JPH04133447U - 半導体パツケージ - Google Patents

半導体パツケージ

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JPH04133447U
JPH04133447U JP4064091U JP4064091U JPH04133447U JP H04133447 U JPH04133447 U JP H04133447U JP 4064091 U JP4064091 U JP 4064091U JP 4064091 U JP4064091 U JP 4064091U JP H04133447 U JPH04133447 U JP H04133447U
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JP
Japan
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marking
cap
semiconductor package
convex portion
ceramic
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JP4064091U
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忠寿 山本
浩二 曽我
元秀 荒山
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京セラ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マーキング3または透光窓を有するセラミック
製半導体パッケージにおいて、製造、搬送工程でのマー
キング3のカスレや透光窓のキズを防止する。 【構成】マーキング3または透光窓の周囲に凸部2を形
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、セラミック製半導体パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より用いられているサーディップ型のセラミック製半導体パッケージの構 造は、図7に示すように、セラミック製のベース15とセラミック製のキャップ 11およびこれらの間に保持される外部リード(不図示)からなっていた。そし て、上記ベース15のキャビティ部16に半導体チップを収納して、不図示の外 部リードとワイヤボンディングし、キャップ11を被せてガラス封止するように なっていた。
【0003】 また、上記キャップ11の表面には、型番などのマーキング13が形成されて おり、EP ROM等の場合は、ガラス等からなる透光窓14を備えていた。
【0004】
【本考案が解決しようとする課題】
ところが、上記セラミック製のキャップ11およびベース15は、セラミック 原料粉末をプレス成形した後焼成したものであり、その製造工程において原料粉 末の詰まりが均一となりにくく、最終的に30〜100μmの反りが発生するこ とを避けられなかった。
【0005】 そのため、上記マーキング13あるいは透光窓14側が凸状となるように反り が発生した場合、半導体パッケージの製造、搬送工程で、マーキング13あるい は透光窓14部分が他の部材と接触して、マーキング13にカスレが発生したり 、透光窓にキズが付くという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、セラミック製半導体パッケージにおいて、マーキングまたは 透光窓を保護するための凸部を形成したものである。
【0007】
【実施例】
以下本考案実施例を図によって説明する。
【0008】 本考案実施例の半導体パッケージを構成するセラミック製キャップのみの平面 図を図1に、断面図を図2(A)にそれぞれ示す。このキャップ1には表面にマ ーキング3が形成され、該マーキング3が形成された面の全周囲に連続した凸部 2を形成してある。そのため、このキャップ1を用いた半導体パッケージは、製 造工程、搬送工程などにおいて、マーキング3部分が他の部材と接触することが なく、マーキング3のカスレを防止できる。
【0009】 また、上記キャップ1は、アルミナ、ムライト、窒化アルミなどのセラミック スで形成されており、これらのセラミック原料粉末をプレス成形した後、焼成す ることによって得られるものである。そして、プレス成形時に、金型を予め上記 凸部2に対応する形状としておくことによって、プレス成形を行うだけで、容易 に上記凸部2を形成することができる。
