JPH04124019U - 田植機 - Google Patents
田植機Info
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- JPH04124019U JPH04124019U JP2182692U JP2182692U JPH04124019U JP H04124019 U JPH04124019 U JP H04124019U JP 2182692 U JP2182692 U JP 2182692U JP 2182692 U JP2182692 U JP 2182692U JP H04124019 U JPH04124019 U JP H04124019U
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】左右走行輪(14)(14)間に設ける田面均
平用フロート(21)を前後方向軸(21a)回りに回
転自在に設け、前後方向軸(21a)回りのフロート
(21)の回転を検出してローリング用油圧シリンダを
自動的に作動させてローリング制御を行うように構成す
ると共に、植付深さ調節レバー(22)を介して機体に
前後方向軸(21a)を取付けたものである。 【効果】フロート(21)の全体で実際上の機体傾きの
検出が正確且つ感度良好に行われて、圃場条件の如何に
かかわらず左右の植付深さを常に一定とした植付作業を
可能にできると共に、植付深さ調節レバー(22)操作
により植深を変更するときに前後方向軸(21a)も昇
降し、フロート(21)の左右傾きを変えることなく植
深調節を行うことができ、植深調節によってローリング
制御が誤動作するのを容易に防止できるものである。
平用フロート(21)を前後方向軸(21a)回りに回
転自在に設け、前後方向軸(21a)回りのフロート
(21)の回転を検出してローリング用油圧シリンダを
自動的に作動させてローリング制御を行うように構成す
ると共に、植付深さ調節レバー(22)を介して機体に
前後方向軸(21a)を取付けたものである。 【効果】フロート(21)の全体で実際上の機体傾きの
検出が正確且つ感度良好に行われて、圃場条件の如何に
かかわらず左右の植付深さを常に一定とした植付作業を
可能にできると共に、植付深さ調節レバー(22)操作
により植深を変更するときに前後方向軸(21a)も昇
降し、フロート(21)の左右傾きを変えることなく植
深調節を行うことができ、植深調節によってローリング
制御が誤動作するのを容易に防止できるものである。
Description
【0001】
本考案は苗載台並びに植付爪などを装備した田植機に関する。
【0002】
従来、機体の左右方向傾斜つまりローリングを検出するローリングセンサは例
えば実開昭52−145127号公報に記載の如きメインフロートである整地フ
ロートの左右両側に別途に設置したものがある。
【0003】
しかし乍ら上記手段のものは、接地圧を検出するセンサが小さいため感度が悪
い許りでなく、接地圧感圧差に基づきローリングを検知するため実際の機体の傾
きとの間には相当な差がある。
【0004】
左右走行輪間に設ける田面均平用フロートを前後方向軸回りに回転自在に設け
、前後方向軸回りのフロートの回転を検出してローリング用油圧シリンダを自動
的に作動させてローリング制御を行うように構成すると共に、植付深さ調節レバ
ーを介して機体に前後方向軸を取付けたもので、フロートの全体で実際上の機体
傾きの検出が正確且つ感度良好に行われて、圃場条件の如何にかかわらず左右の
植付深さを常に一定とした植付作業を可能にできると共に、植付深さ調節レバー
操作により植深を変更するときに前後方向軸も昇降し、フロートの左右傾きを変
えることなく植深調節を行い得、植深調節によってローリング制御が誤動作する
のを容易に防止し得るものである。
【0005】
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は部分拡大側面図、図2
は歩行型田植機の側面図、図3は同平面図であり、図中(1)はエンジン、(2
)はミッションケース、(3)は前記ミッションケース(2)に伝動ケース(4
)を介して連設する植付ケース、(5)は前記エンジン(1)及び各ケース(2
)(3)(4)によって構成する田植機体上側を覆うボンネット、(6)は前記
ボンネット(5)の後部上面に設ける予備苗載台、(7)は前記植付ケース(3
)に連設する操向ハンドル、(8)は前記ハンドル(7)の上側にガイドレール
(9)(10)を介して左右に往復摺動自在に取付ける前低後高の苗載台、(1
1)は前記植付ケース(3)に取付けて苗載台(8)を横送り駆動する横送り軸
、(12)は前記植付ケース(3)に植付アーム(13)を介して取付けて苗載
台(8)から一株分の苗を取出して植付ける植付爪、(14)は前記ミッション
ケース(2)にスイングケース(15)を介して昇降自在に支持する左右一対の
水田走行輪、(16)は前記スイングケース(15)(15)に左右ロッド(1
7)(17)を介して連結して左右の走行輪(14)(14)を出入制御するピ
ッチング用油圧シリンダ、(18)は前記エンジン(1)及びミッションケース
(2)の下側に前後リンク(19)(20)を介して昇降自在に吊下げる前部フ
