JP2010006484A - 外部給紙装置とその搬送部の配置方法 - Google Patents

外部給紙装置とその搬送部の配置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】第1搬送部16が挿入用紙を挟持する挟持位置から反転用挟持位置までの搬送距離を短くして、能率良く給紙できるようにする。
【解決手段】挿入用紙2を印刷済み用紙3の搬送路4合流させる挿入用紙搬送路5の途中に、挿入用紙を挟持して反転用搬送路12に取り込んだ後、反転用搬送路から送り出す反転用搬送部13と、挿入用紙を挟持して反転用搬送路に向けて搬送する第1搬送部16と、反転用搬送路から送り出される挿入用紙を挟持して搬送する第2搬送部19とを設けてあり、反転用搬送部は、反転用搬送路から送り出される挿入用紙が第2搬送部19で挟持されたときは、挟持解除状態に切り換えられ、挿入用紙の送り出し方向後端が反転用駆動ローラと反転用従動ローラとの間を通過したときは、挟持状態に切り換えられて、第1搬送部で搬送されてきた後続の挿入用紙を挟持して反転用搬送路に取り込むように駆動可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、挿入用紙を略一定速度で挟持搬送して、画像形成装置で印刷された印刷済み用紙の搬送路に合流させる挿入用紙搬送路の途中に、挿入用紙を一対の反転用駆動ローラと反転用従動ローラとで挟持して反転用搬送路に取り込んだ後、前記反転用駆動ローラの逆回転で反転用搬送路から送り出す反転用搬送部と、前記反転用搬送部の上流側において、挿入用紙を一対の第1駆動ローラと第1従動ローラとで挟持して前記反転用搬送路に向けて搬送する第1搬送部と、前記反転用搬送部の下流側において、前記反転用搬送路から送り出される挿入用紙を一対の第2駆動ローラと第2従動ローラとで挟持して、前記挿入用紙搬送路に沿って搬送する第2搬送部とを設けてある外部給紙装置とその搬送部の配置方法に関する。
上記外部給紙装置は、挿入用紙を第1搬送部から反転用搬送部,第2搬送部の順に受け渡しながら反転させて、印刷済み用紙の搬送路に合流させるように構成してあり、従来、反転用搬送部が、通常の運転時において挟持状態に維持されている一対の反転用駆動ローラと反転用従動ローラとを設けて構成され、この反転用駆動ローラと反転用従動ローラとに挟持されて反転用搬送路から先行して送り出される挿入用紙(以下、先行挿入用紙という。)の送り出し方向後端が、その反転用駆動ローラと反転用従動ローラとの間を通過すると、反転用駆動ローラを逆回転させることにより、第1搬送部で搬送されてきた後続の挿入用紙(以下、後続挿入用紙という。)をその反転用駆動ローラと反転用従動ローラとで挟持して、反転用搬送路に取り込むように構成してある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−111382号公報
このため、図6に例示するように、反転用搬送路から送り出される先行挿入用紙2aの送り出し方向後端26が、反転用駆動ローラと反転用従動ローラとの間を通過する前に、後続挿入用紙2bがその反転用駆動ローラと反転用従動ローラとの間に進入できないように、第1駆動ローラ14と第1従動ローラ15とで挿入用紙2を挟持する第1挟持位置P1から、反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11とで挿入用紙2を挟持する反転用挟持位置P3までの挿入用紙2の第1搬送距離L1を、第1搬送部16から反転用搬送部13に挿入用紙2を受け渡しできる最大距離、つまり、挿入用紙2の搬送方向に沿う長さAよりも若干短い距離に設定してある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、第1駆動ローラと第1従動ローラとで挿入用紙を挟持する挟持位置から反転用挟持位置までの挿入用紙の搬送距離を従来よりも短くして、能率良く給紙できるようにすることを目的とする。
