JPH04133094U - コルゲートチユーブ用接続具 - Google Patents

コルゲートチユーブ用接続具

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JPH04133094U
JPH04133094U JP3994291U JP3994291U JPH04133094U JP H04133094 U JPH04133094 U JP H04133094U JP 3994291 U JP3994291 U JP 3994291U JP 3994291 U JP3994291 U JP 3994291U JP H04133094 U JPH04133094 U JP H04133094U
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JP
Japan
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corrugated tube
protrusion
corrugated
tube connector
spacer
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JP3994291U
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Inventor
圭司 牛山
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矢崎総業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの径のコルゲートチューブ用接続具で複
数の径の異なったコルゲートチューブを接続する場合
に、そのコルゲートチューブ用接続具の中にワイヤハー
ネスを配索する際、ワイヤハーネスを損傷する虞れがな
く、しかもワイヤハーネスの配索作業性を向上できる。
また、コルゲートチューブ用接続具のコンパクト化、さ
らにコスト低減化ができる。 【構成】 コルゲートチューブの外周溝部を挟持する一
対の半割体から成るコルゲートチューブ用接続具であっ
て、前記一方の半割体の内周壁には、コルゲートチュー
ブの外周溝部と係合する突条を設け、前記他方の半割体
の周壁には、前記突条と対向する位置に係止孔を設けた
本体と、支持板から突出した突条を設けたスペーサとか
ら構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一つの径のコルゲートチューブ用接続具で、複数の径の異なったコ ルゲートチューブを接続し得るコルゲートチューブ用接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコルゲートチューブ用接続具としては図6に示すような実開平 2−37517号公報に開示されたものがある。この図において、コルゲートチ ューブ用接続具1は、ヒンジ2により開閉自在に連結された一対の半割体1a, 1bから成り、ヒンジ2を折曲し、これらの半割体1a,1bを合わせると、ワ イヤハーネスを配索する筒状体を形成するようになっている。コルゲートチュー ブ用接続具1の両端部付近には、接続具1の内周壁から突出した各4本の突条が 周方向へ延び形成され、そのうちの両端寄りの各2本の突条3aは高さが低く、 両端から遠い各2本の突条3bは高さが高く形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような構成のコルゲートチューブ用接続具1を用いて大径のコ ルゲートチューブを接続する場合には、図7に示すようにコルゲートチューブ用 接続具1の端部に近い2条の高さの低い突条3aに、コルゲートチューブ4の外 周溝部4aを係合しなければならない。このため、ワイヤハーネスをコルゲート チューブ用接続具1の中に配索する際に、接続具1の端部から遠い高さの高い突 条3bが、ワイヤハーネスの配索通路を狭め障害物となってワイヤハーネスに損 傷を与えたり、またワイヤハーネスの配索作業性を著しく低下させてしまう。
【0004】 一方、小径のコルゲートチューブを接続する場合には、図8に示すようにコル ゲートチューブ用接続具1の端部から遠い2条の高さの高い突条3bにコルゲー トチューブ4の外周溝部4aを係合せねばならない。このため、コルゲートチュ ーブ4とコルゲートチューブ用接続具1との接続部が不必要に長くなってしまい 、特に部品のコンパクト化、コスト低減化などの要請に反し好ましいことではな い。
【0005】 本考案は上記の点に鑑みなされたもので、一つの径のコルゲートチューブ用接 続具で複数の径の異なったコルゲートチューブを接続する場合、そのコルゲート チューブ用接続具の中にワイヤハーネスを配索する際、ワイヤハーネスを損傷す る虞れがなく、しかもワイヤハーネスの配索作業性を向上することができる、ま たコンパクトなコスト低減がなされたコルゲートチューブ用接続具の提供を目的 とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案では、コルゲートチューブの外周溝部を挟持 する一対の半割体から成るコルゲートチューブ用接続具であって、 前記一方の半割体の内周壁にコルゲートチューブの外周溝部と係合する突条を 有し、前記他方の半割体の周壁に前記突条と対向する位置に係止孔を形成した本 体と、支持板から突出した突条を有するスペーサとから成ることとした。
【0007】
【作用】
コルゲートチューブの外周溝部をコルゲートチューブ用接続具の本体の一方の 半割体の突条へ係合し、前記本体の他方の半割体を閉じた後、コルゲートチュー ブ用接続具のスペーサを前記本体の係止孔に貫通係止すると、コルゲートチュー ブ用接続具がコルゲートチューブを挟持することができる。
【0008】
【実施例】
以下図面に基づいて本考案を説明する。
【0009】 図1(A)において、本考案に係るコルゲートチューブ用接続具は本体10と スペーサ20とから構成される。
【0010】 図1(A)において、本体10はヒンジ11を介して開閉自在に連結された一 対の半割体10a,10bで構成され、ヒンジ11を折曲し、これらの半割体1 0a,10bを合わせると、ワイヤハーネスを内部に収納する筒状体を形成する ようなっている。
【0011】 一方の半割体10bの長手方向の両端付近には、図7に示したようなコルゲー トチューブ4の外周溝部4aと係合し得るように、一方の半割体10bの内周壁 に2条の突出した突条12を周方向に延設し、また、他方の半割体10aの周壁 には、2条の係止孔13を突条12と対向した位置に周方向に延び穿設してある 。さらに、図2及び図3に示すように他方の半割体10aの外周壁には、2条の 係止孔13を囲むように凹み14を形成し、この凹み14がスペーサ20の座と なるように、凹み14の径方向長さFを係止孔13の径方向長さEよりも少し長 く形成してある。