【0010】 また、上記凸部2の拡大断面図を図2(B)に示す。本考案において、この凸 部2の高さHについては0.03mm以上必要である。これは、キャップ1に発 生する反りが0.03〜0.1mm程度であるため、凸部2の高さHが0.03 mm以下では、マーキング3のカスレを防止する効果に乏しいためである。一方 、高さHが大きいと、プレス成形時における凸部2と他の部分との圧縮比の差が 大きくなって変形しやすくなってしまうが、種々実験の結果、高さHはキャップ 1の厚みの25%以下であれば問題なかった。したがって、凸部2の高さHは、 0.03mm以上で、かつキャップ1の厚みの25%以下とすれば良い。
【0011】 さらに、凸部2の幅Dについては、プレス成形用の金型加工上の問題から、0 .05mm以上必要である。また、凸部2の側面2aは角度θの抜きテーパを形 成することが望ましい。この角度θが5°より小さいと、プレス成形時に成形体 が抜けにくく、凸部2にクラックが発生しやすくなる。一方角度θが40°より 大きいと凸部2の幅Dを大きくしなければならず製品形状の点で問題となる。そ のため、抜きテーパの角度θは5〜40°の範囲とすればよい。
【0012】 なお、図2の実施例では、凸部2として断面が台形状のものを示したが、これ に限らず曲面状の凸部2としてもよい。
【0013】 次に、本考案の他の実施例を説明する。
【0014】 上記実施例ではキャップの周辺部に凸部を形成したが、図3(A)に示すよう に、マーキング3の近傍のみに凸部2を形成してもよい。また、図3(B)に示 すように、キャップ1の全周囲ではなく、二つの長辺部分にのみ凸部2を形成す ることもできる。同様に、図3(C)に示すように、キャップ1の四隅のみに凸 部2を形成したものでもよい。
【0015】 また、図4に示すように、透光窓4を有するキャップ1の場合は、透光窓4の 近傍のみに凸部2を形成してもよい。
【0016】 さらに、図5に示すように、キャップ1の周辺部全体を凸部2として、透光窓 4の近傍のみを窪ませた形状としてもよい。同様に、図6に示すように、キャッ プ1の周辺部全体を凸部2として、マーキング3の近傍のみを窪ますこともでき る。これらの図5、6に示す形状の場合でも、凸部2の側面2aは、5〜40° の角度θを持った抜きテーパを形成することが望ましい。
【0017】 また、以上の実施例では、半導体パッケージを構成するキャップ1についての み述べたが、ベース側にマーキング等がある場合は、ベースのマーキングの周囲 に凸部を形成すればよい。
【0018】 ここで、図1に示すキャップ1を試作し、搬送工程におけるマーキング3のカ スレ発生率を調べる実験を行った。キャップ1は、黒色アルミナセラミックスで 形成し、大きさは52×13×1.27mmとし、凸部2の高さHを種々変化さ せた。また、マーキング3はインク転写により形成した。凸部2の高さHと、カ スレ発生率との関係を表1に示すように、高さHが0.03mm以上の凸部2を 形成することによって、カスレ発生率を低くできることがわかる。
【0019】
【表1】
【0020】
【考案の効果】
このように本考案によれば、セラミック製半導体パッケージにおいて、マーキ ングまたは透光窓を保護するための凸部を形成したことによって、パッケージの 製造、搬送工程で、マーキングまたは透光窓部分が他の部材と接触することがな くなるため、マーキングのカスレや透光窓のキズを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の半導体パッケージを構成するセ
ラミック製キャップの平面図である。
【図2】(A)は図1中のX−X線断面図、(B)は同
図(A)中のA部拡大断面図である。
【図3】(A)(B)(C)は本考案の他の実施例によ
る半導体パッケージを構成するセラミック製キャップの
平面図である。
【図4】本考案の他の実施例による半導体パッケージを
構成するセラミック製キャップの平面図である。
【図5】(A)は本考案の他の実施例による半導体パッ
ケージを構成するセラミック製キャップの平面図、
(B)は同図(A)中のY−Y線断面図である。
【図6】(A)は本考案の他の実施例による半導体パッ
ケージを構成するセラミック製キャップの平面図、
(B)は同図(A)中のZ−Z線断面図である。
【図7】サーディップ型の半導体パッケージの構造を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・キャップ 2・・・凸部 3・・・マーキング 4・・・透光窓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミック製のキャップ、ベース、および
    これらの間に保持される外部リードからなる半導体パッ
    ケージにおいて、上記キャップおよび/またはベースの
    表面に、マーキングまたは透光窓を保護するための凸部
    を備えたことを特徴とする半導体パッケージ。
JP1991040640U 1991-05-31 1991-05-31 半導体パッケージ Expired - Fee Related JP2569932Y2 (ja)

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