JP2587342B2 - トルコンインジケ−タ− - Google Patents
トルコンインジケ−タ−Info
- Publication number
- JP2587342B2 JP2587342B2 JP4038635A JP3863592A JP2587342B2 JP 2587342 B2 JP2587342 B2 JP 2587342B2 JP 4038635 A JP4038635 A JP 4038635A JP 3863592 A JP3863592 A JP 3863592A JP 2587342 B2 JP2587342 B2 JP 2587342B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- window
- indicator
- slit
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記号窓と指示窓を形成
したポジションプレ−トの下方にバルブを配設し、該ポ
ジションプレ−トに沿ってシフトレバ−と共に摺動する
スライドプレ−トの一側に記号窓と指示窓の境界部に設
けた遮閉板上端隙間からの洩光を選択した指示窓に向っ
て下方より照射するようにしたトルコンインジケ−タ−
に関する。
したポジションプレ−トの下方にバルブを配設し、該ポ
ジションプレ−トに沿ってシフトレバ−と共に摺動する
スライドプレ−トの一側に記号窓と指示窓の境界部に設
けた遮閉板上端隙間からの洩光を選択した指示窓に向っ
て下方より照射するようにしたトルコンインジケ−タ−
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示す如く、アウタ−ケ−ス
30の表示部31と窓部32を形成したポジションプレ
−ト33の下方のインナ−ケ−ス34内にバルブ35を
配設して表示部31を照射し、表示部31と窓部32と
の境界部に設けた遮閉板36上端とポジションプレ−ト
33下面との間に隙間37を形成し、スライドプレ−ト
38の一側端に突設した突片39上の赤色板40を前記
隙間からもれた光が照射し、その反射光で窓部32を選
択的に照明するようなトルコンインジケ−タ−は公知で
ある。
30の表示部31と窓部32を形成したポジションプレ
−ト33の下方のインナ−ケ−ス34内にバルブ35を
配設して表示部31を照射し、表示部31と窓部32と
の境界部に設けた遮閉板36上端とポジションプレ−ト
33下面との間に隙間37を形成し、スライドプレ−ト
38の一側端に突設した突片39上の赤色板40を前記
隙間からもれた光が照射し、その反射光で窓部32を選
択的に照明するようなトルコンインジケ−タ−は公知で
ある。
【0003】又、実開昭61−10242号公報に示す
ように、ランプハウジングの中央下部に上向きのランプ
を取り付け、長手方向に配設された表示プレ−トを下方
より照射するようにしているトルコンインジケ−タ−は
公知である。
ように、ランプハウジングの中央下部に上向きのランプ
を取り付け、長手方向に配設された表示プレ−トを下方
より照射するようにしているトルコンインジケ−タ−は
公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
前者は各ポジション全てに隙間を設ける必要があり、必
要以外の部位に光が洩れ、この洩光はバルブ照明色その
まゝが洩れることゝなり、ポジション照明が不明瞭にな
るという問題点があった。
前者は各ポジション全てに隙間を設ける必要があり、必
要以外の部位に光が洩れ、この洩光はバルブ照明色その
まゝが洩れることゝなり、ポジション照明が不明瞭にな
るという問題点があった。
【0005】又、後者はランプから表示プレ−トの各ポ
ジション表示文字までの距離が異なるため、距離の近い
中央部が明るく、距離の遠い前後部が暗く、視認性を妨
げるという問題点があった。
ジション表示文字までの距離が異なるため、距離の近い
中央部が明るく、距離の遠い前後部が暗く、視認性を妨
げるという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的とし、光透過文字を除いた部分を光不
透過部とした記号窓の側方に、光透過性指示窓を形成し
たアウタ−ケ−スの上記記号窓の下部を縦長のバルブケ
−スで囲み、そのバルブケ−スの前後に一対のバルブを
備え、上記記号窓の直下に光源からの距離が小さくなる
に従って、その密度が大となる様に形成された反射模様
を有する透光性反射体を張設し、上記バルブケ−スの上
記指示窓側に各指示窓に対応してスリットを形成し、シ
フトレバ−と共にスライドする遮閉板の一側に上記スリ
ットよりの洩光を上方に反射する反射体を設けたことを
特徴とする。
決することを目的とし、光透過文字を除いた部分を光不
透過部とした記号窓の側方に、光透過性指示窓を形成し
たアウタ−ケ−スの上記記号窓の下部を縦長のバルブケ
−スで囲み、そのバルブケ−スの前後に一対のバルブを
備え、上記記号窓の直下に光源からの距離が小さくなる
に従って、その密度が大となる様に形成された反射模様
