JPH04124418U - 指 針 - Google Patents

指 針

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JPH04124418U
JPH04124418U JP2961591U JP2961591U JPH04124418U JP H04124418 U JPH04124418 U JP H04124418U JP 2961591 U JP2961591 U JP 2961591U JP 2961591 U JP2961591 U JP 2961591U JP H04124418 U JPH04124418 U JP H04124418U
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JP
Japan
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light
pointer
section
receiving surface
base
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Pending
Application number
JP2961591U
Other languages
English (en)
Inventor
智晶 小林
Original Assignee
日本精機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本精機株式会社 filed Critical 日本精機株式会社
Priority to JP2961591U priority Critical patent/JPH04124418U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受光導光作用に支障を起たすことなしに、指
針部1の基部1a上面への直線的な漏光を確実に阻止
し、指針部1全体を一様に光輝させることのできる指針
を提供すること。 【構成】 内部を導光することができる材料で形成して
夜間でも計器内部に配設した照明により指針全体が光輝
する指針であって、指針部1の基部1aの下面に位置す
る受光面部2に、この受光面部2と近接する指針部1の
基部上面1aへの照射光の導光を遮断する遮断溝部6を
指針長さ方向に形成し、この遮断溝部6の指針長さ方向
の長さを受光面部2の指針長さ方向の巾に略合致させ、
前記導光反射部5の導光反射方向をこの遮断溝部6を逃
げる方向に形成したこと指針。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内部を導光することができる材料で形成して夜間でも計器内部に配 設した照明により指針全体が光輝する指針に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光輝する指針として例えば実開昭62−40522号公報に示すような 構造のものが提案されている。
【0003】 この構造は、図5,図6に示すように内部を導光することができる材料で指針 部20を形成し、この指針部20の基部20aに受光膨出部21を一体成形している。
【0004】 この受光膨出部21の下面に受光面部22を形成し、この受光面部22を計器表示板 23の裏側に配設した導光体24より導出される照明光が受光されるように設け、こ の受光面部22上側に入光した照明光を指針部20へ向けて導光反射させる導光反射 部25を形成している。
【0005】 従って、夜間などの周囲が暗い状況において計器内部に配設した照明26により 照射される照明光は、導光体24内を導光し、計器表示板23を透過照明すると共に 、導光体24内を導光する照明光が受光膨出部21の下面の受光面部22より指針の内 部に入光する。
【0006】 この入光した照明光は受光膨出部21の導光反射部25で導光反射し、指針部20内 部を導光拡散し、指針部全上面より一様に透過し、指針部全体を光輝させる構造 である。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来構造では、図6に示すように照明26からの照明 光が導光体24を介して受光膨出部21の下面の受光面部22より入射し、太い矢印で 示すような照明光が導光反射部25で導光反射することなく、直接指針部20の基部 20a上面より上方へ透光してしまう場合がある。
【0008】 そのため、この直線的な漏光により指針部20の基部20a付近が指針部20全体の 明るさに比べ著しく光輝してしまい、見ずらく体裁の悪い指針となってしまう問 題があった。 一方、逆に昼間の外光が指針部20の基部20a上面より入光し、他所のように指 針部20下面で反射されることなく受光膨出部21を介して計器内部に透過してしま い、指針部20の基部20a付近のみが暗くなってしまう欠点を解決するため、実開 平1−105892号公報のように受光膨出部21に外光集光用の遮断溝(図示し ていない)を形成したものがある。
【0009】 しかしながら、単に遮断溝を受光膨出部21に形成しただけでは、指針部20の基 部20a上面から入光する外光を中央に集光して中央下面に付設した反射部で上方 へ反射させることができる点秀れているが、逆に下方の導光体24から導出する照 明光をこの遮断溝が邪魔をし、十分な照明光を指針部へ導光できない問題がある 。
【0010】 本考案は、このような問題を解決し、受光導光作用に支障を起たすことなしに 、指針部の基部上面への直線的な漏光を確実に阻止し、指針部全体を一様に光輝 させることのできる指針を提供することが技術的課題である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
【0012】 内部を導光することができる材料で形成した指針部1の基部1a下面に受光面 部2を形成し、この受光面部2を導光体4より導出される照明光が受光されるよ うに設け、この受光面部2上側に照明光を指針部1へ向けて導光反射させる導光 反射部5を形成した指針において、前記受光面部2に、この受光面部2と近接す る指針部1の基部1a上面への照射光の導光を遮断する遮断溝部6を指針長さ方 向に形成し、この遮断溝部6の指針長さ方向の長さを受光面部2の指針長さ方向 の巾に略合致させ、前記導光反射部5の導光反射方向をこの遮断溝部6を逃げる 方向に形成したことを特徴する指針に係るものである。
【0013】
【作用】
導光体4から導出される照明光は、受光面部2より入光し、導光反射部5によ り近接した遮断溝部6を逃げる方向に導光反射され、指針部1の内部へ導光する 。
【0014】 この際、受光面部2より入光する照明光が指針部1の基部1a上面へ直接向か う方向に進んでも遮断溝部6により遮断され、従来のように指針部1の基部1a 上面から直線的な漏光が透光して指針部1の基部1a上面のみ著しく光輝するこ とが防止されることとなる。
【0015】
【実施例】
