JPH04133959A - 転写紙搬送装置 - Google Patents

転写紙搬送装置

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JPH04133959A
JPH04133959A JP2254286A JP25428690A JPH04133959A JP H04133959 A JPH04133959 A JP H04133959A JP 2254286 A JP2254286 A JP 2254286A JP 25428690 A JP25428690 A JP 25428690A JP H04133959 A JPH04133959 A JP H04133959A
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JP
Japan
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pair
roller
rollers
reverse
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JP2254286A
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English (en)
Inventor
Chikashi Tanabe
史 田鍋
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、プリンタなどに適用され、転写紙の
スイッチバック(反転)搬送を行う転写紙搬送装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来、上記構成の転写紙搬送装置には、米国特許第39
44212号明細書、あるいは特開昭58−20724
7号公報に示されたものが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
米国特許第3944212号明細書の装置では、転写紙
をスイッチバック部に導入する際に、転写紙の後端が搬
送ローラを抜けた後に、逆送ローラが作用するまでの間
、転写紙は何れのローラにも拘束されず、そのため転写
紙の斜行(スキュー)が発生する問題がある。
また、水平スイッチバック搬送を行う場合には逆送ロー
ラが作用しても転写紙の後端が搬出用1コーラに入り込
むとは限らずに、転写紙の自重により後端が垂れ下がっ
て搬入用ローラのニップ方向に進んでしまい、後端が折
れてジャムとなる可能性が大きい。
特開昭58−207247号公報の装置では、転写紙を
常に何れかのローラに拘束させているために、反転部で
の転写紙の斜行(スキュー)は回避できるが、この反転
機構をレジストローラ直n″l]に適用すると第9図の
ように、露光走査系のタイミングと搬送タイミングとを
合わせるために停止1=しているレジストローラ30,
31に転写紙を突き当て転写紙の先端合わせを行うこと
になる。この場合、レジストローラ30,3]直前に規
定量の弛みを作った状態で搬送ローラ32,33の回転
を停止することによりスキ3¥矯正し、レジス1−スタ
ートと共に、再び搬送ローラ32,33の回転を開始し
て転写紙のスイッチハックを行う必要がある。そのため
、1枚目の転写紙がレジストスタートを待機している間
、搬送ローラ対3233.34は停止し、2枚目以降の
転写紙も待機状態となる。従って、このような機構はレ
ジスト前の高速スイッチバック機構としては適当でなか
った。しかも、搬送ローラ33は転写紙に弛みを作った
状態で停止するため、駆動をオン/オフさせるためのク
ラッチが必要となり、コストアップにもつながる。
また、水平スイッチバック搬送を行う場合には正逆転ロ
ーラ35.36が逆転しても、転写紙の後端が搬送用ロ
ーラ32,33に入り込むとは限らず、前述の米国特許
と同様に後端が折れてジャムになる可能性が大きい。
本発明の目的は、転写紙の反転搬送が確実、かつ効率的
