JPH0935124A - 媒体処理装置 - Google Patents

媒体処理装置

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JPH0935124A
JPH0935124A JP18118195A JP18118195A JPH0935124A JP H0935124 A JPH0935124 A JP H0935124A JP 18118195 A JP18118195 A JP 18118195A JP 18118195 A JP18118195 A JP 18118195A JP H0935124 A JPH0935124 A JP H0935124A
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JP
Japan
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customer
transaction
card
medium
output
Prior art date
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JP18118195A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Akiyama
和久 秋山
Bunji Matsushita
文治 松下
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Information Systems Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Information Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の媒体処理装置では、取引媒体の排出時
に媒体の受け取りを促す操作誘導を行っているが、それ
でも取引媒体を取り忘れてしまう利用者がおり、このよ
うな利用者に対しては有効な操作誘導は行われていなか
った。 【解決手段】 監視センサ群17の出力から利用者に対
して排出された取引媒体が受け取られたか否かを判定す
る受け取り判定手段13aと、近接センサ16の出力か
ら利用者が装置から一定距離以上離れたか否か判定する
距離判定手段13bと、取引媒体が受け取られていない
段階で利用者が装置から一定距離以上離れたと判定され
ると、音声合成部15を制御して取引媒体取り忘れを知
らせるメッセージを出力させる音声制御手段13cとを
共通制御部13に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、利用者の操作により取
引処理を行う媒体処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】利用者の操作により取引処理を行う媒体
処理装置においては、従来より利用者自身が行う操作を
所定のステップに分割し、各ステップに対応して音声や
画像で操作を誘導し、利用者がスムーズに操作を行える
ように誘導していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の媒体処理装置で
は、取引媒体の排出時に音声や画像を使って媒体の受け
取りを促す操作誘導を行っている。しかしながら、受け
取りを促しても取引媒体を取り忘れて行ってしまう利用
者はおり、このような利用者に対して取り忘れを防止で
きる有効な操作誘導は行われていなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、利用者自身の操作により取引処理を行
い、取引処理に応じて利用者に対して取引媒体を排出す
る媒体処理装置において、利用者に対して排出された各
種取引媒体が受け取られたか否かを検知する検知手段
と、利用者と装置との距離を監視する監視手段と、前記
検知手段の出力から利用者に対して排出された各種取引
媒体が受け取られていないと判定している段階で、前記
監視手段の出力から利用者が装置より所定の距離以上離
れたと判定されると、媒体取り忘れを知らせる注意メッ
セージを出力する音声発生手段とを備えたものである。
【0005】
【作用】上述した構成を有する本発明は、取引媒体を排
出する段階になると、「〜をお取り下さい」等の取引媒
体の受け取りを促すアナウンスを出力するとともに、排
出した取引媒体が利用者により受け取られたか判断す
る。利用者が取引媒体を受け取っていないと判断する
と、装置から所定の距離内に利用者がいるか否か判断
し、所定の距離内にいないと判断すると、取り忘れを知
らせるアナウンスを出力し、顧客に対して注意を促す。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を説明する。こ