ロート、(21)は前記植付ケース(3)及びハンドル(7)などの下方で左右
の走行輪(14)(14)の間に設ける後部フロートである。
【0006】
図1及び図4乃至図6に示す如く、植付深さ調節レバー(22)を連設したリ
ンク(23)並びに田植機体の左右方向の傾動を検出するローリングセンサであ
るローリングセンサアーム(24)(24)により、後部フロート(21)の後
側並びに前側を夫々支持している。また田植機体の前後方向の傾動を検出するピ
ッチングセンサであるピッチングセンサアーム(25)を前部フロート(18)
上面に当接させ、植付深さ変化並びに機体のピッチング動作を前部フロート(1
8)と機体の間隔変化により検出するように構成している。
【0007】
また前記伝動ケース(4)上方にブラケット(26)及びローリング支点軸(
27)を介し受筒(28)を横架させ、この受筒(28)に回転自在に内挿させ
るローリング軸(29)両端に入力リンク(30)(30)基端を固設し、該リ
ンク(30)(30)先端に前記ローリングセンサアーム(24)(24)の上
端を連結させる一方、前記受筒(28)中間の支点軸(27)を結ぶ鉛直線上に
ローリングアーム(31)を立設し、該アーム(31)に一端を連結するローリ
ングロッド(32)他端をローリング油圧切換弁(33)のスプール(33a)
に連結させて、左右のセンサアーム(24)(24)が略同一方向に昇降したと
き左右の入力リンク(30)(30)をローリング軸(29)を中心に揺動させ
油圧切換弁(33)を中立保持する一方、左右のセンサアーム(24)(24)
が異なる方向に或いはセンサアーム(24)の何れか一方だけが昇降したとき前
記左右リンク(30)(30)の揺動量差によってローリング支点軸(27)を
中心に受筒(28)を揺動させスプール(33a)を進退させて切換弁(33)
を切換えるように構成している。
【0008】
さらに、前記エンジン(1)を搭載する車体フレーム(34)に受筒(35)
を固設し、この受筒(35)に揺動自在に前記ピッチングセンサアーム(25)
の基端を内挿支持させ、該アーム(25)の他端を揺動リンク(36)及びピッ
チングリンク(37)を介してピッチング油圧切換弁(38)のスプール切換ア
ーム(39)に連結させて、耕盤の凹凸などにより植付爪(12)の植付深さが
変化する機体と前部フロート(18)間の間隔が変化したとき前記センサアーム
(25)によりこれを検出し前記切換弁(38)を切換えるように構成している
。
【0009】
そしてこれら油圧切換弁(33)(38)によってローリング用油圧シリンダ
(40)及び前記ピッチング用油圧シリンダ(16)を作動制御するもので、前
記車体フレーム(34)に取付けるピッチング用油圧シリンダ(16)のピスト
ンロッド(16a)にスイング支点軸(41)を介しスイングプレート(42)
を連結支持し、このプレート(42)両端を左右ロッド(17)(17)を介し
前記スイングケース(15)(15)に連結すると共に、ピストンロッド(16
a)側に取付ける固定取付板(43)と前記スイングプレート(42)間に揺動
支点軸(44)を介し前記ローリング用油圧シリンダ(40)及びピストンロッ
ド(40a)を介設させ、ピッチング用油圧シリンダ(16)の制御によりスイ
ングプレート(42)を前後方向にスライド変位させ機体に対する左右車輪(1
4)(14)の支持高さを同時に異ならせて苗植付深さを略一定に維持させる一
方、ローリング用油圧シリンダ(40)の制御により前記支点軸(41)を中心
にスイングプレート(42)を水平揺動させ左右ロッド(17)(17)を異な
る方向に押引いて左右車輪(14)(14)の支持高さを異ならせ、田植機体を
略左右水平に維持させるように構成している。
【0010】
上記から明らかなように、左右走行輪(14)(14)間に設ける田面均平用
フロート(21)を前後方向軸(21a)回りに回転自在に設け、前後方向軸(
21a)回りのフロート(21)の回転を検出してローリング用油圧シリンダ(
40)を自動的に作動させてローリング制御を行うように構成すると共に、植付
深さ調節レバー(22)を介して機体に前後方向軸(21a)を取付け、前記レ
バー(22)操作により前後方向軸(21a)を介してフロート(21)を昇降
させ、植深調節を行うように構成している。
【0011】
なお、前記ピッチングセンサアーム(25)の下端感圧部(25a)は前部フ
ロート(18)の浮力中心部位置(A)に接触させていて、前部フロート(18
)の上下動を正確にセンサアーム(25)で検出しその感度向上を図るように構
成している。
【0012】
本実施例は上記の如く構成しており、田植作業途中において、耕盤の凹凸など
により植付け田面の深さが変化することにより、植付け田面に対して略平行に前
部フロート(18)全体が昇降して機体に接離し、前部フロート(18)と連動
するセンサアーム(25)の揺動によりピッチング用油圧シリンダ(16)を作
動制御し、走行輪(14)を出入させて機体を昇降させ、植付深さを略一定に保
つものであり、また畔ぎわ或いは傾斜地などにおいて機体が左右に傾くとき機体
に対する後部フロート(21)の左右上下揺動によりローリング用油圧シリンダ
