JPS6125197B2 - - Google Patents

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JPS6125197B2
JPS6125197B2 JP4874179A JP4874179A JPS6125197B2 JP S6125197 B2 JPS6125197 B2 JP S6125197B2 JP 4874179 A JP4874179 A JP 4874179A JP 4874179 A JP4874179 A JP 4874179A JP S6125197 B2 JPS6125197 B2 JP S6125197B2
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JP
Japan
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fare
date
memory
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vending machine
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JP4874179A
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JPS55140985A (en
Inventor
Hiroshi Matsuyama
Tadayuki Takeshita
Takio Oonishi
Minoru Kimura
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
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Publication of JPS55140985A publication Critical patent/JPS55140985A/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は、自動販売機における料金変更方法
に関し、たとえば鉄道の乗車券の自動券売機にお
いて、運賃改正のさいに好適な料金変更方法に関
する。
[従来技術の説明] 鉄道の乗車券の自動券売機は、乗客の乗車区間
に応じた運賃(料金)の乗車券を販売するもので
あり、通常、その前面に設けられた接客パネルに
は所望の運賃を選択するための多数の口座選択押
ボタン・スイツチが配列されている。そして、こ
れらの選択押ボタン・スイツチの表面に運賃が記
入されているかまたは押ボタン・スイツチに対応
して運賃が記入された表示板が貼付されている。
これが最も古いタイプの自動券売機である。
このような自動券売機では、運賃改正のさいに
は、運賃に関する回路部の変更または交換ととも
に、運賃が記入された上記の押ボタン・スイツチ
または運賃が記入された表示板の付けかえが必要
であり、この運賃改正作業に多くの労力と多大な
経費を必要としていた。なぜならば、自動券売機
の運賃改正作業は、運賃改正日前日の列車の最終
発車時刻から改正日当日の始発時刻までの間の短
い時間のうちに完了しなければならず、また、鉄
道会社はその運行路線に多数の駅を有し、各駅に
は多数の自動券売機が設置されているからであ
る。
このような自動券売機の運賃改正作業の簡略化
を意図して、たとえば特開昭52−72300号公報に
記載されているような自動券売システムが案出さ
れている。このシステムにおいては、自動券売機
の口座選択押ボタン・スイツチの表面に運賃を記
入するかまたは運賃が記入された表示板を貼付す
ることに代えて、各押ボタン・スイツチに対応し
て数字表示管が配置され、この数字表示管に運賃
が表示される。そして、運賃の上記数字表示管へ
の表示制御を含む券売動作の制御は、複数台の自
動券売機を制御する集中制御装置によつて行なわ
れる。
しかしながら、この自動券売システムでは大型
計算機を含む集中制御装置が必要であるから、こ
の集中制御装置を各駅に設置するとすれば高価に
なるという問題がある。すべての駅の自動券売機
を1台の集中制御装置で制御しようとすると、長
い距離にわたつて通信ケーブルを設置するかまた
は既設の電話回線を利用しなければならないの
で、やはり多額の出費がかさむという問題があ
る。