本発明の第1特徴構成は、挿入用紙を略一定速度で挟持搬送して、画像形成装置で印刷された印刷済み用紙の搬送路に合流させる挿入用紙搬送路の途中に、挿入用紙を反転用駆動ローラと反転用従動ローラとで挟持して反転用搬送路に取り込んだ後、前記反転用駆動ローラの逆回転で反転用搬送路から送り出す反転用搬送部と、前記反転用搬送部の上流側において、挿入用紙を第1駆動ローラと第1従動ローラとで挟持して前記反転用搬送路に向けて搬送する第1搬送部と、前記反転用搬送部の下流側において、前記反転用搬送路から送り出される挿入用紙を第2駆動ローラと第2従動ローラとで挟持して、前記挿入用紙搬送路に沿って搬送する第2搬送部とを設けてある外部給紙装置であって、
前記反転用搬送部は、前記反転用搬送路から送り出される挿入用紙が前記第2駆動ローラと前記第2従動ローラとで挟持されたときは、前記反転用駆動ローラと前記反転用従動ローラが挟持解除状態に切り換えられ、前記反転用搬送路から送り出される挿入用紙の送り出し方向後端が前記反転用駆動ローラと前記反転用従動ローラとの間を通過したときは、その反転用駆動ローラと反転用従動ローラが挟持状態に切り換えられて、第1搬送部で搬送されてきた後続の挿入用紙を挟持して前記反転用搬送路に取り込むように駆動可能に構成されている点にある。
〔作用及び効果〕
反転用搬送部は、反転用搬送路から送り出される先行挿入用紙が第2駆動ローラと第2従動ローラとで挟持されたときは、反転用駆動ローラと反転用従動ローラが挟持解除状態に切り換えられるので、図3に例示するように、先行挿入用紙2aの送り出し方向後端26が、反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11との間を通過する前に、第1搬送部16で搬送されてきた後続挿入用紙2bをその反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11との間に進入させることができる。
そして、先行挿入用紙2aの送り出し方向後端26が反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11との間を通過したときは、その反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11が挟持状態に切り換えられて、後続挿入用紙2bを挟持して反転用搬送路12に取り込むように駆動可能に構成されているので、先行挿入用紙3aが第2駆動ローラ17と第2従動ローラ18とで挟持されてから、その先行挿入用紙3aの送り出し方向後端26が、挟持解除状態に切り換えられている反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11との間を通過するまでの間に、図4に例示するように、後続挿入用紙2bを、反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11との間を通して反転用搬送路12に入り込ませておいてから、反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11とを挟持状態に切り換えて、後続挿入用紙2bを逆回転する反転用駆動ローラ10で反転用搬送路12に取り込むことができる。
従って、第1駆動ローラと第1従動ローラとが挿入用紙を挟持する挟持位置から、反転用駆動ローラと反転用従動ローラとが挿入用紙を挟持する反転用挟持位置までの挿入用紙の搬送距離を短くすることができるので、挿入用紙の搬送時間も短くなって、能率良く給紙できる。
本発明の第2特徴構成は、請求項1記載の外部給紙装置における搬送部の配置方法であって、
前記第1駆動ローラと前記第1従動ローラとが挿入用紙を挟持する第1挟持位置から、前記反転用駆動ローラと前記反転用従動ローラとが挿入用紙を挟持する反転用挟持位置までの挿入用紙の第1搬送距離L1と、
前記反転用挟持位置から、前記第2駆動ローラと前記第2従動ローラとが挿入用紙を挟持する第2挟持位置までの挿入用紙の第2搬送距離L2とが挿入用紙の搬送方向に沿う長さよりも短く、
かつ、前記第1搬送距離L1と前記第2搬送距離L2とが、次式
L=A−(2C−B/N)
A:挿入用紙の搬送方向に沿う長さ
B:挿入用紙の単位時間当たりの搬送距離
C:反転用搬送路における挿入用紙の取り込み長さ
N:挿入用紙の単位時間当たり搬送枚数
で求めた距離L以下になるように、前記第1搬送部と前記反転用搬送部と前記第2搬送部とを配置し、かつ、
前記第1搬送部と前記第2搬送部との分岐箇所から前記反転用挟持位置までの距離L3が、次式
L3>A−C
の関係を満たすように前記分岐箇所を配置する点にある。
