JPH04127921A - 補強部を有する板金製歯車状部品の成形方法 - Google Patents

補強部を有する板金製歯車状部品の成形方法

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JPH04127921A
JPH04127921A JP2250937A JP25093790A JPH04127921A JP H04127921 A JPH04127921 A JP H04127921A JP 2250937 A JP2250937 A JP 2250937A JP 25093790 A JP25093790 A JP 25093790A JP H04127921 A JPH04127921 A JP H04127921A
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Yasutomo Nagai
永井 康友
Yoshinori Nagai
美憲 長井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、平板材から一体プレス成形される補強部と歯
部を有する有底円筒状製品の歯部の内周面に、歯部とは
異なる降伏点の低い材質の円筒カップを挿入し、かしめ
ることで有底円筒状製品の剛性と制振効果を高めるよう
にした板金製歯車状部品の成形方法に関するものである
[従来の技術] 従来、板金製歯車状部品は、−枚の鋼板より絞り一体成
形したカップ状態の周壁部にプーリ爾山部と歯底部とを
一体成形し、プーリ歯部をカップ状態の開口側より底部
に向うしごき及び再絞り加工により歯部をその全長に亘
り一様断面形状に成形した板金製歯付プーリの製造方法
がある。
[梵明か解決しようとする問題点コ 前記した従来の板金製歯車状部品は一枚の鋼板から絞り
しごき加工により成形しているため、素材の板厚に限界
かあり、軽量化が図れるかわりに、強度、剛性上に間J
かあった。又−枚の鋼板のみの構造であるため回転時に
騒音、振動が大きいという欠点もある。
一方、補強板を有する板金製歯車状部品は、補強板の形
状や、歯部と補強板を接合する手段が複雑であった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は斯様な実情に鑑み、この問題に対処するため、
平板材から一体プレス成形されるボス部、歯部を有する
有底円筒状製品の剛性をあげ、制振効果を高めるために
、歯部の内周面に、歯部とは異なる降伏点の低い材質の
円筒カップを挿入し、歯部表面をダイスで拘束したまま
円筒カップの直径を拡げ、歯部内周面に材料を押入れ、
かしめ接合することにより補強板の回転及び抜けを防止
する構造とした補強部を有する板金製歯車状部品の成形
方法を提供するものである。
[作   用] 本弁明は、軸孔3を打抜いたブランクlの前記孔3に軸
2を挿込み、炭酸ガスアーク溶接4を行い一体とした後
、軸を中心として公知の絞り加工によってカップ5 (
Pl@状製品)を嵌合凹部6aに嵌めた軸2を中心とし
てパンチ6とクツションパッド8の間で材料を拘束して
熱ひずみを除去した後絞り加工を行いカップ5を成形し
、このカップ5は、パンチ10に備えた嵌合凹部10 
aに嵌めた軸2を中心にしてパンチ10とイジェクタ−
11の間にカップ5を挾んだ状態で予備歯形のついた第
2のダイス9を用いて絞り、しごき成形され、カップの
周壁に最終歯形状に近い歯形のついたカップ13に成形
する。この時ダイス9の両凹部のコーナーRは必要とせ
ず寸法の精度も必要としない。
次に周壁に歯形成形されたカップ13より厚く、材質は
降伏点か低いアルミ材等を用いた補強カップ16を円形
パンチ17に嵌込み、かつ前記歯形つきカップ]3の軸
2を嵌合凹部17aに嵌めて、両カップを嵌合して、カ
ウンターパンチI8により挾持固定して、カップの開口
端側から最終歯形のついた第3ダイス19内へ圧入再校
り成形すると共に、成形後カップ13゜16を残したま
ま円形パンチ17を抜いた後、円形パンチ17より直径
の大きな円形パンチ20を材料を固定したまま押込み有
底補強カップ内径を押拡げて歯部内周面に補強材をかし
め接合し完成製品Aにする。
