JPH05114062A

JPH05114062A - 顧客操作型発券装置

Info

Publication number: JPH05114062A
Application number: JP27547391A
Authority: JP
Inventors: Sadao Sone; 貞雄曽根; Tadaaki Tomiyama; 忠明冨山
Original assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Current assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date: 1991-10-23
Filing date: 1991-10-23
Publication date: 1993-05-07

Abstract

(57)【要約】【目的】顧客操作によって、列車等の予約券および乗
車券等を短時間で発行できるようにするものである。【構成】顧客が予約乗車券申込書に必要事項を記入
し、ＡＰＵユニット９に挿入すると、このＡＰＵユニッ
ト９はこの予約乗車券申込書に記入された券面情報を読
取り、読み取った情報を制御部７へ送る。この制御部７
はこの情報に基づいて、予約可能か否かの判断を行な
い、予約可能なときには必要な情報を予約乗車券発行ユ
ニット３に送る。この予約乗車券発行ユニット３は必要
な情報を印刷し、予約乗車券を発行するものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はあらかじめ所定事項を手
書きで記入した予約乗車券申込用紙を挿入することによ
り列車等の予約乗車券を発行することができる顧客操作
型発券装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図４は従来の顧客操作型発券装置の概略
構成図であり、特に図４−（Ａ）はその概略正面図、図
４−（Ｂ）はその概略側面図である。図において、１は
紙幣の入出金処理を行なう紙幣処理ユニット、２は硬貨
の入出金処理を行なう硬貨処理ユニット、３は予約乗車
券の必要部分を印刷し、発行する予約乗車券発行ユニッ
ト、４はクレジットカードの磁気ストライプの読取り／
書込みおよびエンボス部の印刷や取引き内容をプリント
した明細書を出力するＲ／Ｗ・プリンタユニット、５は
入力操作手順など各種の情報を表示するＣＲＴ表示装
置、６はこのＣＲＴ表示装置５に表示された情報をタッ
チにより入力するタッチセンサ、７は図示せぬホストと
情報を交換し、装置の各ユニットを制御する制御部、８
は使用者の有無を検知するセンサである。

【０００３】次に、上記構成による顧客操作型発券装置
の動作について、図５に示すフローチャートを参照して
説明する。まず、顧客である使用者が装置の前に来る
と、ステップＳ₁で、センサ８が使用者を検知し、検出
信号を制御部７に出力する。このため、制御部７はこの
検出信号の入力により動作し、表示情報をＣＲＴ表示装
置５に出力するように制御する。そこで、ステップＳ₂
で、このＣＲＴ表示装置５はデモ画面の表示を中止し
て、初期選択画面を表示する。そして、ステップＳ
₃で、使用者はこのＣＲＴ表示装置５上に取り付けられ
たタッチセンサ６に触れることにより、必要な予約情報
を入力する。この予約情報は図示せぬホストに送られ、
予約に関する処理が行なわれ、予約が完了する。そし
て、ステップＳ₄で、購入金額を紙幣処理ユニット１、
硬貨処理ユニット２に入金し、あるいはクレジットカー
ドで入金処理する場合には、クレジットカードをＲ／Ｗ
・プリンタユニット４に挿入する。そして、ステップＳ
₅で、購入金額が入金されたことを確認する。そして、
ステップＳ₆で、発券プリンタ部３が動作し、予約乗車
券および明細書を発行する。そして、ステップＳ₇で、
釣り銭があるときにはステップＳ₈で、紙幣は紙幣口
へ、硬貨は硬貨口にそれぞれ排出される。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の装置では、希望の予約乗車券を購入する場合、複数
の選択操作を行なわなければならず、時間がかかるとい
う問題点があった。

【０００５】本発明は以上述べたように、予約乗車券の
購入に時間がかかるという問題点を除去するため、あら
かじめ所定事項、例えば乗車年月日、列車名などを記入
した予約乗車券申込書を直接装置に挿入することによ
り、予約乗車券の発行を可能にした優れた装置を提供す
ることを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明に係る顧客操作型
発券装置は顧客が必要な情報を記入した予約乗車券申込
書と、この予約乗車券申込書に記入された券面情報を読
み取る読取り部と、この読取り部で読み取った情報にも
とづき、予約可能か否かの判断を行なう手段と、予約可
能なとき、必要な情報を印刷し、発行する手段とを有し
ている。

