JP2987472B2 - 原稿給送装置 - Google Patents

原稿給送装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給紙手段と搬送手段と
の間に設けられたレジスト手段によって、先端部分が既
に前記搬送手段下に送入されている先行原稿の後端部を
ニップして次送原稿の先端部と突き合わせ、搬送手段と
レジスト手段とを同時に動作させることにより、先行原
稿と次送原稿との間に隙間が生じることなく送るように
した原稿給送装置に関し、例えば複数の原稿を同時にプ
ラテン上に定位させて同時露光させる、いわゆるツーイ
ンワン方式のものや、複数の原稿を露光処理のタクトに
合わせて一斉に発停させ、先行原稿から順次に処理させ
る、いわゆるステップ送り方式の画像形成装置などに適
用されるものである。
【0002】
【従来の技術】ステップ送りモードやツーインワンモー
ドを有する画像形成装置などでは、原稿間の隙間が零に
なるように規制することが計られている。これは、原稿
間の隙間があると、原稿停止(露光)基準位置に到達す
る時間が隙間分だけ遅れ、多数枚の原稿処理を行う場合
には、このような微小時間の集積もばかにならない程に
なるからである。
【0003】また、複数枚の原稿を並べるに当たり、上
記のような原稿間の隙間の存在は、その分だけ機体が長
くなることとなり、無駄であり、出来るだけ小型にしよ
うとする趣旨にも悖る結果となる。
【0004】このため、原稿間の隙間を極力少なくし、
出来れば零にするような種々の試みがなされている。
【0005】原稿間の隙間を零にするもので合理的なの
は、先行原稿の後端部をレジスト手段にニップさせる一
方、次送原稿の先端部をレジスト手段(通常、レジスト
ローラと、このレジストローラに圧接回転するピンチロ
ーラとから成る。)に突き当てて、双方を該部で突き合
わせ、搬送指示で搬送手段とレジスト手段とを同時にス
タートさせるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レジス
ト手段における先行原稿の後端部と次送原稿の先端部と
の突き合わせの状態を微視的に見るならば、両者が完全
には突き合わされることは少なく、レジスト手段を構成
する二個のローラの接触母線を挟んで若干の隙間を有す
るのが常である。特に次送原稿はローラ間に完全に食い
込んでいる訳ではなく、それ故にまたレジストループに
よる姿勢矯正も可能となると言うこともできる。
【0007】上記のような状態で搬送手段とレジスト手
段とを従来のように同時に始動させたのでは、既に先端
部を搬送手段の下部に相当入り込ませている先行原稿は
直ちに進行するのに対し、まだ確実にレジスト手段にニ
ップされていない次送原稿の進行が遅れ、両原稿間の隙
間が増大するという問題点がある。
【0008】また、従来ではレジスト手段が動作してい
る間は、給紙手段の方は原稿後端部分を保持した状態で
不動状態にあるのであるが、レジスト手段の動作進行に
伴い、原稿の後部に形成されていたレジストループが解
消して行き、完全に解消する瞬間に給紙手段側から可な
り強い引っ張り力が作用し、この引っ張り力によっても
次送原稿の進行が瞬時止められ、先行原稿との間隙が一
層広がるという問題点があった。
【0009】本発明は、上記問題点に着目してなされた
もので、並べて位置付けられた2枚の原稿の原稿間隔を
補正し、かつ原稿間隔を増大させることなく給送する原
稿給送装置を提供するものである。
【0010】上記目的は、「原稿台上に搬送された原稿
を一枚毎に給紙する給紙手段と、この給紙手段からの原
稿をプラテン上に送る一対の送りローラとを備え、該一
対の送りローラにて先行原稿の後端を拘束し、次送原稿
の後端を前記一対の送りローラに突き当てて停止させた
後に2枚の原稿を連続してプラテン上に給送する原稿給
送装置において、前記一対の送りローラにて拘束された
先行原稿の後端に前記一対の送りローラに突き当てられ
た次送原稿の先端を前記送りローラを所定時間駆動させ
て整合する」ことにより達成することができる。
【0011】
【実施例】以下図面に基づき、本発明の方法を適用した
一実施例として、ステップ送り機能を有する原稿給送装
置10について説明する。
【0012】原稿給送装置10は図1のように画像形成
装置CのプラテンP上に載置され、原稿を載置する原稿
トレー11、原稿を繰り出し、一枚に分離して送る給紙
部20、この給紙部20からの原稿を受けてプラテンP
上に搬送し、停止基準位置P1に先端部を定位させて前
記画像形成装置Cによる露光処理を行わせる搬送部4