(40)を作動制御し左右車輪(14)(14)の支持高さを異ならせる状態に
昇降させ田植機体を略水平に維持して左右の植付深さを略一定に保つものである
。
【0013】
また前部及び後部フロート(18)(21)に分離させることによって、前記
調節レバー(22)でもって植付深さを変更してもピッチングへの影響が少なく
ピッチング性能を安定維持させることができる。
【0014】
以上実施例から明らかなように本考案は、左右走行輪(14)(14)間に設
ける田面均平用フロート(21)を前後方向軸(21a)回りに回転自在に設け
、前後方向軸(21a)回りのフロート(21)の回転を検出してローリング用
油圧シリンダ(40)を自動的に作動させてローリング制御を行うように構成す
ると共に、植付深さ調節レバー(22)を介して機体に前後方向軸(21a)を
取付けたもので、フロート(21)の全体で実際上の機体傾きの検出が正確且つ
感度良好に行われて、圃場条件の如何にかかわらず左右の植付深さを常に一定と
した植付作業を可能にできると共に、植付深さ調節レバー(22)操作により植
深を変更するときに前後方向軸(21a)も昇降し、フロート(21)の左右傾
きを変えることなく植深調節を行うことができ、植深調節によってローリング制
御が誤動作するのを容易に防止できるものである。
【図1】部分拡大側面図。
【図2】田植機の全体側面図。
【図3】同平面図。
【図4】部分拡大平面図。
【図5】ピッチングセンサ部の説明図。
【図6】ローリングセンサ部の説明図。
(14) 走行輪
(21) フロート
(21a) 前後方向軸
(22) 植付深さ調節レバー
(40) ローリング用油圧シリンダ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 高 橋 宏 之
大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機
株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 左右走行輪間に設ける田面均平用フロー
トを前後方向軸回りに回転自在に設け、前後方向軸回り
のフロートの回転を検出してローリング用油圧シリンダ
を自動的に作動させてローリング制御を行うように構成
すると共に、植付深さ調節レバーを介して機体に前後方
向軸を取付けたことを特徴とする田植機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992021826U JPH0628970Y2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992021826U JPH0628970Y2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 田植機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04124019U true JPH04124019U (ja) | 1992-11-11 |
JPH0628970Y2 JPH0628970Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31907487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992021826U Expired - Lifetime JPH0628970Y2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 田植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628970Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5427022U (ja) * | 1977-07-26 | 1979-02-22 | ||
JPS5575209A (en) * | 1978-11-30 | 1980-06-06 | Mitsubishi Electric Corp | Resinous-mold type transformer |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP1992021826U patent/JPH0628970Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5427022U (ja) * | 1977-07-26 | 1979-02-22 | ||
JPS5575209A (en) * | 1978-11-30 | 1980-06-06 | Mitsubishi Electric Corp | Resinous-mold type transformer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0628970Y2 (ja) | 1994-08-10 |
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