JPH0517594U - 核燃料ペレツト - Google Patents
核燃料ペレツトInfo
- Publication number
- JPH0517594U JPH0517594U JP092353U JP9235391U JPH0517594U JP H0517594 U JPH0517594 U JP H0517594U JP 092353 U JP092353 U JP 092353U JP 9235391 U JP9235391 U JP 9235391U JP H0517594 U JPH0517594 U JP H0517594U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nuclear fuel
- pellet
- fuel pellet
- face
- fuel pellets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 核燃料ペレットの製造工程中のハンドリング
や研磨に支障を来すことのない形状を有する核燃料ペレ
ットを得ることである。 【構成】 直円柱状の両端面に設けられていたチャンフ
ァーの側面が直線状であったものを外部に対して凸形状
にまるみを持たせ、その曲面Rの半径rを、直円柱の端
面側1と側面側の端2を結んだ直線の長さIuの1/2
〜10倍となるようにした。これを実施するためには、核
燃料ペレットのUO2粉末をダイスに充てんして圧縮成
型する上・下の金型を従来のものから変形して使用し、
核燃料ペレットの端面側の端と側面側の端の交点がシャ
ープになることを防止し、圧縮成型後のペレットの焼結
体に欠けを生じることなくスムーズにハンドリングおよ
び研磨できるようにした。
や研磨に支障を来すことのない形状を有する核燃料ペレ
ットを得ることである。 【構成】 直円柱状の両端面に設けられていたチャンフ
ァーの側面が直線状であったものを外部に対して凸形状
にまるみを持たせ、その曲面Rの半径rを、直円柱の端
面側1と側面側の端2を結んだ直線の長さIuの1/2
〜10倍となるようにした。これを実施するためには、核
燃料ペレットのUO2粉末をダイスに充てんして圧縮成
型する上・下の金型を従来のものから変形して使用し、
核燃料ペレットの端面側の端と側面側の端の交点がシャ
ープになることを防止し、圧縮成型後のペレットの焼結
体に欠けを生じることなくスムーズにハンドリングおよ
び研磨できるようにした。
Description
【0001】
本考案は、核燃料ペレットの製造工程でのハンドリングにおいて、核燃料ペレ ットの搬送や取扱いをスムーズに行うに適した核燃料ぺレットの形状に関するも のである。 なお、上記のハンドリングとは搬送、移送、移し替え、ピックアップ・ダウン などもろもろの取扱いのことである。
【0002】
核燃料ペレットは粉末のUO2(二酸化ウラン)を圧縮成型、焼結、研磨によ って作られる。これらの工程間においては、圧縮成型体や焼結体ペレットのハン ドリングが種々行われる。
【0003】 一方ペレットにはこうした工程中での欠け防止やその他の目的によりチャンフ ァーと呼ばれる面取りが行われているが、従来の面取りでは特に焼結直後の焼結 体では、面取り部分がシャープなエッジに仕上がるため、工程の搬送ラインで欠 けの発生などの支障を来すとともに、次の研磨工程でも欠けを生じやすいという 問題点が指摘されている。
【0004】 この様子を図示説明すると、図2のように直円柱状のペレット10の両端面に ディッシュ12(凹部)と、短縁部にはチャンファー11が設けられている。こ れを縦断面図(部分図)で示すと図3のとおりであるが、粉末の圧縮成型体を焼 結した直後は図4のように側面13がそり返って13′のようになり、aの部分 がシャープエッジになるため、その後のハンドリングや図3の形状に側面を研磨 する際に欠けを生じ易い。
【0005】
核燃料ペレットの圧縮成型、焼結、研磨の各工程および工程間における圧縮成 型体や焼結体のハンドリングが種々行われるが、特に焼結直後の焼結体では、従 来から設けられている欠け防止のためのチャンファーと呼ばれる面取り部分がシ ャープエッジに仕上がるのを防止することである。
【0006】
本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、その具体例を図1に 示して説明する。同図は本考案の核燃料ペレットの縦断面の一部拡大図で、面取 り(チャンファー)を曲面状に設けており、その曲面Rの半径rはおよそ端面側 端面の外接線と側面の外接線との交点3が同じ長さの場合の点1、点2を通る円 の最小半径に相当する。)10倍の寸法を最大とする。(これ以上の寸法では従 来の直線状チャンファー11(図2)とあまり変わらずに曲面状面取りRの効果 が無くなる。)範囲が望ましいものであることを実現した。
【0007】
直円柱状の核燃料ペレットの両端面のチャンファーに半径rの曲面状の面取り を行ったので、従来のように側面との交点にシャープエッジを生ずることが無く なった。
【0008】
図1の縦断面図に示したような端面を有する直径7〜9mm、高さ7〜11m mの核燃料ペレットの製作実施は次のように行った。 通常、核燃料ペレットはUO2粉末の原料をダイスに充てん後、上・下の金型 によって圧縮成型して作られるため、上記の金型の形状を従来のものから本考案 を満足するように、その形を変更することによって極めて容易に達成できる。
【0009】 さらに使用される金型は、一般的には鋼材を機械加工によって製作されるため 、目的の形状や精度を有する金型の製作も容易に行うことが可能である。 このような金型を用いれば、圧粉成型体のチャンファーが凸形状のような曲面 状となり、さらに焼結直後のそり返りによるシャープエッジも防止できる。
【0010】
核燃料ペレットの搬送がスムーズに行え、ハンドリングや焼結体の研磨による 欠けの発生が防止され、PCMI(ペレット・被覆管機械的相互作用)防止にも つながる。 なお、PCMIについて説明を補足すると、ペレットに欠けがあると炉内運転 時にペレットと被覆管内面が相互接触した時、局所的な損傷を被覆管に与え易い 。
【図1】本考案に係る核燃料ペレットの好適な実施例の
一部断面図である。
一部断面図である。
【図2】核燃料ペレットの斜視図である。
【図3】従来の核燃料ペレットの端面の一部断面図であ
る。
る。
【図4】従来の核燃料ペレットの焼結後の端面断面例の
説明図である。
説明図である。
