JPH078684U - パイプの連結クランプ - Google Patents

パイプの連結クランプ

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Publication number
JPH078684U
JPH078684U JP3648493U JP3648493U JPH078684U JP H078684 U JPH078684 U JP H078684U JP 3648493 U JP3648493 U JP 3648493U JP 3648493 U JP3648493 U JP 3648493U JP H078684 U JPH078684 U JP H078684U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
connecting clamp
flanges
side wall
clamp
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3648493U
Other languages
English (en)
Inventor
輝久 田中
勝之 大崎
Original Assignee
日本電装株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本電装株式会社 filed Critical 日本電装株式会社
Priority to JP3648493U priority Critical patent/JPH078684U/ja
Publication of JPH078684U publication Critical patent/JPH078684U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプ連結クランプの嵌合作業性を向上させ
且つ嵌合保持力も向上させる。 【構成】 パイプ1と2を連結する連結クランプ10
は、パイプ1と2にそれぞれ設けられたフランジ1aと
2aを当接し、これに嵌め込んでパイプ1と2を連結す
るものであって、フランジ1aと2aの外径に対応した
内径を有する円筒面状のバンド板11の両側から、フラ
ンジ1aと2aの合計幅を有する側壁12が中心に向っ
て延設されており、側壁12の両側から側壁12に略垂
直方向で外側に向って延設された複数のガイド13を有
している。これ等の複数のガイド13によってフランジ
1aと2aに対する連結クランプ10の嵌合が容易とな
ると共に、嵌合後の連結クランプ10の嵌合保持力も強
くなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用暖房装置の温水配管等の低圧流体配管に用いられるパイプ の連結クランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用暖房装置の温水配管等に用いられるパイプの連結は、図5に示すよう なものがある。 これは、車室内を暖房するヒータコァ側のパイプ1に設けられたフランジ1a に、温水配管の一部であるパイプ2に設けられたフランジ2aを当接した状態で 、連結クランプ20のバンド板21の両側に設けられた側壁を嵌め込むことによ り、パイプ1と2を0リング3を介して気密に連結している。なお、連結クラン プ20のバンド板21の内径はフランジの外径に対応しており、側壁22の幅L は2つのフランジの合計幅に対応した寸法で形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
併しながら、それぞれのパイプに設けられたフランジを当接した状態で、フラ ンジに連結クランプの側壁を嵌め込んでパイプを連結する場合、上記の連結クラ ンプでは嵌合作業に熟練を要し、特に連結クランプによる嵌合をメクラ作業で行 う必要のある場合には、余程熟練していないと上手く嵌合することができないと いう問題があった。
【0004】 本考案は、上記の問題に鑑みてなされたもので、連結クランプの側壁に複数の ガイドを設けることにより、連結クランプの嵌合作業性の向上とクランプ保持力 の向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の目的を達成するため、 2つのパイプにそれぞれ設けられた略同一外径のフランジを当接し、当接した フランジに嵌合して各パイプを連結する連結クランプに於いて、 前記フランジの外径に対応した内径を有する円筒面状のバンド板と、 このバンド板の両側から中心に向って設けられ、前記当接したフランジの幅を 有する側壁と、 この側壁に略垂直方向で外側に向って設けられた複数のガイドと、 を有する構成とするものである。
【0006】
【作用および考案の効果】
上記の構成によれば、当接されたそれぞれのフランジに連結クランプを嵌め込 む場合、連結クランプの側壁に設けられた複数のガイドにより、嵌合が円滑にな って嵌め込みが容易になると共に、ガイドのバネ作用によって連結クランプの嵌 合保持力も向上する。
【0007】 そのため、連結クランプによるフランジの嵌合作業に於いて、作業の熟練を要 する必要が無くなり且つメクラ作業も可能になると共に、連結クランプの嵌合保 持力の不足によるパイプの連結外れも無くなる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図に示す実施例について説明する。図1〜図4は、本考案の実 施例を示すものである。 図1に於いて、1は自動車用暖房装置のヒータコァHに突設された金属又は樹 脂より成るパイプで、パイプ1の端部にはパイプ1よりも大径のフランジ1aが 設けられている。2は温水配管の一部である金属又は樹脂より成るパイプで、パ イプ2の端部は、図4に示すように、シール用の0リング3の嵌入されるパイプ 1への挿入部を残してフランジ1aと略同外径のフランジ2aが設けられている 。
【0009】 10は、本考案に係わる連結クランプで、剛性と防錆能力を有する例えばステ ンレス等の金属より成る。この連結クランプ10は、図1,図2に示すように、 フランジ1a,2aの外径に対応した内径を有する円筒面状のバンド板11と、 このバンド板11の両側から中心に向って延設され、フランジ1aと2aの合計 幅と略同じ幅を有する側壁12と、この側壁12と一体で予めプレス打板された 部分を側壁12に略垂直方向で外側に向って対称に折曲げ形成された複数組のガ イド13を有している。
