JPH0755860Y2 - 苗植機 - Google Patents

苗植機

Info

Publication number
JPH0755860Y2
JPH0755860Y2 JP1992020472U JP2047292U JPH0755860Y2 JP H0755860 Y2 JPH0755860 Y2 JP H0755860Y2 JP 1992020472 U JP1992020472 U JP 1992020472U JP 2047292 U JP2047292 U JP 2047292U JP H0755860 Y2 JPH0755860 Y2 JP H0755860Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling
cylinder
lever
sensor
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992020472U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04124017U (ja
Inventor
藤 忠 司 近
陽 一 朗 西
沢 明 星
橋 宏 之 高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanma Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP1992020472U priority Critical patent/JPH0755860Y2/ja
Publication of JPH04124017U publication Critical patent/JPH04124017U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0755860Y2 publication Critical patent/JPH0755860Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は機体に対する左右の車輪
の支持高さを相互に異ならせて機体を水平に維持するロ
ーリング用シリンダを備えた苗植機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特公昭58−22163号公報及
び実開昭55−155419号公報などに示す如く、田
面に着地させて植付部の左右傾斜を検出させる一対の左
右ローリングセンサと、植付部の左右傾斜を修正するロ
ーリングシリンダと、左右ローリングセンサの検出結果
に基づきローリングシリンダを作動させるローリングバ
ルブと、手動操作によりローリングバルブを切換えるロ
ーリング手元操作レバーを設ける技術があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術は、田面
に対する植付部の左右傾動をローリングセンサによって
検出してローリングバルブを自動的に切換えてローリン
グシリンダを自動制御していたが、運転操作位置の作業
者によりローリングシリンダを手動操作するとき、ロー
リングセンサとローリングバルブの連結を切断してロー
リング手元操作レバーによってローリングバルブを切換
える必要があり、手動でのローリング操作後にローリン
グセンサの連結を忘れて植付作業を行う不具合があり、
またローリングセンサとローリングバルブの連結を継断
させるレバー等を設ける必要があると共に、ローリング
センサの動作状態を表示させるものではないから、ロー
リング自動制御を作業者が容易に認識し得ない等の取扱
い上及び構造上の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本考案は、田面
に着地させて植付部の左右傾斜を検出させる一対の左右
ローリングセンサと、植付部の左右傾斜を修正するロー
リングシリンダと、左右ローリングセンサの検出結果に
基づきローリングシリンダを作動させるローリングバル
ブと、手動操作によりローリングバルブを切換えるロー
リング手元操作レバーを設ける苗植機において、前記ロ
ーリングバルブを作動させる受筒中間をローリング支点
軸に取付け、受筒に回転自在に内挿させる芯軸両端に左
右一対の入力リンク及びロッドを介して左右ローリング
センサを連結させると共に、前記受筒にロッドを介して
ローリング手元操作レバーを連結させ、左右ローリング