そこで、自動券売機ごとに、そこに内蔵されて
いるメモリに、数字表示管に表示すべき運賃をあ
らかじめ記憶させておき、硬貨が投入されたとき
に上記メモリから運賃を読出し数字表示管に表示
する方式が案出され、実際に採用されるに至つて
いる(たとえば特開昭52−84799号公報)。この自
動券売機であると、運賃改正作業は旧運賃が記憶
されたメモリを新運賃が記憶されたメモリと単に
交換することによつて、または運賃メモリの運賃
を新運賃に書き換えることによつて達成される。
しかしながら、この方式によつても運賃改正作
業を膨大な数の自動券売機について短時間のうち
に完遂するためには充分ではない。なぜなら、メ
モリを交換したのちまたは書き換えたのち自動券
売機が改正後の運賃で動作するかどうかの確認作
業が必要不可欠であるからであり、メモリの交換
または書き換えと動作確認作業は、膨大な数の自
動券売機のすべてについて、運賃改正日前日の列
車の最終発車時刻から改正日当日の始発時刻まで
の間の短い時間の間に完了しなければならないと
いう制約があるからである。
ところで、自動券売機ではなく、自動券売機に
よつて発行された乗車券を検札する自動改札装置
に旧運賃メモリと新運賃メモリとを設けたものが
ある(特開昭53−133098号公報)。この自動改札
装置に適用される乗車券を発行する自動券売機側
では、発行する乗車券にそれが旧運賃のものか新
運賃のものかを示すコードをその発行時に記録し
ておく。自動改札装置では挿入された乗車券の券
面データと上記コードとを読取つて、上記コード
が旧運賃である旨を示していれば読取つた券面デ
ータを旧運賃メモリのデータと比較し、上記コー
ドが新運賃である旨を示していれば読取つた券面
データを新運賃メモリのデータと比較する。ま
た、新運賃データの比較が行なわれた場合には、
自動改札装置に設けられた表示灯が点灯する。
このような自動改札装置では、なるほど運賃改
正日前の任意のときにメモリの交換または書き換
えを行なうことができるが、しかしその新しいメ
モリのデータまたは書き換えたのちのデータで自
動改札装置が正しく動作するかどうかの確認作業
を行なうのは困難である。なぜならば、旧運賃メ
モリまたは新運賃メモリのどちらのデータを参照
して検札処理を行なうかは、挿入される乗車券に
記録されている上記コードに基づいて判定される
からであり、新運賃である旨を示すコードをもつ
乗車券が必要となるからである。新運賃である旨
を示すコードをもつ乗車券を発行するためには、
少なくとも1つの自動券売機の運賃データを新運
賃に変更しなければならない。
[発明の目的] この発明は、自動販売機において、料金改正日
以前の任意のときに料金を記憶したメモリの交換
または書き換え作業を行なうことができるのはも
ちろんのこと、交換後または書き換え後の自動販
売機の運転確認作業を簡単に行なえる料金変更方
法を提供するものである。
[発明の構成と効果] この発明は、口座の料金を表示する複数の数字
表示器、これらの数字表示器に対応して設けられ
た複数の口座選択押ボタン・スイツチ、口座の料
金をあらかじめ記憶しているメモリ、ならびに上
記数字表示器による料金表示および金額演算、物
品の放出などの販売処理を制御する中央処理装置
を備えた自動販売機において、上記メモリに変更
前の料金と変更後の料金と料金変更日とをあらか
じめ記憶しておき、かつ自動販売機の係員操作側
に設定日付の変更が可能な日付設定器を設け、上
記日付設定器の日付とメモリに記憶されている料
金変更日とを比較し、この比較結果に応じて変更
前の料金または変更後の料金のいずれか一方を読
出し、この読出した料金にもとづいて上記数字表
示器への表示および販売処理を実行することを特
徴とする。
したがつて、料金変更日以前の任意の日時にメ
モリの交換または書き換えを行なうことができ
る。
また、メモリの交換等ののち、日付設定器の日
付を変更するだけで自動販売機の運転確認を行な
うことが可能となるので、運転確認作業はきわめ
て容易である。
さらに、料金変更日当日は日付設定器の日付を
その日の日付に合わせるだけで、または日付設定
器が時計のように自動的に日付を刻むものであれ
ば何もすることなく、自動的に変更後の料金に切
換わり、作業員の行なうべき作業の大巾な軽減を
達成できる。
[実施例の説明] 以下、図面を参照してこの発明を自動券売機に
適用した場合の実施例について詳しく説明する。
