JPS6078195A - 管の支持板の開口部内に管を緊密に固定するための装具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、管の支持板の開口部内に管を緊密に固定する
だめの装具に関する。その装具は、管と支持板開口部の
間の隙間にはめ込まれる、エラストマ材料製のスリーブ
より成シ、該スリーブは前面に設けられているフランジ
によって。

管の支持板に支持される。またスリーブの後部では、厚
くなって隙間の幅を越える膨張部を有し、それによって
弾性的な初応力の下で、開口部と管との互に向き合った
壁の部分に、きつち）とはまｐ込むことになる。

従来の技術 このような装具は、西独特許公開公報第３００２１４０
号から公知である。しかしその装具はプラスチックス、
従って非常に僅かな弾性しか示さない加工材料で構成さ
れている。従って弾性は僅かであるので、装具本体を製
造する際にも、密封する部分を製造する際にも、高精度
の寸法公差を保つことが必要である。そのために生産費
が上昇する。高度な表面仕上が必要なことと全く同様に
、生産費の上昇が装具の経済的な利用を阻害している。

他方使用条件によって引き起される装具装着部への振動
のだめに、しばしば早まった時期に管の脱落が生ずる欠
点がある。

本発明は、上述のような装具を更に改良して、以上のよ
うな欠点をもはや示さないようにするという使命に基づ
いている。更に、変動する振動が加わった時゛にも、管
の支持板の中に配置されている管を、確実にしっかシと
緊密に固定された状態に保っていなければならない。

発明の構成並びに作用 この使命は、特許請求の範囲第１項に示しである特徴事
項によシ、本発明に従って解決される。従属クレームは
、好適な構成に関係している０即ち本発明は、管の支持
板の開口部内に管を緊密に固定するだめの装具であって
、該装具は管と開口部の間の隙間にはめ込まれるスリー
ブよシ成シ、該スリーブは前面にフランジを有して管の
支持板に支持され、後部では前記隙間の幅を越える膨張
部を有し、それによって初応力の下で開口部と管との互
に向き合った壁の部分に緊密にはまυ込む装具であって
、スリーブ（４）がエラストマの加工材料から製造され
ていること、支持板開口部が前記膨張部に対応する部分
（６，７）で円錐状に広がっていること、及び該スリー
ブが膨張部から環状膜（５）に到る領域はその内径が！
（２）の直径よシも゛僅かに小さいことを特徴とする装
具である。

上述の装具は１通常のエラストマのノくツキング加工材
料１例えばニトリル・ブタジェンゴム、エチレン・グロ
ビレンーターボリマゴム、フッ化ビニリデン・６７フ化
プロピレンゴム、アクリルニトリル−クロロプレンゴム
、又はエピクロルヒドリンゴム等よ構成る０ 硬さは１例えばショアＡ３０乃至８０の範囲にある。こ
の種の加工材料は、コスト的に有利に入手できる。これ
らの材料は、それ自体公知の方法によって、コスト的に
有利に希望する形状にすることができる。

本装具は、少なくとも前側のフランジによって管の支持
板に支持され、更に膨張部でおる外側によって支持板開
口の後方に形成されている円錐面に、しつかシとはまシ
込んでいる。伺。

ここで前面、後方とは、管が挿入される方向から装具を
見た用語である。本装具は、それによって、組込まれた
状態ではほとんど位置がずれないで、受は入れた管を軸
方向に緊密に固定するように作用する。管は装具と、少
なくとも膨張部の内面及び環状膜の内面で接触している
。

環状膜は、非常に小さな半径方向の厚みしか有していな
い。それ故に、密封される媒介物の圧力は、管の外径に
向けて現状膜を直接圧着するように働くので、軸方向の
固定が良好になると共に、良好な密封結果が生ずる。こ
の厚みは、管の直径の１〜３％であることが好ましい。

まｆｃ環状膜の軸方向長さは、管の直径の５〜１５％が
よい。環状膜のたわみ性は、このことに関して決定的に
重要であるとして差支えない。例えは変動する周波数の
振動が加わった結果として生ずるような、相対的な運動
が生じた場合にも、たわみ性によって、本装具が受け入
れている管との間に安定した強固な接触が保証される。

それ故に上述の装具は、自動車における空気冷却器の熱
交換器の管を密封し保持するような場合に特に好適であ
る。本装具はこの場合、大抵は大きな平面に形成されて
いる部品の表面からの騒音の発生をも、同時に抑制する
。

本装具では弾性と柔軟性とが特によいために、受は入れ
られた管の半径方向の拘束は顕著になり、そのことが管
を音響工学的に絶縁するのに好都合に作用する。この効
果は、管と開口との互に平行に伸びている壁の間にある
スリーブの壁を、静的に押圧することを避けることによ
って決定的に達成される。それ故に、管の半径方向にお
ける本来の拘束は、後述の実施例においては、専ら開口
の円錐面と円筒形の管との間で生ずる。例えば振動の結
果としてのような、相対的な位置のずれは、それによっ
てよりよく柔らけられるように受け止められて、弱めら
れることができる。

支持板開口の互に向き合っている円錐面は。

１０乃至１８°の角度範囲になければならない。

対応する管を取付けるだめには、最初の作業段階で、上
述の装具を管の支持板の開口の中に挿入する。装具後部
に設けられている膨張部によって、自然に抜は落ちるこ
とが妨げられるので、場合によってはその作業工程を、
管の取付そのものから全く切り離して実施することがで
きる。それによって、取付の自動化が非常に容易になる
。多数の装具をマットの形で一体にまとめておくと、自
動化は更に簡易化される。この場合には、個々の装具の
位置決めは必要がなくなって、全部の装具はまとまった
単位として、管の支持板の相当する開口の中に同時には
め込まれる。その際、個々の装具の間のマットが、それ
自体閉じていて液体が通らないようになっている場合に
は、管の支持板を付加的に防食することになり、支持板
を製造する場合に、コスト的に有利に入手できる材料に
頼ることができる。また、管の支持板の上に隣接した意
を作るために、更に上部に部材を載せなければならない
場合には、相当するマントを周辺の部分で。

