JP3443775B2 - 継 手 - Google Patents

継 手

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JP3443775B2
JP3443775B2 JP2001009740A JP2001009740A JP3443775B2 JP 3443775 B2 JP3443775 B2 JP 3443775B2 JP 2001009740 A JP2001009740 A JP 2001009740A JP 2001009740 A JP2001009740 A JP 2001009740A JP 3443775 B2 JP3443775 B2 JP 3443775B2
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芳文 香山
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  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハンドホールと管と
を接続するための継手に関する。
【0002】なお、本明細書において「ハンドホール」
という用語は、「ハンドホール」および「マンホール」
の両方を意味するものとする。
【0003】また、本明細書において内とはハンドホー
ルの内側、外側とはハンドホールの外側をいうものとす
る。
【0004】
【従来の技術】従来、ハンドホールと管とは、例えば、
以下のようにして接続されている。ハンドホールの周壁
に適合した曲率の部分筒状部と、部分筒状部から突出し
た筒状部とを備えたゴム製継手の部分筒状部を、ハンド
ホールの孔の縁部に接着する。そして、部分筒状部に押
さえカバーを被せる。この後、このカバーと部分筒状部
とを一体にバンドによって締め付けてハンドホールに継
手を固定する。そして、継手の筒状部に管を挿入し、環
状バンドによって、筒状部と管とを一体に締め付ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の継手の場
合、継手をハンドホールに取り付ける作業において複数
の工程および複数の工具が必要であり、継手をハンドホ
ールに取り付ける作業が面倒であるという問題がある。
【0006】本発明は、上記問題を解決することを課題
とし、現場における取り付け作業が簡単な継手を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するために本発明の継手は、ハンドホールと管
とを接続するための継手であって、ハンドホール周壁の
孔に挿入される筒状挿入部と筒状挿入部の外側端部に設
けられてハンドホール外周面に当接するフランジ部と、
フランジ部に連続して設けられて管が挿入される筒状突
出部とを備え、挿入部に、挿入部をハンドホールの孔に
挿入する時には、挿入部をハンドホールの孔に挿入しう
るように変形しかつ挿入部をハンドホールの孔に挿入し
た後にはもとの形状に復元しようとする弾性のある筒状
形状保持部材が、埋設され、筒状形状保持部材に、挿入
部をハンドホールの孔に挿入するための力を加える加圧
部分が設けられているものである。
【0008】この継手においては、保持部材の加圧部分
にハンドホールの孔へ挿入部を挿入するための力を加え
ることにより挿入部をハンドホールの孔へ挿入すること
ができる。そして、挿入後は保持部材は挿入前の形状に
戻ろうとし、挿入部の保持部材外側の部分は、ハンドホ
ールの孔内周面に押しつけられて肉厚が薄くなるように
変形し、継手とハンドホールとの水密が達成される。
【0009】このように、この継手においては、継手を
ハンドホールに取り付ける作業が極めて簡単になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して本発
明の実施形態について説明する。
【0011】継手(1)は、ハンドホール(H)に管(P)を接
続するためのものであり、ハンドホール(H)の孔に挿入
されるゴム製筒状挿入部(2)と、挿入部(2)の外側端部に
設けられたゴム製フランジ部(3)と、フランジ部(3)に連
続して設けられたゴム製筒状突出部(4)とよりなる。
【0012】筒状挿入部(2)の外周は、ハンドホール(H)
の内周よりわずかに大きくなされている。そして、筒状
挿入部(2)には、金属製筒状形状保持部材(5)が埋設され
ている。保持部材(5)の外周はハンドホール(H)の内周よ
り小さいが、保持部材(5)の外径および保持部材(5)の外
側の挿入部(2)の肉厚を適当な値とすることにより、後
に述べるように挿入部(2)をハンドホール(H)の孔に挿入
しうるとともに挿入後に保持部材(5)とハンドホール(H)
の孔内周面との間が水密状態となる。
【0013】なお、挿入部(2)の外周面には、水密性を
損ねることなく、挿入部(2)を容易にハンドホール(H)の
孔に挿入することができるよう環状の突起が複数設けら
れている。
【0014】保持部材(5)は内側部分の肉厚が厚く、外
側部分の肉厚が薄い、そして外縁部には周方向に90°
の間隔をおいて断面六角形状加圧部(5a)が設けられてい
る。
【0015】また、保持部材(5)の軸方向中央部かつ加
圧部(5a)に対応する部分には金属製リブ(6)が設けられ
