JPH10143735A - 自動処理機 - Google Patents

自動処理機

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JPH10143735A
JPH10143735A JP30171096A JP30171096A JPH10143735A JP H10143735 A JPH10143735 A JP H10143735A JP 30171096 A JP30171096 A JP 30171096A JP 30171096 A JP30171096 A JP 30171096A JP H10143735 A JPH10143735 A JP H10143735A
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JP
Japan
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sound volume
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JP30171096A
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English (en)
Inventor
Rie Okamoto
理恵 岡本
Yoshiharu Mizuno
義治 水野
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Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置された環境及び時間帯に応じてアナウン
スの音量を適切に変化させ、騒音も防止し、係員の管理
を合理化し、節電対策ともなる自動処理機を提供する。 【解決手段】 CRT表示装置3におけるタッチパネル
から入力操作をすることによって、日にち及び時間に応
じて発声装置の発声する音量を「大」、「小」の種類と
して調節することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば市役所など
の自治体の庁舎内などに設置され、住民票などの証明書
を自動的に発行する証明書自動交付機をはじめとする自
動処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば証明書自動交付機が、操作
ガイダンスとして発声するアナウンスの音量は常に一定
であり、この音量を調節する場合には、係員等がその都
度手動によって、該証明書自動交付機が設置されている
環境などに応じて、その音量を大きくしたりあるいは小
さくしたりしていた。
【0003】すなわち、平日で役所が開庁しており職員
や市民等が役所内にいてざわざわしている状況において
証明書自動交付機を稼働させる場合には、利用者が操作
する際に、その音声ガイダンスが周囲のざわめきによっ
てかき消されないように、大きめの音量を設定してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、平日に
市役所などが閉庁した後にも証明書自動交付機を稼働さ
せる場合や、一日中役所が閉庁している土曜日、日曜
日、祝日に証明書自動交付機を稼働させる場合には、平
日で役所が開庁しており職員や市民が役所内にいてざわ
ざわしている時に比べて周囲は静かであるので、その時
にまで、平日におけるのと同じようにアナウンスの音量
を大音量に設定したままであると、かえって騒音となっ
たり、あるいは無駄な電力を使ってしまうという問題点
があった。そして、この場合に、係員がその都度手動で
アナウンスの音量の調節をするのも煩わしかった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、設置された環境及び時間帯に応
じてアナウンスの音量を適切に変化させ、騒音も防止
し、係員の管理を合理化し、節電対策ともなる自動処理
機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の自動処理機は、少なくとも音声に
て操作ガイダンス等を発声する音声発生手段を有する自
動処理機であって、前記音声発生手段により発声される
操作ガイダンス等の少なくとも音量を時間の進行と共に
変化させる制御手段を備えたことを特徴とする。
【0007】ゆえに、本自動処理機は、音声発声手段が
少なくとも音声にて操作ガイダンス等を発声し、制御手
段が該音声発声手段により発声される操作ガイダンス等
の少なくとも音量を時間の進行と共に変化させる。
【0008】この場合、制御手段が変化させるものは、
操作ガイダンスにおける音量の他に音色、音質、操作ガ
イダンスと一緒に流れる音楽でもよい。要は、平日にお
けるざわざわした中でも利用者が操作において音声ガイ
ダンスを聞くことができ、役所の閉庁時における静かな
中では音声ガイダンスによる発声が騒音にならないよう
に、若しくは、その雰囲気に適合するようにアナウンス
の音量、音色、音質等を変化させることができればよい
のである。
【0009】そのためには、時間の進行に応じて変化さ
