JP3393070B2 - 運賃判定装置 - Google Patents

運賃判定装置

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JP3393070B2
JP3393070B2 JP22160398A JP22160398A JP3393070B2 JP 3393070 B2 JP3393070 B2 JP 3393070B2 JP 22160398 A JP22160398 A JP 22160398A JP 22160398 A JP22160398 A JP 22160398A JP 3393070 B2 JP3393070 B2 JP 3393070B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動改札機又は自
動精算機に組込まれる運賃判定装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、自動改札機又は自動精算機に組込
まれている運賃テーブルは、新旧2つの運賃テーブルが
組込まれていて、運賃改定(以下、「運改」というとき
もある)が行われる毎に、それまでの旧運賃テーブルは
廃棄され、それまでの新運賃テーブルが旧運賃テーブル
とされ、運賃改定に伴う新たなデータが新運賃テーブル
とされる。 【0003】上述の自動改札機又は自動精算機に乗車券
(本発明で乗車券というときは、普通券、定期券、回数
券、ストアードフェアカード等の直接自動改札機の本体
に投入して入出場できるカード等の各種乗車券類を含ん
でいる。)が投入されると、その乗車券に記録されてい
る運賃改定を示すビットにより、新旧いずれかの運賃テ
ーブルが選択されるように構成されている。そして、そ
の選択された運賃テーブルのデータに基づいて入出場又
は精算の演算処理が行われるように構成されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動改札機又は自動精算機に組込まれる運賃判定装
置は、運賃改定が行われる毎に運賃テーブルの入替えを
必要とするため、係員の負担が増加する欠点があった。
特に、近年では、図6の路線図に示されるように、相互
乗入れが行われるようになり、各社線が短期間のうちに
運賃改定が行われると、その短期間のうちに何回も運賃
テーブルの入替えをしなければならなかった。 【0005】図6の路線図を基にさらに説明すると、こ
の図6では、A社線、B社線及びC社線が相互乗入れが
行われている。したがって、A社線の甲駅の自動改札機
Gに乗車券を投入して入場し、その乗車券をC社線の乙
駅の自動改札機Gに投入して、又は、その乗車券が乗越
しのときは、その乗車券を乙駅の自動精算機aに挿入し
て精算処理して出場することとなる。 【0006】ところが、図6の※に示されるように、短
期間のうちに各社の運賃改定が行われると、各運賃改定
毎に、自動改札機G及び自動精算機aの運賃テーブルの
入替えを行う必要があり、このような入替作業は、極め
て短期間のうちに乙駅の自動改札機G及び自動精算機a
のみならず、A社線、B社線及びC社線の他の各駅の自
動改札機及び自動精算機に対しても行わなければならな
いという欠点があった。 【0007】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、運賃改定に容
易に対処することのできる運賃判定装置を提供すること
にある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明に係る運賃判定装
置は、上記目的を達成するために、複数の会社線の間で
相互乗入れが行われているときの自動改札機又は自動精
算機に組込まれる運賃判定装置であって、一つの会社線
運賃改定日を基準にして作成された前記複数の会社線
の判定・運賃データからなる一つの世代の運賃データを
複数世代にわたって同時に記憶する記憶手段と、運賃判
定の対象となる乗車券に記録されているデータを読取る
読取手段と、読取られたデータに基づいて、対応する世
代の運賃データを選択する選択手段と、選択された運賃
データに基づいて改札処理時の運賃判定処理、又は精算
処理時の運賃判定処理を行う判定手段と、を有すること
を特徴としている。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は一実施の形態に係る運賃判
