人用操作部３０より人力された取引
データが読取られて取引処理が行われる。

この盲人操作モードによる取引結果は、通常の取引明細
書（以下符号へとする）と同一であり、従って取引結果
を盲人自身では判読できない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上のごと（、自動取引装置には盲人が操作できるよう
に対策されたものがあるが、取引明細Ｓは従来通りであ
り、盲人対策がなされていない。

また盲人操作モードキーを押下する方法は繰作が複雑と
なる問題点もある。

本発明は上記問題点に鑑み、盲人操作を簡易化するとと
もに取引明細書を点字で発行する自動取引装置を提供す
ることを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段］ 上記目的のため、本発明の自動取引装置は、第１図本発
明の原理説明図に示すように、取引情報とともに盲人を
識別する盲人識別情報（５０）を読取り可能に記録した
取引カード（１）と、 取引明細書を点字で印字する点字プリンタ（１７）と、 挿入された該取引カーＦ（１）より前記盲人識別情報（
５０）を読取り判別する判別部（３）と、該盲人識別情
報（５０）を判別したとき第２の操作モードに設定して
取引を遂行せしめるとともに、取引明細書を該点字プリ
ンタ（１７）に印字発行せしめる制御部（２１）と を設ける。

〔作用〕

古人本人を識別する盲人識別情報５０を記録した取引カ
ード１を設け、この取引カードｌが挿入されたとき操作
モードを古人操作モード（第２の操作モード）に設定し
、音声案内を開始するとともに点字キーからのデータ入
力を読取る。

取引処理後は取引結果を点字プリンタ１７で印字（刻印
）し、点字取引明細書Ｂとして発行する。

この際、従来の取引明細書入とともに発行してもよ（、
またＪ５ｉ沢キーを設けて従来の取引明細ｙＡか点字取
引明細書Ｂかを選択せしめてもよい。

以上により、操作モードを盲人用に設定するキー操作も
不要となり、また点字の取引明細書が発行されるため、
盲人にとって使用しやすい自動取引装置を提供すること
ができる。

〔実施例〕

本発明の実施例を図を用いて説明する。

第２図は実施例の自動預入支払機外観図、第；（チャー
ト図である。

本実施例は自動預入支払機を例とし、点字取引明細書Ｂ
の発行を選択するキーを設けてどちらか一方の取引明細
書を発行するとともに、第２図に示すように、点字取引
明細書Ｂの放出口を通常の取引明細書への放出口とは別
に設けた例を示したものである。

第３図実施例の自動預入支払機ブ［Ｊツク図において、 ｌは盲人識別情報５０を取引口座番号等とともに磁気ス
トライプに記録した取引カード、２はカード明細書挿入
排出口２２（第２図参照）より挿入された取引カード１
を読取るカードリーダライタ、 ３は読取った取引カードデータより盲人識別情報５０を
判別する判別部、 ５は各操作部より人力された取引データおよびホストよ
り通知された取引結果等（取引明細データ）を格納する
取引明細記憶部、 ６は操作案内等を表示する表示部、 ７は明視判別可能なキーより構成される通常の操作部、 ８はプリンタ９を制御して従来の取引明細３　Ａを発行
する印字制御部、 ９は明視可能に取引明細を印字するプリンタ、１０は取
引カード１の挿入放出および取引明細書Ａの放出を行う
搬送路を制御する搬送制御部、１１は、点字明細書Ｂが
選択されたとき取引明細への放出を禁止し、スタッカー
２６（第４図）にリジェクトするゲート部、 １３は音声案内部、 １４は盲人用操作部で、点字で識別可能にキーを配列し
たもの、 １５は選択キーで、盲人操作モードのとき取引明細書の
発行壱点字取引明細書Ｂか゛取引明細書Ａかを選択する
もの、 １６は点字印字制御部で、取引明細データを点字パター
ン発生部１８を参照しつつ点字パターンに展開し点字プ
リンタ１７に印字（刻印）せしめるもの、１７は点字プ
リンタで、例えば所定の点字の大きさのピンをマトリッ
クス状に配ＭしたヘットをＤ’＋Ｍえ、所定の硬さを有
する点字明細書用紙に衝撃するインパクト型のプリンタ
、 １９は点字搬送制御部で、点字取引明細書Ｂを政道制御
するもの、 である。

なお、第１図制御部２１は主制御部４に対応する。

第４図は取引明細書Ａの搬送路断面図で、点字取引明細
書Ｂの発行が選択されたとき、取引明細書Ａも同時に発
行し、ゲート部１１により顧客へ放出する取引明細書Ａ
をスタッカー２６にリジェク１〜し、その控を巻取りロ
ーラで巻取り保管する模様を示したもので、取引明細Ｉ
Ａを常に発行するように構成するときは、ゲート部１１
およびスタッカー２６は省かれる。

