JPH07218296A - 指針照明装置 - Google Patents

指針照明装置

Info

Publication number
JPH07218296A
JPH07218296A JP2616194A JP2616194A JPH07218296A JP H07218296 A JPH07218296 A JP H07218296A JP 2616194 A JP2616194 A JP 2616194A JP 2616194 A JP2616194 A JP 2616194A JP H07218296 A JPH07218296 A JP H07218296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
display
pointer
case body
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2616194A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhito Umezawa
勝仁 梅沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP2616194A priority Critical patent/JPH07218296A/ja
Publication of JPH07218296A publication Critical patent/JPH07218296A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Measuring Devices (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 指針表示のバリエーションを増やし、デザイ
ン性,装飾性を高めることが可能な指針照明装置を提供
すること。 【構成】 計器12の駆動軸13に対し交差する方向に伸び
る透光性の指示部17を、固定部20を介して駆動軸13に圧
入する。この固定部20の近傍領域前面側に光導入部21を
形成し、この光導入部21と固定部20を含む指示部17の回
動中心領域19の周囲を覆う遮光性のケース体26を設け、
このケース体26の開口部28にスモーク材料からなる表示
部材27を固定することにより指針16を構成する。表示板
14の背後に導光体23を介して照明光をケース体26の内部
に供給する光源22を設け、この光源22の点灯により光導
入部21及び表示部材27に照明光を導入し、指示領域25と
表示部29とからなる指針16の表示意匠を形成するよう構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両に搭載され
るスピードメータ,タコメータ等の計器の駆動軸に装着
される指針の照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車,オートバイ等車両のイ
ンストルメントパネルに搭載されるアナログ式計器の指
針においては、通常、夜間走行時やトンネル内走行時等
の周囲が暗い状況下でも運転者が指針の指示状態を視認
できるよう照明機構を備えている。
【0003】この種照明機構を備えた指針としては、図
13に示すようにアクリル,ポリカーボネート等の透光性
合成樹脂材料からなる長手状の指示部1を計器2の駆動
軸3先端に略直交状態に固着し、この指示部1の回動中
心領域4に照明光を導入して指示部1を光輝させるため
の光導入部5を設け、この光導入部5を含む指示部1の
回動中心領域4周囲を遮光性の合成樹脂材料からなるケ
ース体6で覆って指針7を構成し、この指針7の下方に
数字,目盛,指標等(図示しない)が形成された表示板
8を隔てて指示部1と同様な透光性合成樹脂材料からな
る導光体9を設け、この導光体9の端部にランプ等の光
源10を配置するとともに、光導入部5と対向する導光体
9位置に、光源10の照明光を光導入部5に向けて照射す
る照射部11を設け、この照射部11から照射される照明光
を光導入部5を介して指示部1に取り入れることによ
り、指針7の照明表示を行う構造が知られている(例え
ば特開平5−216419号公報,実開平5−5502
3号公報,実開平4−47619号公報,実開平1−1
29623号公報等参照)。
【0004】また、このように導光体9により光源10か
らの照明光を導いて指示部1を照明する指針7にあって
は、指示部1の指示領域を拡大するために、指示部1の
回動中心領域4の前面側をケース体6に形成した開口部
から露出させ、この露出した部分を指示部1と連続して
光輝させる構造(例えば実開平1−124596号公
報,実開昭60−35217号公報,実開昭60−35
216号公報等参照)やあるいは導光体9を介さず指示
部1を照明するものとしては、発光ダイオード等専用の
光源10をケース体6内部に収納配設し、指示部1をより
明るく照明する構造(例えば実開平3−36920号公
報等参照)等、種々の指針照明装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