[実 施 例] 次に本発明の実施例について説明する。
第1図は、軸2の外径に合せて孔3を打抜いたブランク
1で、孔3に軸2を挿入し、軸とブランク1を溶接4に
より一体とする(第2図)。
次にブランク1に潤滑処理を施し軸2を基準として周知
の絞り加工によってカップ5を成形する。この絞り加工
は、パンチ6に基準と成る軸2を嵌める嵌合凹部6aを
設け、第1ダイス7上に載せたブランク1をクツション
パッド8とパンチ6の間て材料を拘束し、熱ひずみを除
去し絞り加工により前記カップ5を成形する(第1工程
)。次に第1工程で成形したカップ50半製品に、予備
歯形状のついた第2ダイス9と、基準軸嵌合凹部10a
をもち、更に前記予備歯形状のついた第2ダイス9と対
になる歯形状付き第2パンチ10を用いて、カップ5の
側壁部が嵌入する円筒部9aを上部に、その下方には前
記歯形部9bを形成し、更に円筒部9aと歯形部9bと
の間は円錐状の斜面9cとした第2ダイス9内のイジェ
クタ−11上にカップ5を載せ、更にカップ5を挾むよ
うに、軸嵌合凹部10aに軸2を嵌めた歯形状付き第2
パンチ10を当てパンチホルダ12を押し下げて第2パ
ンチ10を下降させる。これによりカップ5の周壁部5
aは第2ダイス10の斜面9cにより絞り、しごき加工
が施され最終歯形状に近い薗形のついたカップ13を成
形する(第2工程)。
この時歯部山部外径(d。)は、次の第3工程の時の再
絞り比(d、/d、)が1.02前後となるようにする
。またダイス9の両凹部のコーナーRは必要とせず、ダ
イスの寸法精度もいらない。
14は補強する補強板で、この補強板14は第2工程終
了後のカップ13の軸2と干渉しないようにした孔15
をもち、かつ、カップ13の歯部内径d2を外径とする
絞り成形されたカップ16で、板厚は前記カップ13の
歯部の材料よりも厚く、かつ材質は歯部の材料よりも降
伏点が低く、軽量な材料例えばアルミ材等を用いる。
次に第3工程では第9図、第10図で示すように、補強
カップ16の内径と同径で、しがも基準軸2の嵌合凹部
17aをもつ円形パンチ17に補強カップ16を嵌込み
、かつ嵌合凹部17aに第2工程で成形した歯形のつい
たカップ13の軸2を嵌合し、円形パンチ17とカウン
ターパンチ18との間で補強カップ16及び予備歯形カ
ップ13を挾持固定し、円形パンチ17を加圧しながら
カウンターパンチ18を押し下げてカップ開口端側から
最終仕上歯形のついた第3ダイス19内へ圧入し再絞り
成形する。
成形後、最終歯形及び補強カップ13.16を第3ダイ
ス19内に残したまま、円形パンチ17を抜取り、円形
パンチ17より直径が大きく。
先端にRIO〜20程度のもった円形パンチ20をカウ
ンターパンチ18で材料を固定したまま押込み、第15
図点線位置から歯部内周面21の実線位置に補強材をか
しめ完成品Aを得る。
第17図は補強カップ16と歯形カップ13の接合を確
実にするため底部をリベット22でかしめたり、第18
図、第19図に示すように軸にかしめる等することがあ
る。
[効   果] 本発明は上述のように、板材を、中央部に軸外径に合せ
て孔を打抜き、この孔に軸を挿入して一体に溶接した後
、これを絞り成形した有底円筒カップに、予備歯形状の
ついた一対のダイスとパンチを用いて絞り、しごき成形
で周壁に最終歯形状に近い画形状のついた予備画形カッ
プを成形し、この予備歯形カップの内周面に、予備歯形
カップよりも降伏点が低く、制振性がある素材を用いて
、予備歯形カップの内径と同径に絞り成形された有底補
強カップを挿入し、有底補強カップの内周面を拘束する
円柱パンチと、最終歯形状のついたダイスを用いてカッ
プ開口端側から再絞り加工し、有底補強カップの外周面
を予備歯形カップの両釜部付近の内周面にかしめながら
、予備歯形カップを最終歯形カップに成形する。更にダ
イス内に最終歯形カップと有底補強カップを残したまま
円柱パンチを引抜き、この円柱パンチよりも径の大きい
パンチを用いて最終歯形カップの外周面をダイスで拘束
したまま有底補強カップ内周面にパンチを押込み、最終
歯形カップの両釜部付近の内周面に深くかしめ接合する
事を特徴とした補強部を有する板金製歯車状部品の成形
方法であって、最終歯形カップ内周面にかしめて接合す
