JPH0669577U - 管継手 - Google Patents
管継手Info
- Publication number
- JPH0669577U JPH0669577U JP1019793U JP1019793U JPH0669577U JP H0669577 U JPH0669577 U JP H0669577U JP 1019793 U JP1019793 U JP 1019793U JP 1019793 U JP1019793 U JP 1019793U JP H0669577 U JPH0669577 U JP H0669577U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- diameter
- pipe joint
- joint body
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 異口径の配管を接続する場合でも配管同士を
近接して接続しても、流れのはく離や乱れを少なくす
る。 【構成】 管継手本体11を漸次拡開するテーパ状とし、
この管継手本体11の拡開した一方側16の外径を大口径の
配管13の内径と略同じく形成し、管継手本体11の他方寄
り外周面に、大口径の配管13を外嵌して接続するための
フランジ20を設けている。
近接して接続しても、流れのはく離や乱れを少なくす
る。 【構成】 管継手本体11を漸次拡開するテーパ状とし、
この管継手本体11の拡開した一方側16の外径を大口径の
配管13の内径と略同じく形成し、管継手本体11の他方寄
り外周面に、大口径の配管13を外嵌して接続するための
フランジ20を設けている。
Description
【0001】
本考案は、例えば、異なる径の配管を接続するための管継手に関するものであ る。
【0002】
図2は異なる径の配管を接続するために、従来から使用されてきた管継手の使 用状態の断面図である。管継手1は、テーパ状の管継手本体2の両端にそれぞれ フランジ3,4が径方向に突出して形成され、小口径の配管5と大口径の配管6 の端部に形成されたフランジ7,8と接合している。
【0003】
異なる径の配管5,6を接続する場合は、流れのはく離や乱れを少なくするた めに、管継手1のテーパが急にならないようにしなければならず、配管5,6の 面間寸法を短くするのはおのずと制限が生じる。
【0004】 しかし、設計等の事情で面間寸法を短くしなければならない場合があるが、図 3のように従来の管継手1を短くすると、流れのはく離や乱れ、騒音が生じ、ま た、エネルギーが損失するという問題点があった。
【0005】 特に、ポンプ直前に管継手1を設ける様な場合は、流れのはく離や乱れがある と、ポンプ性能に影響があるため、管路内の流れにはく離や乱れを少なくする必 要がある。
【0006】 本考案は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、異口径の配 管を接続する場合でも短面間の接続を可能とした管継手を提供することを目的と している。
【0007】
本考案の管継手は、管継手本体を漸次拡開するテーパ状とし、この管継手本体 の拡開した一方側の外径を大口径の配管の内径と略同じく形成し、管継手本体の 他方側寄り外周面に、大口径の配管を外嵌して接続するためのフランジを設けて いる。
【0008】
上記構成の管継手は、管継手本体が大口径の配管内に挿入できる分だけ配管の 面間寸法を短くすることができるが、管継手本体はゆるやかなテーパ状をしてい るので、流体が小口径の配管から大口径の配管に移動する場合も、流れのはく離 や乱れが極めて少なくなる。また、流体を大口径の配管側から小口径の配管側に 流す場合でも流体の乱れが少なく、エネルギー損失や騒音も少ない。
【0009】
以下に本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。 図1は本考案の第1の実施例の管継手の使用状態の断面図であって、この図に おいて、11が管継手を示し、小口径の配管12と大口径の配管13とを接続し ている。
【0010】 管継手本体14は、漸次拡開してテーパ状をしており、小径の他方側15は小 口径の配管12と同一の直径であって、大径の一方側16の外径は大口径の配管 13の内径に略等しく形成されている。そして、管継手本体14の他方側15の 端部にはフランジ17が径方向に突出して形成され、小口径の配管12のフラン ジ18に当接してボルト等で接続されている。管継手本体14の外周壁の他方近 傍には大口径の配管13のフランジ19と対応するフランジ20が径方向に突出 して設けられ、このフランジ20の位置まで管継手本体14が大口径の配管13 内にスッポリ挿入し、フランジ19,20同士がボルト等で接合されている。
【0011】 次に、上記構成の作用を説明する。 流体の流れは小口径の配管12から大口径の配管13の方向に流れている。 この考案の実施例では、管継手本体14が大口径の配管13内に挿入された分だ け配管の接続を短くすることができる。しかし、管継手本体14は十分な長さが あるので、流体が小口径の配管12から大口径の配管13に移動する場合も、流 れのはく離や乱れが極めて少なくなる。従って、騒音やエネルギー損失が極めて 少なくなる。
【0012】 上記では、流体の流れは小口径の配管12から大口径の配管13に流れるとし たが、この管継手はかかる方向に流れる場合のみに限定されるものではなく、逆 方向、即ち、大口径の配管13から小口径の配管12に流れる場合であっても使 用できる。この逆の流れの場合も乱れやエネルギー損失、騒音が少なくなる。
【0013】 なお、管継手本体14の外周壁に形成されたフランジ20を無くし、他方側の フランジ17を大きく形成し、小口径の配管12のフランジ18と大口径の配管 13のフランジ19で他方側15のフランジ17を挟み込み、三者17,18, 19をボルトで締め付けるようにしてもよい。