例は、いずれも光源10の点灯により照明表示されて運転
者に視認される指針7の表示意匠と、光源10の非点灯時
に外部光等により運転者に視認される指針7の表示意匠
とが略同一で、光源10の点灯,非点灯による照明,非照
明時に指針7の表示意匠を変化させることができないた
めに、指針7の表示バリエーションが単一で指針表示の
デザイン性,装飾性を高めることができないという問題
を有している。
【0006】本発明は、この点に鑑みなされたもので、
複雑な構成を用いることなく、照明時と非照明時の指針
の表示意匠を変化させることで、指針の表示バリエーシ
ョンを増やし、指針表示のデザイン性,装飾性を高める
ことのできる指針照明装置の提供を主な目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、計器の駆動軸に対し略直交方向に伸長する
透光性材料からなる指示部と、この指示部を前記駆動軸
に連結する固定部と、この固定部の近傍領域に形成され
た光導入部と、この光導入部を含む前記固定部の周囲を
被覆する遮光性材料からなるケース体と、このケース体
の内部に点灯により照明光を供給して前記光導入部を介
し前記指示部を照明する光源と、前記ケース体の前面側
に形成された開口部と、この開口部に設けられて前記光
源の点灯により前記ケース体内の光を透過して表示部を
形成するスモーク材料からなる表示部材と、を有するも
のである。
【0008】また前記構成において、前記表示部材の背
面に遮光部を形成し、この遮光部を除く部位により前記
表示部を設けたものである。
【0009】また前記構成において、前記表示部材を前
記ケース体の色と同系色に着色形成するとともに、前記
表示部に前記表示部材の色と異なる透光性着色部を形成
したものである。
【0010】また前記構成において、前記固定部を前記
指示部から一体に延長形成し、この延長形成した固定部
の前面側に前記表示部へ光を導く導光壁部を設けたもの
である。
【0011】
【作用】本発明の第1の発明によれば、光源の非点灯時
(非照明時)には、指示部が指針の表示意匠として運転
者から視認されるとともに、光源の点灯時(照明時)に
は、照明光が表示部材を透過して表示部が形成され、こ
の表示部が指示部と合わせて指針の表示意匠として運転
者から視認される。
【0012】また本発明の第2の発明によれば、光源の
点灯時(照明時)には、照明光が遮光部を除く部位を透
過して表示部が形成され、この表示部が指示部と合わせ
て指針の表示意匠として運転者に視認される。
【0013】また本発明の第3の発明によれば、光源の
点灯時(照明時)には、照明光が透光性着色部を透過し
て表示部が表示部材の色と異なる色に着色表示され、こ
の着色表示された表示部が指示部と合わせて指針の表示
意匠として運転者に視認される。
【0014】また本発明の第4の発明によれば、光源の
点灯時(照明時)には、照明光が導光壁部により表示部
に導かれ、この表示部が指示部と合わせて指針の表示意
匠として運転者に視認される。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。
【0016】図1から図3は、本発明の第1の発明にか
かわる指針照明装置を本発明の第1実施例として示すも
ので、本実施例では速度計,回転計,水温計,燃料計等
の計器12により駆動される駆動軸13を、数字,目盛,指
標等(図示しない)が形成された表示板14の孔部15から
突出状態で設け、この駆動軸13の先端に指針16を装着し
ている。
【0017】指針16は、駆動軸13に対し略直交状態に伸
長し、表示板14の数字,目盛,指標等を指し示すアクリ
ル,ポリカーボネート等の透光性合成樹脂材料から形成
される指示部17を有し、この指示部17の背面側には、運
転者が指示部17を視認可能とする適宜有色材料(例えば
白色)からなる着色表示層18が印刷,ホットスタンプ等
の手段により形成され、また、その回動中心領域19に
は、指示部17を駆動軸13の先端に圧入して駆動軸13に連
結するための断面形状略T字状の固定部20が一体に延長
形成されており、この固定部20の近傍で、かつ回動中心
領域19の前面側部分には、指示部17の伸長方向に対し略
45度に傾斜する反射面からなる光導入部21が形成されて
いる。
【0018】光導入部21は、表示板14の後方に位置して
例えば計器12を収納する図示しないケースに取付配設さ
れたランプ等からなる光源22の照明光を、指示部17に導
いて光輝させるもので、光導入部21と光源22との間に
は、指示部17と同様な透光性合成樹脂材料からなる導光
体23が介装されている。
【0019】導光体23は、光源22の照明光を光導入部21
を介して指示部17に導くもので、表示板14の孔部15、並
びに指示部17の固定部20周縁部分を隔てて光導入部と対
向する導光体23部分には、照明光を孔部15,固定部20周
縁部分を介して光導入部21に供給する照射面24が形成さ
れており、この照射面24により照明光を光導入部21に照
射し、夜間走行時やトンネル内走行時等周囲が暗い状況