こで、本発明の媒体処理装置の一実施例として、カー
ド、通帳、紙幣および硬貨等を取引媒体として用い、利
用者、ここでは顧客の操作により各種取引が実行される
自動取引装置を例に説明する。図1は本発明の一実施例
を示す自動取引装置の制御ブロック図、図2は自動取引
装置の外観斜視図である。まず、図2を用いて、自動取
引装置の外観から見た概要を説明する。
【0007】図2において、1は自動取引装置で取扱い
可能な業務を表示する取扱い業務表示部、2は通帳を用
いる取引の場合に通帳の挿入、および処理の完了した通
帳の排出が行われる通帳挿入排出口である。3はカード
を用いる取引の場合にカードの挿入、および処理の完了
したカードの排出が行われるカード挿入排出口、4は暗
証番号、取引金額等を入力するキーと、操作誘導を視覚
的に行う操作誘導表示を行う画面からなるタッチパネル
である。5は入金硬貨の投入、および出金硬貨の排出を
行う硬貨入出金口、6は入金紙幣の投入、および出金紙
幣の排出を行う紙幣入出金口、7は装置の前にいる顧客
の位置を常に監視する後述する近接センサの窓口であ
る。8は顧客に対して音声による操作誘導を行うための
誘導音声の出力先であるスピーカの窓口である。
【0008】次に、図1において、9はカード挿入排出
口3から挿入されたカード上のデータの読み取りおよび
カード上へのデータの書き込みと、カード上のエンボス
データを読み取ってレシートおよびジャーナル等に印字
して、上述したような処理が終了したカードをカード挿
入排出口3から排出するカード処理機、10は硬貨入出
金口5から投入された硬貨の真偽および金種鑑別を行っ
た後、装置内部に硬貨を保管するとともに、タッチパネ
ル4により指定された出金金額の内、硬貨で出金する分
を硬貨入出金口5へ排出する硬貨入出金機である。
【0009】11は紙幣入出金口6から投入された紙幣
の真偽および金種鑑別を行った後、装置内部に紙幣を保
管するとともに、タッチパネル4により指定された出金
金額の内、紙幣で出金する分を紙幣入出金口6へ排出す
る紙幣入出金機である。12は通帳挿入排出口2から挿
入された通帳に、日付,取引金額,残高等を印字して、
上述したような処理の終了した通帳を通帳挿入排出口2
から排出する通帳記帳機、13はタッチパネル4により
顧客が選んだ業務に応じて、処理ステップ毎に上述した
ような各構成機器の動作を制御するとともに、オンライ
ンで図示しないセンタとのデータの送受信を制御する共
通制御部である。
【0010】14は音声を発生するスピーカ、15はス
ピーカ14から発生する音声を合成する音声合成部、1
6は自動取引装置と顧客との距離を測定するための超音
波を窓口7より発信するとともに、顧客に反射した超音
波を受信する近接センサである。17は前記カード処理
機9、硬貨入出金機10、紙幣入出金機11および通帳
記帳機12からカード挿入排出口3、通帳挿入排出口
2、硬貨入出金口5および紙幣入出金口6を介して顧客
に排出されるカード、通帳、硬貨および紙幣を、顧客が
受け取ったか否かを検知する監視センサ群である。
【0011】ここで、上述した共通制御部13で実行さ
れる制御のうち、本発明実施例に関するものとしては、
顧客に対して排出した各種取引媒体が受け取られたか前
記監視センサ群17の出力から判定する受け取り判定手
段13aと、前記近接センサ16の出力から自動取引装
置と顧客との距離を求める距離判定手段13bと、前記
受け取り判定手段13aと距離判定手段13bの判定結
果に応じて、前記音声合成部15を制御して顧客に取引
媒体受け取り忘れを認識させるメッセージを音声として
出力させて注意を促す音声制御手段13cとが備えられ
ており、これら手段は、ソフトウエアのプログラムとし
て図示しないROMやHDD等に格納され、必要の応じ
て読み出されて実行されるものでもよいし、ハードウエ
アとして共通制御部13に組み込むものでもよい。
【0012】図3、図4および図5は、自動取引装置に
おける入金取引時の制御の流れを示すフローチャートで
あり、以下に入金取引の概要を説明する。なお、本フロ
ーチャートではカードを用いて紙幣による入金取引を行
うこととしており、Sは処理ステップを表す。入金取引
が選択されてカードがカード挿入排出口3から挿入され
ると、該カードをカード処理機9に取り込んで情報の読
み取りが行われる。情報の読み取りが正常に行われたと
判断すると、紙幣入出金口6のシャッタを開放するとと
もに、顧客に対し紙幣の挿入を促すメッセージが出力さ
れる。顧客が紙幣を挿入したと判断すると、紙幣入出金
口6のシャッターを閉じ、挿入された紙幣を紙幣入出金
機11に取り込む(S100〜S104)。
【0013】紙幣入出金機11に取り込まれた紙幣は、
鑑別,計数が行われ、計数の結果入金限度額を超えた紙
幣は、紙幣入出金機11から紙幣入出金口6へ排出さ
れ、シャッタを開放して顧客に返却する。また、入金に