せる内容を係員によってあらかじめ設定させておくのが
好ましい。
【0010】そこで、請求項2に記載の自動処理機は、
請求項1に記載の自動処理機であって、前記制御手段に
よる操作ガイダンス等の少なくとも音量の変化パターン
を任意に変更することが可能な調整手段を備えたことを
特徴とする。
【0011】ゆえに、調整手段が制御手段による操作ガ
イダンス等の少なくとも音量の変化パターンを任意に変
更することを可能とさせる。
【0012】ここでいう音量の変化パターンとは、例え
ば、9時から12時までは大きめの音量とし、12時か
ら13時までは小さめの音量とし、13時から16時ま
では再び大きめの音量とする等、時間に応じて発声され
る音量あるいは音色等を変化させるというパターンを意
味する。
【0013】そして、こうした音量の変化パターンを設
定する理由としては、例えば自動処理機が役所の庁舎内
に設置されている証明書自動交付機の環境が、時間の進
行と共に変化することがあげられる。
【0014】そこで、請求項3に記載の自動処理機は、
請求項1又は請求項2に記載の自動処理機であって、前
記自動処理機によってなされる処理が証明書の交付であ
ることを特徴とする。
【0015】なお、この場合の時間の進行とは、通常は
自動処理機の設置されている周囲の状況の変化に応じて
という意味であるが、例えば、役所の開庁、閉庁時間と
いう時間単位及び役所の休日という曜日単位として設定
可能であるが、そのほかに、例えば季節によって自動処
理機の置かれている環境が変わるのであれば、季節単位
に調整しても有効である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明を具体化した1実施例であ
る証明書自動交付機を用いた証明書自動交付機の外観を
示す斜視図である。
【0018】証明書自動交付機1の本体16の前面パネ
ルPには、利用者個々の暗証番号を含むユーザID識別
コードなどの種々の情報が記録されている磁気テープ
(磁気カードの場合)若しくはICチップ(ICカード
の場合)を備えたIDカードを挿入するためのカード挿
入口18が設けられており、このカード挿入口18の奥
には、周知のデータ識別手段としてのカードリーダ10
(図2参照)が設けられている。そのカード挿入口18
の上方には、操作方法や案内などが表示される表示手段
としてのCRT表示装置3と、CRT表示装置3上の表
示されている部分に直接触れることにより、利用者が所
望の情報を入力することのできる周知の選択手段として
のタッチパネル4が設けられている。
【0019】カード挿入口18の近傍には、トラブルが
発生したときなどに係員を呼び出すための呼び出しボタ
ン21が設けられており、その下方には、車椅子を使用
している人が証明書自動交付機1を利用する際に、容易
に操作できるようにアシストバー26が設けられてい
る。
【0020】更に、アシストバー26の下方で本体16
の一部には、車椅子の使用者が利用しやすくなるよう
に、車椅子に乗車している人の膝から下が収まる程度の
大きさの掘り込み27が形成されており、掘り込み27
の内側面には、車椅子の一部が衝突した場合にショック
を吸収するためのショック吸収シート28が設けられて
いる。また、掘り込み27の内側面には、証明書自動交
付機1が証明書交付モードとして稼働するか、若しくは
保守作業を可能とさせるための保守モードを起動させる
かを切り換えるための切換スイッチ40が取り付けられ
ている。
【0021】また、証明書自動交付機1の各操作部の高
さ及び位置は、車椅子の利用者でも楽に操作できるよう
にレイアウトされている。
【0022】全面パネルP上において、タッチパネル4
の右方には、手数料を支払うためのコイン投入口19及
び紙幣挿入口20が形成されており、それぞれ周知の金
銭取扱手段としてのコインメック及びビルバリ(図2の
12、13参照)と連通している。
【0023】これらのコイン投入口19及び紙幣挿入口
20の下方には、釣り銭及びレシートを取り出すための
取り出し口14と、書類発行手段としてのレーザプリン
タ9(図2参照)にて印字された住民票などの証明書を
排出する証明書排出口15とが形成されている。
【0024】また、タッチパネル4の上方には、証明書
自動交付機1が使用可能状態にあるか使用不能状態にあ
るかを表示する操作表示器17が設けられている。
【0025】次に、証明書自動交付機1の制御系につい
て図2に基づき説明する。図2は証明書自動交付機1の
電気的構成を示すブロック図である。
【0026】CPU13は、証明書自動交付機全体を制
御ための指令を与えるもので、本発明における制御手段
として機能する。このCPU13には、通信回線30を
介してホストコンピュータ24と接続され、ホストコン
ピュータ24に対してデータの要求を送信すると共に、
ホストコンピュータ24から送信される住民情報を受信
するための通信制御装置31が接続されている。
【0027】また、CPU13には、各種情報を表示す
るCRT表示装置3、各種選択を行うタッチパネル4、
証明書自動交付機1の動作上必要な各種のプログラムを
記憶する記憶装置5、操作方法などを音声にて説明する
