JPH0413136Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0413136Y2 JPH0413136Y2 JP3846086U JP3846086U JPH0413136Y2 JP H0413136 Y2 JPH0413136 Y2 JP H0413136Y2 JP 3846086 U JP3846086 U JP 3846086U JP 3846086 U JP3846086 U JP 3846086U JP H0413136 Y2 JPH0413136 Y2 JP H0413136Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- mold
- package
- cavity
- molded product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000013351 cheese Nutrition 0.000 claims description 7
- 240000002129 Malva sylvestris Species 0.000 claims description 6
- 235000006770 Malva sylvestris Nutrition 0.000 claims description 6
- 238000001721 transfer moulding Methods 0.000 claims description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 4
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 4
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、たとえばIC素子・トランジスタ素
子等の半導体製品のパツケージを成形する場合に
用いられるトランスフアー成形用金型に関するも
のである。
子等の半導体製品のパツケージを成形する場合に
用いられるトランスフアー成形用金型に関するも
のである。
[従来の技術]
一般に、半導体製品のパツケージを成形するた
めのトランスフアー成形用金型においては、第3
図と第4図に示すように、上チエイス1に形成さ
れた上キヤビテイ2と下チエイス3に形成された
下キヤビテイ4との間にリードフレーム5を挿入
して、下チエイス3に設けられたランナー6およ
びゲート7を介して熱硬化性樹脂をキヤビテイC
内に供給して成形するようになつている。この場
合、成形品の型からの取り出しおよび取り出しの
ための治具類の扱いを容易にするために、成形品
を下チエイス3側に付けて最終離型させることが
行なわれている。そのために、ランナー6および
ゲート7は、一般的に下チエイス3側に設けられ
ている。
めのトランスフアー成形用金型においては、第3
図と第4図に示すように、上チエイス1に形成さ
れた上キヤビテイ2と下チエイス3に形成された
下キヤビテイ4との間にリードフレーム5を挿入
して、下チエイス3に設けられたランナー6およ
びゲート7を介して熱硬化性樹脂をキヤビテイC
内に供給して成形するようになつている。この場
合、成形品の型からの取り出しおよび取り出しの
ための治具類の扱いを容易にするために、成形品
を下チエイス3側に付けて最終離型させることが
行なわれている。そのために、ランナー6および
ゲート7は、一般的に下チエイス3側に設けられ
ている。
ところで、離型を容易にするために、第5図
イ,ロに示すように、ゲート7をはじめとし上チ
エイス1や下チエイス3は、離型方向に拡開する
ように形成されている。なお、図中符号10はカ
ル、11はメインランナー、12はセンターブロ
ツクである。
イ,ロに示すように、ゲート7をはじめとし上チ
エイス1や下チエイス3は、離型方向に拡開する
ように形成されている。なお、図中符号10はカ
ル、11はメインランナー、12はセンターブロ
ツクである。
このような、金型を用いて半導体製品のパツケ
ージPを形成する場合、第6図の状態にある成形
品のゲート部7aを手で折り曲げながらゲートブ
レークをしてゲート部7aとパツケージPとを分
離し、リードフレーム5の送り穴5aをガイドと
してリードフレーム5をラインに流しながら幅方
向に切断し、その後パツケージPの幅方向端面を
ガイドとしてパツケージPを流してリードフレー
ム5の端子部分を折曲するなどして完成品として
いる。
ージPを形成する場合、第6図の状態にある成形
品のゲート部7aを手で折り曲げながらゲートブ
レークをしてゲート部7aとパツケージPとを分
離し、リードフレーム5の送り穴5aをガイドと
してリードフレーム5をラインに流しながら幅方
向に切断し、その後パツケージPの幅方向端面を
ガイドとしてパツケージPを流してリードフレー
ム5の端子部分を折曲するなどして完成品として
いる。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、ゲート部7aを折り曲げてパツ
ケージPを分離するために、第7図に示すよう
に、どうしてもパツケージP側にゲート部7aの
一部が残るいわゆるゲート残り7a1が生じてし
まう。そのためゲート残り7a1が生じた状態で