適さないと判断された不良紙幣も、紙幣入出金機11か
ら紙幣入出金口6へ排出され、シャッタを開放して顧客
に返却する(S105)。入金に適すると判断された紙
幣の合計金額をタッチパネル4に表示して、入金取引を
進行するか中止するか選択を促す入金確認メッセージを
出力する。
【0014】取引の中止が選択されると、紙幣入出金機
11に取り込んだ紙幣を紙幣入出金口6へ排出し、紙幣
の受け取りを促すメッセージを出力する。紙幣の受け取
りを促すメッセージを出力して一定時間、例えば10秒
経過しても紙幣が受け取られていないと判断すると、こ
の紙幣を再度取り込んで保管する等のエラー処理が実行
される(S106〜S108)。なお、各取引時に、顧
客がキー入力したり各種取引媒体の挿入、受け取り等の
操作を待つ時間が設定されているが、本実施例ではこれ
を10秒として説明する。
【0015】入金確認メッセージを出力して、10秒経
過しても入金取引を進行するか中止するかの選択がなさ
れていないと判断すると、更なる預け入れを促すメッセ
ージを出力する。そして、更なる預け入れを促すメッセ
ージを出力して、10秒経過しても入金取引を進行する
か中止するかの選択がなされていないと判断すると、取
り込んだ紙幣を保管する等のエラー処理が実行される
(S109,S110)。前記S106もしくはS10
9で取引の進行が選択されると、レシートに日付,口座
番号等の印字を行なった後、センタとの間で通信を行
い、取引が成立すると判断されると、紙幣入出金機11
に取り込んだ入金に適すると鑑別された紙幣を正規に収
納し、レシートに入金金額等を印字する(S111〜S
115)。
【0016】そしてカードに必要な情報の書き込みを行
い、カード処理機9からレシートとともにカード挿入排
出口3に排出して、顧客に対し受け取りを促すメッセー
ジを出力する。顧客によりカードおよびレシートが受け
取られたと判断すると、取引は終了し、次の取引が開始
されるのを待つ状態に移行する。カードの受け取りを促
すメッセージを出力して、10秒経過してもカードおよ
びレシートが受け取られていないと判断すると、このカ
ードおよびレシートは取り忘れられたものと判断し、再
度カード挿入排出口3からカード処理機9に取り込んで
保管するとともに、金融機関側で各種取引情報を保管し
ている電子ジャーナルに必要な情報を書き込んで取引を
中止し、次の取引が開始されるのを待つ(S116〜S
119)。
【0017】前記S113で、センタとの通信で取引が
成立しないと判断すると、レシートに必要な情報を印字
して、カードおよびレシートと紙幣入出金機11に取り
込んで入金に適すると鑑別された紙幣を排出し、以下前
記S106に移行する(S120〜S122)。前記S
101において、情報の読み取り時に正常に情報の読み
取りが行われないと判断すると、カードが無効カードで
あるか否か判断する。カードが無効であると判断される
と、挿入されたカードが無効カードである旨を示すメッ
セージを出力する。
【0018】正常に情報の読み取りが行われないカード
が無効カードでないと判断された場合、S107で取引
が中止されて排出された紙幣が顧客に受け取られたと判
断された場合、そして、カードが無効カードであると判
断されて、無効カードである旨を示すメッセージが出力
されたら、カード処理機9に取り込んだカードをカード
挿入排出口3に排出し、顧客に対しカードを受け取るよ
う促すメッセージを出力する。顧客によりカードが受け
取られたと判断すると、取引は終了し、次の取引が開始
されるのを待つ状態に移行する(S123,S12
4)。
【0019】S124において、カードがカード挿入排
出口3から排出されてから、10秒経過しても受け取ら
れていないと判断すると、このカードは取り忘れられた
ものと判断し、再度カード挿入排出口3からカード処理
機9に取り込んで保管するとともに、電子ジャーナルに
必要な情報を書き込んで取引を中止し、次の取引が開始
されるのを待つ(S125,S126)。
【0020】図6、図7および図8は支払取引の制御の
流れを示すフローチャートであり、以下に支払取引の概
略を説明する。なお、ここでは、カードを用いて紙幣の
支払が行われるものとする。支払取引が選択されてカー
ドがカード挿入排出口3から挿入されると、該カードを
カード処理機9に取り込んで情報の読み取りが行われ
る。情報の読み取りが正常に行われたと判断すると、顧
客に対し暗証番号の入力を促すメッセージが出力され
る。これを受けて顧客が暗証番号を入力すると、その正
当性が判断され、正当であると判断されると、顧客に対
し支払金額の入力を促すメッセージが出力され、顧客に
よりタッチパネル4から支払金額の入力がなされる。
【0021】ここで、入力された暗証番号が正当でない
と判断されると、再度暗証番号の入力を促すメッセージ
を出力し、複数回、ここでは3回連続で入力された暗証
番号が正当でないと判断された場合、または、前記情報