ための、本発明における音声発生手段に相当する発声装
置6、書類に割印を付すための割印機7、書類が複数枚
であるときに書類の端部をとじるためのステープラ8、
書類に印字を行うレーザプリンタ9、カード挿入口18
から挿入されたIDカードの磁気データ(磁気カードの
場合)を読み取るカードリーダ10、レシートを印字す
るためのジャーナルプリンタ11、周知の金銭取扱手段
としてのビルバリ12、及びコインメック13、係員な
どを呼び出すための呼び出しボタン21、カレンダー機
能を備えた内部時計22がそれぞれ接続されている。
【0028】なお、記憶装置5には、図3に示すよう
に、音量設定テーブル5aが格納されている。
【0029】音量設定テーブル5aには、平日若しくは
土曜日、日曜日、祝日といった日及び時間が設定可能と
なっており、更に、該設定日時に対応して発生させる音
量の大きさが、例えば「大」、「小」のパターンとして
発声可能となっている。
【0030】また、CPU13には、証明書自動交付機
1の稼働状況や呼び出しボタン21が押されたことなど
を自治体の担当者に知らせるためのリモート操作パネル
23が接続されている。
【0031】以上のように構成された証明書自動交付機
1の動作について図4及び図5のフローチャートを参照
して説明する。
【0032】図4は、証明書自動交付機1が証明書を発
行する処理、または音量設定をする処理の流れ図であ
る。
【0033】管理者が切換スイッチ40によって証明書
交付モードにしているのをCPU13が検知すると(ス
テップ10:YES。以下、ステップを単にSと記
す)、最初に音声ガイダンスとして発声させるアナウン
スの音量調整制御を実行する(S20)。
【0034】ここで、音量調整の制御について図4のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0035】CPU13は、カレンダー機能を備えた内
部時計22から、現在の日時を読み出し(S310)、
その日が平日であるか否かを判断する(S320)。そ
の結果、平日でなければ(S320:NO)、記憶装置
5内の音量設定テーブル5aを参照し、該日時において
は音量を小さくしなければならないと判断し、音量を小
さくする制御信号を発声装置6に送り、発声装置6から
発声されるアナウンスの音量を小さく設定する(S36
0)。その後、メインルーチンに戻る。
【0036】一方、S320の判断の結果、平日であれ
ば(S320:YES)、次に、その時刻が役所の開庁
時刻となっているか否か、すなわち8時30分から17
時の間であるか否かを判断する。その結果、役所の開庁
時間でなければ、すなわち、17時から19時の間であ
ると判断すれば(S330:NO)、記憶装置5内の音
量設定テーブル5aを参照し、該時刻においては音量を
小さくしなければならないと判断し、音量を小さくする
制御信号を発声装置6に送り、発声装置6から発声され
るアナウンスの音量を小さく設定する(S360)。そ
の後、メインルーチンに戻る。
【0037】また、S330の判断の結果、役所開庁時
間であれば、すなわち、8時30分から17時の間であ
ると判断すれば(S330:YES)、記憶装置5内の
音量設定テーブル5aを参照し、該時刻においては音量
を大きくしなければならないと判断し、音量を大きくす
る制御信号を発声装置6に送り、発声装置6から発声さ
れるアナウンスの音量を大きく設定する(S340)。
その後、メインルーチンに戻る。
【0038】上述の音量調節制御をした後、CPU13
は、CRT表示装置3に、例えば各自治体からのお知ら
せや証明書自動交付機の利用方法などのデモ画面を表示
させる(S30)。そして、利用者がタッチパネルに触
れたことを検知すると(S40:YES)、CRT表示
装置3に、証明書選択画面を表示させ、発声装置6にも
信号を送り、例えば、「ご希望の証明書を選択して下さ
い」というガイダンスを発声させる。この場合、S20
において調整された音量で、音声ガイダンスを発声させ
る。すなわち、平日でなければ、小さい音量で音声ガイ
ダンスを発声させる。これによって、証明書自動交付機
1の周囲が、役所の閉庁時においては、静かな環境であ
り、平常のざわざわした中で発声させるのと同じ大きさ
の音量を発声させると、かえって周囲の人々にとって騒
音となってしまうことを防ぐことができる。
【0039】このことは、平日の役所閉庁後においても
同様である。すなわち、役所の窓口自体は17時まで開
いているが、その後、例えば19時までは、証明書自動
交付機1を稼働させるとき、17時から19時までの間
は、役所内を職員や住民が行き来することがなくなり、
静まりかえってしまうので、その中で、証明書自動交付
機1の発声装置6による音声の発声のみが周囲に響くこ
とも、周囲にとっては騒音となり、そのため、その時間
においては、前述したように音量を小さく設定しておけ
ば、そうした騒音問題を防ぐことができる。
【0040】一方、平日の役所の稼働時間、すなわち、
8時30分から17時の間においては、役所の職員や住
民の行き来等でざわざわしており、その中で発声される
発声装置6の音量が小さかったりすると、利用者にとっ
