JPH04127079U - 自動車における水抜構造 - Google Patents

自動車における水抜構造

Info

Publication number
JPH04127079U
JPH04127079U JP4178491U JP4178491U JPH04127079U JP H04127079 U JPH04127079 U JP H04127079U JP 4178491 U JP4178491 U JP 4178491U JP 4178491 U JP4178491 U JP 4178491U JP H04127079 U JPH04127079 U JP H04127079U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper frame
water
guide member
flowing down
intake duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4178491U
Other languages
English (en)
Inventor
周作 部谷
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱自動車工業株式会社 filed Critical 三菱自動車工業株式会社
Priority to JP4178491U priority Critical patent/JPH04127079U/ja
Publication of JPH04127079U publication Critical patent/JPH04127079U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントウインドウ1を流下した水がアッパ
ーフレーム2の上面を伝ってエアインテークダクトの前
端入口から吸入されるのを防止する。 【構成】 アッパーフレーム2の上面を伝って流下する
水を堰き止めてエンジンルーム3内に導入する案内部材
20をアッパーフレーム2の上面に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車における水抜構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の構造の1例が図3に示されている。 図3において、1はフロントウインドウ、2はアッパーフレーム、3はエンジ ンルーム、4はエンジン、5はエアクリーナ、6はエアインテークダクト、7は ストラットハウス、8はウエザストリップ、9はカウルトップ、10は排水口であ る。 降雨時、洗車時等においては、フロントウインドウ1を流下した水はカウルト ップ9から排水口10を経て図示しない排水ダクトを通って車体の下に排出される 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、大量の水がフロントウインドウ1に振り掛かると、この水はアッパー フレーム2の上面を伝ってアッパーフレーム2の前部内側面に開口するエアイン テークダクト6の入口6aに滴下する。そして、この滴はエアインテークダクト6 に吸入される空気に伴われてエアクリーナ3を経てエンジン4内に入り種々のト ラブルを惹起するという不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために提案されたものであって、その要旨とする ところは、フロントウインドウを流下した水がアッパーフレームの上面を伝って このアッパーフレームの前部内側面に開口するエアインテークダクトの入口に滴 下するものにおいて、上記アッパーフレームの上面を伝って流下する水を堰き止 めてエンジンルーム内に導入する案内部材を上記アッパーフレームの上面に設け たことを特徴とする自動車における水抜構造にある。
【0005】
【作用】
本考案においては、上記構成を具えているため、アッパーフレームの上面を伝 って流下する水は案内部材に堰き止められこれに案内されてエンジンルーム内に 流下するので、エアインテークダクトの入口から吸入されることはない。
【0006】
【実施例】
本考案の第1の実施例が図1に示されている。 アッパーフレーム2の上面にはフランジ2aの内側に位置するようにブラケット からなる案内部材20が溶接21によって固定されている。この案内部材20はアッパ ーフレーム2の上面から上方に立ち上がる壁20a を備え、この壁20a はアッパー フレーム2の伸長方向に対し約60°傾斜している。 他の構成は図3に示す従来のものと同様である。
【0007】 しかして、水が矢印で示すようにアッパーフレーム2の上面を伝って流下して 来ると、この水は案内部材20の壁20a に堰き止められてこの壁面20a に案内され て内側に向きを変えてエンジンルーム3内に流下し、ストラットハウス7の上面 からその後方に落下する。 かくして、水がアッパーフレーム2の上面を伝ってその前部まで行きエアイン テークダクト6の入口6aに滴下することがないので、水がエンジン4に吸入され ることはない。
【0008】 図2には本考案の第2の実施例が示されている。 この第2の実施例においては、アッパーフレーム2の上面をプレス成形するこ とによってフランジ2aの内側に位置するようにビードからなる2つの案内部材23 、24が上方に突設されている。これら案内部材23、24はそれぞれアッパーフレー ム2の伸長方向に対し約60°傾斜する前壁23a 、24a を備えている。 他の構成は図3に示す従来のものと同様である。
【0009】 しかして、水が矢印で示すようにアッパーフレーム2の上面を伝って流下して 来ると、この水は案内部材23の前壁23a に案内されてエンジンルーム3内に導か れる。この案内部材23を乗り越えた水は案内部材24の前壁24a に案内されてエン ジンルーム3内に導かれるので、以後、アッパーフレーム2の上面を伝って流下 することはない。
【0010】
【考案の効果】
本考案においては、アッパーフレームの上面を伝って流下する水は案内部材に よって堰き止められこれに案内されてエンジンルーム内に流下するので、エアイ ンテークダクトの入口から吸入されることはない。 この結果、簡単な構造でありながらエンジン内の水が吸入されることによるト ラブルを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す部分的斜視図であ
る。
【図2】本考案の第2の実施例を示す部分的斜視図であ
る。
【図3】従来構造の1例を示す部分的斜視図である。
【符号の説明】
2 アッパーフレーム 20 案内部材 3 エンジンルーム 7 ストラットハウス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントウインドウを流下した水がアッ
    パーフレームの上面を伝ってこのアッパーフレームの前
    部内側面に開口するエアインテークダクトの入口に滴下
    するものにおいて、上記アッパーフレームの上面を伝っ
    て流下する水を堰き止めてエンジンルーム内に導入する
    案内部材を上記アッパーフレームの上面に設けたことを
    特徴とする自動車における水抜構造。
JP4178491U 1991-05-10 1991-05-10 自動車における水抜構造 Withdrawn JPH04127079U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4178491U JPH04127079U (ja) 1991-05-10 1991-05-10 自動車における水抜構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4178491U JPH04127079U (ja) 1991-05-10 1991-05-10 自動車における水抜構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04127079U true JPH04127079U (ja) 1992-11-19

Family

ID=31922467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4178491U Withdrawn JPH04127079U (ja) 1991-05-10 1991-05-10 自動車における水抜構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04127079U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014104883A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車のカウル部構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014104883A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車のカウル部構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04127079U (ja) 自動車における水抜構造
JP3205670B2 (ja) ダクトの入水防止構造
JPS6334974Y2 (ja)
CN208993770U (zh) 一种改良型驾驶侧流水槽盖板
JPS641852Y2 (ja)
JPS6127828Y2 (ja)
JPH0589864U (ja) 吸気ダクト
JPS59971Y2 (ja) ベンチレ−シヨン装置
JPH0114499Y2 (ja)
JP3068271B2 (ja) エンジンの吸気装置
JPH0572285B2 (ja)
JPH0217922Y2 (ja)
JPH0434131Y2 (ja)
JP2584655Y2 (ja) 車両用吸気装置
CN109458283A (zh) 一种具有进气结构的上构件
JPH0546557Y2 (ja)
JPS5835528Y2 (ja) カウル内のダクト水入り防止構造
CN217554019U (zh) 一种汽车前罩装饰件和车辆
JPH033053Y2 (ja)
JPH0615797Y2 (ja) エアクリーナへの水進入防止装置
CN210478827U (zh) 一种乘用车通风盖安装板总成
JP2530492Y2 (ja) エアクリーナの水切り装置
KR0129196Y1 (ko) 자동차용 카울 가니시 빗물제거구조
JPS5810651Y2 (ja) 車両の外気取入口構造
JP3272557B2 (ja) ダクトのチャンネルユニット構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950810