ラインに流すと、つつかえたりしてスムーズに流
れないという問題がある。そこで従来、ゲート部
7aを折り曲げた後に、ゲート残り7a1をカツ
トするためのゲートカツト作業を加えなければな
らず、コストダウンを阻害する一因となつてい
た。
ケージPを分離するために、第7図に示すよう
に、どうしてもパツケージP側にゲート部7aの
一部が残るいわゆるゲート残り7a1が生じてし
まう。そのためゲート残り7a1が生じた状態で
ラインに流すと、つつかえたりしてスムーズに流
れないという問題がある。そこで従来、ゲート部
7aを折り曲げた後に、ゲート残り7a1をカツ
トするためのゲートカツト作業を加えなければな
らず、コストダウンを阻害する一因となつてい
た。
また、リードフレーム5の送り穴5aを避けて
ゲートレイアウトをしなければならないために、
ゲートサイズによつては、パツケージPの幅方向
端部にまでゲートが寄つてしまい、パツケージP
のコーナがゲートブレークの際に欠けて水分など
が内部に侵入するおそれがある。これを避けるた
めに、従来はゲートレイアウトを工夫していた
が、最も適切な大きさのゲートサイズをとること
ができないという問題があつた。
ゲートレイアウトをしなければならないために、
ゲートサイズによつては、パツケージPの幅方向
端部にまでゲートが寄つてしまい、パツケージP
のコーナがゲートブレークの際に欠けて水分など
が内部に侵入するおそれがある。これを避けるた
めに、従来はゲートレイアウトを工夫していた
が、最も適切な大きさのゲートサイズをとること
ができないという問題があつた。
この考案では、トランスフアー成形によつて半
導体製品等を成形する場合に生じるゲートブレー
クの際のゲート残りを発生させることがなく、ま
た十分に適切な大きさのゲートサイズを得ること
ができるトランスフアー成形用金型を提供するこ
とを目的としている。
導体製品等を成形する場合に生じるゲートブレー
クの際のゲート残りを発生させることがなく、ま
た十分に適切な大きさのゲートサイズを得ること
ができるトランスフアー成形用金型を提供するこ
とを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
この考案は、一対のチエイスの合わせ面に形成
されているキヤビテイ内に一方のチエイスに設け
られたゲートを介して樹脂を供給して成形品を成
形するトランスフアー成形用金型において、前記
キヤビテイ近傍におけるゲートをその彫込み方向
でアンダーカツトに形成したものである。
されているキヤビテイ内に一方のチエイスに設け
られたゲートを介して樹脂を供給して成形品を成
形するトランスフアー成形用金型において、前記
キヤビテイ近傍におけるゲートをその彫込み方向
でアンダーカツトに形成したものである。
[実施例]
第1図はこの考案の1実施例を示すもので、こ
の金型の特徴は、下キヤビテイ14近傍における
ゲート17をその彫込み方向でアンダーカツトに
して形成した点にある。すなわち、ゲート17は
ランナー16から下キヤビテイ14に至るにつれ
て徐々に狭小となるとともに徐々に浅くなつてい
る。また、ゲート17の両側の傾斜面17aは、
ランナー16側では離型方向に拡開(抜き勾配)
し、下キヤビテイ14側近傍で彫込み方向に拡開
するように角度αで形成されている。
の金型の特徴は、下キヤビテイ14近傍における
ゲート17をその彫込み方向でアンダーカツトに
して形成した点にある。すなわち、ゲート17は
ランナー16から下キヤビテイ14に至るにつれ
て徐々に狭小となるとともに徐々に浅くなつてい
る。また、ゲート17の両側の傾斜面17aは、
ランナー16側では離型方向に拡開(抜き勾配)
し、下キヤビテイ14側近傍で彫込み方向に拡開
するように角度αで形成されている。
上記のようにゲート17にアンダーカツトを形
成した場合には、下キヤビテイ14から製品が離
型する際にゲート部17aの両側にキズ17a1
が入るために(第2図)、ゲートブレークをする
際にも、従来のようにパツケージPにゲート残り
を生じさせることなく奇麗に折ることができる。
したがつて、従来必要とされていたゲートカツト
作業を省略してコストダウンに資することができ
る。また、ゲート17をパツケージPの幅方向の
端部に設けた場合でも、離型時にゲート部17a
にキズ17a1が入るので、ゲートブレークの際
にパツケージPのコーナの欠けを生じさせること
がない。したがつて、本来、必要とされる最も適
切な大きさのゲートサイズを得ることができる。
成した場合には、下キヤビテイ14から製品が離
型する際にゲート部17aの両側にキズ17a1
が入るために(第2図)、ゲートブレークをする
際にも、従来のようにパツケージPにゲート残り
を生じさせることなく奇麗に折ることができる。
したがつて、従来必要とされていたゲートカツト
作業を省略してコストダウンに資することができ
る。また、ゲート17をパツケージPの幅方向の
端部に設けた場合でも、離型時にゲート部17a
にキズ17a1が入るので、ゲートブレークの際
にパツケージPのコーナの欠けを生じさせること
がない。したがつて、本来、必要とされる最も適
切な大きさのゲートサイズを得ることができる。
[考案の効果]
この考案は、一対のチエイスの合わせ面に形成
されているキヤビテイ内に一方のチエイスに設け