ている。
【0016】突出部(4)のフランジ部(3)より部分は、継
手を容易に曲げることができるようにするために断面波
状に形成されている。
【0017】このような構成を有する継手は以下のよう
にして用いられる。
【0018】まず、挿入部(2)の端部をハンドホール(H)
の孔に嵌め、加圧部(5a)を、例えばハンマーで叩き、フ
ランジ部(3)がハンドホール(H)の外周面に当接するま
で、挿入部(2)をハンドホール(H)の孔に挿入する。挿入
部(2)の軸とハンドホール(H)の孔の軸とが一致し、挿入
部(2)がハンドホール(H)の孔に正しく挿入されるように
するために、加圧部(5a)は周方向に順に叩くのではな
く、最初に叩いた加圧部(5a)に対向する加圧部(5a)を二
番目に叩き、その後、残りの二つの加圧部(5a)を順に叩
くようにする。この手順は繰り返し行い少しずつ挿入部
(2)をハンドホール(H)の孔に挿入する。
【0019】挿入部(2)をハンドホール(H)の孔に挿入す
る際、保持部材(5)は金属製であってその弾性により一
時的に変形するので、挿入部(2)をハンドホール(H)の孔
に挿入することができる。一方、挿入後は、保持部材
(5)はその弾性によりもとの形状に戻ろうとし、挿入部
(2)の形状を挿入前の形状に保とうとする。そして、挿
入部(2)の保持部材(5)の外側の部分が挿入前に比して肉
厚が薄くなるように変形してハンドホール(H)の孔の内
周面に押しつけられて、上述したように、ハンドホール
(H)と継手(1)との水密が保たれる。なお、リブ(6)によ
り挿入時の保持部材(5)の変形量が最小になされる。
【0020】そして、突出部(4)に管(P)を差し入れて適
当なバンドによって突出部(4)および管(P)を一体に締め
付ける。
【0021】なお、保持部材は必ずしも金属製である必
要はなく、挿入部をハンドホールの孔に挿入しうる程度
に変形し、挿入後に挿入前の形状に復元しようとして挿
入部の保持部材外側の部分をハンドホールの孔内周面に
押しつけて水密性を保つ弾性を有する材料性であればよ
い。また、挿入部も必ずしもゴム製である必要はなく、
挿入部をハンドホールの孔に挿入する際には、挿入部の
肉厚が薄くなって、挿入部をハンドホールの孔に挿入す
ることができ、挿入後は、もとの厚さに復元しようとし
て挿入部外周面がハンドホールの孔内周面に当たって水
密性を得ることができる程度の弾性を有する材料性であ
ればよい。
【0022】加圧部の数は、4つ以上が好ましいが、挿
入部をハンドホールの孔に挿入することができれば、3
つ以下でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の継手の使用状態を示す概略斜視図であ
る。
【図2】同継手の一部切欠正面図である。
【図3】図2のIII-III線に沿う断面図である。
【図4】図3の一部の拡大図である。
【符号の説明】
(1) 継手 (2) 筒状挿入部 (3) フランジ部 (4) 筒状突出部 (5) 筒状形状保持部材 (5a) 加圧部 (H) ハンドホール (P) 管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−136891(JP,A) 特開 平8−185746(JP,A) 特開 平9−53784(JP,A) 特開 平10−227381(JP,A) 特開 平8−277869(JP,A) 実開 平5−14240(JP,U) 実開 平6−1449(JP,U) 実開 昭58−173888(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 1/06 311 E02D 29/12 F16L 21/02 F16L 41/08 H02G 9/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドホール(H)と管(P)とを接続するた
    めの継手であって、 ハンドホール(H)周壁の孔に挿入されるゴム製筒状挿入
    部(2)と、 筒状挿入部(2)の外側端部に設けられてハンドホール(H)
    外周面に当接するゴム製フランジ部(3)と、 フランジ部(3)に連続して設けられかつ管(P)を差し込む
    ためのゴム製筒状突出部(4)とを備え、 挿入部(2)に、孔挿入後の挿入部(2)の形状を保持しよう
    とする金属製筒状形状保持部材(5)が埋設され、 筒状形状保持部材(5)に、挿入部(2)をハンドホール(H)
    の孔に挿入するための力を加える加圧部分(5a)が設けら
    れており、 筒状形状保持部材(5)の外面には、断面V字状金属製リ
    ブ(6)がV字の頂部側を外に向けて挿入部(2)から側方に
    突出させられるように設けられている 継手。
  2. 【請求項2】 筒状形状保持部材(5)の外面を周方向に
    等分する4か所にリブ(6)がそれぞれ位置させられてい
    る請求項1に記載の継手。
  3. 【請求項3】 フランジ部(3)の内側で加圧部分(5a)の
    外端部が外向きに露出させられ、突出部(4)のフランジ
    部(3)寄りの部分が、断面波形に形成されている請求項
    1に記載の継手。
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