第1図において、自動券売機の前面に設けられ
た接客パネルには、所望の運賃を選択する多数の
口座選択押ボタン・スイツチ31,32………3
9が配列されている。これらの押ボタン・スイツ
チ31〜39は、押ボタン自身が点灯するいわゆ
る照光式押ボタン・スイツチである。また、各押
ボタン・スイツチ31〜39に対応して数字表示
管41,42………49が配列されている。接客
パネルにはまた、連絡他社路線の選択押ボタン・
スイツチ51,52が設けられている。検銭装置
53は、接客パネルにあけられた硬質投入口に投
入された硬貨の真偽と種類とを判別して、正規の
硬貨の場合にその種類を表わす正貨信号を出力す
る。この検銭装置53には紙幣の真偽と種類とを
判別する紙幣鑑別機構(ビル・チエツカ)を含ま
せてもよい。自動券売機にはさらに、駅係員によ
つて日ごとにその日の日付が設定される日付設定
器54、発行する乗車券の表面に金額、発行年月
日、発行駅名および発行番号などを印刷する印刷
装置55、ならびに発行する乗車券の裏面に上記
の各項目を磁気記録する磁気記録装置56が装備
されている。日付設定器54には年、月および日
が設定される。日付設定器54の出力は、乗車券
への発行年月日の印刷、および後述する運賃改正
処理に用いられる。日付設定器54としてはデジ
タル時計を用いることもでき、この場合には日ご
とにその日の日付を変更する作業は不要となる。
印刷装置55としては、多数の微小発熱素子から
なる熱印字ヘツドを有し、加熱することにより発
色する記録紙にドツト印刷する感熱式プリンタを
用いることが好ましい。磁気記録装置56は磁気
記録する項目をコード化するエンコーダおよび磁
気ヘツドを含んでいる。
自動券売機における金額表示、金額演算、乗車
券の発行および運賃改正は中央処理装置(以下
CPUという)50によつて制御される。CPU5
0としては好ましくはマイクロプロセツサが用い
られる。このCPU50は、後述する実行プログ
ラムを格納したリード・オンリ・メモリ(図示
略)、口座の運賃があらかじめ書込まれたリー
ド・オンリ・メモリ(以下ROMという)57お
よび各種データ用のランダム・アクセス・メモリ
(以下RAMという)58を備えている。ROM5
7には、改正前の旧運賃を記憶するエリヤ81
と、改正後の新運賃を記憶するエリヤ82と、運
賃改正日を記憶するエリヤ83とがある。これら
の運賃記憶エリヤ81,82にはさらに、自社路
線用の口座の運賃を記憶する記憶エリヤ60,7
6および選択押ボタン・スイツチ51,52によ
つて表わされる各他社路線用の口座の運賃をそれ
ぞれ記憶する記憶エリヤ70,75、77,78
がそれぞれ設けられている。旧運賃の記憶エリヤ
81についてみると、自社路線用の記憶エリヤ6
0には9の記憶場所61,62………69があ
り、各乗車区間に対応した、たとえば70、90、…
……、270(円)などの旧運置があらかじめ記憶
されている。他社路線用の記憶エリヤ70には4
つの記憶場所71………74があり、乗換駅を経
由した各乗車区間の旧運賃、たとえば270、……
…、350(円)などがあらかじめ記憶されてい
る。他の他社路線用の記憶エリヤ75にも同様に
所要の旧運賃が記憶されている。新運賃の記憶エ
リヤ82においても同じように、自社路線用の記
憶エリヤ76には各乗車区間に対応した9種類の
新運賃が、他社路線用の記憶エリヤ77,78に
は各乗車区間に対応した新運賃がそれぞれあらか
じめ記憶されている。また、記憶エリヤ83には
運賃改正日があらかじめ記憶されている。
PAM58には、照光式押ボタン・スイツチ3
1〜39に対応して、これらのスイツチを点灯さ
せるための投入金額範囲表示用の9のフラグ9
1,92………99が設けられている。これらの
フラグ91〜99がセツトされると対応する押ボ
タン・スイツチ31〜39がそれぞれ点灯する。
たとえば、フラグ91がセツトされると押ボタ
ン・スイツチ31が点灯し、フラグ92がセツト
されるとスイツチ32が点灯する。また、RAM
58には、投入された金額を記憶するエリヤ10
1、発行する乗車券の金額を記憶するエリヤ10
2が設けられているとともに、自社路線用口座6
0または76の各記憶場所から順次運賃を読出す
にさいして読出し回数を計数して読出すべき記憶
場所を指定するカウンタとして用いられるエリヤ
103、他社路線用口座70もしくは75、また
は77もしくは78の各記憶場所から順次運賃を