センサを異なる方向に昇降させる機体傾斜動作によって
ローリング手元操作レバーを機体の傾斜と同一方向に傾
斜させるように該レバーを配設させ、またローリング手
元操作レバー操作によって昇降する左右ローリングセン
サ動作方向と、前記レバー操作によってローリングシリ
ンダが作動して機体を傾斜させる方向を一致 させたもの
で、左右ローリングセンサをローリングバルブに連結さ
せる受筒とローリング手元操作レバーをロッドによって
連結させるから、手動でのローリング操作後にローリン
グセンサの連結を忘れる従来の不具合をなくし得、また
ローリングセンサとローリングバルブの連結を継断する
操作具を不要にし、ローリングセンサによるローリング
自動制御を適正に行わせ得ると共に、ローリングセンサ
によるローリング制御状態がローリング手元操作レバー
によって表示され、ローリング自動制御状態を作業者が
容易に認識し得、さらにローリング手元操作レバー操作
によって機体が傾く方向にローリングセンサも昇降動作
させるから、手動操作時に機体の傾斜によってローリン
グセンサが持上げられたり押下げられる不具合をなくし
得、ローリングセンサと受筒を連絡する入力リンク及び
ロッドが手動操作によって変形損傷するのを防止し得、
従来に比べて取扱い操作の簡略化並びに操作部構造の簡
略化などを容易に行い得るものである。
【0005】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図1はローリング制御部の説明図、図2は全体の側
面図、図3は同平面図であり、図中(1)はエンジン、
(2)はミッションケース、(3)は前記ミッションケ
ース(2)に伝動ケース(4)を介して連設する植付ケ
ース、(5)は前記エンジン(1)及び各ケース(2)
(3)(4)によって構成する田植機体上側を覆うボン
ネット、(6)は前記ボンネット(5)の後部上面に設
ける予備苗載台、(7)は前記植付ケース(3)に連設
する操向ハンドル、(8)は前記ハンドル(7)の上側
にガイドレール(9)(10)を介して左右に往復摺動
自在に取付ける前低後高の苗載台、(11)は前記植付
ケース(3)に取付けて苗載台(8)を横送り駆動する
横送り軸、(12)は前記植付ケース(3)に植付アー
ム(13)を介して取付けて苗載台(8)から一株分の
苗を取出して植付ける植付爪、(14)は前記ミッショ
ンケース(2)にスイングケース(15)を介して昇降
自在に支持する左右一対の水田車輪、(16)は前記ス
イングケース(15)(15)に左右スイングロッド
(17)(17)を介して連結して左右の水田車輪(1
4)(14)を同時に出入制御して田植機体を昇降させ
るピッチング用シリンダである上下用油圧シリンダ、
(18)は前記エンジン(1)及び各ケース(2)
(3)(4)下側に前部リンク(19)及び植付深さレ
バー(20)を介して支持する植付田面整地用の均平フ
ロート、(21)は前記植付爪(12)の苗の植付深さ
変化に伴う前記フロート(18)前部の昇降を検出する
ピッチングセンサ、(22)は前記フロート(18)の
後部両側で水田車輪(14)後方に配設して田植機体の
左右方向の傾斜検出並びに轍の整地(車輪跡消し)を行
う偏平橇板形のローリングセンサである。
【0006】図4及び図5に示す如く、前記ミッション
ケース(2)に車体フレーム(23)を介してエンジン
(1)を連設支持し、その車体フレーム(23)に前記
上下用油圧シリンダ(16)を取付けると共に、前記シ
リンダ(16)のピストンロッド(24)先端にピッチ
ング調節筒軸(25)中間を連結固定する。そして前記
筒軸(25)にローリング調節軸(26)中間を回転自
在に内挿させ、前記ローリング調節軸(26)の回転に
より左右のスイングロッド(17)(17)の押引方向
が逆になるように、その軸(26)両端にアーム(2
7)(27)を介して各スイングロッド(17)(1
7)先端を連結すると共に、田植機体の左右傾斜を補正
して略水平に保つローリングシリンダである水平用油圧
シリンダ(28)を備え、そのシリンダ(28)を前記
筒軸(25)にブラケット(29)を介して取付け、前
記シリンダ(28)のピストンロッド(30)をローリ
ング調節軸(26)にアーム(31)を介して連結させ
るもので、上下用油圧シリンダ(16)制御により前記
各軸(25)(26)を機体前後方向に摺動変位させ、
左右スイングロッド(17)(17)を同一方向に押引
して田植機体を昇降させ、苗植付深さを略一定に保つ一
