JPS61161590A

JPS61161590A - 券発行装置

Info

Publication number: JPS61161590A
Application number: JP184685A
Authority: JP
Inventors: 笹田　増一; 三又　善信; 克彦村松
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-01-09
Filing date: 1985-01-09
Publication date: 1986-07-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は、たとえば利用者の操作により定期券の発売を
自動的に行なう定期券自動発売機などの券発行装置に関
する。

［発明の技術的背景とその問題点］最近、交通機関における駅務自動化機器の発達は目覚ま
しく、定期券の発行においても、使用中の古い定期券（
旧定期券）を投入することにより料金を算出し、その料
金と対応する貨幣を投入することにより新しい定期券（
新定期券）を印刷発行する定期券自動発売機が開発され
、実用化されつつある。このような定期券自動発売機で
は、定期券購入申込用紙を受入れて、その申込用紙に記
載されていてる券購入者の氏名（および年齢、性別）を
光学的に読取り、新定期券へ転愈印刷するようになって
いる。すなわち、発行する新定期券への記載情報である
券購入者の氏名は、申込用紙から読取ることにより入力
し、新定期券へ転写印刷するものである。ところが、こ
のような従来の方式では、申込用紙に記載された内容が
正しく読取られたか否かは、新定期券の印刷発行が終了
しなければその結果がわからず、また申込用紙を保管す
るにも大きな保管場所が必要であった。

［発明の目的］本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、券の発行前に発行する券°　　への記載
情報を容易に確認することができる券発行装置を提供す
ることにある。

［発明の概要］本発明は上記目的を達成するために、発行する券への記
載情報を手書入力装置よって手書きで入力し、この入力
された記載情報を表示装置で表示することにより、記載
情報の確認が容易に行なえるようにしたものである。

［発明の実施例］以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図ないし第５図は本発明に係る券発行装置の一例と
して定期券自動発売機を示すものである。

−すなわち、１１は発売機本体で、この本体１１の前面
には操作部（接客（ＩＦ）１２が形成されている。

この操作部１２の垂直面１２ａには、第３図に示すよう
に操作案内および入力情報などを表示する表示装置とし
てのＣＲＴディスプレイ装置１３、旧定期券を挿入する
定期券挿入口１４、クレジットカードを挿入するカード
挿入口１５、発行された新定期券および釣銭硬貨などを
受取る取出口１６などが設けられている。また、上記操
作部１２の水平面１２ｂには、第１図に示すように発行
する定期券への記載情報（券購入者の氏名、年齢、性別
）などを手書きで入力する手書入力装置１７、購入料金
である紙幣を挿入したりあるいは釣銭紙幣を受取る入金
口１８などが設けられている。上記手書入力装置１７の
手書入力面１７ａには、第２図に示すように券購入者の
氏名、年Ｕ、性別、住所および通用期間、乗車区間など
の各入力項目ごとの記入枠１９が設けられており、これ
により入力項目が容易にわかるようになっている。上記
記入枠１９は、周知の定期券購入申込用紙とほぼ同様な
フォーマットとなっている。なお、２０は訂正キー、確
認キーおよび発行キーなどの操作釦群である。

一方、本体１１内には、第４図および第５図に示すよう
に、定期券挿入口１４と対応して定期券読取装置２１、
カード挿入口１５と対応してカード読取装Ｗ１２２、取
出口１６と対応して新定期券を印刷発行する発券機構２
３および釣銭硬貨を放出する釣銭機構２４、入金口１８
と対応して紙幣の入出金を行なう入出金機構２５が設け
られている。また、本体１１内には、購入記録などを行
なうためのプリンタ２６、データ記憶用のフロッピーデ
ィスク装置２７、金庫２８、電源・制御部２９、係員操
作パネル３０などが設けられている。

第６図は制御部を示すものである。すなわち、３１は発
売機全体の制御を司る主制御部°・で、たとえばマイク
ロコンピュータおよび人、出力インタフェイスなどを主
体に構成されている。この主制御部３１には、前記ＣＲ
Ｔディスプレイ装置１３、手書入力装置１７、定期券読
取装置２１、カード読取装置２２、プリンタ２６、フロ
ッピーディスク装置２７がそれぞれ接続される。また、
主制御部３１には、前記発券機構２３を制御する発券制
御部３２、前記釣銭機構２４を制御する釣銭ｌｌｌＩＤ
部３３、前記入出金機構２５を制御する入出金制御部３
４がそれぞれ接続される。

次に、上記のような構成において第７図に示すフローチ
ャートを参照して動作を説明する。まず、ＣＲＴディス
プレイ装置１３によって購入者が旧定期券の挿入を最初
に行なうよう案内表示する。