【0010】 連結クランプ10の中間部には、連結クランプ10の拡開を容易にするため、 側壁12の部分の無い拡開部14が形成されている。15,16は、バンド板1 1を同一幅で長手方向に延長して平板状に折曲げた側壁12の部分の無い腕部で 、この腕部15,16には、図示しない固定用ボルトを挿入するための穴15a ,16aが開設されており、以上より連結クランプ10が構成されている。
【0011】 連結クランプ10のガイド13を含む部分の断面は、図3(A)に示す如く、
【0012】
【外1】
【0013】 の形状をしており、ガイド13を含まない部分の断面は、図3(B)に示す如く 、
【0014】
【外2】
【0015】 の形状をしている。 次に、上記実施例の連結クランプ10について、その作用を説明する。連結ク ランプ10には、断面形状が図3(A)に示すようなガイド13を複数有してい るため、図4に示すように、ヒータコァに突設されたパイプ1のフランジ1aに 、温水配管の一部であるパイプ2のフランジ2aを当接し、連結クランプ10の 側壁12をフランジ1a,2aに嵌め込む場合、複数のガイド13によって連結 クランプ10の側壁12がフランジ1a,2aに円滑に嵌め込まれるため、連結 クランプ10を嵌合することが極めて容易となる。
【0016】 さらに、複数のガイド13は、側壁12に略垂直方向で外側に向って設けられ ているため、側壁12はガイド13によってバネ力が付与されており、このバネ 作用によって連結クランプ10によるフランジ1a,2aに対する嵌合保持力が 高くなる。 次に、本実施例では、側壁12と一体で予めプレス打抜きされた部分を側壁1 2に略垂直方向で外側に向って折曲げることにより、ガイド13を形成したが、 側壁12に別体のガイド13を溶接等によって接合することにより、ガイド13 を形成しても良い。
【0017】 また、本実施例では、ガイド13を側壁12の両側に対して対称に設けたが、 側壁12の両側に対して非対称となるように、例えば交互に設けても良い。 さらに、本実施例では、連結クランプ10に固定用ボルトの挿入穴15a,1 6aを有する腕部15,16を設けたが、連結クランプ10自体の嵌合保持力が 十分にある場合には、この腕部15,16は特に設けなくても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のパイプ連結前に於ける連結部と連結ク
ランプの斜視図である。
【図2】本考案のパイプ連結クランプの側面図である。
【図3】(A)は図2のA−A断面図、(B)は図2の
B−B断面図である。
【図4】本考案のパイプ連結後に於ける連結部の断面図
である。
【図5】従来のパイプ連結後に於ける連結部の断面図で
ある。
【符号の説明】
1,2 パイプ 1a,2a フランジ 10 連結クランプ 11 バンド板 12 側壁 13 ガイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのパイプにそれぞれ設けられた略同
    一外径のフランジを当接し、当接したフランジに嵌合し
    て各パイプを連結する連結クランプに於いて、 前記フランジの外径に対応した内径を有する円筒面状の
    バンド板と、 このバンド板の両側から中心に向って設けられ、前記当
    接したフランジの幅を有する側壁と、 この側壁に略垂直方向で外側に向って設けられた複数の
    ガイドと、 を有することを特徴とするパイプの連結クランプ。
JP3648493U 1993-07-02 1993-07-02 パイプの連結クランプ Withdrawn JPH078684U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3648493U JPH078684U (ja) 1993-07-02 1993-07-02 パイプの連結クランプ

Applications Claiming Priority (1)

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JP3648493U JPH078684U (ja) 1993-07-02 1993-07-02 パイプの連結クランプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH078684U true JPH078684U (ja) 1995-02-07

Family

ID=12471101

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3648493U Withdrawn JPH078684U (ja) 1993-07-02 1993-07-02 パイプの連結クランプ

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JP (1) JPH078684U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0926072A (ja) * 1995-07-11 1997-01-28 Mitsubishi Electric Corp 管体保持装置
JP2008240984A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Noritz Corp 管体連結構造、これに用いられる管継手およびその製造方法
JP2018500514A (ja) * 2014-11-28 2018-01-11 ヴァレオ システム テルミク 2つのチューブを同軸連結するための部品
JP2018503034A (ja) * 2014-11-28 2018-02-01 ヴァレオ システム テルミク 2つのチューブを同軸連結するための部品

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JP2018500514A (ja) * 2014-11-28 2018-01-11 ヴァレオ システム テルミク 2つのチューブを同軸連結するための部品
JP2018503034A (ja) * 2014-11-28 2018-02-01 ヴァレオ システム テルミク 2つのチューブを同軸連結するための部品

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19971106