定装置を自動精算機に組込んだときのその正面図であっ
て、その自動精算機の本体aの接客面1の上部には、そ
の本体aの稼動状態を示す表示部2と、その表示部2の
下方には、精算の基礎とされる普通乗車券等の精算原券
を挿入するための原券挿入口3と、投入金額等を案内表
示する表示画面4と、精算を硬貨で行うときの硬貨投入
口5と、精算を紙幣で行うときの紙幣挿入口6と、精算
をプリペイドカード等のカードで行うときのカード挿入
口7とが設けられている。また、接客面2の下部には、
図示しない精算券の発券口8と、釣銭の返却口9とが設
けられている。さらに、図中10は、自動精算機の本体
aを統括的に制御するマイクロコンピュータからなる制
御器である。 【0010】図2は、制御器10の電気的構成を示すも
のであって、ROM11に格納されているシステムプロ
グラム、RAM12に格納されているワーキングデータ
及び料金テーブル13に格納されている料金データを用
いて演算処理する中央処理部(CPU)14を中心に構
成されている。このCPU14には、I/Oユニット1
5を介して原券挿入口3から挿入された精算原券に記録
されているデータを読取り、又は新たなデータを書込む
ため磁気ヘッド(図示せず)等を備えた精算原券処理ユ
ニット16と、発券口9から発券する精算券(図示せ
ず)にデータを書込み、かつ印字して発券する精算券発
券処理ユニット17と、精算機の本体a中に投入された
金銭を処理する金銭処理ユニット18とが接続されてい
る。 【0011】上記料金テーブル13には、図3に示され
る複数(図3の場合はn個)の世代を示す運賃改定に伴
うインデックスと、図4に示される各世代(図4では、
第一世代から第四世代までの4世代)に対応したデータ
群が記憶されている。 【0012】インデックスは、各社線(以下、説明を簡
単にするために、図6の路線図に示されるようにA社
線、B社線及びC社線の3社線とし、各社線の運賃改定
日(図3では運改日)は、図6の※に示されるように、
所定期間内で別々に行われるものとする。)の運賃改定
日を基準に、A社の運賃改定日以前の運賃体系を示す第
一世代、A社の運賃改定日以降でB社の運賃改定日以前
の運賃体系を示す第二世代、B社の運賃改定日以降でC
社の運賃改定日以前の運賃体系を示す第三世代、及びC
社の運賃改定日以降の運賃体系を示す第四世代の4個の
インデックスが設けられている。また、将来、さらに次
の運賃改定が予定されているときは、第五世代,第六世
代…のように、さらに多くのインデックスが用意され
る。これら世代を示すインデックスは、乗車券(図示せ
ず)から読取られた各社線の運賃改定データの識別情報
である運改データIDと運賃改定日から選択されるよう
に構成されている(図3参照)。なお、運改データID
は、運賃改定毎に“1”,“0”が繰返されながら乗車
券に記録される。 【0013】各世代に対応したデータ群には、各世代毎
に自動精算処理又は自動改札処理のときに用いられる判
定・運賃データ(図4(a),(b),(c),(d)
参照)が設けられている。そして、これら全世代のデー
タ群は、第一世代の期間中、すなわち、運賃改定日の最
も早いA社の運賃改定日(H10.9.1)の前に、同
時に自動改札機G及び自動精算機aに組込まれる。 【0014】次に、自動精算機の本体aが図6の路線図
の乙駅に設置される場合で、図6の甲駅から入場して乙
駅から出場する場合の精算処理について説明する。な
お、図6の路線図のA社線、B社線及びC社線は、ノー
ラッチで乗継乗車することができるように運用されてお
り、また、各社線では、図6の※に示される日に運賃改
定が行われるものとする。 【0015】今(平成10年9月5日)、利用者がA社
線の甲駅から入場して乗車できる乗車券を用いて甲駅の
自動改札機Gを介して入場したものとする。また、その
乗車券は、A社線の途中まで有効な乗車券であるとす
る。 【0016】利用者によって上述の乗車券がC社線の乙
駅に設置されている自動精算機の本体aの原券挿入口3
に挿入されると(ステップ100肯定。以下、ステップ
を「S」とする。)、その乗車券に記録されているデー
タが読取られる(S102)。なお、この自動精算機の
本体aの料金テーブル13には、事前に図3及び図4に
示されるデータが格納されている。 【0017】乗車券には、A社線で運賃改定が行われた
データ(A社線の運改データ“1”(今回の運賃改定前