下では、光源22を点灯させることで指示部17を照明する
ものである。
【0020】そして光導入部21並びに固定部20を含む指
示部17の回動中心領域19には、指示部17を部分的に露出
させ、光源22の点灯時,非点灯時にかかわらず指針16の
指示領域25を形成し、かつ光源22点灯時には回動中心領
域19からの光漏れを防ぐための遮光性樹脂材料(例えば
黒色等)からなるケース体26が嵌着されている。
【0021】ケース体26は、指示部17の回動中心領域19
の周囲を前面側から覆うキャップ状をなしており、ケー
ス体26の前面側には、略円形状の表示部材27が設けられ
ている。
【0022】表示部材27は、この表示部材27の形状に対
応するよう、ケース体26の前面側に形成された開口部28
に、圧入,接着,溶着等、適宜固定手段により取付固定
されたスモーク材料により形成される板状部材からな
り、例えばケース体26の色と同様な暗色系の色を有し、
光源22の非点灯時にはケース体26内部を透視略不可能と
するとともに、光源22の点灯時には光導入部21にて反射
しきれなかった照明光、あるいは固定部20周縁を介して
ケース体26内に入射した照明光が表示部材27を透過し、
この透過光によりケース体26前面側に略円形状の表示部
29(図3参照)を形成するものである。なおこの場合、
表示部材27自体をスモーク板から構成したが、透明板の
前面もしくは背面にスモーク層を印刷形成してもよく、
また表示部材の形状は円形状に限らず、任意形状を採用
できる。
【0023】したがって光源22の非点灯時には、図2に
示すように、ケース体26及び表示部材27領域(図2にお
いて斜線にて示す)を除く指示部17の前面側部分、すな
わち指示領域25のみが指針16の非照明時の表示意匠とし
て外光等により運転者に視認される一方、光源の点灯時
には、図1及び図3に示すように、導光体23を介して導
かれた光源22の照明光が光導入部21に入射し、この光導
入部21により照明光が指示部17先端側に反射されて指示
領域25が光輝するとともに、光導入部21にて反射しきれ
なかった照明光、あるいは固定部20周縁を介してケース
体26内に入射した照明光がケース体26領域(図3におい
て斜線にて示す)を除く表示部材27領域を透過してケー
ス体26の前面側に淡く光輝する略円形状の表示部29が形
成され、この表示部29と指示領域25が照明時の表示意匠
として運転者に視認される。
【0024】以上、詳述したように、本実施例によれ
ば、光源22の非点灯時(非照明時)には指示領域25のみ
が指針16の表示意匠として視認されるとともに、光源22
の点灯時(照明時)には指示領域25と表示部29双方が指
針16の表示意匠として視認されるため、複雑な構成を用
いることなく、光源22の点灯,非点灯による照明時と非
照明時の指針16の表示意匠を変化させて、指針16の表示
バリエーションを2通りとし、指針表示のデザイン性や
装飾性を高めることができる。
【0025】図4から図6は、本発明の第1の発明にか
かわる指針照明装置の他の実施例を本発明の第2実施例
として示すもので、本実施例では、固定部20を指示部17
とは別体の合成樹脂材料から形成し、この固定部20後方
端部に保持壁30を延長形成し、この保持壁30に例えば発
光ダイオードからなる光源22を装着し、この光源22の先
方に指示部17の受光面からなる光導入部21が位置するよ
う構成し、この光導入部21と固定部20を含む回動中心領
域19の前面側を覆うケース体26に設ける表示部材27の先
端側を、前面視において指示領域25とラップするよう延
長し、略台形状からなる表示部材27を設けており、他の
部分は前記第1実施例と略同様であるので前記第1実施
例と同一もしくは相当部分には同一符号を用いて詳しい
説明は省略する。
【0026】したがって光源22の非点灯時(照明時)に
は、図5に示すように、ケース体26及び表示部材27領域
(図5において斜線にて示す)を除いた指示領域25が指
針16の表示意匠として外光等により運転者に視認され、
また光源22の点灯時(照明時)には、図4及び図6に示
すように、ケース体26内部に光源22の照明光が供給され
て、その照明光が光導入部21から受光されて指示領域25
を光輝させるとともに、光源22の照明光の一部がケース
体26領域(図6において斜線にて示す)を除く表示部材
27領域を透過してケース体26の前面側に、指示領域25と
連続して淡く光輝する略台形状の表示部29が形成され、
この表示部29と指示領域25が照明時の表示意匠として運
転者に視認される。
【0027】以上、詳述したように、本実施例によれ
ば、前記第1実施例と略同様の効果を得ることができる
他、光源22の点灯時(照明時)には、指示領域25と表示
部29双方が連続するよう視認されるため、指針16の照明
時の表示意匠に一体感を与え、指示領域25の他に表示部
29が同時に光輝して表示意匠が形成される際の違和感を
やわらげることができる。
【0028】図7から図9は、本発明の第2,第3の発
明にかかわる指針照明装置の実施例を本発明の第3実施