【０００７】

【作用】本発明は予約乗車券を短時間で発行することが
できる。

【０００８】

【実施例】図１は本発明に係る顧客操作型発券装置の一
実施例を示す概略構成図であり、特に図１−（Ａ）はそ
の概略正面図、図１−（Ｂ）はその概略側面図である。
図において、９は図３に示す予約乗車券申込書１０にお
いて、使用者が手書きで書き込んだ手書き情報、例えば
「１９９１年９月９日」、「ひかり１号」、「東京」、
「名古屋」、「２名」を読み取るＡＰＵユニットであ
る。

【０００９】なお、図３に示す予約乗車券申込書１０で
は、説明を簡単にするため、乗車年月日、列車名、乗車
区間、人数を記入できるようにしたが、これに限定せ
ず、禁煙席の希望の有無などを記入できるようにしても
よいことはもちろんである。

【００１０】次に、上記構成による顧客操作型発券装置
の動作について、図２に示すフローチャートを参照して
説明する。まず、使用者が装置の前に来ると、ステップ
Ｓ₁で、センサ８が使用者を検知し、検知信号を制御部
７に出力する。そして、ステップＳ₂で、制御部７はこ
の検知信号の入力により動作し、制御信号をＡＰＵユニ
ット９に送り、ＡＰＵユニットを予約乗車券申込書１０
の挿入可の状態にする。そして、ステップＳ₃で、使用
者がこの予約乗車券１０をＡＰＵユニット９に挿入する
と、ステップＳ₄で、ＡＰＵユニット９はこの予約乗車
券申込書１０の手書き情報を読み取る。そして、ステッ
プＳ₅で、制御部７はＡＰＵユニット９で読み取った手
書き情報をホストに送り、予約の処理が行なわれ、予約
が完了する。そして、予約が完了すると、その内容をＣ
ＲＴ表示装置５上に表示し、使用者がその表示内容で満
足する場合にはタッチセンサ６の「確認」をタッチす
る。そして、ステップＳ₆で、購入金額を紙幣処理ユニ
ット１、硬貨処理ユニット２に入金し、あるいはクレジ
ットカードで入金処理する場合には、クレジットカード
をＲ／Ｗ・プリンタユニット４に挿入する。そして、ス
テップＳ₇で、購入金額が入金されたことを確認する。
そして、ステップＳ₈で、発券プリンタ部３が動作し、
予約乗車券および明細書を発行する。そして、ステップ
Ｓ₉で、釣り銭があるときには、ステップＳ₁₀で、紙幣
は紙幣口へ、硬貨は硬貨口にそれぞれ排出される。

【００１１】なお、以上は乗車券の予約発行について説
明したが、これに限定せず、発券すべてについて同様に
予約発行できることはもちろんである。

【００１２】

【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る顧客操作型発券装置によれば、予約申込書に所定事項
を記入するだけで予約発行が可能になり、時間がかから
ず、発券枚数の処理能力が向上するなどの効果が期待で
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る顧客操作型発券装置の一実施例を
示す概略図である。

【図２】図１に示す装置の処理フローを示す図である。

【図３】図１に示す装置に使用する予約乗車券申込書の
記入例を示す図である。

【図４】従来の顧客操作型発券装置を示す概略図であ
る。

【図５】図４に示す装置の処理フローを示す図である。

【符号の説明】

９ＡＰＵユニット１０予約乗車券申込書

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】顧客操作によって、列車等の予約券およ
び乗車券等を発行することが可能な顧客操作型発券装置
において、顧客が必要な事項を記入した予約乗車券申込書と、この予約乗車券申込書に記入された券面情報を読み取る
読取り部と、この読取り部で読み取った情報にもとづき、予約可能か
否かの判断を行なう手段と、予約可能なとき、必要な情報を印刷し、発行する手段と
を備えたことを特徴とする顧客操作型発券装置。