て、操作しづらくなることもあり、そのため、その時間
においては、前述したように音量を大きく設定しておけ
ば、利用者の操作にとっても便宜を図ることができる。
【0041】次に、CPU13は、利用者によって証明
書の種類が選択されたことを検知すると(S60:YE
S)、CRT表示装置3にIDカードの挿入を促す画面
を表示させると共に、発声装置6にも信号を送り、例え
ば、「住民カードを挿入して下さい」というガイダンス
を流す。このガイダンスの音量は、前述したように、平
日の開庁時間であれば大きく、平日の閉庁時間、または
土、日、祝日であれば小さい。以下、操作の度毎に発声
される音声ガイダンスは同様であり、説明を省略する。
【0042】次に、IDカードが挿入されたのを検知す
ると(S80:YES)、CRT表示装置3に暗証番号
の入力を促す画面を表示させると共に、発声装置6にも
制御信号を送り、例えば、「暗証番号を入力して下さ
い」と発声させるガイダンスを流す(S90)。
【0043】そして、利用者によって暗証番号が入力さ
れたのを検知すると(S100:YES)、CRT表示
装置3に証明書の選択を促す画面を表示させると共に、
発声装置6にも制御信号を送り、例えば、「証明書の使
用目的を選択して下さい」と発声させるガイダンスを流
す(S110)。
【0044】そして、利用者によって証明書の使用目的
が選択されたのを検知すると(S120:YES)、C
RT表示装置3に部数の選択を促す画面を表示し、発声
装置6にも制御信号を送り、例えば、「部数を入力して
下さい」と発声させるガイダンスを流す(S130)。
【0045】CPU13は、利用者によって所望の部数
が入力されたのを検知すると(S140:YES)、次
に、CRT表示装置3に、利用者の選択した証明書及び
部数を表示させると共に、発声装置6に制御信号を送
り、例えば、「これでよろしいですか?」と利用者に選
択した証明書の確認を促すガイダンスを流す(S15
0)。
【0046】そして、利用者によって、「いいえ」が選
択されたことを検知すると(S160:NO)、再びS
110に戻って証明書の選択ガイダンスを実行する。
【0047】一方、「はい」が選択されたことを検知す
ると(S160:YES)、CPU13は、利用者に料
金の投入を促す画面をCRT表示装置3に表示させると
共に、発声装置6に制御信号を送り、例えば「料金を投
入して下さい」というガイダンスを流す(S170)。
【0048】そして、利用者によって指定の料金が投入
されたのを検知すると(S180:YES)、証明書作
成データをレーザプリンタ9へ送り、証明書を印字し
(S190)、搬送ローラを回転させ、該印字された証
明書を搬送路へ送り、更に排出ローラを回転させ、該証
明書を証明書排出口15へ排出させ、証明書を発行する
(S200)。
【0049】一方、S10において管理者が交付モード
にしているのをCPU13が検知せず(S10:N
O)、保守モードに設定しているのを検知すると、例え
ば図6(a)に示すように、CRT表示装置3に保守メ
ニュー画面を表示させる(S210)。
【0050】そして、利用者が、タッチパネル4におけ
る「音量設定」項目部分を押下したのを検知すると(S
220:YES)、CPU13は、例えば図6(b)に
示すように、発声装置6の発声する音量を調節するため
の設定メニュー画面をCRT表示装置3に表示させる
(S230)。該設定メニュー画面によれば、証明書自
動交付機1の発声装置6が発声する音量の調整を、平日
若しくは土、日、祝日別に応じて、また、平日において
は時間別に調整可能となっている。
【0051】そして、調節可能な音量は、「大」、
「小」と2種類となっている。この場合、図6(b)の
CRT表示装置3の「△」の部分を利用者が触れると音
量が「大」となるのに対し、「▽」の部分を触れると音
量が「小」となる。そして、「確定」を触れれば、メニ
ュー画面の通りに設定できると共に、「中止」を触れれ
ば、先に設定したメニュー画面が表示されることにな
る。
【0052】この調整可能範囲は日にち及び時間とも証
明書自動交付機1の置かれている環境に応じて様々に変
更可能である。
【0053】従って、CPU13がかかるモードを実行
する場合、タッチパネル3は、操作ガイダンスの変化パ
ターンを変更する調整手段として機能する。
【0054】上述した音量設定メニュー画面を見て、利
用者が、日を設定したのを検知し(S240:YE
S)、時間を設定したのを検知し(S250:YE
S)、更に音調を設定したのを検知し(S260:YE
S)、音量設定が完了したとしてタッチパネル4におけ
る「確定」キーを押下するのを検知すると(S270:
YES)、再びスタート画面に戻る。
【0055】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の改良、変形が可能である。また、音量の設定を、
「大」、「中」、「小」の3種類に設定したり、あるい
は、それ以上の種類に設定してもよい。例として、音量
設定メニューの他に音色設定メニュー、音質設定メニュ
ー、操作ガイダンスと一緒に流れる音楽設定メニュー等
を設けて、音色、音質、音楽等の設定の変更ができるよ