る有底補強カップの材質は降伏点の低いアルミ等の軽い
金属を用いる二とて重量の増加は少くして剛性のある板
金製歯車部品が得られ、更に従来の鋼板製板金歯車部品
に比べ制振効果が高い。また補強板の素材形状が単純で
接合が簡単にでき、更に溶接によって生ずる熱ひずみは
プレス成形時に矯正できるので安価な溶接が可能である
また成形は軸を基準とするため製品の中心精度を簡単に
ただすことが可能である。また最終工程の成形時の歯山
部、側壁部の接触圧力は小さいので弾性回復量は小さく
、寸法精度が良い。
また最終工程で歯山部は絞り成形となるので、板厚減少
が僅かであり、更に歯山部コーナーRは、ダイスと接触
した時に圧縮をうけるが、殆ど引張は作用しないので、
従来のものより小さくできる。更に接触圧力が小さいの
で第3工程用金型の摩耗が小さい等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る補強部を有する板金製歯車状部品の
成形方法による加工順序を示したもので、第1図はブラ
ンキング後のブランク、第2図は軸溶接後のブランク、
第3図、第4図は第1工程で、第3図は成形的の断面図
、第4図は成形が終了した時の断面図、第5図及び第6
図は第2工程で、第5図は成形前の断面図、第6図は成
形終了時の断面図、第7図は第6図AAi断面拡大図、
第8図は有底補強カップの斜視図、第9図、第10図は
第3工程て、第9図は成形前の断面図、第10図は成形
中の断面図、第11図は第9図B−B線断面拡大図、第
12図は第10図C−C線断面図拡大図、第13図、第
14図は有底補強カップかしめ成形装置を示したもので
、第13図は成形前の断面図、第14図は成形後の断面
図、第15図は第】4図D−Di断面拡大図、第16図
は完成した製品の斜視図、第17図は底面をリベットで
かしめて接合した断面図、第18図は軸にかしめにより
接合した断面図、第19図は第18図EE線の横断面図
である。 ■ ブランク 2 ・軸 3 孔 4 溶接5.13・
カップ 5a・周壁部 6 パンチ6d 嵌合凹部 7
 第1ダイス 8 クツションパッド 9 第2ダイス
 9a 円筒部9b−歯形部 9C斜面 10 第2ダ
イス10a・軸嵌合凹部 11 イジェクタ−12パン
チホルダー 14 ・補強板 15孔 16・補強カッ
プ 17,20 円形パンチ 17a  ・嵌合凹部 
18・カウンターパンチ 19・第3ダイス 21 歯
部内周面22・ リベット 特許出願人   プレス工業株式会社夕〕\代 理 人
    土  橋  秀  夫。二/゛I尤  、L 
鮫m’i) 第1図 第2 図 第7rlA 第1/図 @〃図 第71園 第1図 ! // A戸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 板材を、中央部に軸外径に合せて孔を打抜き、この孔に
    軸を挿入して一体に溶接した後、これを絞り成形した有
    底円筒カップに、予備歯形状のついた一対のダイスとパ
    ンチを用いて絞り、しごき加工で周壁に最終歯形状に近
    い歯形状のついた予備歯形カップを成形し、この予備歯
    形カップの内周面に、予備歯形カップよりも降伏点が低
    く、制振性がある素材を用いて、予備歯形カップの内径
    と同径に絞り成形された有底補強カップを挿入し、有底
    補強カップの内周面を拘束する円柱パンチと、最終歯形
    状のついたダイスを用いてカップ開口端側から再絞り加
    工し、最終歯形カップの成形と同時に、有底補強カップ
    の外周面を予備歯形カップの歯谷部付近の内周面にかし
    め、更にダイス内に最終歯形カップと有底補強カップを
    残したまま円柱パンチを引抜き、この円柱パンチよりも
    径の大きいパンチを用いて最終歯形カップの外周面をダ
    イスで拘束したまま有底補強カップ内周面にパンチを押
    込み、最終歯形カップの歯谷部付近の内周面に深くかし
    め接合する事を特徴とした補強部を有する板金製歯車状
    部品の成形方法。
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