〔作用及び効果〕
第1駆動ローラと第1従動ローラとが挿入用紙を挟持する第1挟持位置から、反転用駆動ローラと反転用従動ローラとが挿入用紙を挟持する反転用挟持位置までの挿入用紙の第1搬送距離L1と、反転用挟持位置から、第2駆動ローラと第2従動ローラとが挿入用紙を挟持する第2挟持位置までの挿入用紙の第2搬送距離L2とが挿入用紙の搬送方向に沿う長さよりも短くなるように、第1搬送部と反転用搬送部と第2搬送部とを配置するので、図3に例示するように、反転用搬送路12から送り出される先行挿入用紙2aが第2駆動ローラ17と第2従動ローラ18とで挟持されてから、図4に例示するように、その先行挿入用紙2aの送り出し方向後端26が、挟持解除状態に切り換えられている反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11との間を通過するまでの間に、後続挿入用紙2bを、最大で、挿入用紙2の搬送方向に沿う長さAと第1搬送距離L1との差の長さだけ、反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11との間を通して反転用搬送路12に入り込ませておいてから、反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11とを挟持状態に切り換えて、後続挿入用紙2bを逆回転する反転用駆動ローラ10で反転用搬送路12に取り込むことができるように配置できる。
そして、第1搬送距離L1と第2搬送距離L2とが、
L=A−(2C−B/N)
A:挿入用紙2の搬送方向に沿う長さ
B:挿入用紙2の単位時間当たりの搬送距離
C:反転用搬送路12における挿入用紙2の取り込み長さ
N:挿入用紙2の単位時間当たり搬送枚数
で求めた距離L以下になるように、第1搬送部16と反転用搬送部13と第2搬送部19とを配置するので、挿入用紙搬送路5における挿入用紙2の単位時間当たりの搬送距離がBの外部給紙装置において、搬送方向に沿う長さがAの挿入用紙2を、反転用搬送路12において長さCだけ取り込む状態で、単位時間当たりN枚の搬送枚数で搬送したい場合に、挿入用紙2の搬送時間も短くなって、能率良く給紙できる第1搬送部16と反転用搬送部13と第2搬送部19の配置を簡便に設定することができる。
つまり、挿入用紙搬送路5において単位時間T当たり距離Bだけ挿入用紙2が搬送される場合、挿入用紙2の搬送速度は、B/Tになる。
また、挿入用紙搬送路5において単位時間T当たりN枚の挿入用紙2が搬送される場合、先行挿入用紙2aが挟持解除状態の反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11との間に進入してから、後続挿入用紙2bが挟持解除状態の反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11との間に進入するまでの時間差は、T/Nになる。
従って、先行挿入用紙2aが反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11との間に進入してから、後続挿入用紙2bが反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11との間に進入するまでの、先行挿入用紙2aの移動距離は、(B/T)×(T/N)、つまり、B/Nになる。
そして、図3に例示するように、第1搬送部16で搬送されてきた挿入用紙2の先端27が挟持解除状態の反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11との間に進入してから、その挿入用紙2が所定長さCに亘って反転用搬送路12に取り込まれた後、図4に例示するように、反転用搬送路12から送り出される挿入用紙2の後端26が挟持解除状態の反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11との間を通過するまでの挿入用紙2の移動距離は2Cになるので、その移動距離2Cが、移動距離B/Nよりも長い場合は、図3に例示するように、後続挿入用紙2bの先端27が反転用駆動ローラと反転用従動ローラとの間に進入したときに、反転用搬送路から送り出される先行挿入用紙2aの送り出し方向後端26が(2C−B/N)の距離だけ反転用搬送路に入り込