が“1”のときは“0”))及び運賃改定日データが記
録されているので、世代は、第二世代が選択される(S
104)。そして、その選択された第二世代の判定・運
賃データに基づいて精算額が算出され、その精算額に相
当する金銭が硬貨投入口5等に投入されると、発券口8
から精算券が発行される(S106)。また、例えば、
平成10年9月3日にA社で発行された回数券を平成1
0年9月13日に甲駅の自動改札機Gに投入して入場し
乙駅で出場する場合、その乙駅の自動精算機aにおい
て、A社線の料金は、運改データIDの一致する第二世
代が選択され、B社線及びC社線の料金は、運改日より
第三世代が選択される。さらにまた、例えば、平成10
年8月30日にB社で発行された回数券と平成10年9
月17日にA社で発行された乗車券との2枚で、乙駅に
おいて精算処理する場合、A社線及びC社線は第四世代
が選択され、B社線は運改日が一致する第一世代が選択
される。 【0018】なお、上述の例は、乗車券が自動精算機で
処理される場合を示したが、乗車券が自動改札機Gに投
入された場合も同様に処理される。すなわち、自動改札
機Gの図示しない料金テーブルにも、上記図3及び図4
に示されるデータが事前に格納されている。したがっ
て、その投入された乗車券に記録されている運賃改定I
D及び運賃改定日のデータに基づいて世代が選択され、
その選択された世代の判定・運賃データを用いて改札処
理が行われる。 【0019】また、上述のデータは、乙駅の自動精算機
や自動改札機だけでなく、A社線からC社線までの各駅
の自動精算機や自動改札機に、事前に余裕をもって格納
されている。 【0020】 【発明の効果】本発明に係る運賃判定装置は、一つの
社線の運賃改定日を基準にして作成された前記複数の会
社線の判定・運賃データからなる一つの世代の運賃デー
タを複数世代にわたって同時に記憶する記憶手段と、運
賃判定の対象となる乗車券に記録されているデータを読
取る読取手段と、読取られたデータに基づいて、対応す
る世代の運賃データを選択する選択手段と、選択された
運賃データに基づいて改札処理時の運賃判定処理、又は
精算処理時の運賃判定処理を行う判定手段とからなるの
で、運賃改定に余裕をもって対処することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の運賃判定装置を自動精算機としたとき
のその正面図である。 【図2】制御器のブロック図である。 【図3】運賃テーブルの説明図である。 【図4】運賃テーブルの説明図である。 【図5】制御動作を示すフローチャートである。 【図6】路線図である。 【符号の説明】 a 自動精算機の本体 1 接客面 2 表示部 3 原券挿入口 4 表示部 5 硬貨投入口 6 紙幣挿入口 7 カード投入口 8 発券口 9 返却口 10 制御器 13 料金テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−133099(JP,A) 特開 昭58−27290(JP,A) 特開 昭53−133098(JP,A) 特開 昭58−142473(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 1/00 - 15/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の会社線の間で相互乗入れが行われ
    ているときの自動改札機又は自動精算機に組込まれる運
    賃判定装置であって、 一つの会社線の運賃改定日を基準にして作成された前記
    複数の会社線の判定・運賃データからなる一つの世代の
    運賃データを複数世代にわたって同時に記憶する記憶手
    段と、 運賃判定の対象となる乗車券に記録されているデータを
    読取る読取手段と、読取られたデータに基づいて、対応
    する世代の運賃データを選択する選択手段と、 選択された運賃データに基づいて改札処理時の運賃判定
    処理、又は精算処理時の運賃判定処理を行う判定手段
    と、 を有することを特徴とする運賃判定装置。
JP22160398A 1998-08-05 1998-08-05 運賃判定装置 Expired - Lifetime JP3393070B2 (ja)

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