られたゲートを介して樹脂を供給して成形品を成
形するトランスフアー成形用金型において、前記
キヤビテイ近傍におけるゲートをその彫込み方向
でアンダーカツトに形成したものである。
されているキヤビテイ内に一方のチエイスに設け
られたゲートを介して樹脂を供給して成形品を成
形するトランスフアー成形用金型において、前記
キヤビテイ近傍におけるゲートをその彫込み方向
でアンダーカツトに形成したものである。
したがつて、キヤビテイから製品が離型する際
に成形品のゲート部の両側にキズが入るために、
パツケージにゲート残りを生じることなく奇麗に
折ることができる。そのため、従来必要とされて
いたゲートカツト作業を省略してコストダウンに
資することができる。また、ゲートをパツケージ
の幅方向の端部に設けた場合でも、離型時にゲー
ト部にキズが入るので、ゲートブレークの際にパ
ツケージのコーナの欠けを生じさせることがな
い。したがつて、本来、必要とされる最も適切な
大きさのゲートサイズを得ることができる。
に成形品のゲート部の両側にキズが入るために、
パツケージにゲート残りを生じることなく奇麗に
折ることができる。そのため、従来必要とされて
いたゲートカツト作業を省略してコストダウンに
資することができる。また、ゲートをパツケージ
の幅方向の端部に設けた場合でも、離型時にゲー
ト部にキズが入るので、ゲートブレークの際にパ
ツケージのコーナの欠けを生じさせることがな
い。したがつて、本来、必要とされる最も適切な
大きさのゲートサイズを得ることができる。
第1図と第2図はこの考案の1実施例を示すも
ので、第1図イはトランスフアー成形用金型のゲ
ート近傍の平面図、同図ロはイのB−B線矢視
図、第2図は離型時にゲート部分にキズが入つた
状態を示す図である。第3図〜第8図は従来例を
示すもので、第3図は下チエイスの部分平面図、
第4図は金型の部分断面図、第5図イはゲート部
分を拡大した下チエイスの部分平面図、同図ロは
イのA−A線矢視図、第6図は成形品を金型から
取り出した状態の斜視図、第7図はパツケージに
ゲート残りが生じた状態を示す斜視図、第8図は
リードフレームにパツケージが成形された状態を
示す平面図である。 1……上チエイス、2……上キヤビテイ、3…
…下チエイス、14……下キヤビテイ、17……
ゲート。
ので、第1図イはトランスフアー成形用金型のゲ
ート近傍の平面図、同図ロはイのB−B線矢視
図、第2図は離型時にゲート部分にキズが入つた
状態を示す図である。第3図〜第8図は従来例を
示すもので、第3図は下チエイスの部分平面図、
第4図は金型の部分断面図、第5図イはゲート部
分を拡大した下チエイスの部分平面図、同図ロは
イのA−A線矢視図、第6図は成形品を金型から
取り出した状態の斜視図、第7図はパツケージに
ゲート残りが生じた状態を示す斜視図、第8図は
リードフレームにパツケージが成形された状態を
示す平面図である。 1……上チエイス、2……上キヤビテイ、3…
…下チエイス、14……下キヤビテイ、17……
ゲート。
Claims (1)
- 一対のチエイスの合わせ面に形成されているキ
ヤビテイ内に一方のチエイスに設けられたゲート
を介して樹脂を供給して成形品を成形するトラン
スフアー成形用金型において、前記キヤビテイの
近傍におけるゲートをその彫込み方向でアンダー
カツトに形成したことを特徴とするトランスフア
ー成形用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3846086U JPH0413136Y2 (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3846086U JPH0413136Y2 (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62150117U JPS62150117U (ja) | 1987-09-22 |
JPH0413136Y2 true JPH0413136Y2 (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=30850727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3846086U Expired JPH0413136Y2 (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0413136Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004114696A (ja) * | 2003-11-28 | 2004-04-15 | Oki Electric Ind Co Ltd | モールドパッケージ及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-03-17 JP JP3846086U patent/JPH0413136Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62150117U (ja) | 1987-09-22 |
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