本実施例は、指針部1の基部1a左右に翼状の受光膨出部7を一体形成した指 針Aを、内部を導光できる透明アクリル製材で形成したもので、図1に示すよう に上方より指針部1の基部1aを露出する露出窓8aを形成したキャップ8をか ぶせ、下方より前記受光膨出部7の下面前側を目隠し、残りの下面後側を露出し て受光面部2を形成する座体9を当接し、この座体9に計器本体の指針軸11に固 定する指針軸取付筒10を垂設するものである。
【0016】 この受光面部2に計器表示板3の裏側に配設した導光体4から導出される照明 光が受光されるように指針Aを計器表示板3の上側に配置している。
【0017】 本考案の要旨である指針部1の基部付近の構造について更に詳述する。
【0018】 本実施例は、左右の受光膨出部7の前記受光面部2の上方に位置する後部に、 後方へ傾斜する導光反射部5を設け、この導光反射部5の傾斜内面を導光反射面 としている。
【0019】 従って、受光面部2より入光する照明光は、この導光反射部5の導光反射面に よりほぼ指針部1の長さ方向に、即ち遮断溝部6を避けるようにして、指針部1 前方へ導光反射され、指針部1内部に導光されて行くように構成している。従っ て導光反射部5は、照明光を遮断溝部6を逃げる方向に導光案内するように構成 している。尚、この導光反射部5の形状は平面傾斜面であっても、円弧状傾斜面 であっても良く、適宜設計し得るものである。また、指針部1の後端側は、指針 部1内で乱反射した照明光により光輝する。
【0020】 本実施例のこの遮断溝部6は、導光反射部5と指針部1の基部1aとを分割す るように指針長さ方向に左右二条形成し、この遮断溝部6内面を導光反射し得る ように形成している。
【0021】 また本実施例の遮断溝部6は、下面(受光面部2)から上面へと貫通状態に形 成しているが、図4に示すように受光面部2より不規則な方向で入射する照明光 が指針部1の基部1a上面より直接透光する漏光を阻止すればよく、単に下面よ り所定深さ刻設して形成しても良く、適宜設計し得るものである。
【0022】 また、遮断溝部6の指針長さ方向の長さは、ほぼ受光面部2の指針長さ方向の 巾に合致させている。従って、この遮断溝部6により指針部1へ導光される照明 光の光量が減じ導光作用が疎外されることはない。
【0023】 図中符号12は指針用おもり、13は計器内に配設した照明である。
【0024】 尚、本実施例は指針部2の全上面に光透過性着色塗料を塗布又はホットスタン プして、外光が一様に全上面で反射されるように構成し、昼間指針部1の基部1 a付近のみが外光が受光面部2を介して計器内部へ透過してしまうことにより暗 くなってしまうことも防止しているが、必ずしもこの着色層を設けなくとも良い 。また、遮断溝部6の巾寸法なども適宜設計し得る。
【0025】 また、前記実施例では、指針Aを指針軸11に固定するため、座体9に指針軸取 付筒10を設けているが、指針Aに座体9を用いない構造の場合には基部1aに金 属製の取付筒をインサート成型すれば良い。
【0026】
【考案の効果】
本実施例は上述のように、内受光面部と近接する指針部の基部上面への照射光 の導光を遮断する遮断溝部を指針長さ方向に形成したから、たとえ指針部の基部 上面へ照明光が向かっても遮断溝部により確実に遮断され、指針部の基部上面か らの直線的な漏光が阻止され、従来のように指針部の基部付近が指針部全体の明 るさに比べ著しく光輝することがなく、一様に光輝する指針を提供できることと なる。
【0027】 また、本考案は、遮断溝部の指針長さ方向の長さを受光面部の指針長さ方向の 巾に略合致させ、導光反射部の導光反射方向をこの遮断溝部を逃げる方向に形成 したから、遮断溝部により指針部内に導光される光量が減じてしまい(受光導光 作用が疎外されてしまい)従来品に比し光輝度合が減じられてしまうことのない 指針を提供できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の分解斜視図である。
【図2】本実施例の裏面図である。
【図3】本実施例の組み付け状態での説明側断面図であ
て、指針は切断せず、導光体は、受光面部の真下を通り
指針と交差する斜め方向で切断した図である。
【図4】本実施例の要部の拡大断面図である。
【図5】従来例の分解斜視図である。
【図6】従来例の組み付け状態での側断面図である。
【符号の説明】
1 指針部 1a 基部 2 受光面部 4 導光体 5 導光反射部 6 遮断溝部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部を導光することができる材料で形成
    した指針部の基部下面に受光面部を形成し、この受光面
    部を導光体より導出される照明光が受光されるように設
    け、この受光面部上側に照明光を指針部へ向けて導光反
    射させる導光反射部を形成した指針において、前記受光
    面部に、この受光面部と近接する指針部の基部上面への
    照射光の導光を遮断する遮断溝部を指針長さ方向に形成
    し、この遮断溝部の指針長さ方向の長さを受光面部の指
    針長さ方向の巾に略合致させ、前記導光反射部の導光反
    射方向をこの遮断溝部を逃げる方向に形成したことを特
    徴する指針。
JP2961591U 1991-04-26 1991-04-26 指 針 Pending JPH04124418U (ja)

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JP2961591U JPH04124418U (ja) 1991-04-26 1991-04-26 指 針

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ID=31913442

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JP2961591U Pending JPH04124418U (ja) 1991-04-26 1991-04-26 指 針

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JP (1) JPH04124418U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011075330A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Denso Corp 計器用指針
JP2014106057A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Yazaki Corp 指針構造

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011075330A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Denso Corp 計器用指針
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