に、しかも簡単な構成で行える転写紙搬送装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、感光体の線速と同期して転写紙を送り出す
ために間欠回転を行うレジストローラ対と、このレジス
トローラ対の搬送方向上流側で転写紙をスイッチバック
させるための正逆転ローラ対と、この正逆転ローラ対か
らレジストローラ対に至る搬送路か゛ら分岐する分岐搬
送路と、この分岐搬送路から正逆転ローラ対に向けて転
写紙を搬入させる搬入手段とを有する転写紙搬送装置に
おいて、前記レジストローラ対直前に軟質発泡体で表面
が構成されたスポンジローラと、このスポンジローラに
所定の食込め量を持たせるように配設されたガイド板と
、前記正逆転ローラ対のニップを接離可能にするための
接離手段と、前記分岐搬送路の端部に片持支持された弾
性体からなる蓋部材と、この蓋部材近傍に設けられ搬送
中の転写紙の先端及び後端を検出する検出手段とを備え
た第1の手段により達成される。
また、前記スポンジローラの支軸に、スポンジローラと
略同径の送りローラを固定し、この送りローラに当接す
るように従動ローラを配設し、これら送りローラと従動
ローラとで前記搬入手段を構成した第2の手段によって
も達成される。
さらに、同様の転写紙搬送装置において、分岐搬送路の
端部に片支持された弾性体からなる蓋部材と、この蓋部
材近傍に設けられ搬送中の転写紙の先端及び後端を検出
する検出手段と、正逆転ローラ対のニップを接離可能に
するための接離手段と、正逆転ローラ対の駆動ローラと
駆動軸との間に駆動ローラ対が転写紙搬入方向に回転す
る場合には駆動を伝達し、また転写紙搬出方向に回転す
る場合には所定のトルク以上の負荷が掛かると空転する
ようなトルク伝達手段とを備えた第3の手段によっても
達成される。
〔作用〕
第1の手段によれば、正逆転ローラ対のニップを接離し
て2枚の転写紙のすれ違い搬送を可能としているので生
産性の高いスイッチバックが可能である。また、スポン
ジローラは転写紙を挟持したままレジストローラに突き
当てて回転(スポンジローラの表面が転写紙の裏面を滑
りながら回転)できるので、転写紙の斜行を補正でき、
しかも、正逆転ローラ対のニップが解除されているので
、転写紙の斜行補正性能はよりアップされ、さらにスポ
ンジローラはレジスト前の転写紙をレジストローラ対に
突き当てた状態にすると同時に次の転写紙の搬送を行え
るので、スイッチハック動作を連続的に行え、より生産
性の高いスイッチハックが可能になる。
第2の手段によれば、送りローラは、前記スポンジロー
ラの軸を共用しているため、小型化できる。
第3の手段によれば、正逆転ローラ対のニップを接離し
て2枚の転写紙のずれ違い搬送を可能としているので生
産性の高い反転装置が可能である。
また、蓋部材は分岐搬送路を塞いでいるので、転写紙の
搬入手段方向への逆流を防ぎ、紙折れのないスイッチバ
ック搬送が可能であって、またトルク伝達手段は転写紙
をスイッチバック部内に搬入する方向に正逆転ローラ対
が回転する際に締まり方向に作用し、正逆転ローラ対に
駆動を連結するので転写紙の搬入を支障なく行え、さら
にトルク伝達手段は転写紙をレジストローラ対に搬出す
る方向に正逆転ローラ対が回転する際にゆるみ方向に作
用し、空転トルクを正逆転ローラ対に伝達するので、転
写紙をレジストローラ対まで搬送した後に転写紙をレジ
ストローラ対に突き当てて、転写紙の斜行を補正するこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1実施例の構成図、第2図は第1実
施例の要部の斜視図であって、1.2は対となるレジス
トローラであり、感光体上の画像と同期して転写紙を送
り出すために間欠回転する。
3.4は搬入および搬出手段であるローラで、3が駆動
用ローラであり、4は従動ローラである。
駆動ローラ3はダンゴ状ローラで、中央に軟質の発泡体
であるスポンジなどで表面を構成されたスポンジローラ
