JP3020602U - 配管ホース用プロテクター - Google Patents

配管ホース用プロテクター

Info

Publication number
JP3020602U
JP3020602U JP1995005745U JP574595U JP3020602U JP 3020602 U JP3020602 U JP 3020602U JP 1995005745 U JP1995005745 U JP 1995005745U JP 574595 U JP574595 U JP 574595U JP 3020602 U JP3020602 U JP 3020602U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
piping
protector
piping hose
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995005745U
Other languages
English (en)
Inventor
正一 古川
Original Assignee
郷商事株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 郷商事株式会社 filed Critical 郷商事株式会社
Priority to JP1995005745U priority Critical patent/JP3020602U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3020602U publication Critical patent/JP3020602U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外径の異なる配管ホースへの適応が可能かつ
圧力変化により配管ホースが振動することに起因する配
管ホースの損傷を確実に防止可能な配管ホース用プロテ
クターの提供。 【構成】 配管ホース挿通孔(3)の内周面長手方向に
所定の間隔で複数条の突出部(4)を設け、該突出部
(4)に小径孔(5)を穿設すると共に、プロテクター
本体(1)の外周面長手方向に前記配管ホース挿通孔
(3)に開口するスリット(6)を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、配管ホース用プロテクターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、配管を行うには周知のように、圧力源装置と電磁弁等の制御機器、およ び、制御機器と圧力シリンダー等の駆動機器との間を配管ホースで接続して行っ ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の配管においては、例えば、長物ホース、高圧ホースなど で、電磁弁が動作した際に、油圧ホース内を流動する圧力の変化で油圧ホースが 大きく振動し、隣接する配管もしくは他の機器等にぶつかって、油圧ホースに亀 裂等の損傷が生じるという問題点があり、それを防ぐために油圧ホースを途中で クランプする必要があった。そのクランプする際油圧ホース保護のためにプロテ クターを使用していた。このプロテクターは油圧ホースの外径が異なるごとに、 その種類が必要であった。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、基本サイズは同一でも外径の異な る油圧ホースに対し1種類で対応し得るもとしたものであるばかりでなく、その 油圧ホースの振動を防止することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、配管ホース挿通孔3の内周面長手方向に所定の間隔で複数条の突出 部4を設け、該突出部4に小径孔5を穿設すると共に、外周面長手方向に前記配 管ホース挿通孔3に開口するスリット6を設けて配管ホース用プロテクターを構 成し、従来の問題点を解消したものである。
【0006】
【作用】
配管ホース挿通孔3の内周面長手方向に設けた複数条の突出部4は配管ホース の外周面に密着する。上記突出部4に穿設した小径孔5は、外径の異なる配管ホ ースに使用した際、前記突出部4の変形によりその外径のちがいを吸収するもの である。スリット6は配管された配管ホースの所定箇所にプロテクターを嵌め込 むためのものである。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面により説明する。図1は本考案の斜視図で、図に おいて1は硬質ゴムからなる円筒形のプロテクター本体、2と2’は該プロテク ター本体1の両端に設けられた鍔部である。3はプロテクター本体1の軸心に穿 設された配管ホース挿通孔、4は配管ホース挿通孔3の内周面長手方向に所定の 間隔で設けられた複数条の突出部、5は上記突出部4に穿設された小径孔、6は プロテクター本体1の外周面長手方向に設けられたスリットで、該スリット6は 前記配管ホース挿通孔3に開口している。
【0008】 上述のように構成した本考案の配管ホース用プロテクターを例えば油圧ホース に取り付けるには、図2及び図3に示すように配管された油圧ホースPの所定箇 所に、スリット6からプロテクター本体1を嵌め込み、次いで、金属又はプラス チック等からなる締め付けクランプ7をプロテクター本体1の両端に設けた鍔部 2、2間に嵌め込み、ボルト8とナット9により締め付けて取り付ける。この際 、油圧ホース挿通孔3の内周面長手方向に所定の間隔で設けた複数条の突出部4 が、該突出部4に穿設した小径孔5をクッションとして油圧ホースPの外周面に 密着し、プロテクター本体1は油圧ホースPの所定箇所に確実強固に取り付けら れる。
【0009】 また、多少外径の大きい油圧ホースPに用いた場合であっても、突出部4が小 径孔5をクッションとして変形するので、多少外径の異なる油圧ホースにも適応 し得る。
【0010】 以下、具体的実施例について説明する。
【0011】 実施例1 配管ホース挿通孔3の内径を25.5mm、該配管ホース挿通孔3の内周面長 手方向に高さ4.25mmの突出部4を60°間隔で設け、該突出部4に孔径が 5.5mmの小径孔5を穿設したプロテクター本体1を、外径が17.3mm〜 24.8mmの油圧ホース取り付けたところ、配管ホースプロテクター本体1を 確実強固に取り付けることが出来た。また、油圧機器の振動を本考案のプロテク ターを介する事により軽減することが出来た。
【0012】 実施例2 配管ホース挿通孔3の内径を32.5mm、該配管ホース挿通孔3の内周面長 手方向に高さ4.25mmの突出部4を60°間隔で設け、該突出部4に孔径が 5.0mmの小径孔5を穿設したプロテクター本体1を、外径が24.4mm〜 31.8mmの油圧ホースに取り付けて使用したところ、実施例1と同様の結果 が得られた。
【0013】 実施例3 配管ホース挿通孔3の内径を58.5mm、該配管ホース挿通孔3の内周面長 手方向に高さ6.5mmの突出部4を45°間隔で設け、該突出部4に孔径が5 .0mmの小径孔5を穿設したプロテクター本体1を、外径が46mm〜57. 5mmの油圧ホースに取り付けて使用したところ、実施例1と同様の結果が得ら れた。
【0014】 上記結果からも明らかなように、本考案の配管ホース用プロテクターは、同サ イズで外径の異なる数種の油圧ホースを確実にクランプし、且つ、油圧変化によ り油圧ホースが振動し、隣接する油圧ホース相互がぶつかる等して亀裂等の損傷 が生じるのを確実に防止することができた。
【0015】 なお、プロテクター本体1の形状は上記実施例に限定されるものではなく、図 5に示すように下面を平坦に形成する等、その使用目的等に応じて適宜設計変更 し得ることは勿論である。又、その使用用途は、油圧ホースに限定せずパイプ類 の多種多様の配管に適応可能なものである。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば上述のように、外径の異なる数種の配管ホースに適応し得る等 の優れた利点があるだけでなく圧力変化等により配管ホースが振動し、隣接する 配管ホース相互がぶつかる等して損傷するのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の使用状態を示す正面図である。
【図3】図2のXーX線断面図である。
【図4】本考案の他の使用状態を示す横断面図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 プロテクター本体 2,2’ 鍔部 3 ホース挿通孔 4 突出部 5 小径孔 6 スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管ホース挿通孔(3)の内周面長手方
    向に所定の間隔で複数条の突出部(4)を設け、該突出
    部(4)に小径孔(5)を穿設すると共に、外周面長手
    方向に前記配管ホース挿通孔(3)に開口するスリット
    (6)を設けたことを特徴とする配管ホース用プロテク
    ター。
JP1995005745U 1995-05-19 1995-05-19 配管ホース用プロテクター Expired - Lifetime JP3020602U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995005745U JP3020602U (ja) 1995-05-19 1995-05-19 配管ホース用プロテクター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995005745U JP3020602U (ja) 1995-05-19 1995-05-19 配管ホース用プロテクター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3020602U true JP3020602U (ja) 1996-02-06