例として示しており、本実施例では、表示部材27の背面
に、遮光性暗色材料(例えば黒色)からなる遮光層31
(遮光部)を印刷形成し、この遮光層31を除いて表示部
材27の背面領域に直線形状の表示部29を設け、さらにこ
の表示部29の背面に、表示部材27の色とは異なる色の透
光性着色材料(任意色)により形成された透光性着色層
(透光性着色部)32を、遮光層31と同時に印刷形成して
おり、他の部分は前記第1実施例と略同様であるので前
記第1実施例と同一もしくは相当部分には同一符号を用
いて詳しい説明は省略する。
【0029】したがって非照明時(光源22非点灯時)に
は、図8に示すように、ケース体26及び表示部材27領域
(図8において斜線にて示す)を除く指示領域25が指針
16の表示意匠として外光等により運転者に視認され、ま
た照明時(光源22の点灯時)には、図7及び図9に示す
ように、照明光が光導入部21に入射し、この光導入部21
により照明光が指示部17先端側に反射されて指示領域25
が光輝するとともに、光導入部21にて反射しきれなかっ
た照明光、あるいは固定部20周縁を介してケース体26内
に入射した照明光がケース体26及び表示部材27の遮光層
31領域(図9において斜線にて示す)を除く透光性着色
層32領域を透過して着色され、ケース体26(表示部材2
7)の前面側に、非照明時の表示部材27の色とは異なる
発光色を有して淡く光輝する直線形状の表示部29を形成
し、この表示部29と指示領域25とが照明時の表示意匠と
して運転者に視認される。
【0030】以上、詳述したように、本実施例によれ
ば、前記第1実施例と略同様の効果を得ることができる
他、表示部29を表示部材27の背面に形成された遮光層31
を除く部分で形成することにより、前記第1実施例のよ
うにケース体26の開口部28形状に合わせて表示部29(表
示部材27)の形状を設定しなくてもよいため、表示部29
のデザイン自由度を向上させることができ、例えば文字
や数字、複雑な図形等からなる表示部29も比較的容易に
形成することができる。
【0031】また本実施例によれば、表示部29に表示部
材27の色と異なる色の透光性着色層32を設けたことによ
り、表示部29が非照明時の表示部材27の色とは異なる発
光色にて光輝するため、装飾性をさらに高めることがで
き、例えば表示部29の発光表示色と指示領域25の発光表
示色とが略同色もしくは同系色となるよう、透光性着色
層32の色や着色表示層18の色を調整したり、あるいは発
光表示部29の表示色と指示領域25の発光表示色とが別の
色となるよう、透光性着色層32の色や着色表示層18の色
を調整することもできる。
【0032】図10から図12は本発明の第4の発明にかか
わる実施例を本発明の第4実施例として示すもので、本
実施例では、表示部材27の背面中央領域に遮光層31を設
け、この遮光層31を除く表示部材27の背面領域により環
状の表示部29を設け、この表示部29の背面に透光性着色
層32を設けて表示部29を着色表示可能に設け、この透光
性着色層32に固定部20周縁部から延長形成された導光壁
部33の先端を臨ませて設けるとともに、ケース体26の前
面側を部分的に切り欠いて欠除部34を形成し、この欠除
部34から指示部17を一部露出するよう構成しており、そ
の他の部分は前記第1実施例及び前記第3実施例と略同
様であるので、これら実施例と同一もしくは相当部分に
は同一符号を用いて詳しい説明は省略する。
【0033】したがって非照明時(光源22非点灯時)に
は、図11に示すように、ケース体26及び表示部材27領域
(図8において斜線にて示す)を除く指示領域25が指針
16の表示意匠として外光等により運転者に視認され、ま
た照明時(光源22の点灯時)には、図10及び図12に示す
ように、照明光が光導入部21に入射し、この光導入部21
により照明光が指示部17先端側に反射されて指示領域25
が光輝するとともに、固定部20周縁を介してケース体26
内に入射し、導光壁部33により導かれた照明光がケース
体26及び表示部材27の遮光層31領域(図12において斜線
にて示す)を除く透光性着色層32領域を透過して着色さ
れ、ケース体26(表示部材27)の前面側に発光色を有し
て光輝する環状の表示部29を形成し、この表示部29と指
示領域25とが照明時の表示意匠として運転者に視認され
る。
【0034】以上、詳述したように、本実施例によれ
ば、前記第1実施例及び前記第3実施例と略同様な効果
が得られる他、導光壁部33を設けたことにより、表示部
29(透光性着色層32)に効率的に照明光を導きことがで
き、前記第1,第2実施例の場合よりも明るい表示部29
を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の発明によ
れば、計器の駆動軸に対し略直交方向に伸長する透光性
材料からなる指示部と、この指示部を前記駆動軸に連結
する固定部と、この固定部の近傍領域に形成された光導
入部と、この光導入部を含む前記固定部の周囲を被覆す
る遮光性材料からなるケース体と、このケース体の内部