5が軸3aに固着され、両側にはゴムでできている送り
ローラ6が固着されている。
スポンジローラ5にはレジストローラ1.2対前のガイ
ド板18の一部7が所定の食い込み量を持って当接して
いる。8.9は対となって構成される正逆転ローラ対で
あり、転写紙の搬送方向を切換える。9は接離ローラで
あり、正逆転ローラ8の駆動を転写紙に伝えたり、ある
いは切ったりするために図示方向に移動可能となってい
る。1゜は接離手段である接離ソレノイドであり、オン
すると軸11を中心にアーム12が回転し、接離ローラ
9が正逆転ローラ8に当接し、オフするとバネ14によ
って接離ローラ9が正逆転ローラ8より離れる。15は
弾性体からなる逆流防止用の蓋部材であり、分岐搬送路
13のガイド板16の端に両面テープなどによって片持
ち支持されている。
蓋部材15は転写紙の搬入の際には図の点線のように湾
曲し、転写紙の搬入を終わると図の実線の位置に戻り転
写紙の逆流を防止する。17は検出手段である転写紙検
知用のセンサであり、転写紙の先端と後端を検知する。
レジストローラ対12直前の搬送路はガイド板16.1
8によって構成されている。これらのガイド板16.1
8間は21程度に設定され、転写紙が座屈しに(くなっ
ている。
次に、第3図(a)〜(e)の説明図によって第1実施
例の動作を説明する。
第3図(a)において積載された転写紙Pの最上位転写
紙が給紙ローラ19によってローラ3.4のニップまで
搬送される。最上位転写紙Pの先端がセンサ17によっ
て検知されると接離ソレノイド10がオンし、接離ロー
ラ9が正逆転ローラ8に当接する。同時に正逆転ローラ
8が図示方向に回転を始め転写紙の搬送に備える。
第3図(blにおいて最上位転写紙Pの後端が蓋部材1
5を抜けてから正逆転ローラ8を図示方向に逆転させ、
転写紙Pのスイッチバックを行う。また、給紙ローラ1
9は所定時間後に2枚目の転写紙Pを給紙し始める。
第3図fclにおいて最上位転写紙Pの先端がスポンジ
ローラ5 (3)とレジストローラ1,2対前のガイド
板7のニップに挾持されると、接離ソレノイド10がオ
フすることにより、接離ローラ9は正逆転ローラ8から
離れ、2枚目の転写紙Pの挿入に備える。さらに、正逆
転ローラ8は2枚目の転写紙Pの挿入を助けるために図
示方向に回転し始めるが、ニップが解除されているため
最上位転写紙Pの搬送には影響を与えない。
第3図Fdlにおいて最上位転写紙Pの先端は待機して
いるレジストローラ1,2対のニップに突き当たり停止
すると同時に、2枚目の転写紙Pは正逆転ローラ8のニ
ップが解除されているので、最上位転写紙Pの裏面をガ
イド部材として、正逆転ローラ8の二ツブに入り込む。
この際に、最上位転写紙Pの腰が強くレジストローラ1
.2対とスポンジローラ5の間で座屈しなければ、スポ
ンジローラ5は最上位転写紙Pの裏面を滑りながら回転
するので、最上位転写紙Pはスポンジローラ5からの所
定の搬送力によりレジストローラ1,2対のニップで突
き当たったまま停止し、レジストスタートに待機する。
また、転写紙Pがスキューして搬送されてきた時は第4
図のように転写紙Pの先端がレジストローラ12対のニ
ップに当接して、その部分より反力Raを受ける。さら
に、スポンジローラ5から搬送力Frが与えられ、また
、正逆転ローラ8のニップは解除されているので、転写
紙Pの腰が強く座屈しなければ0点を中心にH方向に回
転して、転写紙Pの前縁がレジストローラ1,2対の二
ツブに沿って揃えられる。但し、反力Raが大きいと0
点で転写紙が座屈するので、反力Raおよび搬送力Fr
は余り大きく設定できない。
従って、本実施例で良好な整合条件を得るには転写紙P
を座屈させない最大の搬送力を設定すると良い。通常使
用される転写紙で実験したところ、スポンジローラ5の
最適搬送力は、10〜200gf、望ましくは10〜6
08fが良好であり、薄手紙でも優れた結果を示した。
前記搬送力を得るには軟質発泡体であるスポンジローラ
