JPS63113796A

JPS63113796A - 券発行装置

Info

Publication number: JPS63113796A
Application number: JP25972786A
Authority: JP
Inventors: 清三浦; 丹沢　公成
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-10-31
Filing date: 1986-10-31
Publication date: 1988-05-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）この発明は、たとえば利用者の操作により定期券の販売
を自動的に行う定期券自動販売機などの券発行装置に関
する。

（従来の技術）最近、交通機関における駅務自動化ｎ器の発達は目覚ま
しく、定期券の発行においても、券購入者自らが操作す
ることにより定期券を購入可能とする定期券自動販売機
が開発され、実用化されている。このような定期券自動
販売機では、券購入者が必要事項を記入した定期券購入
申込用紙を受入れて、その申込用紙に記入されている券
購入者の氏名（および年齢、性別）を文字読取装置など
で光学的に読取り、定期券へ転写印刷するようになって
いる。すなわち、券購入者の氏名は、申込用紙から読取
ることによって入力し、定期券へ転写印刷するようにな
っている。

ところが、このような従来の方式では、定期券を購入す
る際には必ず定期券購入申込用紙を必要とするため、申
込用紙などにかかる経費が問題となっていた。また、申
込用紙の氏名記入閥への記入が不鮮明な場合、転写不良
を起こすという欠点があった。

（発明が解決しようとする問題点）この発明は、定期券購入申込用紙などに経費がかかるば
かりでなく、申込用紙への記入が不鮮明な場合、転写不
良を起こすという欠点を除去し、申込用紙などにかかる
経費を削減し、しかも転写印刷を確実に行うことができ
る券発行装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）この発明の券発行装置にあっては、券面への記載情報な
どの入力案内を表示する表示手段と、この表示手段の入
力案内にしたがって記載情報を手履きで入力する手書入
力手段と、この手書入力手段から入力された情報を券面
に印刷した券を発行する発行手段とから構成されるもの
である。

（作用）この発明は、発行する券への記載情報を表示手段の入力
案内にしたがって手書入力手段から手書きで入力し、こ
の入力された記載情報を券面へ転写印刷するようにした
ものである。

（実施例）以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第１図乃至第５図はこの発明に係る券発行装置の一例と
して定期券自動販売様を示すものである。

すなわち、１１は発売様本体で、この本体１１の前面に
は操作部（接客面）１２が形成されている。

この操作部１２の垂直面１２ａには、第３図に示すよう
に、クレジットカードを挿入するカード挿入口１５、発
行された定期券を受取る券取出口１４、釣銭硬貨などを
受取る取出口１６および購入の際に現金を入金したり釣
銭紙幣（つり札）を受取る入金口１８などが設けられて
いる。

また、上記操作部１２の水平面１２ｂには、第１図に示
すように、発行する定期券への記載情報などを手書きで
入力する手書入力装置（入力タブレット）１７、操作案
内や入力案内などを表示する表示手段としてのＣＲＴデ
ィスプレイ装置１３などが設けられている。

上記手書入力装置１７０手書入力面１７ａには、第２図
に示すように、券購入者の氏名、年齢、性別、住所およ
び通用期間、乗車区間など、ＣＲＴディスプレイ装置１
３で表示される入力案内に対応した各入力項目ごとの記
入枠１９が設けられている。この記入枠１９は、周知の
定期券購入申込用紙とほぼ同様なフォーマットとなって
おり、これにより入力項目が容易にわかるようになって
いる。なお、２０は訂正キー、確認キー、発行キーおよ
び係員呼出キーなどの操作釦群である。

一方、本体１１内には、第４図および第５図に示すよう
に、券取出口１４と対応して定期券を印刷発行する発券
機構２３、カード挿入口１５と対応してカード読取装置
２２、取出口１６と対応して釣銭硬貨を放出する釣銭機
構２４、入金口１８と対応して紙幣の入出金を行う入出
金ｔＩＭ４２５が設けられている。また、本体１１内に
は、購入記録などを行うためのプリンタ２６、データ記
憶用のフロッピーディスク装置２７、金ｊＩ２８、’７
４８・制御部２９、係員操作パネル３０などが設けられ
ている。