0、処理済み原稿を排出する排紙部50、及び排出され
た原稿を収容する排紙トレー12等で構成されている。
【0013】原稿トレー11は前記排紙トレー12の上
方に位置していて、原稿は図示のように反転してプラテ
ンP上に導かれるようになっており、画像形成装置Cの
上面面積以上に外方にはみ出さず、省スペース構造とな
っている。
【0014】給紙部20は、積層された原稿の最下紙に
接してこれを繰り出すピックアップローラ21、最上紙
に接して押圧するウエート板ばね22、原稿を載置する
際に原稿の先端を揃えるストッパ23、最下紙に接して
一枚の原稿を送る給紙手段である給紙ローラ24及び分
離パッド25、原稿の先端、後端を検知するレジストセ
ンサ29、原稿の先端部を突き当てさせ、送り出しのタ
イミングを取ると同時に、原稿の送り姿勢の矯正をさせ
るレジスト手段であるレジストローラ30及びピンチロ
ーラ31等から構成されている。
【0015】給紙ローラ24からレジスト手段30、3
1に至る間は原稿の後部を湾曲してレジストループを描
かせるためのレジスト空間28が外側ガイド板26と内
側ガイド板27とによって形成されている。
【0016】さらに、レジスト手段30、31の下流側
には原稿を搬送部40の手前まで導く導入路32が設け
られている。
【0017】搬送手段である搬送部40は、一対のベル
トローラ41、42に搬送ベルト43を張架して成り、
搬送ベルト43のプラテンP側には複数個のプレスロー
ラ44が配設されている。
【0018】ところで搬送ベルト43はベルトローラ4
1、42によって送られるものであるから、これら両ロ
ーラ41、42及び各プレスローラ44等との搬送方向
の接触摩擦力が充分でなければならない。
【0019】一方、搬送ベルト43は両ローラ41、4
2の軸線方向に対して移動する傾向を有し、この移動の
防止手段として設けられている両端部の寄り防止エッジ
によって容易に中央へ復帰するためには、ローラ41、
42と搬送ベルト43との間の摩擦力ができるだけ小さ
い方がよい。
【0020】上記のようにベルトローラ41、42の送
り方向における搬送ベルト43との摩擦力が大きく、一
方軸線方向では摩擦力が小さい方がよいという相反する
要請に応えるため、本装置10の搬送ベルト43は図2
のように、搬送方向(図示A方向)とは直角方向(図示
B方向)に走るリブ又はシボ45を設けてある。
【0021】このようなリブ又はシボ45を設けること
により、搬送方向では大きな摩擦力が生じ、一方ベルト
ローラ41、42の軸線方向に対しては滑り易くなり、
寄り防止エッジによる中心指向性の保持が容易になり、
また材料の選択の幅を広げることが可能となるものであ
る。
【0022】排紙部50は、排紙ローラ52の周りを排
紙ガイド51と逆送ガイド54とが囲繞しており、処理
済みの原稿をそのまま排出するか、反転して裏面複写の
ために逆送するかを切り換える切換え爪53が配設され
ている。
【0023】しかして、本実施例の原稿給送装置10に
はステップ送り機能が具備されており、各種サイズの原
稿のうち使用頻度の最も多いものとしてA4ヨコサイズ
の原稿が図示の停止基準位置P1からレジスト手段3
0、31までの間に隙間なく丁度3枚並ぶように上記基
準位置P1からレジスト手段30、31の間の間隔Lが
定められている。
【0024】次ぎに図3に示すタイミングチャートを中
心に原稿給送装置10の動作を説明する。
【0025】図示のスタートの時点と言うのは、第1原
稿が停止基準位置P1にあり、第2原稿が続き、第3原
稿の後端がレジスト手段30、31にニップされ、第4
原稿の先端が同じくレジスト手段30、31に突き当た
っている状態で、前記第1原稿の処理が完了した時点を
指している。従ってここで第3原稿がこれまで先行原稿
と言って来たものに相当し、第4原稿が同じく次送原稿
に相応する。
【0026】さて、第1原稿の露光処理が終わり、次の
ステップへの指令が発せられると、給紙手段である給紙
ローラ24とレジスト手段であるレジストローラ30と
が同時に回転始動する。即ち、次送原稿としての第4原
稿が先に送り動作を受ける。しかもこの際、給紙ローラ
24も同時に回転するから、原稿後部に形成されている
レジストループは殆どそのままの状態で進行し、給送反
対方向の力がこの原稿に及ぶことがない。
【0027】そして、微小時間△T1後、今度は搬送手
段側(図3では搬送ベルト43に代表させている。)が
始動し、第1〜第4原稿は同時に、かつ等速で進行す
る。ここで言うところの微小時間△T1がすなわち搬送
手段の搬送開始動作と、レジスト手段の送り込み開始動
作との間の時間差にほかならない。