【0012】 スペーサ20は、他方の半割体10aの周壁とほぼ同様な曲面で彎曲した、凹 み14に嵌め込み当接し得る支持板21と、該支持板21の内面(すなわち、彎 曲した支持板21の曲率の中心に対向した面)から突出した、半割体10aの係 止孔13に嵌入可能な周方向に延設された2条の突条22とから構成される。な お、図5にスペーサ20を断面し、支持板21から突出した2条の突条22を示 す。
【0013】 図4において、スペーサ20の支持板21の径方向長さDは2条の突条22の 径方向長さCよりも少し長く形成してある。また、2条の突条22の支持板21 に近い基部22aには、その径方向の両端に可撓性の一対の突起23を設け、こ の各突起23と支持板21とにより本体10の他方の半割体10aの周壁を挟持 しスペーサ20を係止するようになっている。
【0014】 このような構成のコルゲートチューブ用接続具にコルゲートチューブを接続す るには、まず図7に示すようなコルゲートチューブ4の外周溝部4aをコルゲー トチューブ用接続具本体10の一方の半割体10bの2条の突条12に係合した 後、ヒンジ11を折曲し他方の半割体10aを閉じ一方の半割体10bに合わせ る。次いでスペーサ20の突条22を本体10の係止孔13に当接し、さらにス ペーサ20の突起23を係止孔13に圧入し、半割体10aの周壁をスペーサ2 0の突起23と支持板21で挟持しスペーサ20を固定する。このとき、スペー サ20の突条22の先端がコルゲートチューブの外周溝部に係合し、コルゲート チューブとコルゲートチューブ用接続具の接続が完了する。
【0015】 なお、このような接続が完了した状態を図1(B)及び図1(C)に示す。
【0016】 図1(B)は大径のコルゲートチューブを基部22aの短かいスペーサ20の 突条22とコルゲートチューブ用接続具の本体10の突条12とで挟持した状態 を示し、また図1(C)は小径のコルゲートチューブを基部22aの長いスペー サ20の突条22とコルゲートチューブ用接続具の本体10の突条12で挟持し た状態を示している。
【0017】 このように、本実施例によれば、コルゲートチューブ用接続具の本体10に一 つの径の2条の突条12を設けるだけで、複数の径の異なったスペーサ20を交 換し複数の径の異なったコルゲートチューブをコルゲートチューブ用接続具本体 10に取付けることができる。従って、コルゲートチューブ用接続具本体10に 2つ以上の径の異なった突条を設ける必要がないので、コルゲートチューブ用接 続具本体10を小型化できると共に、コルゲートチューブ用接続具本体10にワ イヤハーネスを配索する際、ワイヤハーネスを損傷する虞れがなく、しかもワイ ヤハーネスの配索作業性を向上することができる。
【0018】 なお、上記実施例の他に、一方の半割体10bに1条または3条以上の突条を 設け、これに対応して他方の半割体10aに1条または3条以上の係止孔を設け 、さらにスペーサ20に1条または3条以上の突条を設けることもできる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、一つの径の突条を有するコルゲートチュ ーブ用接続具に複数の径の異なったコルゲートチューブを接続したので、そのコ ルゲートチューブ用接続具の中にワイヤハーネスを配索する際、ワイヤハーネス を損傷する虞れがなく、しかもワイヤハーネスの配索作業性を向上することがで き、またコルゲートチューブ用接続具のコンパクト化、さらにコスト低減化を図 ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本考案に係るコルゲートチューブ用接続
具の一実施例を示し、接続具の本体を開き接続具のスペ
ーサを取外した状態を示す斜視図である。(B)本考案
に係るコルゲートチューブ用接続具で大径のコルゲート
チューブを挟持し、コルゲートチューブ用接続具の2条
の突条の間で断面したところを示す断面図である。
(C)本考案に係るコルゲートチューブ用接続具で小径
のコルゲートチューブを挟持し、コルゲートチューブ用
接続具の2条の突条の間で断面したところを示す断面図
である。
【図2】図1(A)のコルゲートチューブ用接続具の本
体の平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図1(A)のスペーサの平面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】従来のコルゲートチューブ用接続具の一例を示
し、その接続具の開いた状態を示す斜視図である。
【図7】図6のコルゲートチューブ用接続具で大径のコ
ルゲートチューブを挟持した状態を示す部分断面図であ
る。
【図8】図6のコルゲートチューブ用接続具で小径のコ
ルゲートチューブを挟持した状態を示す部分断面図であ
る。
【符号の説明】
10 本体 10a 他方の半割体 10b 一方の半割体 11 ヒンジ 12 突起 13 係止孔 20 スペーサ 21 支持板 22 突条 22a 基部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02G 3/06 M 9175−5G

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コルゲートチューブの外周溝部を挟持す
    る一対の半割体から成るコルゲートチューブ用接続具で
    あって、前記一方の半割体の内周壁にコルゲートチュー
    ブの外周溝部と係合する突条を有し、前記他方の半割体
    の周壁に前記突条と対向する位置に係止孔を形成した本
    体と、支持板から突出した突条を有するスペーサとから
    成り、前記スペーサを前記係止孔に貫通係止させ、コル
    ゲートチューブの外周溝部を前記一方の半割体の突条と
    前記スペーサの突条とで挟持することを特徴とするコル
    ゲートチューブ用接続具。
JP1991039942U 1991-05-30 1991-05-30 コルゲートチューブ用接続具 Expired - Lifetime JP2584524Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009264461A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Takiron Co Ltd ドレンホース接続具
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