に点灯により照明光を供給して前記光導入部を介し前記
指示部を照明する光源と、前記ケース体の前面側に形成
された開口部と、この開口部に設けられて前記光源の点
灯により前記ケース体内の光を透過して表示部を形成す
るスモーク材料からなる表示部材と、を有することによ
り、光源の非点灯時(非照明時)には、指示部が指針の
表示意匠として運転者から視認されるとともに、光源の
点灯時(照明時)には、照明光が表示部材を透過して表
示部が形成され、この表示部が指示部と合わせて指針の
表示意匠として運転者から視認されるから、複雑な構成
を用いることなく、照明時と非照明時の指針の表示意匠
を変化させることで、指針の表示バリエーションを増加
させ、指針表示のデザイン性,装飾性を高めることが可
能な指針照明装置を提供できる。
【0036】また本発明の第2の発明によれば、前記第
1の発明の構成において、表示部材の背面に遮光部を形
成し、この遮光部を除く部位により前記表示部を設けた
ことにより、光源の点灯時(照明時)には、照明光が遮
光部を除く部位を透過して表示部が形成され、この表示
部が指示部と合わせて指針の表示意匠として運転者に視
認されるから、前記第1の発明による効果に加え、特に
表示部のデザイン自由度を向上させることができる。
【0037】また本発明の第3の発明によれば、前記第
2の発明の構成において、前記表示部材を前記ケース体
の色と同系色に着色形成するとともに、前記表示部に前
記表示部材の色と異なる透光性着色部を形成したことに
より、光源の点灯時(照明時)には、照明光が透光性着
色部を透過して表示部が非照明時の表示部材の色と異な
る色に着色表示され、この着色表示された表示部が指示
部と合わせて指針の表示意匠として運転者に視認される
から、前記第2の発明による効果に加え、特に表示部の
装飾性を高めることができる。
【0038】また本発明の第4の発明によれば、前記第
1の発明から前記第3の発明の構成において、前記固定
部を前記指示部から一体に延長形成し、この延長形成し
た固定部の前面側に前記表示部へ光を導く導光壁部を設
けたことにより、光源の点灯時(照明時)には、照明光
が導光壁部により表示部に導かれ、この表示部が指示部
と合わせて指針の表示意匠として運転者に視認されるか
ら、前記第1の発明から前記第3の発明による効果に加
え、特に表示部の照明効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】図1の指針表示意匠を示す平面図である。
【図3】同じく図1の指針表示意匠を示す平面図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図5】図4の指針表示意匠を示す平面図である。
【図6】同じく図4の指針表示意匠を示す平面図であ
る。
【図7】本発明の第3実施例を示す断面図である。
【図8】図7の指針表示意匠を示す平面図である。
【図9】同じく図7の指針表示意匠を示す平面図であ
る。
【図10】本発明の第4実施例を示す断面図である。
【図11】図10の指針表示意匠を示す平面図である。
【図12】同じく図10の指針表示意匠を示す平面図であ
る。
【図13】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
12 計器 13 駆動軸 16 指針 17 指示部 20 固定部 21 光導入部 22 光源 26 ケース体 27 表示部材 28 開口部 29 表示部 31 遮光層(遮光部) 32 透光性着色層(透光性着色部) 33 導光壁部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器の駆動軸に対し略直交方向に伸長す
    る透光性材料からなる指示部と、この指示部を前記駆動
    軸に連結する固定部と、この固定部の近傍領域に形成さ
    れた光導入部と、この光導入部を含む前記固定部の周囲
    を被覆する遮光性材料からなるケース体と、このケース
    体の内部に点灯により照明光を供給して前記光導入部を
    介し前記指示部を照明する光源と、前記ケース体の前面
    側に形成された開口部と、この開口部に設けられて前記
    光源の点灯により前記ケース体内の光を透過して表示部
    を形成するスモーク材料からなる表示部材と、を有する
    ことを特徴とする指針照明装置。
  2. 【請求項2】 前記表示部材の背面に遮光部を形成し、
    この遮光部を除く部位により前記表示部を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の指針照明装置。
  3. 【請求項3】 前記表示部材を前記ケース体の色と同系
    色に着色形成するとともに、前記表示部に前記表示部材
    の色と異なる透光性着色部を形成したことを特徴とする
    請求項2記載の指針照明装置。
  4. 【請求項4】 前記固定部を前記指示部から一体に延長
    形成し、この延長形成した固定部の前面側に前記表示部
    へ光を導く導光壁部を設けたことを特徴とする請求項1