【0028】上記時間差△T1の間に、次送原稿がレジ
ストローラ30とピンチローラ31の確実にニップされ
るとともにレジストローラ30とピンチローラ30とピ
ンチローラ31のニップ点を挟んで、先行原稿(ここで
は第3原稿)と次送原稿(同じく第4原稿)との間の不
可避的な隙間が補償され、両原稿間には隙間がない状態
で送られて行く。そして同様にして送られて行った第1
原稿〜第3原稿間の全長が丁度停止基準位置P1からレ
ジスト手段30、31までの距離Lとなっているのであ
る。
【0029】一方給紙ローラ24は上記△T1後からさ
らに微小時間△T2(ほぼ前記次送原稿が離れるまでの
時間)後に一旦停止する。
【0030】次いで時間T3後にピックアップローラ2
1が始動し第5原稿を繰り出す。そしてそれから微小時
間△T4後に給紙ローラ24が再度始動し、前記第5原
稿の分離給送を開始する。
【0031】なお上記のような時間差動作は、複数の駆
動モータを設けるほかに、適所に設けたワンウエークラ
ッチ及び電磁クラッチ等によって実現することができ
る。
【0032】一方、第1〜第4原稿を搬送したレジスト
手段30、31及び搬送手段(搬送ベルト43)のうち
レジスト手段30、31はスタートT5時間後に、また
搬送ベルト43は同じくT6時間後に停止する。
【0033】搬送ベルト43の停止により、第2原稿は
プラテンPの停止基準位置P1に定位し、一方第1原稿
は排紙ローラ52に引き取られて排出されている。
【0034】レジストローラ30の停止後若干時間△T
7後に給紙ローラ24は停止するが、この時間差△T7
によって第5原稿はレジスト空間28内でレジストルー
プを描き、姿勢矯正を行っている。
【0035】そして、露光処理のための所定時間(搬送
ベルト43停止後Te時間)後に次のスタートがなさ
れ、上記動作が繰り返される。
【0036】尚、図2においてベルトローラ41、42
のローラ表面を搬送ベルト43のリブ又はシボ45に沿
った凹凸形状とするか、軸方向にローラの径を異ならせ
凹凸形状とすることによって、ベルト搬送時、ベルトと
ローラとの間に生じる静電気の発生量を抑えることが出
来、静電気による搬送不良がなくスムーズに駆動でき
る。
【0037】前述の実施例に示した構成によって、レジ
スト手段における不可避の微小間隙を補償するでき、さ
らにレジストループ消滅時に原稿に衝撃がかからず、先
行原稿と次送原稿との間に隙間が生じないようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を適用した原稿給送装置の縦断面
図。
【図2】搬送ベルトの内側表面の構成を示す説明図。
【図3】原稿給送装置の動作のタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
P プラテン P1 停止基準位置 C 画像形成装置 L 停止基準位置からレジスト手段までの距離 △T1 搬送手段の搬送開始動作と、レジスト手段の送
り込み開始動作との間の時間差 10 原稿給送装置 24 給紙ローラ(給紙手段) 30 レジストローラ(レジスト手段) 31 ピンチローラ(レジスト手段) 40 搬送部(搬送手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台上に搬送された原稿を一枚毎に給
    紙する給紙手段と、この給紙手段からの原稿をプラテン
    上に送る一対の送りローラとを備え、該一対の送りロー
    ラにて先行原稿の後端を拘束し、次送原稿の後端を前記
    一対の送りローラに突き当てて停止させた後に2枚の原
    稿を連続してプラテン上に給送する原稿給送装置におい
    て、 前記一対の送りローラにて拘束された先行原稿の後端に
    前記一対の送りローラに突き当てられた次送原稿の先端
    を前記送りローラを所定時間駆動させて整合することを
    特徴とする原稿給送装置。
  2. 【請求項2】 前記給紙手段は、次送原稿の先端を前記
    一対の送りローラに突き当てて次送原稿にループを形成
    させるとともに、少なくとも次送原稿の後端が前記給紙
    手段を通過するまで前記給紙手段を駆動することを特徴
    とする請求項1に記載の原稿給送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2653155B2 (ja) * 1989-02-23 1997-09-10 ミノルタ株式会社 原稿自動送り装置

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