5の摩擦係数が0.5程度であるので、ガイド板7によ
る圧力を60gf程度に設定すれば良い。そして、前記
ガイド板7による圧力を得るには、スポンジローラ5の
直径を30mmとすると、食い込み量を05〜1.0顛
に設定すると良い。
また、2枚目の転写紙Pは駆動ローラ3と従動ローラ4
によって搬送され続け、先端が正逆転ローラ8と最上位
転写紙Pの間に入り込んでいく。
そして、第3図(e)において最」二位転写祇Pの後端
がレジストスタートと共に正逆転ローラ8のニップから
抜けると、接離ソレノイド10が再びオンすることによ
って、接離ローラ9が正逆転ローラ8に当接し、2枚目
の転写紙Pの搬送およびスイッチバックを行う。
上記の動作を3枚目以降の転写紙Pにおいても連続的に
行うことによって、レジストローラ12対直前において
転写紙Pの斜行のない生産性の高いスイッチパック機構
が実現できる。しかも、搬入および搬出用のローラ3,
4は常時回転しているのでクラッチなどの連結駆動手段
は不要である。
第5図は本発明の第2実施例の構成図であって第1実施
例と異なるところは、搬入および搬出手段であるローラ
3.4に第2図のようなスポンジローラ5を設りず、か
つガイド板18の一部7のスポンジローラ5への当接部
をなくし、さらに正逆転ローラ対である正逆転ローラ8
.接離ローラ9の構成を下記のような構成にした点であ
る。なお、第1図の第1実施例で説明した部材に対応す
る部材には同一符号を付して詳しい説明を省略した。
第6図は第5図の第2実施例のA−A線断面図であって
、正逆転ローラ8は樹脂コイルスプリング26cを使用
したトルクリミッタ26を介して駆動される。すなわち
、I・ルク伝達手段であるI・ルクリミソタ26はボス
部26a1ハウジング部26b1樹脂コイルスプリング
26cから構成されている。ボス部26aは、樹脂コイ
ルスプリング26Cの略半分が捲着される駆動側クラッ
チ胴部を有し、ボス部26aに回り止めを設けて駆動軸
27と一体で回転する。ハウジング部26bは、内側に
樹脂コイルスプリング26Cを収容する空間を有し、こ
のスプリング26Cの略半分を捲着する従動側クラッチ
旧都を有し、外周部の両端に弾性ゴム輪28を位置決め
する一対のフランジ部を有する。ボス部26.1iの小
径部にハウジング部を挿入し、端部を止め輪26dで止
める。樹脂コイルスプリング26cの内径およびクラッ
チ胴の外径、樹脂コイルスプリング26Cの巻数は、ト
ルクリミッタ26としての空転トルクを考慮して適宜決
定される。第2実施例ではB方向から見て樹脂コイルス
プリング26Cの巻方向を石巻とする。そのため駆動軸
27が時計方向に回転するときは、樹脂コイルスプリン
グ26cを右に巻くことになる。そのため駆動軸27が
時計方向に回転するときは、樹脂コイルスプリング16
Cは締まり方向に作用して駆動を伝達し、駆動軸27と
正逆転ローラ8とは一体に回転する。次に駆動軸27が
反時計方向に回転するときは、樹脂コイルスプリング2
6Cは、ゆるみ方向に作用し、正逆転ローラ8に空転ト
ルクのみを伝達する。つまり、正逆転ローラ8の負荷が
トルクリミック26の空転トルクを越えると、正逆転ロ
ーラ8,9対の回転は止まる(トルクリミッタ部で滑る
)。
接離ローラ9は比較的摩擦抵抗の小さな材料(樹脂、金
属など)で構成し、圧縮バネ29等の押圧手段によって
正逆転ローラ8に圧接する。圧縮バネ29の圧力による
負荷力月・ルクリミソタ26の空転トルクよりも大きく
ならないようにバネ圧を設定する。なお、接離ローラ9
のローラ幅をゴム輪28よりも狭くし、その表面を滑ら
かな平面または球面状とすると良い。尚、図中、20は
接離ローラ9の支持枠である。
第7図fa)〜(clの説明図によって第2実施例の動
作を説明する。
第7図fa)において積載された転写紙Pの最上位転写
紙が給紙ローラ19によってローラ3,4対のニップま
で搬送される。最上位転写紙Pの先端がセンサ12によ
って検知されると接離ソレノイド10がオンし、接離ロ