【0014】
以上のように、本考案によれば、上記構成により、異口径の配管を接続する場 合でも流れのはく離や乱れを少なくし、短面間の接続を可能とする。
【図1】本考案の一実施例における管継手の使用状態の
断面図である。
断面図である。
【図2】従来の管継手の使用状態の断面図である。
【図3】従来の管継手内の流体の流れを示す断面図であ
る。
る。
11 管継手 12 小口径の配管 13 大口径の配管 14 管継手本体 15 他方側 16 一方側 17 フランジ 20 フランジ
Claims (1)
- 【請求項1】 管継手本体を漸次拡開するテーパ状と
し、異なる径の配管を接続する管継手において、この管
継手本体の拡開した一方側の外径を大口径の配管の内径
と略同じく形成し、管継手本体の他方側寄り外周面に、
大口径の配管を外嵌して接続するためのフランジを設け
たことを特徴とする管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1019793U JPH0669577U (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1019793U JPH0669577U (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0669577U true JPH0669577U (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=11743567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1019793U Pending JPH0669577U (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0669577U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008290020A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Anest Iwata Corp | スプレーガンの塗料供給ジョイント |
JP2010261707A (ja) * | 2009-04-29 | 2010-11-18 | Babcock & Wilcox Power Generation Group Inc | バイオマスセンターエアジェットバーナ |
KR101876644B1 (ko) * | 2016-11-30 | 2018-07-09 | 한국수력원자력 주식회사 | 원자로 냉각 배관 연결구조체 |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP1019793U patent/JPH0669577U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008290020A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Anest Iwata Corp | スプレーガンの塗料供給ジョイント |
JP2010261707A (ja) * | 2009-04-29 | 2010-11-18 | Babcock & Wilcox Power Generation Group Inc | バイオマスセンターエアジェットバーナ |
KR101876644B1 (ko) * | 2016-11-30 | 2018-07-09 | 한국수력원자력 주식회사 | 원자로 냉각 배관 연결구조체 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4056273A (en) | Coupling for pipe lap joints | |
US20060131876A1 (en) | Method and apparatus for connecting coupler fittings to conduit sections | |
CN109424807B (zh) | 榫槽连接接合器 | |
JP2008520912A (ja) | 管結合部 | |
JPH06123390A (ja) | 迅速な管連結器およびその連結方法 | |
JPH0351500B2 (ja) | ||
JPH04248095A (ja) | 流体機器の管継手構造 | |
JP5192979B2 (ja) | 管継手構造 | |
JPH0669577U (ja) | 管継手 | |
JP2001027342A (ja) | バルブ | |
JP3429470B2 (ja) | 管継手 | |
JPS594228Y2 (ja) | 合成樹脂管のフランジ継手 | |
JPH0669576U (ja) | 管継手 | |
JP2975344B1 (ja) | 導管接続装置 | |
JP2001124269A (ja) | 流体連絡装置及びその使用方法 | |
JP2604233Y2 (ja) | 二層管用排水継手 | |
JPH07260068A (ja) | 新型非金属管用継手 | |
CN220623118U (zh) | 具备密封齿的密封橡胶圈 | |
CN217482194U (zh) | 一种可增加流速的管道连接结构 | |
JP2702069B2 (ja) | 銅管などの可塑性管の接手装置 | |
CN214119286U (zh) | 管路连接结构 | |
JP4412596B2 (ja) | フランジ接合装置 | |
JPH0338549Y2 (ja) | ||
JPH06331077A (ja) | 流体輸送配管用管継手 | |
JPH0538319Y2 (ja) |