上部の例えば封止用リムに対するバッキングとして形成
させることもできる。それによって例えば自動車用の空
気冷却器の製造は、本質的にコストダウンできる。

それぞれの管は、開口部へのはめ込みと同時に、上述の
装具の中に挿入される。このことは単に押込むことによ
って行われるが、後方へと直径が小さくなっている円錐
面によって膨張部の内側が規定されている場合には、特
に簡単に実施されつる。この場合には、概ね潤滑剤を使
用しなくてもよい。

本装具を開口部の中にはめ込むことに関して、云うまで
もなく１つの相当する方策を考慮することができる。こ
の場合にスリーブは、膨張部と環状膜との間の外面に、
両者を互に連結する円錐面を示している０この場合、開
口部に対して必要な装具の位置決めは、更に自動的に行
われる。ここで更に環状膜の長さと厚さの関係について
述べれば、完全には任意ではなく、その長さは、好適に
は厚さの２乃至５倍の大きさでなければならない。

実施例 上述の装具の１つの実施例は、添付しである図面に示さ
れている。その実施例を以下に更に詳細に説明する。

装具１は、ショアＡ硬さ７５を有するゴムから構成され
ている。その装具は、管の支持板５と、その板に包含さ
れている開口部の中で、後から挿入される例えば空気冷
却器の熱交換器の管２との間の隙間を閉塞するのに使用
される。

熱変換器の管２は、１５Ｗの外径を有する。それは銅製
である。管の支持板３Ｖｉ、、鋼板製であり、板は３．
５朋の厚さを有する。

装具１は、中央部分で軸方向に配置されているスリーブ
４より成り、該スリーブは本質的に外面及び内面で円筒
形に形成されており、更にスリーブは、前部即ち図面上
方で外側に広がって、フラ〉′ジを形成している。

図面で以下に提示されるスリーブの後部は、外側及び内
側で厚くなって膨張部となっている０膨張部は、その内
側が円錐面６によって規定され、円錐面は後部で１４．
４鰭の内径を示して、同時に環状膜５の内面となってい
る円筒面で終っている。

膨張部は外面が半円形の輪廓７によって形成され、その
輪廓は後部では装具の軸に垂直に伸びている平面に連続
するように終っておシ、また前部では装具の軸と１０°
の角度をなす円錐面に連続するように終っている。その
輪廓は、後部で広がっている管支持板の開口の円錐面９
と、その広がシの後方の約１／３の部分で軸方向に接触
している。膨張部と環状膜５との間には、円錐面８が規
定されている。これＫよって、開口部に本装具を挿入す
ることが容易になる。円錐面８は、装具の軸と４５°の
角度になっている。

環状膜５は、軸方向に０．８開の長さの所で、半径方向
に０．５闘の厚さを有する。円錐面６は。

装具の軸と１８°の角度をなす。その面は後部では、輪
廓７と管の支持板３との後方の境界と。

軸方向で同一の面で終っている。

発明の詳細 な説明したような構成からなる本発明の装置を実際に熱
交換器の管を緊密に固定するために用いるような場合、
従来と異なシ弾性等にすぐれ、また環状膜部分が緊密に
管と係合し、脱落防止、製造容易等の効果を奏する。更
に装着も極めて容易であり、騒音防止に利するなどの効
果も看取しうるものである。

【図面の簡単な説明】

添付の図面は、本発明による装具の１実施例の軸方向の
断面を示す。 １・・・装具、２・・・熱交換器の管、３・・・管の支
持板、４・・・スリーブ、５・・・環状膜、６・・・円
錐面、７・・・膨張部、８・・・円錐面、９・・・円錐
面 出願人代理人　古　谷　馨

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　管の支持板の開口部内に管を緊密に固定するための
   装具であって、該装具は管と開口部の間の隙間にはめ込
   まれるスリーブよシ成り。 該スリーブは前面にフランジを有して管の支持板に支持
   され、後部では前記隙間の幅を越える膨張部を有しえそ
   れによって初応力の下で開口部と管との互に向き合った
   壁の部分に緊密にはまシ込む装具であって、スリーブ（
   ４）がエジストマの加工材料から製造されていること、
   支持板開口部が前記膨張部に対応する部分（６，７）で
   円錐状に広がっていること、及び該スリーブが膨張部か
   ら環状膜（５）に到る領域はその内径が管（２）の直径
   よシも僅かに小さいことを特徴とする装具。 ２、特許請求の範囲第１項による装具において、膨張部
   は後方に向って小さくなる直径を示す円錐面（６）によ
   って内面が規定されていることを特徴とする装具。 ３　特許請求の範囲第１項乃至第２項による装具におい
   て、スリーブ（４）は膨張部（ＩＳ、７）と環状膜（５
   ）との間の外面が円錐面（８）によって規定されている
   ことを特徴とする装具。 ４　特許請求の範囲第１項乃至第３項による装具におい
   て、環状膜（５）の厚さは固定される管の直径の１乃至
   ３％であることを特徴とする装具。 ５　特許請求の範囲第１項乃至第４項による装具におい
   て、環状膜の軸方向の長さが固定される管の直径の５乃
   至１５％であることを特徴とする装具。