うにしてもよい。また、日毎ではなく、季節毎などによ
ってもアナウンスの声質、あるいは流れているメロディ
ーを変更することができる。
【0056】また、本発明は、証明書自動交付機以外の
自動処理機、例えば、種々の券売機、銀行の自動預け払
い機にも適用することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1に記載の自動処理機によれば、音声発声手段が
少なくとも音声にて操作ガイダンス等を発声し、制御手
段が該音声発声手段により発声される操作ガイダンス等
の少なくとも音量を時間の進行と共に自動的に変化させ
るので、自動処理機の周囲がざわざわする時間帯におい
ては音量等を大きめに設定し、周囲が静かになる時間帯
においては、音量等を小さめに設定することができ、騒
音を防止することができ、また、音量の調整をするため
の係員による管理が合理化され、なおかつ不必要な電力
を消費する必要もないので、節電対策ともなる。
【0058】また、請求項2に記載の自動処理機によれ
ば、調整手段が制御手段による操作ガイダンス等の少な
くとも音量の変化パターンを任意に変更することを可能
とさせるので、自動処理機の設置環境が変化することに
応じて、適切に音声ガイダンスを動作可能にさせること
ができる。
【0059】更に、請求項3に記載の自動処理機によれ
ば、前記自動処理機によってなされる処理が証明書の交
付であるので、役所の環境が時間の進行によって変化す
ることに応じて音声ガイダンスの音量等を適切に調節す
ることができる。
【0060】また、季節などによっても、音楽や声質等
を変更できるので、利用者はいつも新鮮な気持ちで証明
書自動交付機を利用することができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した証明書自動交付機の概略を
示す外観図である。
【図2】証明書自動交付機の電気的構成を示すブロック
図である。
【図3】証明書自動交付機の記憶装置内の音量設定テー
ブルの構成を示す図である。
【図4】証明書自動交付機の動作を示すフローチャート
である。
【図5】証明書自動交付機の動作を示すフローチャート
である。
【図6】証明書自動交付機における表示画面を示す図で
ある。
【符号の説明】
3 CRT表示装置 4 タッチパネル 5 記憶装置 6 発声装置 13 CPU 22 内部時計

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも音声にて操作ガイダンス等を
    発声する音声発生手段を有する自動処理機において、 前記音声発生手段により発声される操作ガイダンス等の
    少なくとも音量を時間の進行と共に変化させる制御手段
    を備えたことを特徴とする自動処理機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動処理機において、 前記制御手段による操作ガイダンス等の少なくとも音量
    の変化パターンを変更することが可能な調整手段を備え
    たことを特徴とする自動処理機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の自動処理
    機において、 前記自動処理機によってなされる処理が証明書の交付で
    あることを特徴とする自動処理機。
JP30171096A 1996-11-13 1996-11-13 自動処理機 Pending JPH10143735A (ja)

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JP30171096A JPH10143735A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 自動処理機

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ID=17900233

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004087632A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Nec Engineering Ltd 電子装置の筐体構造
JP2009153044A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 共用インターホン
JP2012128601A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Nippon Conlux Co Ltd 電子決済装置およびそれを備えた自動販売機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009153044A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 共用インターホン
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