第６図は、制御部を示すものである。すなわち、３１は
発売機全体の制御を司る主制御部で、たとえばマイクロ
コンピュータおよび人、出力インターフェイスなどを主
体に構成されている。この主制御部３１には、前記ＣＲ
Ｔディスプレイ装置１３、手書入力装置１７、カード読
取装置２２、プリンタ２６、フロッピーディスク装＠２
７がそれぞれ接続される。また、主制御部３１には、前
記発券機１ｉ１２３を制御する発券制御部３２、前記釣
銭機構２４を制御する釣銭制御部３３、前記入・出金機
構２５を制御する入出金制御部３４がそれぞれ接続され
る。

次に、上記のような構成において、第７図に示すフロー
チャートを参照して動作を説明する。まず、主制御部３
１は、ＣＲＴディスプレイ装置１３によって券購入者に
申込内容（券面への記載情報）を手書き入力するよう案
内表示ザる。すなわち、ＣＲＴディスプレイ装置１３に
、手書入力装置１７の手回人力面１７ａに形成された記
入枠１９と同様な枠を表示することにより、乗車区間と
しての発駅名、＠駅名、経由駅名、通用期間と使用開始
日、通！／ｌ／通学、大人／小人、氏名、年齢、性別、
住所などの入力案内を行う。

ここで、券購入者は、所定の筆記具（スタイラス）を用
いて手書入力装置１７の手書入力面１７ａ上の記入枠１
９内に申込内容、つまり氏名、年齢、性別、通用期間、
乗車区間、住所などの情報を順次記入（手書き入力）す
る。このとき、１１１１１１１１１部３１は、この手書
き入力された各情報を受入れて記憶し、そのままＣＲＴ
ディスプレイ装置１３の表示枠１９内に対応表示せしめ
る。

これにより、券購入者は、ＣＲＴディスプレイ装置１３
の表示画面を目視することにより、記入内容の確認が容
易に行える。この確認において、もし記入内容に訂正が
ある場合、操作釦群２０内の訂正キーを押して記入内容
の訂正を行い、訂正がない場合は操作釦群２０内の確認
キーを押す。

確認キーが押されると、主制御部３１は入力された情報
（記入内容）にもとづいて料金（定期券代）を算出し、
この算出した料金をＣＲＴディスプレイ装置１３で表示
し、その料金を投入するよう案内表示する。

そして、券購入者によって入金０１８から投入された金
額をＣＲＴディスプレイ装置１３で表示する。このとき
、その投入金額が、表示料金と同額もしくはそれ以上の
金額の紙幣である場合、人出金様構２５が入金動作して
投入紙幣を受入れ、ＣＲＴディスプレイ装置１３で発行
キーを押すよう案内表示する。

ここで、券購入者が操作釦群２０内の発行キーを押すこ
とにより発券磯構２３が動作し、手書入力装置１７から
入力された情報にもとづく定期券の印刷発行を行う。こ
のとき、定期券の印刷開始により、主制御部３１は手口
入力装置１７で手書き入力された氏名、年齢、性別など
の各情報を手書き自体そのまま印刷部へ転送し、また乗
車区間、通用期間などの各情報を手書き自体から活字へ
変換して印刷部へ転送することにより、発行する定期券
の各転写部への印刷（転写）を行う。これにより、駅員
などによる定期券の確認を容易とすることができる。

こうして、定期券の発行を終了すると、その発行した定
期券を券取出口１４に排出する。この時、釣銭があれば
釣銭ｂ１構２４１人出金Ｆ３４Ｒ２５が動作し、取出口
１６．入金口１８に釣銭が排出される。また、主制御部
３１は、定期券の発行が終了すると、氏名、年齢、性別
などの各情報を手書き自体から活字へ変換し、それらを
プリンタ２６でプリントアウトすることにより、定期券
購入申込用紙に代わる購入記録を行う。