方、水平用油圧シリンダ(28)制御によりローリング
調節軸(26)を回転させ、左右スイングロッド(1
7)(17)を異なる方向に押引して左右車輪(14)
(14)の支持高さを異ならせ、田植機体を略水平に支
持するように構成している。
【0007】さらに前記上下用油圧シリンダ(16)を
駆動制御する油圧ユニットケース(34)を備え、その
ユニットケース(34)を前記ミッションケース(2)
の一側に固設すると共に、設定以上の押圧力で縮小する
連接ロッド(35)及びリンク(36)(37)を介し
てそのユニットケース(34)に前記ピッチングセンサ
(21)を連結させ、前記ピッチングセンサ(21)に
より均平フロート(18)前部の昇降動作を検出して上
下用油圧シリンダ(16)を自動的に作動させる一方、
前記操向ハンドル(7)に設けたスイング手元操作レバ
ーである昇降レバー(38)にアーム(39)を介して
前記ピッチングセンサ(21)を連結させ、前記昇降レ
バー(38)の手動操作により上下用油圧シリンダ(1
6)を作動させるように構成している。
【0008】次に下降規制ストッパ(40)により下降
最低位置を設定するローリングセンサアーム(41)を
備え、前記の左右ローリングセンサアーム(41)(4
1)に後端左右のローリングセンサ(22)(22)を
夫々連設固定すると共に、前記伝動ケース(4)の後部
上側に設けた軸受体(42)に左右ローリングセンサア
ーム(41)(41)前端を夫々独立して回転可能に支
持する。また前記水平用油圧シリンダ(28)を作動制
御するローリング油圧切換弁(43)を備え、その切換
弁(43)を前記ミッションケース(2)の後部上側に
台フレーム(44)を介して固設すると共に、前記台フ
レーム(44)にローリング支点軸(45)を介して受
筒(46)中間を支持し、揺動自在に機体左右方向に前
記受筒(46)を横架させ、この受筒(46)に回転自
在に内挿させる芯軸(47)両端に入力リンク(48)
(48)基端を固設し、前記ローリングセンサアーム
(41)に一体連設したリンク(49)と前記入力リン
ク(48)とをロッド(50)によって連結し、各部材
(22)(41)(46)(47)(48)(49)を
支点軸(45)を中心に左右対称に形成するもので、前
記アーム(49)と植付ケース(3)との間に接地保持
バネ(51)を張設し、左右対称に設けるバネ(51)
(51)によって左右のローリングセンサ(22)(2
2)を植付け田面に夫々圧接させると共に、左右のロー
リングセンサ(22)が略同時に同一方向に昇降したと
き、左右の入力リンク(48)(48)が芯軸(47)
を中心に揺動して前記ローリング油圧切換弁(43)を
中立保持する一方、左右ローリングセンサ(22)(2
2)が異なる方向にまたはいずれか一方だけが昇降した
とき、前記左右リンク(49)(49)の揺動量の差に
よりローリング支点軸(45)を中心に受筒(46)を
揺動させ、ローリング油圧切換弁(43)を作動させて
水平用油圧シリンダ(28)を駆動制御するように構成
している。
【0009】図6乃至図7に示す如く、前記ローリング
油圧切換弁(43)はスプール(52)先端の係合部
(52a)に長孔(53)を有し、前記受筒(46)の
支点軸(45)を中心とする一側に係合アーム(54)
を固設し、前記長孔(53)にアーム(54)を係合連
結させて、前記支点軸(45)を中心とする受筒(4
6)の上下揺動により前記アーム(54)を介してスプ
ール(52)を進退させ前記切換弁(43)の切換操作
を行うもので、センサ(22)の検出動作を伝達する受
筒(46)に前記スプール(52)を直結させることに
より、受筒(46)とスプール(52)間の連結系にお
けるガタを解消させセンサ(22)の感度とこのローリ
ング制御での精度向上を図るように構成している。
【0010】一方、前記受筒(46)の前記支点軸(4
5)を結ぶ鉛直線上にローリングアーム(55)を立設
していて、前記操向ハンドル(7)のパネル板(56)
に備えるローリング手元操作レバー(57)にロッド
(58)・揺動L形リンク(59)・ロッド(60)並
びにハンドルアーム(61)を介して前記ローリングア
ーム(55)を連動連結させ、前記操作レバー(57)
を左右に傾操作したとき前記受筒(46)を支点軸(4
5)を中心に上下に強制揺動させ前記スプール(52)
を適宜進退させて、左右車輪のそれぞれの支持高さ量を
可変させ機体を無段階的に傾けるように構成している。