読出すにさいして読出し回数を計数して読出すべ
き記憶場所を指定するエリヤ104、および第1
枚目の硬貨投入を記憶するフラグ(FC)として
用いられるエリヤ105がそれぞれ設けられてい
る。これらの各エリヤ91〜99,101〜10
5は、CPU50による処理に先だちあらかじめ
リセツトされる。
さて、第2図を参照してCPU50による運賃
改正処理は次のようにして実行される。まず、
ROM57の記憶エリヤ83から運賃改正日を読
出し(ステツプ1)、日付設定器54に設定され
ている日付を読取る(ステツプ2)。上述のよう
に、日付設定器54に設定される日付は駅係員に
よつて日ごとに変更され、その日の年月日を表わ
している。エリヤ83から読出した運賃改正日と
日付設定器54の日付とを比較して(ステツプ
3)、日付が運賃改正日に満たないときにはまだ
運賃改正日になつてないのであるからステツプ4
に進んで、ROM57の旧運賃記憶エリヤ81に
記憶されている旧運賃を読出して、この旧運賃に
もとづいて運転する。日付設定器54の日付が運
賃改正日に等しいかまたは過ぎている場合には、
ステツプ5に移つて、ROM57の新運賃記憶エ
リヤ82に記憶されている新運賃で運転する。ス
テツプ1,2の読込み処理およびステツプ3の判
断は、その日の運転に先だち1回だけ行なえばよ
い。そして、ステツプ3の判断結果をRAM58
の適当な記憶エリヤ(図示略)に記憶しておくこ
とが好ましい。
旧運賃および新運賃を記憶したROM57は通
常1チツプのメモリであり、運賃改正日に先だつ
適当な日に交換される。第3図に示すように、初
期の期間においては、記憶エリヤ82に新運賃A
1が記憶され、記憶エリヤ81,83には何らの
データも記憶されていないROM57aが用いら
れ、CPU50はエリヤ82の運賃A1により券
売処理を実行する。第1回目の運賃改正にあたつ
ては、記憶エリヤ81に旧運賃として先の運賃A
1が記憶され、記憶エリヤ82に改正による新し
い運賃A2が記憶され、記憶エリヤ83に第1回
の運賃改正日C1が記憶されたROM57bが用
意され、このROM57bが運賃改正日C1より
前の適当な日にROM57aと交換される。ROM
57aと57bとが交換されると、CPU50は
この新しいROM57bの運賃で発券処理を実行
するが、上述のように運賃改正日C1になるまで
はエリヤ81の運賃A1を用い、運賃改正日C1
以後はエリヤ82の新しい運賃A2にもとづいて
処理する。この後、再び第2回目の運賃改正があ
ると、上記の運賃A2と、新たな運賃A3と、第
2回目の運賃改正日C2とが記憶された新しい
ROM57cが用意され、運賃改正日C2以前の
適当な日にこの新しいROM57cとROM57b
とが交換される。
このようにROM57には旧運賃、新運賃およ
び運賃改正日が記憶されているから、ROM57
の交換作業および自動券売機が交換後のROM5
7で正常に作動するかどうかの確認作業は、運賃
改正日前の任意の日時に行なうことができる。第
4図を参照して、ROM57を交換したときに
は、日付設定器54の日付はまだ運賃改正日にな
つてないから、自動券売機はエリヤ81の旧運賃
で作動する筈である。このことにより、交換後の
ROM57の記憶エリヤ81の旧運賃で運転する
かどうかの確認が行なわれる。そして、人為的に
日付設定器54の日付を運賃改正日またはそれ以
降に設定すると、自動券売機はエリヤ82の新運
賃で作動する筈であるから、このことにより交換
後のROM57の記憶エリヤ82の新運賃で運転
するかどうかの確認が行なわれる。新しいROM
57で正常に運転することが確認されれば、日付
設定器54の日付を元に戻す。すると自動券売機
は、このときから運賃改正日までは旧運賃で、運
賃改正日以降は新運賃で運転される。
なお、メモリ57として2つのメモリ・チツプ
を用意し、一方のチツプに旧運賃を、他方のチツ
プに新運賃をそれぞれ記憶させておくとともに、
各チツプにそれぞれの運賃に切換えるべき運賃改
正日を記憶させておいてもよい。そして、次の運
賃改正にあたつては上記の旧運賃が記憶されたメ
モリ・チツプを、別途に用意した次の新運賃のメ
モリ・チツプと交換する。この用途に用意した次
の新運賃のメモリ・チツプには、このメモリ・チ
ツプの運賃に切換えるべき運賃改正日が記憶され
ている。前から備えられている上記の新運賃が記
憶されたメモリ・チツプの新運賃は、上記のチツ