上記したように、発行する定期券への記載情報である券
購入者の氏名や乗車区間などを、ＣＲＴディスプレイ装
置の入力案内にしたがって手書入力装置から手書きで入
力し、この入力された記載情報にもとづいて定期券の発
行を行うことにより、各情報の入力ミスや記載情報が不
鮮明なために起こる転写ミスの発生を防止できる。また
、氏名、住所、通用期間、乗車区間などの各情報（申込
内容）を手書きで入力することにより、各記入項目の入
力も簡単、確実となり、かつそれらを手書き自体から活
字へ変換することにより、申込用紙に代わるプリンタリ
ストにより購入記録が行なえるようになり、購入記録の
管理などの保管作業も簡単になる。さらに、定期券購入
申込用紙への記入を不要とすることができるため、申込
用紙および申込用紙から氏名などを読取る文字読取装置
などが必要なくなるため、従来の申込用紙によるものに
比してコスト的に易くなるとともに、発券処理に要する
時間の短縮など、種々の作用効果が期待できる。

すなわち、定期券購入申込用紙、文字読取装置などを必
要としないことで、コスト、経費を低減することができ
、転写不良を起こすことがない。

また、券購入者が直接記載情報などの入力操作をするた
め、発券時間の短縮も図れる。

なお、前記実論例では、手書き入力された情報のみにも
とづいて新規の定期券を印刷発行する定期券自動販売機
に適用した場合について説明したが、旧定期券および申
込内容を受入れ、旧定期券の情報を読取ることにより、
旧定期券と同一の新定期券、いわゆる継続定期券を印刷
発行する定期券自動販売機にも適用できる。

また、手書入力装置から手古き入力された乗車区間（駅
名）および通用期間などを活字に変換して券面に印刷発
行するようにしたが、入力された自体そのまま印刷発行
するようにしても良い。

ざらには、ＣＲＴディスプレイ装置上に手書入力装置を
重ねることによって一体的に構成し、ＣＲＴディスプレ
イ装置の表示瀾に直に記入するようにしても良い。

また、前記実施例では、券購入者が直接操作する定期券
自動販売機に適用した場合について説明したが、これに
限定されるものでなく、係員が操作する定期券発行装置
にも適用でき、さらには定期券に限らず、たとえば株券
あるいは預金証書など、他の有価証券類を印刷発行する
券発行装置にも適用できる。

［発明の効果］以上、詳述したようにこの発明によれば、申込用紙など
にかかる経費を削減し、しかも転写印刷を確実に行うこ
とができる券発行装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を説明するためのもので、第１
図は定期券自動販売機の操作部の一例を示す平面図、第
２図は手書入力装置の手書入力面を詳細に示す平面図、
第３図は定期券自動販売様の外観を示す正面図、第４図
は同じく外観を示す側面図、第５図は同じく内部機構を
概略的に示す構成図、第６図は制御部を概略的に示すブ
ロック図、第７図は動作を説明するためのフローチャー
トである。１２・・・操作部、１３・・・ＣＲＴディスプレイ装置
（表示手段）、１４・・・券取出口、１６・・・取出口
、１７・・・手書入力装置、１７ａ・・・手書入力面、
１８・・・入金口、１９・・・記入枠、２３・・・発券
は構、２４・・・釣銭機構、２５・・・入出金機構、２
６・・・プリンタ、３１・・・主制御部。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図第２図第３図第４図第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）券面への記載情報などの入力案内を表示する表示
手段と、この表示手段の入力案内にしたがって記載情報を手書き
で入力する手書入力手段と、この手書入力手段から入力された情報を券面に印刷した
券を発行する発行手段とを具備したことを特徴とする券発行装置。
（２）手書入力手段の手書入力面には、入力案内に対応
した記入枠が設けられていることを特徴とする特許請求
の範囲第１項記載の券発行装置。
（３）巻は、交通機関で用いられる定期券であることを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の券発行装置。
（４）手書入力手段は、タブレットであることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の券発行装置。