なお図中(62)は前記L形リンク(59)を機体側に
揺動自在に支持するリンク支点軸、また図3中(63)
は植付クラッチレバー、(64)は主クラッチレバーで
ある。
【0011】上記から明らかなように、田面に着地させ
て植付部の左右傾斜を検出させる一対の左右ローリング
センサ(22)(22)と、植付部の左右傾斜を修正す
るローリングシリンダである水平用油圧シリンダ(2
8)と、左右ローリングセンサ(22)(22)の検出
結果に基づき水平用油圧シリンダ(28)を作動させる
ローリングバルブであるローリング油圧切換弁(43)
と、手動操作によりローリング油圧切換弁(43)を切
換えるローリング手元操作レバー(57)を設ける苗植
機において、前記ローリング油圧切換弁(43)を作動
させる受筒(46)中間をローリング支点軸(45)に
取付け、受筒(46)に回転自在に内挿させる芯軸(4
7)両端に左右一対の入力リンク(48)(48)及び
ロッド(50)(50)を介して左右ローリングセンサ
(22)(22)を連結させると共に、前記受筒(4
6)にロッド(58)を介してローリング手元操作レバ
ー(57)を連結させ、左右ローリングセンサ(22)
(22)を異なる方向に昇降させる機体傾斜動作によっ
てローリング手元操作レバー(57)を機体の傾斜と同
一方向に傾斜させるように該レバー(57)を配設さ
せ、またローリング手元操作レバー(57)操作によっ
て昇降する左右ローリングセンサ(22)(22)動作
方向と、前記レバー(57)操作によって水平用油圧シ
リンダ(28)が作動して機体を傾斜させる方向を一致
させ、ローリングセンサ(22)とローリング油圧切換
弁(43)を連結させた状態でローリング手元操作レバ
ー(57)によって手動操作を行えるように構成してい
る。
【0012】本考案は上記の如く構成しており、苗載台
(8)を左右に往復移動させ、その苗載台(8)から植
付爪(12)により一株分の苗を順次取出して植付ける
もので、昇降レバー(38)操作により上下用油圧シリ
ンダ(16)を作動させ、田植機体を昇降させて畦際で
の方向転換などを行うと共に、耕盤の凹凸変化などによ
り均平フロート(18)前部が昇降することにより、ピ
ッチングセンサ(21)が昇降して上下用油圧シリンダ
(16)が作動し、田植機体が昇降して均平フロート
(18)の接地圧を略一定に保ち、植付爪(12)の苗
植付深さを略一定に保つ。また耕盤の凹凸変化などによ
り田植機体が左右に傾斜することにより、左右のローリ
ングセンサ(22)(22)が異なる方向にまたはそれ
らのいずれか一方だけが昇降し、水平用油圧シリンダ
(28)が作動して田植機体を左右に傾斜させ、植付け
田面に対して田植機体を略水平に保つものである。
【0013】斯る作業中前記手元操作レバー(57)を
中立位置より右或いは左方向に傾操作すると、前記支点
軸(45)を中心として受筒(46)が時計或いは反時
計方向に上下揺動しスプール(52)を退入或いは進出
状態とさせて切換弁(43)を切換え、右車輪(14)
の支持高さを小或いは大、また左車輪(14)の支持高
さを大或いは小に制御して機体が左右に強制傾斜するも
ので、この結果畦ぎわなど耕盤の傾斜地などにおける前
記センサ(22)による制御だけでは完全な機体の水平
が保持されないような条件下においても、前記レバー
(57)操作によって前記センサ(22)とは関係なく
機体を強制傾斜させて水平に保持し左右同一植付深さで
の植付作業が行えるものである。したがって従来の如き
既設の畦畔レバーの設置を不用にできると共に、畦ぎわ
での処理作業が簡単となる。なお図1の仮想線に示す如
く、ローリング油圧切換弁(43a)をL形リンク(5
9)位置に設けて、リンク(59)中心部の回転により
切換弁(43a)の回転スプールを適宜切換える構成で
も良い。
【0014】また図8のものは、前記受筒(46)をバ
ルブリンク(65)を介しローリング油圧切換弁(43
b)に連動連結させたもので、機体側の固定支軸(6
6)に回動自在に取付けるバルブリンク(65)一側の
揺動アーム(65a)に前記切換弁(43b)のスプー
ル(52b)を連結すると共に、バルブリンク(65)
他側の係合アーム(65b)を長孔(67)及び係合ア
ーム(54a)を介し前記受筒(46)に係合連結させ
て前述同様支点軸(45)を中心に受筒(46)が時計
或いは反時計方向に上下揺動したときバルブリンク(6
5)を介しスプール(52b)を適宜進退させ切換弁
(43b)を切換えるように構成したものであり、前述