【符号の説明】 1 端面側の端 2 側面側の端 l 1と2を結んだ直線の長さ 3 端面の外接線と側面の外接線との交点 10 核燃料ぺレット 11 チャンファー 12 ディッシュ 13 側面 13′そり返った側面 a シャープエッジ R 曲面 r 曲面の半径
Claims (1)
- 【請求項1】 直円柱の両端面に曲面状の面取りを行っ
たことを特徴とする核燃料ペレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP092353U JPH0517594U (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 核燃料ペレツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP092353U JPH0517594U (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 核燃料ペレツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0517594U true JPH0517594U (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=14052041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP092353U Withdrawn JPH0517594U (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 核燃料ペレツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0517594U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007139761A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-06-07 | Nuclear Fuel Ind Ltd | 燃料コンパクト及びその製造方法 |
KR20190090198A (ko) * | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 한전원자력연료 주식회사 | 우수한 충격 저항성을 갖는 핵연료 소결체 |
KR20190090199A (ko) * | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 한전원자력연료 주식회사 | 우수한 압축 저항성을 가지며 표면 결함이 저감되는 핵연료 소결체 |
-
1991
- 1991-08-21 JP JP092353U patent/JPH0517594U/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007139761A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-06-07 | Nuclear Fuel Ind Ltd | 燃料コンパクト及びその製造方法 |
JP4689573B2 (ja) * | 2005-10-18 | 2011-05-25 | 原子燃料工業株式会社 | 燃料コンパクト |
KR20190090198A (ko) * | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 한전원자력연료 주식회사 | 우수한 충격 저항성을 갖는 핵연료 소결체 |
KR20190090199A (ko) * | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 한전원자력연료 주식회사 | 우수한 압축 저항성을 가지며 표면 결함이 저감되는 핵연료 소결체 |
CN111630611A (zh) * | 2018-01-24 | 2020-09-04 | 韩电原子力燃料株式会社 | 具有优异的耐压缩性和减少的表面缺陷的核燃料烧结芯块 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110899693B (zh) | 一种粉末冶金零件的成型方法及成型装置 | |
JPH0517594U (ja) | 核燃料ペレツト | |
JPH11129102A (ja) | スローアウェイチップの製造方法及びスローアウェイチップ | |
US3801451A (en) | Ceramic nuclear fuel or breeder material tablets and method of producing the same | |
US5839618A (en) | Materials feeder equipment | |
CN206122698U (zh) | 砂轮成型模具 | |
JPH0313281B2 (ja) | ||
EP0838329A1 (en) | A materials transporting element | |
JPS6219430Y2 (ja) | ||
US5900328A (en) | Materials transporting element | |
JPH11202073A (ja) | 核燃料ペレットの製造方法 | |
JPS60100602A (ja) | 薄肉円筒状焼結部品の製造方法 | |
US5908712A (en) | Ceramic ware plate useful for materials processing equipment | |
CN114289717B (zh) | 一种带有环状槽的齿轮制备模具 | |
JPH0514160Y2 (ja) | ||
JPH0333419B2 (ja) | ||
JPS63286502A (ja) | 焼結成形品の圧粉成型方法 | |
JPS61237433A (ja) | 半導体装置用樹脂タブレツト | |
CN201268059Y (zh) | 丸状物成形装置 | |
JPH04133447U (ja) | 半導体パツケージ | |
JPS62196Y2 (ja) | ||
JPH0585811A (ja) | β−アルミナ管焼成方法 | |
JPH0720615B2 (ja) | 型成形品及びその成形方法 | |
JPH04232603A (ja) | 磁気ヘッド用セラミック固定枠の製造方法 | |
JP2934788B2 (ja) | セラミック製テープガイド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |