JPH04125122A - 熱収縮チューブ - Google Patents

熱収縮チューブ

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JPH04125122A
JPH04125122A JP2244249A JP24424990A JPH04125122A JP H04125122 A JPH04125122 A JP H04125122A JP 2244249 A JP2244249 A JP 2244249A JP 24424990 A JP24424990 A JP 24424990A JP H04125122 A JPH04125122 A JP H04125122A
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ethylene
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tube
olefin copolymer
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Norio Ikegaya
池ケ谷 典男
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Kurabe Industrial Co Ltd
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気絶縁材料1機械保護、配線材集束等に用
いられる熱収縮チューブに関する。更に詳しくは、耐熱
性、耐油性及び柔軟性に優れたフ・ノ素ゴム収縮チュー
ブに関する。
(従来の技術) 熱収縮チューブは、従来から多種類知られており、フッ
素樹脂、シリコーンゴム、架橋ポリエチレン、架橋塩化
ビニル等が材料として使用されている。フッ素ゴムは、
上記の例の材料と異なり、そのもの自体、チューブを拡
管した後、そのままの径を維持固定するための手段を有
しておらず、そのため、従来から様々な工夫かなされて
いる。
例えば、フッ素ゴムを改良した例として日本特許出願公
開子2−59325号公報に示されたごとく、7ツ化ヒ
ニリデン系フツ素ゴムのフッ化ビニリデンの含有量を通
常よりも多くし、ポリフッ化ヒニリデン部分の結晶を利
用することにより拡管後の形状固定手段を得た例か知ら
れている。
また、元々形状固定手段を有する他材料を混練する例と
して、日本特許出願公開昭57−129720号公報並
びに57−129721号公報には、それぞれフッ素ゴ
ムと特定量の酢酸ビニル共重合樹脂とのブレンドによる
もの、フッ素ゴムと特定量のエチルアクリレートを含有
したエチレン−エチルアクリレート共重合樹脂とのブレ
ンドによるものが示されている。ここで、エチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂とエチレンーエチルアクリレ−ト共
重合樹脂が、形状固定手段を有する材料として用いられ
ている。
(本発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のフッ化ビニリデン系フッ素ゴムを
改質する方法では、従来例の実施例1こ示されているご
とく、2%モジュラスが9.4kgf/mm”とフッ素
ゴムとしては、通常の0.2kgf/mm2に比較して
著しく高く、フッ素樹脂に近く柔軟性に劣る。
また、元々形状固定手段を有する他材料を混練する従来
例は、150℃程度の耐熱性のチューブを目標としてい
る。フッ素ゴムは、本来200℃程度の耐熱性を有して
おり、この方法もフッ素ゴムの耐熱性を充分に活かすこ
とはできていない。
また、この公知例では、フッ素ゴムとしてはフッ化ヒニ
リデン系のみを検討しており、電気特性。
柔軟性及び耐熱性に優れるテトラフルオロエチレン−σ
−オレフィン共重合体については、検討されていなかっ
た。
本発明においては、テトラフルオロエチレンσ−オレフ
ィン共重合体の有する200°C程度の耐熱性と、フッ
素ゴム特有の柔軟性、電気特性等といった特性をそのま
まに保った熱収縮チューブを製造すべく種々検討した結
果本発明に至った。
(課題を解決するための手段) 即ち本発明は、ムーニー粘度(M L 、、、。、10
、100℃)65以上のテトラフルオロエチレン−〇−
オレフィン共重合体100重量部に、示差走査熱量計で
測定した結晶融解熱が25 J / g以上のエチレン
−メタアクリル酸エステル共重合体10重量部以上40
重量部以下を混合した組成物を管状に押出し、架橋した
後、拡管固定処理したことを特徴とする熱収縮チューブ
である。
本発明で用いられるテトラフルオロエチレン−σ−オレ
フィン共重合体としては、α−オレフィンとしてプロピ
レンを用いたものか商業的に生産され、様々なムーニー
粘度のものや、テトラフルオロエチレン含有のものか容
易に入手できるので、好ましい。ムーニー粘度(ML、
、、0,10、100℃)としては、65以上であるこ
とか必要である。ム二−粘度が65未満であると、特に
未架橋の押出チューブ同士が架橋工程待ちで保管されて
いる内に粘着してしまい好ましくない。また、チューブ
を架橋し拡管しても、形状固定が不充分で予定よりも小
さな径の製品になってしまい好ましくない。本発明で用
いられるエチレン−メタアクリル酸エステル共重合体と
しては、一般に市販されているものをそのまま用いるこ
とができるが、示差走査熱量計で測定した結晶融解熱が
25J/g以上である必要がある。結晶融解熱が25J
/g未満であると、架橋したチューブを拡管しても、形
状固定が不充分で予定よりも小さな径の製品になってし
まい好ましくない。
また、前記エチレン−メタアクリル酸エステル共重合体
は、テトラフルオロエチレン−α−オレフィン共重合体
100重量部に対して、lO重量部以上40重量部以下
混合される。40重量部以下の配合量であれば、エチレ
ン−メタアクリル酸エステル共重合体は、他のエチレン
共重合体には見られない性質であるが、テトラフルオロ
エチレン−α−オレフィン共重合体の耐熱性をほとんど
低下させない。10重量部未満では架橋したチューブを
拡管しても、形状固定かでき難く、40重量部を超える
と耐熱性が下がってしまい好ましくない。
本発明では、上記の成分以外にタルク、クレー炭酸カル
シウム、けい酸カル/ウム、ンリカ等の無機充填剤、そ
の他安定剤、加工助剤、顔料、可塑剤等を混合すること
が可能である。前述したこれらの成分は、公知の方法に
よって混合されコンパウンドとされた後、通常の単軸押
出機、単軸ベント押出機、2軸ベント押出機等の公知の
押出機によりチューブ状に押出成形される。これを電子
線または過酸化物によって架橋する。架橋を効率よく行
うために、多官能アリル化合物や多官能(メタ)アクリ
ル酸化合物を、あらかじめコンパウンドに混合すること
ができる。過酸化物架橋の場合性、過酸化物をコンパウ
ンドにあらかじめ混合するか、チューブと過酸化物とを
接触・浸透させるかの方法で更に混合する。架橋条件は
、電子線による場合は常温付近で行われ、過酸化物によ
る場合は100〜250℃の高温で行われる。続いて、
エチレン−メタアクリル酸エステル共重合体の結晶融点
以上の温度でブローイング等によって拡管され、冷却固
定化されて熱収縮チューブが製造される。
(作 用) ある程度以上の結晶を持つエチレン−メタアクリル酸エ
ステル共重合体は、テトラフルオロエチレン−〇−オレ
フィン共重合体に形状を固定する手段を与える一方、非
常によく混合するので、本来のテトラフルオロエチレン
−α−オレフィン共重合体の耐熱性を保つことができる
(実施例) 以下に実施例及び比較例を示し、本発明を更に詳細に説
明する。
表−1には、実施例及び比較例で使用した材料を示した
。ここで、TFE−Prとはテトラフルオロエチレン−
プロピレン共重合体を示し、E MMAとはユチレンー
メタアクリル酸エステル共重合体を示す。この材料を、
表−2に示した比率で、あらかじめ50°Cに予熱した
3リットルニーダ−に、合計量が4kgになるように仕
込み、5分間混合した。電子線架橋の場合は、練り上が
ったコンパウンドをンート化した後、ヘッド温度120
’C,L/D=20の20mm単軸押出機ニヨリ、外径
4mm、内径3mmのチューブを成形し、その後5 M
 r a dの電子線を照射して架橋した。
過酸化物架橋の場合は、ニーダ−で練り上かったフンバ
ウンドに、オーブンロール上テσ、aヒス(【−ブチル
パーオキシ−m−イソプロピル)ベンセン(日本油脂製
、商品名パーブチルP)を60グラム混合し!=。ヘッ
ド温度90℃、 L/D=30の20mm単軸ベント押
出機により、外径4mm、内径3mmのチューブを成形
し、その後直ちに200℃の溶解塩中で架橋した。ベン
ト圧力は、30mmHgであッl;。
このようにして製造した架橋チューブを80℃に予熱し