ーラ9が駆動側正逆転ローラ8に当接する。同時に駆動
側正逆転ローラ8が図示方向に回転を始め、転写紙Pの
搬送に備える。この時、トルクリミッタ26は締まり方
向に作用するので、軸の駆動がローラに全て伝達される
第7図[b)において最」二位転写紙Pの後端が逆流防
止用部材15を抜けてから正逆転ローラ8.9対を図示
方向に逆転させ、転写紙Pのスイッチバックを行う。こ
の時、トルクリミッタ26は緩め方向に作用するので、
トルクリミッタ26の空転トルクのみがローラに伝達さ
れる。又、給紙ローラ19は所定時間後に2枚目の転写
紙Pを給紙し始める。
第7図(C1において最上位転写紙Pの先端は禎機して
いるレジストローラ1,2対のニップに突き当たり停止
する。この際に、最」−位転写紙Pの腰が強くレジスト
ローラ1,2対と正逆転ローラ89対の間で座屈しなけ
れば正逆転ローラ8,9対が停止(トルクリミッタ26
部で空転)し、最上位転写紙Pの搬送は、レジストロー
ラ1,2対前で停止し、レジストロ−ラに待機する。ま
た、転写紙1〕がスキューして搬送されてきた時は、第
8図のように、転写紙Pの先端がレジストローラ1.2
対のニップに当接して、その部分より反力Raを受ける
。さらに正逆転ローラ8から搬送カフ 1日 Frが与えられ、転写紙Pの腰が強く座屈しなければ、
0点を中心にH方向に回転して、転写紙Pの前縁がレジ
ストローラ1,2対のニップに沿って揃えられる。但し
、反力Raが大きいと0点で転写紙が座屈するので、反
力Raおよび搬送力Frは余り大きく設定できない。従
って本実施例で良好な整合条件を得るには、転写紙Pを
座屈させない最大の搬送力を設定すると良い。通常使用
される転写紙で実験したところ、ローラ3,4の最適搬
送力は、10〜200gf望ましくは10〜60gfが
良好であり、薄手紙でも優れた結果を示した。
また、2枚目の転写紙Pはローラ3,4によって搬送さ
れ続ける。
第7図fdlにおいてレジストローラ1,2対のスター
トと共に最上位転写紙Pの先端がレジストローラ1.2
対のニップに挟持されると、接離ソレノイド10がオフ
して、接離ローラ9は正逆転ローラ8から離れ、2枚目
の転写紙Pの挿入に備える。さらに、正逆転ローラ8ば
、2枚目の転写紙Pの挿入を助けるために図示方向に回
転し始めるが、二ツブが解除しているため最」二位転写
紙Pの搬送には影響を与えない。そして、2枚目の転写
紙Pは、正逆転ローラ8のニップが解除されているので
最上位転写紙Pの裏面をガイド部材として、正逆転ロー
ラ8.9対の二ツブに入り込みを行う。
第7図(elにおいて最−ヒ位転写紙Pの後端がレジス
トスタートと共に正逆転ローラ8のニップから抜りると
、接離ソレノイド10が再びオンすることによって接離
ローラ9が正逆転ローラ8に当接し、2枚目の転写紙P
の搬送およびスイッチハックを行う。
」二記の動作を3枚目以降の転写紙Pにおいても連続的
に行うことによって、レジストローラ12対の直前にお
ける転写紙Pの斜行(スキュー)や祇折れ、ジャムのな
い、生産性の高いスイッチバック機構が実現できる。し
かも、ローラ3,4は常回転となるので、クラッチなど
の連結駆動手段を必要としない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、正
逆転ローラ対のニップを接離して2枚の転写紙のすれ違
い搬送を可能とし、かつスポンジローラを利用して転写
紙の搬送を行うことにより、転写紙の斜行の補正および
連続的スイッチバック動作が行える。
また請求項2記載の発明によれば、前記スポンジローラ
と送りローラの軸を共用しているため、小型化ができる
さらに請求項3記載の発明によれば、正逆転ローラ対の
ニップを接離して2枚の転写紙のすれ違い搬送を可能と
し、かつ分岐搬送路を塞ぐ蓋部材、トルク伝達手段を利
用して転写紙の搬送を行うことにより、転写紙の搬送が
支障なく行え、斜行の補正ができる。
このように請求項1ないし3記載の発明によれば、簡単
な構成で転写紙の反転搬送が確実かつ効率的に行える転