実施例とは同様の作用効果を奏する。
【0015】
【考案の効果】以上実施例から明らかなように本考案
は、田面に着地させて植付部の左右傾斜を検出させる一
対の左右ローリングセンサ(22)(22)と、植付部
の左右傾斜を修正するローリングシリンダ(28)と、
左右ローリングセンサ(22)(22)の検出結果に基
づきローリングシリンダ(28)を作動させるローリン
グバルブ(43)と、手動操作によりローリングバルブ
(43)を切換えるローリング手元操作レバー(57)
を設ける苗植機において、前記ローリングバルブ(4
3)を作動させる受筒(46)中間をローリング支点軸
(45)に取付け、受筒(46)に回転自在に内挿させ
る芯軸(47)両端に左右一対の入力リンク(48)
(48)及びロッド(50)(50)を介して左右ロー
リングセンサ(22)(22)を連結させると共に、前
記受筒(46)にロッド(58)を介してローリング手
元操作レバー(57)を連結させ、左右ローリングセン
サ(22)(22)を異なる方向に昇降させる機体傾斜
動作によってローリング手元操作レバー(57)を機体
の傾斜と同一方向に傾斜させるように該レバー(57)
を配設させ、またローリング手元操作レバー(57)操
作によって昇降する左右ローリングセンサ(22)(2
2)動作方向と、前記レバー(57)操作によってロー
リングシリンダ(28)が作動して機体を傾斜させる方
向を一致させたもので、左右ローリングセンサ(22)
(22)をローリングバルブ(43)に連結させる受筒
(46)とローリング手元操作レバー(57)をロッド
(58)によって連結させるから、手動でのローリング
操作後にローリングセンサ(22)の連結を忘れる従来
の不具合をなくすことができ、またローリングセンサ
(22)とローリングバルブ(43)の連結を継断する
操作具を不要にし、ローリングセンサ(22)によるロ
ーリング自動制御を適正に行わせることができると共
に、ローリングセンサ(22)によるローリング制御状
態がローリング手元操作レバー(57)によって表示さ
れ、ローリング自動制御状態を作業者が容易に認識で
き、さらにローリング手元操作レバー(57)操作によ
って機体が傾く方向にローリングセンサ(22)も昇降
動作させるから、手動操作時に機体の傾斜によってロー
リングセンサ(22)が持上げられたり押下げられる不
具合をなくすことができ、ローリングセンサ(22)と
受筒(46)を連結する入力リンク(48)及びロッド
(50)が手動操作によって変形損傷するのを防止で
、従来に比べて取扱い操作の簡略化並びに操作部構造
の簡略化などを容易に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローリング制御部の説明図。
【図2】全体側面図。
【図3】同平面図。
【図4】部分拡大平面図。
【図5】同側面図。
【図6】ローリング切換弁部の説明図。
【図7】同説明図。
【図8】他の変形構造例を示す説明図。
【符号の説明】
(22) ローリングセンサ (28) ローリング用油圧シリンダ(ローリングシリ
ンダ) (43)(43a)(43b) ローリング油圧切換弁
(ローリングバルブ)(45) ローリング支点軸 (46) 受筒 (47) 芯軸 (48) 入力リンク (50) ロッド (57) ローリング手元操作レバー(58) ロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 田面に着地させて植付部の左右傾斜を検
    出させる一対の左右ローリングセンサ(22)(22)
    と、植付部の左右傾斜を修正するローリングシリンダ
    (28)と、左右ローリングセンサ(22)(22)の
    検出結果に基づきローリングシリンダ(28)を作動さ
    せるローリングバルブ(43)と、手動操作によりロー
    リングバルブ(43)を切換えるローリング手元操作
    バー(57)を設ける苗植機において、前記ローリング
    バルブ(43)を作動させる受筒(46)中間をローリ
    ング支点軸(45)に取付け、受筒(46)に回転自在
    に内挿させる芯軸(47)両端に左右一対の入力リンク
    (48)(48)及びロッド(50)(50)を介して
    左右ローリングセンサ(22)(22)を連結させると
    共に、前記受筒(46)にロッド(58)を介してロー
    リング手元操作レバー(57)を連結させ、左右ローリ