プ交換によつて旧運賃となる。
最後に、第5図を参照してCPU50による運
賃の表示処理を、記憶エリヤ81の旧運賃の場合
について説明する。記憶エリヤ82の新運賃の場
合も全く同様である。まず、待機状態から硬貨投
入を検出すると(ステツプ11)、フラグFCがセ
ツトされているかどうかをみて、投入された硬貨
が第1枚目のものかどうかを判断する(ステツプ
12)。フラグFCがセツトされていなければステ
ツプ13に進み、自社路線の全運賃を表示管41
〜49に表示する。この処理は、自社路線口座の
記憶エリヤ60に記憶されている運賃を、記憶場
所61から69に向つて順次読出し、数字表示管
41〜49に送ることにより実行する。これによ
り表示管41〜49には、70、90、………、270
(円)などの運賃がそれぞれ表示される。したが
つて、利用客はこの時点ですべての区間の運賃を
知ることができる。この運賃表示ののちフラグ
FCをセツトし(ステツプ14)、ステツプ15に
移つて検銭装置53からの正貨信号にもとずいて
投入された総金額Pを算出してエリヤ101に記
憶する。そして、カウンタ103の内容nに+1
する(ステツプ16)。最初はカウンタ103の
内容は0であるから、ステツプ16の処理により
その内容は1となる。ステツプ17では、自社路
線用口座のエリヤ60のうち、カウンタ103の
内容nによつて指定される記憶場所の運賃Qを読
出す。記憶エリヤ60の各記憶場所61〜69
は、記憶場所61を先頭にして記憶場所69に向
つて第1番目、第2番目………とアドレスが付さ
れており、カウンタ103の内容によつてこれら
のアドレスが指定される。n=1の場合には記憶
場所61が指定され、その運賃70(円)が読出さ
れる。次に、この読出した運賃Qと、ステツプ1
5で算出しエリヤ101にストアした投入金額P
との大小を比較し(ステツプ18)、P≧Qであ
ればステツプ19に進んで、フラグ91〜99の
うち読出した運賃に対応するフラグをセツトす
る。ステツプ17で記憶場所61の運賃を読出し
た場合にはフラグ91をセツトする。このことに
よりスイツチ31が点灯する。この後、ステツプ
16に戻り、再びカウンタ103の内容nに+1
して、今度はカウンタ103の内容nは2となる
から記憶場所62の運賃を読出し(ステツプ1
7)、投入総金額Pと比較する(ステツプ18)。
このようにして、投入された総金額と等しいかま
たは少ない運賃に対応するスイツチ31,32等
が点灯される。たとえば、100円を投入した場合
にはスイツチ31,32が点灯する。
ステツプ18でP<Qの場合には、ステツプ2
0に移つてカウンタ103の内容nから−1し、
検銭装置53からの正貨信号によつて次の硬貨が
投入されているかどうかを判断する(ステツプ2
1)。続いて硬貨が投入されていればその金額を
読取り、ステツプ12に戻つてフラグFCがセツ
トされているかどうかをみる。既にフラグFCは
セツトされているから、ステツプ15に移り、エ
リヤ101に記憶されている前回までの投入総金
額Pに、今回読取つた投入金額を加算して、今回
までの投入総金額Pとしてエリヤ101にストア
する。そして、同様にしてステツプ16〜19を
繰返えす。今回読取つた投入金額が100円であれ
ば投入総金額Pは200円となり、フラグ91〜9
6がセツトされて押ボタン・スイツチ31〜36
が点灯する。
ステツプ21で続いて硬貨が未だ投入されてい
ないと判断した場合には他社路線選択押ボタン・
スイツチ51または52が押されているかどうか
をみて(ステツプ22)、これらのスイツチ5
1,52のいずれかが押されている場合には、フ
ラグ91〜99がリセツトし、押された他社路線
選択押ボタン・スイツチに対応する記憶エリヤ7
0または75に記憶されている運賃を数字表示管
41〜49のうち所定の表示管に表示する(ステ
ツプ23)。たとえば、押ボタン・スイツチ51
が押された場合にはエリヤ70の4種類の運賃が
数字表示管41〜44に表示される。このことに
より、利用者は少なくとも第1枚目の硬貨を投入
したのちに路線選択押ボタン・スイツチ51また
は52を押せば、選択した路線のすべての運賃が
表示される。ステツプ23における処理はステツ
プ13の処理と同じように、エリヤ70の内容を
順次読出し表示管41〜44に送ることにより実
行する。そして、ステツプ16〜19と同じよう
にカウンタ104の内容mに+1し(ステツプ2