、その後圧力4kg/cm2の100℃の窒素ガスを送
り込んで拡管し、その状態で水冷固定化することにより
熱収縮チューブを製造した。
その熱収縮チューブの外径(拡管後外径)、40°Cで
1週間放置したときの外径変化率(保存時外径変化率)
、未架橋のチューブを巻き取った状態で1週間放置した
ときの粘着状況(未架橋品粘着性)、熱収縮した状態で
の初期の引張強度と伸び率、250°Cで1週間熱老化
させた後の引張強度保持率(熱老化後強度保持率)と伸
び保持率を表−2に併記した。尚、いずれの場合も熱収
縮させた後は、元の外径4mmに戻り、2%モジュラス
は0 、2−0 、4 k g f /mm2の範囲で
あっl二。
ます、実施例1と比較例1とを比較すると、実施例1に
おいては、本発明の範囲の粘度を有するTFE−Prを
用いているが、比較例1においては、本発明の範囲より
も小さい粘度のTFE−Prを使用しているため、拡管
中はおおよそ同じ外径まで膨張したが、水冷して圧力を
取り除くと、形状固定が不充分なため拡大した外径を維
持できず、小さめの外径となってしまった。また、耐熱
性が劣り未架橋品では粘着性もあり好ましくない。
実施例1.5と比較例2とを比較すると、実施例1.5
においては、本発明の範囲の結晶融解熱を持つEMMA
を使用しているが、比較例2においては、本発明の範囲
よりも小さい結晶融解熱のEMMAを使用しているt;
め、圧力を取り除くと、拡大した外径を維持できず、小
さめの外径となってしまった。また、保存中の外径変化
も大きくなる。
実施例1,3.4と比較例3.4とでは、EMMAの量
を比較した。熱老化性に関しては、熱老化後強度保持率
が70%を超えていれば200°C程度の耐熱性を有し
ていると判断できるが、本発明の範囲よりもEMMAの
量を多く使用した比較例3では、熱老化後強度保持率が
70%を割り込み好ましくない。また、EMMAの量を
少なく使用した比較例4では、拡管しても、圧力を取り
除くと、拡大した外径を維持できず好ましくない。
(以下余白) (発明の効果) 本発明によれば、テトラフルオロエチレン−σ−オレフ
ィン共重合体の200°C程度の耐熱性と、フッ素ゴム
特有の柔軟性、電気特性9機械強度等の特性をそのまま
に保った熱収縮チューブが製造できる。この熱収縮チュ
ーブは、電気絶縁材料及び配線材料として柔軟で取り扱
い易く、また200°C近い熱がかかる所でも使用する
ことができる。
これを使用すれば、電気機器の安全性を高めることがで
きるなど、産業上有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ムーニー粘度(ML_1_+_1_0、100℃)65
    以上のテトラフルオロエチレン−α−オレフィン共重合
    体100重量部に、結晶融解熱が25J/g以上のエチ
    レン−メタアクリル酸エステル共重合体10重量部以上
    40重量部以下を混合した組成物を管状に押出し、架橋
    した後、拡管固定処理したことを特徴とする熱収縮チュ
    ーブ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997008240A1 (en) * 1995-08-22 1997-03-06 E.I. Du Pont De Nemours And Company Co-curable base resistant fluoroelastomer blend composition
US6423445B1 (en) * 1998-09-22 2002-07-23 Japan Vilene Company Ltd. Alkaline battery separators

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WO1997008240A1 (en) * 1995-08-22 1997-03-06 E.I. Du Pont De Nemours And Company Co-curable base resistant fluoroelastomer blend composition
US6423445B1 (en) * 1998-09-22 2002-07-23 Japan Vilene Company Ltd. Alkaline battery separators

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