    ングセンサ(22)(22)を異なる方向に昇降させる
    機体傾斜動作によってローリング手元操作レバー(5
    7)を機体の傾斜と同一方向に傾斜させるように該レバ
    ー(57)を配設させ、またローリング手元操作レバー
    (57)操作によって昇降する左右ローリングセンサ
    (22)(22)動作方向と、前記レバー(57)操作
    によってローリングシリンダ(28)が作動して機体を
    傾斜させる方向を一致させたことを特徴とする苗植機。
JP1992020472U 1992-03-04 1992-03-04 苗植機 Expired - Lifetime JPH0755860Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992020472U JPH0755860Y2 (ja) 1992-03-04 1992-03-04 苗植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992020472U JPH0755860Y2 (ja) 1992-03-04 1992-03-04 苗植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04124017U JPH04124017U (ja) 1992-11-11
JPH0755860Y2 true JPH0755860Y2 (ja) 1995-12-25

Family

ID=31906549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992020472U Expired - Lifetime JPH0755860Y2 (ja) 1992-03-04 1992-03-04 苗植機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0755860Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5454422A (en) * 1977-09-21 1979-04-28 Cementa Ab Method of fixing element and cartridge for executing said method

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0324008Y2 (ja) * 1984-12-28 1991-05-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5454422A (en) * 1977-09-21 1979-04-28 Cementa Ab Method of fixing element and cartridge for executing said method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04124017U (ja) 1992-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0324008Y2 (ja)
JPH0755860Y2 (ja) 苗植機
JP4454133B2 (ja) 野菜移植機
JPH0728806Y2 (ja) 移植機
JP2561627B2 (ja) 移植機
JPH0324006Y2 (ja)
JP3509622B2 (ja) 田植機
JPH0923A (ja) 水田作業機
JP3893836B2 (ja) 苗移植機
JPH0323044Y2 (ja)
JP2546791B2 (ja) 移植機
JP3372453B2 (ja) 田植機
JP2561627C (ja)
JP3495156B2 (ja) 乗用作業機
JPH08228532A (ja) 作業車の対地作業装置姿勢変更構造
JPH088572Y2 (ja) 田植機の植深制御装置
JPH0739379Y2 (ja) 田植機
JPH0340093Y2 (ja)
JPH0331124Y2 (ja)
JPH04124018U (ja) 移植機
JPH0628970Y2 (ja) 田植機
JP3391666B2 (ja) 水田作業機
JPH0324009Y2 (ja)
JP2649246B2 (ja) 水田作業機における機体の平行姿勢復帰装置
JP2852651B2 (ja) 田植機