を有する透光性反射体を張設し、上記バルブケ−スの上
記指示窓側に各指示窓に対応してスリットを形成し、シ
フトレバ−と共にスライドする遮閉板の一側に上記スリ
ットよりの洩光を上方に反射する反射体を設けたことを
特徴とする。
【0007】
【作用】本発明はこのように構成されているので、バル
ブケ−ス両側部に配設されたバルブより発光した光は透
光性反射体の拡散反射体の網点密度に比例して反射さ
れ、ポジションプレ−ト全長に亘って一様となる。スリ
ットより洩れた光はスライドプレ−トに設けられた反射
突片の赤色蛍光部材に当り反射され、ポジションプレ−
トの指示窓に赤色照明される。
ブケ−ス両側部に配設されたバルブより発光した光は透
光性反射体の拡散反射体の網点密度に比例して反射さ
れ、ポジションプレ−ト全長に亘って一様となる。スリ
ットより洩れた光はスライドプレ−トに設けられた反射
突片の赤色蛍光部材に当り反射され、ポジションプレ−
トの指示窓に赤色照明される。
【0008】
【実施例】次に図1乃至図4に基いて本発明の一実施例
を説明する。1はアウタ−ケ−スで、表面にスライドプ
レ−ト2のガイド孔3及びポジションプレ−ト4の表示
部7を嵌合する開口孔5が設けられ、両サイドには他部
品への取付用爪6が設けられている。ポジションプレ−
ト4には表示部7、指示窓8が突設され、裏面より印刷
等で各文字が表示され、アウタ−ケ−ス1に取り付けら
れている。スライドプレ−ト2は中央部にシフトレバ−
貫通孔9が設けられ、その横方向には表面に赤色蛍光部
材10を張り付けた反射突片11を突設している。12
はバルブケ−スで、アウタ−ケ−ス1への取付孔13及
びバルブ17の取付孔14が長手方向前後に設けられ、
指示窓8下面に位置する部位にスリット15が設けら
れ、光源に近い部位を狭く、遠くなるに従って広く形成
し、上下方向に光を洩らし所定の指示窓のみを反射照明
するようになっている。
を説明する。1はアウタ−ケ−スで、表面にスライドプ
レ−ト2のガイド孔3及びポジションプレ−ト4の表示
部7を嵌合する開口孔5が設けられ、両サイドには他部
品への取付用爪6が設けられている。ポジションプレ−
ト4には表示部7、指示窓8が突設され、裏面より印刷
等で各文字が表示され、アウタ−ケ−ス1に取り付けら
れている。スライドプレ−ト2は中央部にシフトレバ−
貫通孔9が設けられ、その横方向には表面に赤色蛍光部
材10を張り付けた反射突片11を突設している。12
はバルブケ−スで、アウタ−ケ−ス1への取付孔13及
びバルブ17の取付孔14が長手方向前後に設けられ、
指示窓8下面に位置する部位にスリット15が設けら
れ、光源に近い部位を狭く、遠くなるに従って広く形成
し、上下方向に光を洩らし所定の指示窓のみを反射照明
するようになっている。
【0009】16は透光性反射体で、透明体上に酸化マ
グネシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウムのよ
うな拡散反射体18が網点状に塗布され、光源に近い部
位は密度が大で、遠くなるに従って密度が小となってい
る。この透光性反射体16をバルブケ−ス12の上面に
嵌合し、バルブ17を取付孔14に取り付け、前記ポジ
ションプレ−ト4と共にアウタ−ケ−ス1に固定され
る。
グネシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウムのよ
うな拡散反射体18が網点状に塗布され、光源に近い部
位は密度が大で、遠くなるに従って密度が小となってい
る。この透光性反射体16をバルブケ−ス12の上面に
嵌合し、バルブ17を取付孔14に取り付け、前記ポジ
ションプレ−ト4と共にアウタ−ケ−ス1に固定され
る。
【0010】次に作用について説明する。バルブ17よ
り発光した光は透光性反射体16の拡散反射体の網点密
度に比例して反射されバルブケ−ス12の内壁に送り返
され、この内壁で反射された後、一部は透光性反射体1
6を透過し、他の部分は再度網点密度に比例して反射さ
れる。この様にして光源の光束が他の部分へ回され、透
過光の量は表示プレ−ト全長に亘って一様となる。又、
バルブ17より発光した光はバルブケ−ス12の内部を
通り、底面に設けられたスリット15より洩れた光はス
ライドプレ−ト2に設けられた反射突片11の赤色蛍光
部材10に当り反射された光がポジションプレ−ト4の
指示窓8に赤色照明される。
り発光した光は透光性反射体16の拡散反射体の網点密
度に比例して反射されバルブケ−ス12の内壁に送り返
され、この内壁で反射された後、一部は透光性反射体1
6を透過し、他の部分は再度網点密度に比例して反射さ
れる。この様にして光源の光束が他の部分へ回され、透
過光の量は表示プレ−ト全長に亘って一様となる。又、
バルブ17より発光した光はバルブケ−ス12の内部を
通り、底面に設けられたスリット15より洩れた光はス
ライドプレ−ト2に設けられた反射突片11の赤色蛍光
部材10に当り反射された光がポジションプレ−ト4の
指示窓8に赤色照明される。
【0011】尚、前記スリット15は光源に近い部位は
光量が多いため狭く、遠くなるに従い広く設定してある