んだ位置にあり、図4に例示するように、先行挿入用紙2aの送り出し方向後端26が反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11との間を通過するまでに、後続挿入用紙2bの先端27を(2C−B/N)の距離だけ反転用搬送路12に入り込ませておいてから、図5に例示するように、反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11とを挟持状態に切り換えて、後続挿入用紙2bを逆回転する反転用駆動ローラ10で反転用搬送路12に取り込むことができるように配置できる。
そして、図3に示すように、(2C−B/N)の距離と第2搬送距離L2との合計が挿入用紙2の搬送方向に沿う長さA以下であれば良く、また、図4に示すように、第1搬送距離L1と(2C−B/N)の距離との合計も挿入用紙2の搬送方向に沿う長さA以下であれば良いので、第1搬送距離L1も、第2搬送距離L2も、(A−(2C−B/N))以下であれば良い。
また、図1に例示するように、第1搬送部16と第2搬送部19との分岐箇所P4から反転用挟持位置P3までの距離L3が、L3>A−Cの関係を満たすように、分岐箇所P4を配置するので、反転用搬送路12に取り込んだ挿入用紙2を第2搬送部19に確実に送り出すことができる。
従って、挿入用紙搬送路における挿入用紙の単位時間当たりの搬送距離がBの外部給紙装置において、搬送方向に沿う長さがAの挿入用紙を、反転用搬送路において長さCだけ取り込む状態で、単位時間当たりN枚の搬送枚数で搬送したい場合に、挿入用紙の搬送時間も短くなって、能率良く給紙できる第1搬送部と反転用搬送部と第2搬送部の配置を簡便に設定することができる。
本発明の第3特徴構成は、前記挿入用紙の単位時間当たりの搬送距離Bが、前記反転用駆動ローラを駆動する駆動モータの加速時間を考慮した距離である点にある。
〔作用及び効果〕
挿入用紙の単位時間当たりの搬送距離Bが、反転用駆動ローラを駆動する駆動モータの加速時間を考慮した距離であるので、第1搬送距離L1が、反転用駆動ローラの特性を考慮した適切な距離になるように、第1搬送部と反転用搬送部と第2搬送部とを配置できる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
図1〜図5は、本発明による外部給紙装置の要部を示し、用紙トレイ1に積み重ねてある挿入用紙2をピックアップローラ28でピックアップして、送り込みローラ対29で挿入用紙搬送路5に送り込み、挿入用紙搬送路5に送り込まれた挿入用紙2は、ガイド6に沿って略一定速度で一枚ずつ挟持搬送して、複写機やプリンタなどの画像形成装置で印刷された印刷済み用紙3の搬送路4に合流させるように構成してある。
前記印刷済み用紙3の搬送路4は、画像形成装置で印刷されて送り出されてきた印刷済み用紙3を受け入れる受入口7と、挿入用紙搬送路5で搬送されてきた挿入用紙2を合流させる合流部8とを備え、受入口7から受け入れた印刷済み用紙3と、挿入用紙搬送路5で搬送されてきた挿入用紙2とを各別に挟持して、例えばステイプルなどで綴じるための後処理装置に搬送する挟持搬送装置9を設けてある。
前記挿入用紙搬送路5の途中には、挿入用紙2を一対の反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11とで挟持して反転用搬送路12に取り込んだ後、反転用駆動ローラ10の逆回転で反転用搬送路12から送り出す反転用搬送部13と、反転用搬送部13の上流側において、挿入用紙2を一対の第1駆動ローラ(レジストローラ)14と第1従動ローラ15とで挟持して反転用搬送路12に向けて搬送する第1搬送部16と、反転用搬送部13の下流側において、反転用搬送路12から送り出される挿入用紙2を一対の第2駆動ローラ17と第2従動ローラ18とで挟持して、挿入用紙搬送路5に沿って合流部8に向けて搬送する第2搬送部19とを設けてある。
前記反転用搬送部13には、反転用駆動ローラ10の回転方向を、挿入用紙2を反転用搬送路12に取り込むための正転方向と、挿入用紙2を反転用搬送路12から送り出すための逆転方向とに切換自在な回転方向切換装置20と、反転用従動ローラ11を電磁ソレノイドなどで反転用駆動ローラ10に向けて出退移動させて、反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11とを挟持状態と挟持解除状態とに切り換え自在な挟持切換装置21と、回転方向切換装置20と挟持切換装置21の作動を制御する制御装置22とを設けてある。