4)、カウンタ104の内容mによつて指定され
るエリヤ70内の運賃Rを読出して(ステツプ2
5)、この運賃Rとステツプ15で算出した投入
総金額Pとの大小を比較し(ステツプ26)、P
≧Rであればフラグ91から順次セツトする(ス
テツプ27)。この後、ステツプ23に戻り、同
様の処理を繰返えす。ステツプ25〜27におい
て、カウンタ104の内容m=1の場合にはエリ
ヤ70のうち記憶場所71が指定されその記憶場
所に記憶されている運賃が読出されP≧Rであれ
ばフラグ91がセツトされる。またm=2の場合
には記憶場所72が指定され、P≧Rの場合にフ
ラグ92がセツトされる。
ステツプ22または26でNOの場合には、ス
テツプ28に移つて、口座選択押ボタン・スイツ
チ31〜39のうち点灯している押ボタン・スイ
ツチのいずれかが押されたかどうかを判別し、点
灯している口座選択押ボタン・スイツチのうちい
ずれかの押ボタン・スイツチが押された場合に
は、押された押ボタン・スイツチのみを残して他
の口座選択押ボタン・スイツチを滅灯する(ステ
ツプ29)。これは、フラグ91〜99のうち押
された口座選択押ボタン・スイツチに対応するフ
ラグのみを残してリセツトすることにより処理さ
れる。そして、印刷装置55、磁気記録装置56
による記録紙への印刷および磁気記録、この処理
の終了した乗車券の放出、ならびに釣銭の放出な
どの通常の乗車券発行処理をして(ステツプ3
0)、待機状態に戻る。なお、口座選択押ボタ
ン・スイツチが押されないかぎり(ステツプ2
8)、ステツプ21に戻り、ステツプ21,22
〜28の処理を繰返えす。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動券売機の構成を示すブロツク図、
第2図はこの発明を実施する手順を示すフロー・
チヤート、第3図はメモリの交換の様子を示す説
明図、第4図は確認作業の手順を示すタイム・チ
ヤート、第5図は金額表示手順を示すフロー・チ
ヤートである。 31〜39……口座選択押ボタン・スイツチ、
41〜49……数字表示管、50……CPU(中
央処理装置)、54……日付設定器、57,57
a〜57c……ROM(メモリ)、81……旧運賃
(料金)記憶エリヤ、82……新運賃(料金)記
憶エリヤ、83……運賃改正日(料金変更日)記
憶エリヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 口座の料金を表示する複数の数字表示器、こ
    れらの数字表示器に対応して設けられた複数の口
    座選択押ボタン・スイツチ、口座の料金をあらか
    じめ記憶しているメモリ、ならびに上記数字表示
    器による料金表示および金額演算、物品の放出な
    どの販売処理を制御する中央処理装置を備えた自
    動販売機において、上記メモリに変更前の料金と
    変更後の料金と料金変更日とをあらかじめ記憶し
    ておき、かつ自動販売機の係員操作側に設定日付
    の変更が可能な日付設定器を設け、上記日付設定
    器の日付とメモリに記憶されている料金変更日と
    を比較し、この比較結果に応じて変更前の料金ま
    たは変更後の料金のいずれか一方を読出し、この
    読出した料金にもとづいて上記数字表示器への表
    示および販売処理を実行する、自動販売機におけ
    る料金変更方法。
JP4874179A 1979-04-19 1979-04-19 Method of changing charge in vendor Granted JPS55140985A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4874179A JPS55140985A (en) 1979-04-19 1979-04-19 Method of changing charge in vendor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4874179A JPS55140985A (en) 1979-04-19 1979-04-19 Method of changing charge in vendor

Publications (2)

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