の読み取り時に正常に情報の読み取りが行われないと判
断すると、カードに所定の情報の書き込みを行って、カ
ードが無効カードであるか否か判断する。カードが無効
であると判断されると、挿入されたカードが無効カード
である旨を示すメッセージを出力する。カードが無効カ
ードでないと判断された場合、暗証番号の入力を促すメ
ッセージを出力した後、10秒経過しても暗証番号の入
力がなされていない場合、支払金額の入力を促すメッセ
ージを出力した後、10秒経過しても支払金額の入力が
なされていない場合、そして、カードが無効カードであ
ると判断されて、無効カードである旨を示すメッセージ
が出力されたら、カード処理機9に取り込んだカードを
カード挿入排出口3に排出し、顧客に対しカードを受け
取るよう促すメッセージを出力する。
【0022】顧客によりカードが受け取られたと判断す
ると、取引は終了し、次の取引が開始されるのを待つ状
態に移行する。カードがカード挿入排出口3から排出さ
れてから、10秒経過しても受け取られていないと判断
すると、このカードは取り忘れられたものと判断し、再
度カード挿入排出口3からカード処理機9に取り込んで
保管するとともに、電子ジャーナルに必要な情報を書き
込んで取引を中止し、次の取引が開始されるのを待つ
(S201〜S205)。S201において、タッパネ
ル4から支払金額が入力されると、レシートに日付、口
座番号等の印字を行うとともに、電子ジャーナルを編集
する(S206,207)。そして、図示しないセンタ
との間で通信を行い、取引が成立すると判断されると、
紙幣入出金機11内で顧客により指定された金額の紙幣
の繰り出し,計数が行われ、レシートに支払金額等の印
字を行い、カードに必要な情報を書き込む(S208〜
S211)。
【0023】情報の書き込み、印字の完了したカードお
よびレシート、計数が完了して顧客の指定した金額の揃
った紙幣は、カード挿入排出口3および紙幣入出金口6
に排出され、顧客に対しカード,レシートおよび紙幣を
受け取るように促すメッセージが出力される(S21
2,S213)。カードおよび紙幣,レシートが受け取
られたと判断すると、取引は終了し、次の取引が開始さ
れるのを待つ状態に移行する。紙幣を受け取るようにメ
ッセージが出力されて、10秒経過しても紙幣が受け取
られていないと判断すると、この紙幣は取り忘れられた
ものと判断し、再度紙幣入出金口6から紙幣入出金機1
1に取り込んで保管するとともに、電子ジャーナルに必
要な情報を書き込んで取引を中止し、次の取引が開始さ
れるのを待つ状態に移行する(S214〜S217)。
【0024】前記S208で、センタとの通信で取引が
成立しないと判断すると、レシートに必要な情報を印字
して、カードおよびレシートを排出し、顧客に対し受け
取りを促すメッセージを出力する(S218〜S22
0)。前記S214で排出されたカードの受け取りを促
すメッセージが出力されて、10秒経過してもカードが
受け取られていないと判断すると、紙幣は受け取られて
いるか判断し、紙幣が受け取られていないと判断する
と、紙幣を紙幣入出金口6から紙幣入出金機11に取り
込む。次いでカードをカード挿入排出口3からカード処
理機9に取り込み、電子ジャーナルに必要な情報を書き
込んで取引を中止し、次の取引が開始されるのを待つ状
態に移行する(S221〜S225)。
【0025】図9は、本発明の一実施例の作用を示すフ
ローチャートである。上述したような入金,支払取引
で、例えば入金取引時の処理ステップ106,107の
ように、紙幣,硬貨等の現金や、出金取引時の処理ステ
ップ212のように、カード,通帳等の取引媒体を顧客
に渡す段階において、まず、通帳は通帳挿入排出口2か
ら、カードはカード挿入排出口3から顧客が手で装置か
ら引き抜ける位置まで排出されるとともに、それらの受
け取りを促すメッセージとして、タッチパネル4には通
帳もしくはカードを取るように促す文言が表示され、さ
らに、あらかじめ定められている誘導音声の中から通帳
もしくはカードを取るように促す文言が選択され、スピ
ーカ14から顧客に対して出力される。また、紙幣は紙
幣入出金口6に、硬貨は硬貨入出金口5に送られ、外部
と装置内を遮断しているシャッタが開かれる。
【0026】同時に、タッチパネル4には紙幣もしくは
硬貨を取るように促す文言が表示され、さらに、あらか
じめ定められている誘導音声の中から紙幣もしくは現金
を取るように促す文言が選択され、スピーカ14から顧
客に対して出力される。そして、共通制御部13の受け
取り判定手段13aは、監視センサ群17の出力から媒
体が受け取られたかを判断する(S301)。S301
で媒体が受け取られたと判断すると、さらに排出する媒
体がある場合はその媒体の排出を行い、取引が終了する
時は装置内部で紙幣を収納する等の処理を行う。
【0027】ここで、前記S301の取引媒体受け取り