写紙搬送装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による転写紙搬送装置の第1実施例の構
成図、第2図は第1実施例の要部の斜視図、第3図は第
1実施例の動作を説明するための説明図、第4図は第1
実施例における転写紙の搬送の説明図、第5図は本発明
の第2実施例の構成図、第6図は第5図の第2実施例の
A−A線断面図、第7図は第2実施例の動作を説明する
ための説明図、第8図は第2実施例における転写紙の搬
送の説明図、第9図は従来の転写紙搬送装置の構成図で
ある。 1.2・・・レジストローラ、3.4・・・ローラ(搬
入手段)、3a・・・軸、5・・・スポンジローラ、6
・・・送りローラ、7・・・ガイド板、8・・・正逆転
ローラ、9・・・接離ローラ、10・・・接離手段、1
3・・・分岐搬送路、15・・・蓋部材、17・・・セ
ンサ(検出手段)、26・・・トルク伝達手段。 第3図 (d) (e) 第4図 第 51桓 第8図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光体の線速と同期して転写紙を送り出すために
    間欠回転を行うレジストローラ対と、このレジストロー
    ラ対の搬送方向上流側で転写紙をスイッチバックさせる
    ための正逆転ローラ対と、この正逆転ローラ対からレジ
    ストローラ対に至る搬送路から分岐する分岐搬送路と、
    この分岐搬送路から正逆転ローラ対に向けて転写紙を搬
    入させる搬入手段とを有する転写紙搬送装置において、
    前記レジストローラ対直前に軟質発泡体で表面が構成さ
    れたスポンジローラと、このスポンジローラに所定の食
    込み量を持たせるように配設されたガイド板と、前記正
    逆転ローラ対のニップを接離可能にするための接離手段
    と、前記分岐搬送路の端部に片持支持された弾性体から
    なる蓋部材と、この蓋部材近傍に設けられ搬送中の転写
    紙の先端及び後端を検出する検出手段とを備えたことを
    特徴とする転写紙搬送装置。
  2. (2)請求項1記載において、搬入手段が前記スポンジ
    ローラの支軸に、スポンジローラと略同径の送りローラ
    を固定し、この送りローラに当接するように従動ローラ
    を配設してなることを特徴とする転写紙搬送装置。
  3. (3)感光体の線速と同期して転写紙を送り出すために
    間欠回転を行うレジストローラ対と、このレジストロー
    ラ対の搬送上流で転写紙をスイッチバックさせるための
    正逆転ローラ対と、この正逆転ローラ対からレジストロ
    ーラ対に至る搬送路から分岐する分岐搬送路と、この分
    岐搬送路から正逆転ローラ対に向けて転写紙を搬入させ
    る搬入手段とを有する転写紙搬送装置において、前記分
    岐搬送路の端部に片持支持された弾性体からなる蓋部材
    と、この蓋部材近傍に設けられ搬送中の転写紙の先端及
    び後端を検出する検出手段と、前記正逆転ローラ対のニ
    ップを接離可能にするための接離手段と、正逆転ローラ
    対の駆動ローラと駆動軸との間に駆動ローラが転写紙搬
    入方向に回転する場合には駆動を伝達し、また転写紙搬
    出方向に回転する場合には所定のトルク以上の負荷が掛
    かると空転するトルク伝達手段とを備えたことを特徴と
    する転写紙搬送装置。
JP2254286A 1990-09-26 1990-09-26 転写紙搬送装置 Pending JPH04133959A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002274733A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、プリンタ及び複写機
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