Family

ID=43155973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995005745U Expired - Lifetime JP3020602U (ja) 1995-05-19 1995-05-19 配管ホース用プロテクター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3020602U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5860681A (en) Connecting block with inserts
US7320486B2 (en) Pipe clamp
US7896399B1 (en) Exhaust system repair apparatus
JP3992657B2 (ja) 管継手
JP3020602U (ja) 配管ホース用プロテクター
JPS6078195A (ja) 管の支持板の開口部内に管を緊密に固定するための装具
JP4717301B2 (ja) 管路における不平均力の支持装置
US20040046386A1 (en) Joint device in a pipeline
US5765881A (en) Interlocking split flange connector
JPH08326966A (ja) クランプ装置
US6453517B1 (en) Fastening clamp for joint portion of oblong hoses
CN110894899B (zh) 双管固定卡箍
JP2926632B2 (ja) 管接続部における管端防食コア
JP4102587B2 (ja) 金属管とゴムホースとの継手具
JP3101873U (ja) 配線配管用クリップ
JPH0130701Y2 (ja)
JPH09317944A (ja) 車両用エンジンの配管類のクランプ
JPH078684U (ja) パイプの連結クランプ
JPH0741981Y2 (ja) クランプ部材による配管固定構造
JP2571656Y2 (ja) 細径薄肉金属管と可撓ホースとの接続構造
JPS6126699Y2 (ja)
JPH109461A (ja) 接続フランジ部及び異径管状体の接続構造
JPH0614245U (ja) ホース類のクランプ装置
JP3244589B2 (ja) 継手金具
JPS624793Y2 (ja)