前記制御装置22は、図2に示すように、反転用搬送路12から送り出される挿入用紙2が第2駆動ローラ17と第2従動ローラ18とで挟持されたことを検出する挟持検出センサ23と、挿入用紙2が所定の取り込み長さCで反転用搬送路12に取り込まれたことを検出する取込検出センサ24と、反転用搬送路12から送り出される挿入用紙2の送り出し方向後端が反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11との間を通過したことを検出する後端検出センサ25とを設けて、これらの検出センサ23,24,25による検出結果に基づいて、回転方向切換装置20と挟持切換装置21の作動を制御するように構成してある。
つまり、制御装置22は、反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11が挟持状態に切り換えられており、かつ、反転用駆動ローラ10の回転方向が逆転方向に切り換えられている状態で、挟持検出センサ23が挿入用紙2の挟持を検出すると、反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11が挟持解除状態に切り換えられるように挟持切換装置21を制御するとともに、反転用駆動ローラ10の回転方向が正転方向に切り換えられるように回転方向切換装置20を制御する。
そして、後端検出センサ25が挿入用紙2の送り出し方向後端が通過したことを検出すると、反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11が挟持状態に切り換えられるように挟持切換装置21を制御し、挿入用紙2が所定の取り込み長さCで取り込まれたことを取込検出センサ24が検出すると、反転用駆動ローラ10の回転方向が逆転方向に切り換えられるように回転方向切換装置20を制御する。
従って、反転用搬送部13は、図3に示すように、反転用搬送路12から送り出される挿入用紙2が第2駆動ローラ17と第2従動ローラ18とで挟持されたときは、反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11が挟持解除状態に切り換えられ、図4に示すように、反転用搬送路12から送り出される挿入用紙2の送り出し方向後端が反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11との間を通過したときは、図5に示すように、その反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11が挟持状態に切り換えられて、第1搬送部16で搬送されてきた後続の挿入用紙2を挟持して反転用搬送路12に取り込むように駆動可能に構成されている。
前記第1搬送部16と反転用搬送部13と第2搬送部19は、本発明による配置方法により、挿入用紙搬送路5における挿入用紙2の一分(単位時間)当たりの搬送距離Bが30,000mmの外部給紙装置において、給紙可能なサイズの挿入用紙2のうちの、搬送方向に沿う長さAが216mmの最少サイズの挿入用紙2を、反転用搬送路12において216mmの長さCだけ取り込む状態で、一分(単位時間)当たり81.5枚の搬送枚数Nで搬送する場合に、挿入用紙2の搬送時間も短くなって、能率良く給紙できるように配置してある。
尚、搬送距離Bは、反転用駆動ローラ10を駆動する駆動モータの加速時間を考慮した距離である。
具体的には、第1駆動ローラ14と第1従動ローラ15とが挿入用紙2を挟持する第1挟持位置P1から、反転用駆動ローラ10と反転用従動ローラ11とが挿入用紙2を挟持する反転用挟持位置P3までの挿入用紙2の第1搬送距離L1と、反転用挟持位置P3から、第2駆動ローラ17と第2従動ローラ18とが挿入用紙2を挟持する第2挟持位置P2までの挿入用紙2の第2搬送距離L2とが挿入用紙2の搬送方向に沿う長さA(216mm)よりも短くなるように、第1搬送距離L1と第2搬送距離L2の夫々を設定してある。
また、第1搬送距離L1は、次式
L=A−(2C−B/N)
A:挿入用紙2の搬送方向に沿う長さ