    から請求項3記載の指針照明装置。
JP2616194A 1994-01-28 1994-01-28 指針照明装置 Pending JPH07218296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2616194A JPH07218296A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 指針照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2616194A JPH07218296A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 指針照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07218296A true JPH07218296A (ja) 1995-08-18

Family

ID=12185838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2616194A Pending JPH07218296A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 指針照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07218296A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004325152A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Calsonic Kansei Corp メータ指針照明構造
JP2006242879A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Yazaki Corp 指針キャップ
JP2009139146A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Denso Corp 指針計器
JP2015210090A (ja) * 2014-04-23 2015-11-24 セイコークロック株式会社 指針計器
JP2020091223A (ja) * 2018-12-06 2020-06-11 日本精機株式会社 表示装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004325152A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Calsonic Kansei Corp メータ指針照明構造
JP2006242879A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Yazaki Corp 指針キャップ
JP2009139146A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Denso Corp 指針計器
JP2015210090A (ja) * 2014-04-23 2015-11-24 セイコークロック株式会社 指針計器
JP2020091223A (ja) * 2018-12-06 2020-06-11 日本精機株式会社 表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1407917B1 (en) Display device for vehicle
US7525446B2 (en) Display device having decorative member on screen
JP5182216B2 (ja) 車両用表示装置
JP4208316B2 (ja) メータ装置の照明構造
JP4218643B2 (ja) 指針計器
JPH07218296A (ja) 指針照明装置
JP3714640B2 (ja) 計器装置
JP2006208081A (ja) 指示計器
JP4175308B2 (ja) 車両用指針計器
JP2009139146A (ja) 指針計器
JP5247339B2 (ja) 車両用表示装置
JP2006047269A (ja) 指針計器
JP2940798B2 (ja) 計器の指針装置
JP4075843B2 (ja) 車両用指針計器
JP4218604B2 (ja) 車両用指針計器
JP3812540B2 (ja) 車両用計器
JP4218642B2 (ja) 計器
JP2008209351A (ja) 指針計器
JP3501202B2 (ja) 計器装置
JP4474947B2 (ja) 計器の照明装置
JPH10142008A (ja) 車両用計器装置
JP2003202247A (ja) 指針計器
JP2004132757A (ja) 車両用計器
JP2004233241A (ja) 計器用の照明装置
JP2008014854A (ja) 車両用計器