ここで、購入者が旧定期券をその挿入口１４に挿入する
と、定期券読取装置２１はその挿入された旧定期券を取
込み、その旧定期券の裏面に形成された磁気記録部から
磁気情報（発駅名、経由駅名、着駅名、終了日、通勤９
通学、大人、小人など）を読取る。この読取時、旧定期
券の情報が正しく読取れたか否かをチェックし、正しく
読取れなかった場合その旧定期券を定期券挿入口１４へ
返部して初期状態に戻り、正しく読取れた場合、主制御
部３１はその読取った情報を受入れ、その情報に基づき
料金を算出する。そして、主制御部３１は、ＣＲＴディ
スプレイ装置１３によって購入者に申込内容を手書入力
するよう案内表示する。このとき、ＣＲＴディスプレイ
装置置県３は手書入力装Ｗ１１７の手書入力面１７ａに
形成された記入枠１９と同様な枠を表示する。ここで、
購入者は所定の筆記具を用いて手書入力装置１７の手書
入力面１７ａ上の記入枠１９内に申込内容、すなわち氏
名、年齢、性別、通用期間、乗車区間、住所を順次記入
（手書人力）する。このとき、主制御部３１は、この手
書入力された各情報を受入れ、そのままＣＲＴディスプ
レイ装置１３の表示枠内に対応表示せしめる。したがっ
て、購入者はＣＲＴディスプレイ装置１３の表示画面を
目視することにより、記入内容のｉｇが容易に行なえる
。この確認において、もし記入内容に訂正がある場合、
操作釦群２０内の訂正キーを押して記入内容の訂正を行
ない、訂正がない場合は操作釦群２０内の確認キーを押
す。確認キーが押されると、主制御部３１はＣＲＴディ
スプレイ装置１３に前記算出した料金を表示し、その料
金を投入するよう案内表示する。ここで、購入者がその
表示料金と同等もしくはそれ以上の金額の紙幣を入金０
１８に投入することにより、入出金機構２５が入金動作
してその投入紙幣を受入れ、ＣＲＴディスプレイ装置１
３に投入金額を表示して、発行キーを押すよう案内表示
する。ここで、購入者が操作釦群２０内の発行キーを押
すことにより発券機構２３が動作し、定期券読取装置２
１で読取った情報に基づく新定期券の印−発行を行なう
。このとき、新定期券の中欄開始により、主制御部３１
は手書入力装置１７で手書人力された氏名情報を手書字
体そのまま中欄部へ転送することにより、発行する新定
期券の氏名転写部への印刷（転写）を行なう。

こうして新定期券の発行を終了すると、その発行した新
定期券を取出口１６に排出する。このとき、釣銭があれ
ば釣銭機構２４およびあるいは入出金機構２５が動作し
、取出口１６およびあるいは入金口１８に釣銭が硬貨お
よびあるいは紙幣で排出される。また、主制御部３１は
、新定期券の発行が終了すると、手書入力された氏名、
住所、通用期間、乗車区間などの各情報は、手書字体か
ら活字への変換を行ない、それらをプリンタ２６でプリ
ントアウトすることにより、定期券購入申込用紙に代わ
り購入記録を行なう。

このように、発行する新定期券への記載情報である券購
入者の氏名を手書入力装置によって手書きで入力し、こ
の入力された記載情報をＣＲＴディスプレイ装置で表示
することにより、その記載情報の確認が容易に行なえる
ようになる。また、氏名と共に住所、通用期間、乗車区
間などの各情報（申込内容）も手書きで入力し、それら
をも同時に表示することにより、各記入項目の確認も容
易となり、かつそれらを手書字体から活字へ変換するこ
とにより、申込用紙に代わり、プリンタリストにより購
入記録が行なえるようになり、従来の申込用紙によるも
のに比してコスト的に安くなるとともに保管作業も簡単
になるなど、種々の作用効果が期待できる。

なお、前記実施例では、旧定期券および申込内容を受入
れ、旧定期券の情報を読取ることにより、旧定期券と同
一の新定期券、いわゆる継続定期券を印刷発行する定期
券自動発売機に適用した場合について説明したが、申込
内容のみを受入れて新規の定期券を印−発行する定期券
自動発売機にも適用できる。この場合、手書入力装置で
手書人力された乗車区間（駅名）および通用期間などを
活字に変換し、乗車区間および通用期間などの入力情報
として用いることにより、実施可能である。

また、前記実施例では、購入者が直接操作する定期券自
動発売機に適用した場合について説明したが、本発明は
これに限定されるものでなく、係員が操作する定期券発
行装置にも適用でき、さらには定期券に限らず、たとえ
ば株券あるいは預金証書など、他の有価証券類を印刷発
行する券発行装置にも適用できる。

［発明の効果］以上詳述したように本発明によれば、券の発行前に発行
する券への記載情報を容易に確認することができる券発
行装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第１図
は定期券自動発売機の操作部の一部を示す平面図、第２
図は手書入力装置の手書入力面を詳細に示す平面図、第
３図は定期券自動発売機の外観を示す正面図、第４図は
同じく外観を示す側面図、第５図は同じく内部機構を概
略的に示す後面図、第６図は制御部を概略的に示すブロ
ック図、第７図は動作を説明するためのフローチャート
である。１２・・・操作部、１３・・・ＣＲＴディスプレイ装置
（表示装置）、１４・・・定期券挿入口、１６・・・取
出口、１７・・・手書入力装置、１７ａ・・・手書入力
面、１８・・・入金口、１９・・・記入枠、２１・・・
定期券読取装置、２３・・・発券機構、２４・・・釣銭
機構、２５・・・入出金機構、２６・・・プリンタ、３
１・・・主制御部。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図ンｎ第２図第３図第４図第５図第６図第

Claims

【特許請求の範囲】

（１）発行条件および少なくとも発行する券への記載情
報などを入力することにより、その入力された記載情報
を含む券面情報を印刷した券を発行する券発行装置にお
いて、前記記載情報を手書きで入力する手書入力装置と
、この手書入力装置で入力された情報を表示する表示装
置とを具備したことを特徴とする券発行装置。
（２）前記手書入力装置の手書入力面には入力する記載
情報の項目ごとの記入枠が設けられていることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の券発行装置。
（３）前記券は交通機関で用いられる定期券である特許
請求の範囲第１項記載の券発行装置。
（４）前記記載情報は券購入者の氏名である特許請求の
範囲第３項記載の券発行装置。
（５）前記入力された記載情報は手書きされた字体その
まま券に印刷することを特徴とする特許請求の範囲第４
項記載の券発行装置。