B:挿入用紙2の単位時間当たりの搬送距離
C:反転用搬送路12における挿入用紙2の取り込み長さ
N:挿入用紙2の単位時間当たり搬送枚数
で求めた距離L以下になるように設定してある。
つまり、
L=216−(2×216−30,000/81.5)
=152.1
となるので、第1搬送距離L1と第2搬送距離L2の夫々が152.1mmとなるように第1搬送部16と第2搬送部19とを配置してある。
また、第1搬送部16と第2搬送部19との分岐箇所P4から反転用挟持位置P3までの距離L3が、L3>A−Cの関係を満たすように分岐箇所P4を配置してある。
外部給紙装置の要部を示す側面図 ブロック図 作用の説明図 作用の説明図 作用の説明図 従来技術の説明図
符号の説明
2 挿入用紙
3 印刷済み用紙
4 搬送路
5 挿入用紙搬送路
10 反転用駆動ローラ
11 反転用従動ローラ
12 反転用搬送路
13 反転用搬送部
14 第1駆動ローラ
15 第1従動ローラ
16 第1搬送部
17 第2駆動ローラ
18 第2従動ローラ
19 第2搬送部
A 挿入用紙の搬送方向に沿う長さ
B 挿入用紙の単位時間当たりの搬送距離
C 反転用搬送路における挿入用紙の取り込み長さ
L 距離
L1 第1搬送距離
L2 第2搬送距離
N 挿入用紙の単位時間当たり搬送枚数
P1 第1挟持位置
P2 第2挟持位置
P3 反転用挟持位置
P4 第1搬送部と第2搬送部との分岐箇所

Claims (3)

  1. 挿入用紙を略一定速度で挟持搬送して、画像形成装置で印刷された印刷済み用紙の搬送路に合流させる挿入用紙搬送路の途中に、
    挿入用紙を一対の反転用駆動ローラと反転用従動ローラとで挟持して反転用搬送路に取り込んだ後、前記反転用駆動ローラの逆回転で反転用搬送路から送り出す反転用搬送部と、
    前記反転用搬送部の上流側において、挿入用紙を一対の第1駆動ローラと第1従動ローラとで挟持して前記反転用搬送路に向けて搬送する第1搬送部と、
    前記反転用搬送部の下流側において、前記反転用搬送路から送り出される挿入用紙を一対の第2駆動ローラと第2従動ローラとで挟持して、前記挿入用紙搬送路に沿って搬送する第2搬送部とを設けてある外部給紙装置であって、
    前記反転用搬送部は、
    前記反転用搬送路から送り出される挿入用紙が前記第2駆動ローラと前記第2従動ローラとで挟持されたときは、前記反転用駆動ローラと前記反転用従動ローラが挟持解除状態に切り換えられ、
    前記反転用搬送路から送り出される挿入用紙の送り出し方向後端が前記反転用駆動ローラと前記反転用従動ローラとの間を通過したときは、その反転用駆動ローラと反転用従動ローラが挟持状態に切り換えられて、第1搬送部で搬送されてきた後続の挿入用紙を挟持して前記反転用搬送路に取り込むように駆動可能に構成されている外部給紙装置。
  2. 請求項1記載の外部給紙装置における搬送部の配置方法であって、
    前記第1駆動ローラと前記第1従動ローラとが挿入用紙を挟持する第1挟持位置から、前記反転用駆動ローラと前記反転用従動ローラとが挿入用紙を挟持する反転用挟持位置までの挿入用紙の第1搬送距離L1と、
    前記反転用挟持位置から、前記第2駆動ローラと前記第2従動ローラとが挿入用紙を挟持する第2挟持位置までの挿入用紙の第2搬送距離L2とが挿入用紙の搬送方向に沿う長さよりも短く、
    かつ、前記第1搬送距離L1と前記第2搬送距離L2とが、次式
    L=A−(2C−B/N)
    A:挿入用紙の搬送方向に沿う長さ
    B:挿入用紙の単位時間当たりの搬送距離
    C:反転用搬送路における挿入用紙の取り込み長さ
    N:挿入用紙の単位時間当たり搬送枚数
    で求めた距離L以下になるように、前記第1搬送部と前記反転用搬送部と前記第2搬送部とを配置し、かつ、
    前記第1搬送部と前記第2搬送部との分岐箇所から前記反転用挟持位置までの距離L3が、次式
    L3>A−C
    の関係を満たすように前記分岐箇所を配置する搬送部の配置方法。
  3. 前記挿入用紙の単位時間当たりの搬送距離Bが、前記反転用駆動ローラを駆動する駆動モータの加速時間を考慮した距離である請求項2記載の搬送部の配置方法。
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