ため、各ポジション共均一な光量となる。又、赤色蛍光
部材10のない部位はスリット15により光が洩れるが
突片11がなく、他の指示窓8には照明されない
光量が多いため狭く、遠くなるに従い広く設定してある
ため、各ポジション共均一な光量となる。又、赤色蛍光
部材10のない部位はスリット15により光が洩れるが
突片11がなく、他の指示窓8には照明されない
【0012】
【発明の効果】本発明によると、光透過文字を除いた部
分を光不透過部とした記号窓の側方に、光透過性指示窓
を形成したアウタ−ケ−スの上記記号窓の下部を縦長の
バルブケ−スで囲み、そのバルブケ−スの前後に一対の
バルブを備え、上記記号窓の直下に光源からの距離が小
さくなるに従って、その密度が大となる様に形成された
反射模様を有する透光性反射体を張設し、上記バルブケ
−スの上記指示窓側に各指示窓に対応してスリットを形
成し、シフトレバ−と共にスライドする遮閉板の一側に
上記スリットよりの洩光を上方に反射する反射体を設け
てあるので、ポジションプレ−トの各ポジション照明光
量が均一となり、所定の指示窓のみを反射照明している
ので他の部位への光洩れがなく、識別が明瞭で均一な照
明を行うことができる。
分を光不透過部とした記号窓の側方に、光透過性指示窓
を形成したアウタ−ケ−スの上記記号窓の下部を縦長の
バルブケ−スで囲み、そのバルブケ−スの前後に一対の
バルブを備え、上記記号窓の直下に光源からの距離が小
さくなるに従って、その密度が大となる様に形成された
反射模様を有する透光性反射体を張設し、上記バルブケ
−スの上記指示窓側に各指示窓に対応してスリットを形
成し、シフトレバ−と共にスライドする遮閉板の一側に
上記スリットよりの洩光を上方に反射する反射体を設け
てあるので、ポジションプレ−トの各ポジション照明光
量が均一となり、所定の指示窓のみを反射照明している
ので他の部位への光洩れがなく、識別が明瞭で均一な照
明を行うことができる。
【図1】本発明の一実施例外観斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図1の分解斜視図である。
【図5】従来装置の正断面図である。
1 アウタ−ケ−ス 2 スライドプレ−ト 3 ガイド孔 4 ポジションプレ−ト 7 表示部 8 指示窓 9 シフトレバ−貫通孔 10 赤色蛍光部材 11 反射突片 12 バルブケ−ス 15 スリット 16 透光性反射体 18 拡散反射体
Claims (1)
- 【請求項1】 光透過文字を除いた部分を光不透過部と
した記号窓の側方に、光透過性指示窓を形成したアウタ
−ケ−スの上記記号窓の下部を縦長のバルブケ−スで囲
み、そのバルブケ−スの前後に一対のバルブを備え、上
記記号窓の直下に光源からの距離が小さくなるに従っ
て、その密度が大となる様に形成された反射模様を有す
る透光性反射体を張設し、上記バルブケ−スの上記指示
窓側に各指示窓に対応してスリットを形成し、シフトレ
バ−と共にスライドする遮閉板の一側に上記スリットよ
りの洩光を上方に反射する反射体を設けたトルコンイン
ジケ−タ−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4038635A JP2587342B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | トルコンインジケ−タ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4038635A JP2587342B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | トルコンインジケ−タ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05201265A JPH05201265A (ja) | 1993-08-10 |
JP2587342B2 true JP2587342B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=12530703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4038635A Expired - Lifetime JP2587342B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | トルコンインジケ−タ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587342B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP4038635A patent/JP2587342B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05201265A (ja) | 1993-08-10 |
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