第５図は点字取引明細書Ｂの搬送路断面図を示したもの
で、点字明細書用紙はホッパ２７より繰り出され、点字
プリンタ１７により刻印された後、点字取引明細書排出
口２３より排出される。

以上構成により、盲人操作による処理例を説明する。

なお、常時は通常操作モート（第１の操作モード）に設
定されており、取引カーＦ挿入待ち状態に設定されてい
る。

（１）　　盲人識別情報５０を記録した取引カードｌを
挿入すると、盲人識別情報５０が判別部２により読取ら
れ、主制御部４に通知されて通常の操作モード（第１の
操作モート）より盲人用操作モード（第２の操作モート
）に切り換えられる。

（２）盲人用操作モードにより音声案内部１３が動作し
また盲人用操作部１４からの入力を有効として取引デー
タを入力せしめる。

取引データの入力が完了すると、主制御部４は図示省略
したホストに取引データ、口座番号等を送信して取引許
可を求め、ホストはマスタファイルを更新して残高、取
引内容とともに取引許可を応答する。

（３）主制御部４は、選択キー１５の状態（図示省略し
たレジスタに七シトされている）を参照し、点字取引明
細８Ｂの発行が選択されているときは、点字印字制御部
１６、点字印字制御部１８および搬送ｉｔｉ’ｌ　？２
１１部ｌＯに点字取引明細、！；Ｂの発行、放出を指示
する。

なお、支払取引の場合は図示省略した現金取扱装置（ｗ
、幣リサイクルユニット等）に指示し°ζ紙幣を放出す
る。

（４）点字搬送制御部１９は第５図に示すホッパ２７よ
り点字明細書用紙を繰り出し、点字プリンタ１７は印字
制御部１６より出力された点字パターンにもとづいて取
引明細データを印字（刻印）する。

同時に従来の取引明細書入が印字され、控として巻き取
りローラに巻き取られるとともに、従来放出していた一
方の取引明細書Ａをゲート部１１でスタッカー２６に放
出する。

（５）印字終了とともに、取引カードｌ１点字取引明細
Ｂ　Ｂを放出し、取引を終了して通常操作モートに戻す
。

（６）盲人識別情報５０が検出されないときは、通常操
作モート′のまま従来と同様の案内表示に基づく取引処
理を行う。

以上のごとく、点字で取引明細書が発行されるため盲人
にとって取引結果が認識できるとともに、盲人識別情報
５０を記録した取引カードｌを挿入することにより、操
作モードが盲人用に切り替わるため、盲人に対して操作
が簡単で使用しやすい自動取引装置が提供できる。

なお、実施例では取引明細書の発行を選択キーで切り換
えたが、前述したように盲人識別情報５０を検出したと
きは自動的に点字取引明細書を発行してもよく、また通
常の取引明細書と同時に発行する等種々の発行制御手段
が構成できる。

（発明の効果〕 本発明は、取引カードに盲人識別情報を記録し、挿入さ
れた盲人識別情報を識別したとき操作モードを盲人用に
設定するとともに、点字で取引明細書を発行する自動取
引装置を提供するものであるから、盲人が使用しやすい
自動取引装置が提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、 第２図は実施例の自動預入支払機外観図、第３図は実施
例の自動預入支払機ブロック図、第４図は取引明ｆ［ｉ
ｌ　Ｍ　Ａの搬送路断面図、第５図は点字取引明細書Ｂ
の搬送路断面図、第６図は処理フローチャート図、 第７図は従来の自動取引装置操作パネル例を表す図、 である。図中、 ｌは取引カード、 ３は判別部、 １７は点字プリンタ、 ２１は制御部、 ５０は盲人識別情報、 Ａは明視判別可能な通常の取引明細書、Ｂは点字取引明
細書、 である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 案内表示と明視判別可能な操作キーとに基づき取引デー
   タを入力せしめる第１の操作モードと、音声案内と点字
   キーとに基づき該取引データを入力せしめる第２の操作
   モードとを備え、取引カードと前記第１または第２の操
   作モードで入力された該取引データとに基づき取引を遂
   行する自動取引装置において、 取引情報とともに盲人を識別する盲人識別情報（５０）
   を読取り可能に記録した取引カード（１）と、 取引明細書を点字で印字する点字プリンタ（１７）と、 挿入された該取引カード（１）より前記盲人識別情報（
   ５０）を読取り判別する判別部（３）と、該盲人識別情
   報（５０）を判別したとき第２の操作モードに設定して
   取引を遂行せしめるとともに、取引明細書を該点字プリ
   ンタ（１７）に印字発行せしめる制御部（２１）と を設けたことを特徴とする自動取引装置。