監視の制御と並行して、共通制御部13は、距離判定手
段13bにて近接センサ16の出力から自動取引装置と
顧客との相対距離を監視する(S302)。そして、顧
客が装置の操作領域を越えた範囲まで離れたと判断する
と、顧客が取引媒体を取り忘れたまま帰ろうとしている
と判断して、音声制御手段13cは音声合成部15を制
御してすぐに残っている全ての取引媒体を取るよう促す
メッセージをスピーカ14から出力させる(S30
3)。このとき、監視センサ群17や近接センサ16等
の顧客の位置を監視する手段や各種取引媒体の受け取り
を監視する手段が故障した場合を想定し、取引媒体を顧
客が受け取れる位置まで放出してから一定時間経過して
も取引媒体の受け取りが検出できない場合は、顧客の位
置監視および取引媒体の受け取り監視を中断して、放出
した取引媒体を取り込む等、次の処理に進む(S30
4)。
【0028】ここで、装置と顧客との相対距離の監視に
は、超音波を利用した近接センサを用いる。これは、近
接センサ16から超音波を装置前方に発信し、顧客に反
射した超音波を近接センサ16にて受信し、共通制御部
13の距離判定手段13bにて発信から受信まで時間計
測値より装置と顧客との相対距離を算出するものであ
る。なお、上述した実施例では、媒体処理装置の一例と
して自動取引装置を用いて説明したが、顧客の操作によ
り発券が行われる発券装置に適用することもできる。ま
た、通常時の操作誘導メッセージは、画像の表示のみと
して音声による案内は行わず、図9で説明したように各
種取引媒体の受け取り待ちの段階で、利用者が装置を離
れた時のみ、音声によるメッセージを出力して、取り忘
れを防止するような制御を行うこととしてもよい。この
ように、取り忘れを防止させるメッセージのみを音声で
出力することとすれば、音声出力に関する制御および構
成を簡単なものとすることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、利用者
が取引媒体を受け取っていない段階で装置から一定距離
以上遠ざかったと判断すると、利用者に対して残ってい
る全ての取引媒体の受け取りを促す誘導音声を出力する
ので、取引媒体の取り忘れを防止できるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動取引装置の制御ブ
ロック図である。
【図2】自動取引装置の外観斜視図である。
【図3】入金取引の流れを示すフローチャートである。
【図4】入金取引の流れを示すフローチャートである。
【図5】入金取引の流れを示すフローチャートである。
【図6】支払取引の流れを示すフローチャートである。
【図7】支払取引の流れを示すフローチャートである。
【図8】支払取引の流れを示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例の作用を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
13 共通制御部 13a 受け取り判定手段 13b 距離判定手段 13c 音声制御手段 14 スピーカ 15 音声合成部 16 近接センサ 17 監視センサ群

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者自身の操作により取引処理を行
    い、取引処理に応じて利用者に対して取引媒体を排出す
    る媒体処理装置において、 利用者に対して排出された各種取引媒体が受け取られた
    か否かを検知する検知手段と、 利用者と装置との距離を監視する監視手段と、 前記検知手段の出力から利用者に対して排出された各種
    取引媒体が受け取られていないと判定している段階で、
    前記監視手段の出力から利用者が装置より所定の距離以
    上離れたと判定されると、媒体取り忘れを知らせる注意
    メッセージを出力する音声発生手段とを備えたことを特
    徴とする媒体処理装置。
JP18118195A 1995-07-18 1995-07-18 媒体処理装置 Pending JPH0935124A (ja)

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JP18118195A JPH0935124A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 媒体処理装置

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JP18118195A JPH0935124A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 媒体処理装置

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